tmpfs
tmpfsはUnix系OSにおける一時ファイルのためのファイルシステム名。tmpfsはファイルシステムとしてマウントされることを意図しており、これによりHDDをはじめとする永続性をもつ記憶装置の代わりに揮発性メモリに保存されるようにできる。RAMディスク(仮想的なディスクドライブ)とは異なり内部に別のファイルシステムを作成せずに使用することができる。
tmpfsのふるまい
tmpfsに保存されるすべてのファイルはハードディスクに保存されないと言う意味では一時的なものであるが、メモリ不足に備えてバッキングストアとしてスワップ領域が使われることがある。リブートするときtmpfsに保存されているすべてのファイルは失われる。
tmpfsで使用されるメモリ量は格納するファイルの容量によって伸縮するが、スワップ領域にスワップアウトされることもある。
多くのUnixディストリビューションでは、初期設定の時点でtmpfsを使用することができ、具体的には/tmpディレクトリや、共有メモリの形で現れる。
以下はUnixコマンドのdfでファイルシステムを観察した例である。
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on tmpfs 256M 688K 256M 1% /tmp
一部のUbuntuやDebianのようなLinuxディストリビューションでは、/tmpは通常のディレクトリで、tmpfsは/run/shmにマウントされている。
実装
脚注
- Daniel Robbins (2001年9月1日). “Common threads: Advanced filesystem implementor's guide, Part 3”. IBM DeveloperWorks. 2013年2月15日閲覧。
- Christoph Rohland, Hugh Dickins, KOSAKI Motohiro. “tmpfs.txt”. kernel.org. 2010年3月16日閲覧。
外部リンク
- “Solaris tmpfs(7FS) man page”. 2013年2月25日閲覧。
- Tmpfs — The Linux Kernel documentation (英語)
- JF: Linux Kernel 3.x/2.6 Documentation: tmpfs.txt (日本語)
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