みどり市
みどり市(みどりし)は、群馬県東部(東毛地域)に位置する市。2006年(平成18年)3月27日に、新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村の2町1村が合併し発足。
| みどりし みどり市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| 国 |
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| 地方 | 関東地方 | ||||
| 都道府県 | 群馬県 | ||||
| 市町村コード | 10212-1 | ||||
| 法人番号 | 2000020102121 | ||||
| 面積 |
208.42km2 | ||||
| 総人口 |
48,105人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 231人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
桐生市、伊勢崎市、太田市、沼田市 栃木県:佐野市、鹿沼市、日光市 | ||||
| 市の木 | サクラ(ソメイヨシノ) | ||||
| 市の花 | カタクリ、キク | ||||
| 市の鳥 | キジ | ||||
| みどり市役所 | |||||
| 市長 | 須藤昭男 | ||||
| 所在地 |
〒379-2395(笠懸庁舎) 群馬県みどり市笠懸町鹿2952 北緯36度23分41秒 東経139度16分52秒 ![]() 〒376-0192(大間々庁舎) 群馬県みどり市大間々町大間々1511 〒376-0397(東支所) 群馬県みどり市東町花輪205-2 〒376-0101(教育庁舎) 群馬県みどり市大間々町大間々235-6 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||
概要
2006年(平成18年)3月27日に群馬県新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併し、群馬県12番目の市として誕生した。群馬県内に市が誕生するのは1958年(昭和33年)の安中市以来48年ぶりで、平成の大合併において群馬県で新たに誕生した唯一の市である。群馬県初のひらがな名の市である。
合併した3つの自治体がすべて別の郡に所属していたという珍しい合併例で、この合併により新田郡と山田郡は消滅した(のち2009年に勢多郡も消滅)。
地理
南北に長い市域をしており、東西を桐生市に挟まれている。笠懸地区(旧笠懸町)・大間々地区(旧大間々町)・東地区(旧東村)の各接点部分が著しくくびれている。桐生広域圏の合併枠組みを巡る混乱の末、大間々町の西隣の旧新里村、大間々町と東村の間にあった旧黒保根村が桐生市との合併を選択し、桐生市の間に挟まれた3町村が「みどり市」としての合併を選択したため、このような変則的な行政区域となった。桐生市への通勤率は22.69%(平成27年国勢調査)で、同一生活圏にあり、経済面・行政面でも関係が深い。
このような構成になった理由として、旧笠懸町・旧大間々町・旧藪塚本町で構成されていた旧阿左美水園競艇組合(現みどり市・太田市)が「桐生競艇」の主催組合であったのに対し[注 1]、桐生市は桐生競艇の主催から撤退していたことが挙げられる。
笠懸地区と大間々地区は道路では結ばれているが、鉄道で移動する場合には桐生市を経由しなければならない。また、大間々地区と東地区は渡良瀬川沿いにあり、わたらせ渓谷線、国道122号で結ばれているが、これも間に桐生市黒保根地区を挟んでいる。もともと旧大間々町と旧東村の町村境界は接しているが、その境界線は山地で、道路も林道(林道小平座間線)1本でしか通じていない。車両でも通行可能な程度には整備されているが、利用される頻度は低い。
市名
笠懸町・大間々町・東村合併協議会での市名の選定理由は以下の3点。
- みどり豊かな自然のあふれる、美しい街並みの市にしてもらいたい。
- 自然を大切にし、自然と共に栄えていくように。
- 明るく平和で清々しく、安心して生活でき、癒しのあるイメージ。
笠懸町・大間々町・東村合併協議会では市名の選定基準を以下の通りとした。
- 3町村が地理的にイメージできる名称。
- 3町村の歴史・文化・特徴等を表する名称。
- 3町村の住民の理想・願いを表する名称。
- 3町村の地域を対外的にアピールできる名称。
- 3町村の地域住民の一体性を醸成しやすい名称。
- その他新市にふさわしい名称。
市名候補は「みどり市」を含む5候補が絞り込まれた(五十音順。右に選定理由)。
- あかがね市(あかがねし) : 江戸時代から銅を運んだあかがね街道が3町村を通っている。
- 赤城市(あかぎし) : 有名な赤城山の麓に位置しているから。
- あかぎ市(あかぎし) : 同上。
- みどり市(みどりし) : 緑があふれる市でいてもらいたい。
- わたらせ市(わたらせし) : 3町村に相応しく渡良瀬川の知名度もあり親しみやすい。
その他の候補
歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行に伴い、山田郡において大間々村と桐原村が合併して大間々町が、浅原村・塩原村・小平村・長尾根村が合併して福岡村が、高津戸村・須永村・山田村・東小倉村・西小倉村が合併して川内村が、南勢多郡において上神梅村・下神梅村・塩沢村・水沼村・宿廻村・八木原村・上田沢村・下田沢村が合併して黒保根村が、花輪村・荻原村・小夜戸村・小中村・神戸村・座間村・草木村・沢入村が合併し東村が、新田郡において阿左美村・鹿村・久宮村・西鹿田村が合併して笠懸村が誕生。
- 1896年(明治29年)4月1日 南勢多郡と東群馬郡が合併して勢多郡が発足。
- 1954年(昭和29年)10月1日 福岡村、川内村大字高津戸の一部が大間々町に編入。
- 1958年(昭和33年)2月1日 大間々町が勢多郡黒保根村大字上神梅・下神梅・塩沢を編入。
- 1990年(平成2年)4月1日 笠懸村が町制施行し、笠懸町となる。
- 2006年(平成18年)3月27日 新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併しみどり市となる。
- 2022年(令和4年)4月1日 旧東村地域に引き続き、旧大間々町地域が新たに過疎地域に指定された。[1]
| みどり市域の変遷 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 明治時代以前 | 明治時代 - 大正時代 | 昭和時代 | 平成時代 | ||||||||
| 新 田 郡 |
阿左美村 | 明治22年4月1日 新田郡 笠懸村 |
平成2年4月1日町制 新田郡 笠懸町 |
平成18年3月27日 市制 みどり市 | |||||||
| 鹿村 | |||||||||||
| 久宮村 | |||||||||||
| 西鹿田村 | |||||||||||
| 山 田 郡 |
大間々村 | 明治22年4月1日 町制 山田郡 大間々町 |
昭和29年10月1日 山田郡 大間々町 |
昭和33年2月1日 山田郡 大間々町 | |||||||
| 桐原村 | |||||||||||
| 高津戸村 | 明治22年4月1日 山田郡 川内町の一部 | ||||||||||
| 福岡村 | 明治22年4月1日 山田郡 福岡村 | ||||||||||
| 浅原村 | |||||||||||
| 塩原村 | |||||||||||
| 小平村 | |||||||||||
| 長尾根村 | |||||||||||
| 南 勢 多 郡 |
上神梅村 | 明治22年4月1日 南勢多郡 黒保根村の一部 |
明治29年4月1日 勢多郡 黒保根村の一部 | ||||||||
| 下神梅村 | |||||||||||
| 塩沢村 | |||||||||||
| 花輪村 | 明治22年4月1日 南勢多郡 東村 |
明治29年4月1日 勢多郡 東村 | |||||||||
| 荻原村 | |||||||||||
| 小夜戸村 | |||||||||||
| 小中村 | |||||||||||
| 神戸村 | |||||||||||
| 座間村 | |||||||||||
| 草木村 | |||||||||||
| 沢入村 | |||||||||||
行政
- 歴代市長
| 代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
|---|---|---|---|
| 初-3代 | 石原条 | 2006年4月23日 | 2018年4月22日 |
| 4代 | 須藤昭男 | 2018年4月23日 | 現職 |
市役所
みどり市役所は「分庁方式」をとっており、3庁舎と1支所に分かれている。対外上は笠懸庁舎を本庁としている。分庁方式により、業務が繁雑になっていることから、大間々庁舎を本庁とする「本庁方式」への変更が検討されている。
- 笠懸庁舎(笠懸町鹿2952)
- 総務部、市民部、健康福祉部、競艇事業局、会計局など
- 大間々庁舎(大間々町大間々1511)
- 議会事務局、監査委員事務局、農業委員会事務局、産業観光部、都市建設部、大間々市民生活課など
- 東支所(東町花輪205-2)
- 東市民生活課、教育委員会東分室など
- 教育庁舎(大間々町大間々235-6)
- 教育部など
東支所庁舎(旧東村役場)
警察署
消防署
消防業務は、桐生市に委託している。
- 桐生市消防本部(桐生市元宿町13-38)
- 桐生みどり消防署(笠懸町阿左美1912-6)
- 大間々新里分署(大間々町桐原247)
- 黒保根東分署(東町荻原188)
- 桐生みどり消防署(笠懸町阿左美1912-6)
住所表記
- 旧笠懸町と旧大間々町はかつての郡名部分が「みどり市」に置き換えられている。
- 新田郡笠懸町大字阿左美→みどり市笠懸町阿左美
- 山田郡大間々町大字大間々→みどり市大間々町大間々
- 旧勢多郡東村は村から町に変更され、その後に旧大字名が付く。
- 勢多郡東村大字草木→みどり市東町草木
※また、全域で「大字」の字句を削除されている。
立法
市議会
- 定数:18
経済・産業
みどり市の特産品としては、トマトやナスなどが挙げられる[4]。また、市内で製造された優れた商品や工芸品に対し、「みどり市ブランド」の商品として市が認証している[5]。
就業人口(人)(2005年)
- 26,382
年間商品販売額(百万円)(2004年)
- 106,079
製造品出荷額(百万円)(2004年)
- 99,896
農業産出額(千万円)(2005年)
- 527 (群馬県内12市中第3位)
農家数(戸)(2005年)
- 1,171
データ出典:みどり市|統計
流通・小売施設
- ショッピングモール・スーパーマーケット
- ホームセンター
- 家電量販店
- 書店
金融
姉妹都市・提携都市
なし
毎年、市が主催する中学生海外派遣事業でオーストラリアクイーンズランド州モートンベイ郡にあるイートンズヒルステートスクールに25名を派遣している。上記学校はみどり市からの派遣生しか受け入れをしていない。
交通
電話でバス
みどり市は、「電話でバス」というデマンドバスを運行している[6]。大間々・笠懸地区を主な運行エリアとし、2016年(平成28年)6月現在で226ヵ所の停留所が存在する[7][8]。事前に予約センターへ電話予約することで利用できる。市内に路線を持つバス事業者に運行を委託し運営されている。
教育・文化・スポーツ
高等学校
中学校
- みどり市立笠懸中学校
- みどり市立笠懸南中学校
- みどり市立大間々中学校
- みどり市立大間々東中学校
- みどり市立東中学校(→あずま小中学校に統合、2022年3月閉校)
小学校
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義務教育学校
- みどり市立あずま小中学校(2022年4月にみどり市立あずま小学校とみどり市立東中学校を統合)[9]
特別支援学校
幼稚園
- 笠懸幼稚園(笠懸町鹿)
- 阿左美幼稚園(笠懸町阿左美)
- マイトリー学園大間々南幼稚園(大間々町大間々)
学校教育以外の施設
- 保育所
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- 職業能力開発校
図書館
- みどり市立図書館
- 笠懸図書館
- 大間々図書館
- 東公民館図書室
文化施設
- 美術館
- 博物館・記念館・資料館・交流館
- 岩宿博物館
- 大間々博物館(コノドント館)
- 童謡ふるさと館
- 陶器と良寛書の館
- 旧花輪小学校記念館
- 福岡記念館
- 多世代交流館(旧みどり市立福岡西小学校)
- 劇場・ホール
- 笠懸野文化ホール パル
- ながめ余興場
- ふるさと往来センター
スポーツ施設
- 体育館
- 桐生大学グリーンアリーナ(みどり市民体育館)
- 東運動公園社会体育館
- 球場
- 東運動公園野球場
- グラウンド
- 笠懸グラウンド
- 西鹿田グラウンド
- 大間々グラウンド
- 桐原グラウンド
- グンエイ神梅グラウンド
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- 岩宿遺跡
- ながめ公園
- 高津戸峡
- はねたき橋
- 小平の里
- 貴船神社
- 小中大滝
- けさかけ橋
- 塔ノ沢の石造釈迦涅槃像(寝釈迦)
祭事・催事
- 大間々祇園まつり(8月1-3日)
- あずま夏まつり
- 草木湖マラソン
出身著名人・ゆかりのある人物
出身著名人
その他
脚注
出典
- “【群馬】大間々町地域過疎指定…群馬・みどり市 高山村全域も : ニュース : 群馬 : 地域”. 読売新聞オンライン (2022年4月2日). 2022年4月9日閲覧。
- “議員の紹介 勤続年数・年齢順 - 群馬県議会(令和5年4月30日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2023年4月30日閲覧。
- 和田吉浩「丹波氏、県議選出馬へ みどり市区、無所属で」『上毛新聞』、2022年10月5日、1面。
- “みどり市キッズページ|みどり市の産業と特産品”.みどり市.2011年9月11日閲覧。
- “【みどり市ブランド】”.みどり市.2011年9月11日閲覧。
- 「電話でバス」を運行しています - みどり市(2016年5月31日更新/2017年2月1日閲覧)
- みどり市「電話でバス」 (PDF) - みどり市(2016年4月1日更新/2017年2月1日閲覧)
- 「電話でバス」バス停の新設 (PDF) - みどり市(平成28年5月13日版/2017年2月1日閲覧)
- “みどり市立あずま小中学校の校章が決定しました!”. みどり市 (2022年1月5日). 2022年3月25日閲覧。





