ケン・オブライエン (アメリカンフットボール)

ケン・オブライエン(Kenneth John O'Brien 1960年11月27日- )はニューヨーク州ロングアイランドロックビルセンター出身の元アメリカンフットボール選手。NFLのニューヨーク・ジェッツ、フィラデルフィア・イーグルスでプレーした。ポジションはQB。

ケン・オブライエン
Ken O'Brien
基本情報
ポジション クォーターバック
生年月日 (1960-11-27) 1960年11月27日(63歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ロックビルセンター
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 210 lb =約95.3kg
経歴
大学 カリフォルニア大学デービス校
NFLドラフト 1983年 / 1巡目全体24位
初出場年 1983年
初出場チーム ニューヨーク・ジェッツ
所属歴
ニューヨーク・ジェッツ(1983年-1992年)
フィラデルフィア・イーグルス(1993年)
受賞歴・記録
NFL 通算成績
TD-INT 128-98
通算パス獲得ヤード 25,094
QBレイティング 80.4
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

現役引退時にはジェッツのQBで唯一シーズンQBレイティングがトップとなったQBであり引退したQBのQBレイティングでベスト10に入った。1試合で17連続パス成功のチーム記録を残しており1983年のNFLドラフトでドラフト1巡目で指名されたQBの1人である。1997年にカレッジフットボール殿堂に選ばれた。

経歴

プロ入りまで

3歳の時に西海岸に移り住み[1]、カリフォルニア州カーマイケルの高校から1978年にサクラメント州立大学に進学したが控えでありカリフォルニア大学デービス校へ転校し1982年の4年次にはディビジョンIIのオールアメリカンに選ばれた。この年チームは10勝0敗でディビジョンIIのチャンピオンシップゲームに進出した。彼に率いられたオフェンスは全体2位、パスオフェンス3位であった[2]。またカンファレンスの最優秀攻撃選手に与えられるベイブ・スレイター賞を受賞した。オールファーウェスタンカンファレンスの最優秀QBに3度選ばれ1997年にはカレッジフットボール殿堂に選ばれた。

NFL

1983年のNFLドラフト1巡目全体24位でニューヨーク・ジェッツに指名されて入団した。ダン・マリーノより3人前の指名となったが当時ドルフィンズのヘッドコーチだったドン・シュラが「いったい誰だ?」と述べたように全米では無名の選手だった[3]。

1985年にはパス488本中297本を成功、3888ヤード、25タッチダウン、8インターセプトの成績でNFLトップのQBレイティングをあげプロボウルに選出された[4]。また1985年、1987年、1988年と被インターセプト率最少のQBともなった。彼の活躍でチームは1985年に11勝5敗、1986年もチームは開幕から10勝1敗の成績を残したが彼が指を負傷し他のキープレイヤーの負傷もありチームはその後5連敗した[5]。

1986年9月21日のマイアミ・ドルフィンズ戦ではダン・マリーノとの投げあいで479ヤードを投げ、マリーノも448ヤードを記録した。2人の合計パス獲得ヤード927ヤードは1試合におけるNFL記録である。同年11月2日のシアトル・シーホークス戦では431ヤードを投げるとともにパーフェクトレイティングとなる158.3を記録しこれはNFL記録となっている。チームは11試合終了時点で10勝1敗、オブライエンの成績もNFLトップのQBレイティング107.9、23TD、8INTであったが、その後5試合で2TD、12INTと調子を落とし、プレーオフではパット・ライアンに先発の座を奪われた[6]。翌年1月3日のクリーブランド・ブラウンズとのディビジョナルプレーオフでは、第2Qより負傷したパット・ライアンのリリーフをしたが、ダブルオーバータイムの末、チームは敗れた。この試合で彼とライアンはプレーオフ記録となる9サックを浴びた[7]。

1991年にもプロボウルに選出されている。

1990年に初めて開催されたQBチャレンジで優勝、1991年もマリーノに次いで準優勝した。

1992年シーズン途中からブローニング・ネイグルに先発QBの座を奪われ、1993年のオフシーズンにチームがシンシナティ・ベンガルズからブーマー・アサイアソンを獲得した後、グリーンベイ・パッカーズにドラフト5巡と引き替えで放出された[8]。しかし8月にパッカーズからカットされロースターには残れず、10月4日にランドール・カニンガムが負傷したフィラデルフィア・イーグルスにバビー・ブリスターの控えQBとして加入[9]、10月17日のニューヨーク・ジャイアンツ戦では第1Qに足首を痛めて退場したブリスターのリリーフを行った[10]。その年引退した。現役11年間で25,000ヤードを超える成績を残した。

現役引退後

現役引退後、USCのアシスタントコーチとなり、ハイズマン賞を受賞したカーソン・パーマーの指導を行った[11]。

プレースタイル

スティーブ・ディバーグと並んでプレイアクションパスの名手としてブーマー・アサイアソンなどに評価されていた[12]。

脚注

  1. “Ken O'Brien - #7 - QB”. ニューヨーク・ジェッツ. 2010年4月9日閲覧。
  2. “Hall of Fame Inductee”. カレッジフットボール殿堂. 2010年12月28日閲覧。
  3. Dave, Hyde (2009年6月4日). “Say what? Top 50 Miami Dolphins quotes of all time”. South Florida Sun-Sentinel. http://southflorida.sun-sentinel.com/news/local/breakingnews/sfl-miami-dolphins-top-quotes-s060409,0,4049617.story?page=2 2009年9月13日閲覧。
  4. “New York Jets’ All-Time Passing Leaders (Yardage)69”. 2010年4月9日閲覧。
  5. ポール・ジマーマン (1987年1月5日). “Wake-up Call For The Jets”. スポーツ・イラストレイテッド. 2010年4月9日閲覧。
  6. “Jets Bench O'Brien; Ryan to Face Chiefs Sunday”. ロサンゼルス・タイムズ (1986年12月25日). 2013年11月24日閲覧。
  7. Mike Peticca (2010年11月11日). “Cleveland Browns 23, New York Jets 20 in 2 OTs, Jan. 11, 1987; Bernie Kosar leads playoff win: Videos”. cleveland.com. 2010年12月28日閲覧。
  8. “Packers acquire O'Brien”. Sarasota Herald-Tribune (1993年4月6日). 2010年12月28日閲覧。
  9. “Ken Can't: O'Brien's homecoming is spoiled by Giants” (1993年10月18日). 2010年12月28日閲覧。
  10. “What, No Practice? Eagles Tell O'Brien To Just Go Wing It”. ニューヨーク・タイムズ (1993年10月18日). 2010年12月28日閲覧。
  11. “Chat Reel: Carson Palmer”. スポーツ・イラストレイテッド (2001年8月15日). 2010年4月8日閲覧。
  12. “Read All About It: Playoff Teams to Rely on the Run Aha! Fooled You. And the Receiver Is Open.”. ニューヨーク・タイムズ (1991年12月28日). 2010年4月9日閲覧。

外部リンク

先代
ボブ・クレイブル
ニューヨーク・ジェッツ
ドラフト1巡指名
1983年
次代
ラッセル・カーター
ロン・フォーロット
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