ジェイソン・アダム

ジェイソン・ケンドール・アダム(Jason Kendall Adam, 1991年8月4日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州ジョンソン郡オーバーランドパーク出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのタンパベイ・レイズ所属。

ジェイソン・アダム
Jason Adam
タンパベイ・レイズ #47
AAA級オマハ・ストームチェイサーズ時代
(2014年7月19日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カンザス州ジョンソン郡オーバーランドパーク
生年月日 (1991-08-04) 1991年8月4日(32歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト5巡目
初出場 2018年5月5日
年俸 $1,775,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2023年
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ワールド・ベースボール・クラシック
銀2023

経歴

プロ入りとロイヤルズ傘下時代

2010年のMLBドラフト5巡目(全体149位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はミズーリ大学コロンビア校へ進学の予定であった[2]。

2011年に傘下のA級ケーンカウンティ・クーガーズでプロデビュー。21試合に先発登板して6勝9敗、防御率4.23、76奪三振を記録した。

2012年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、27試合に先発登板して7勝12敗、防御率3.53、123奪三振を記録した。

2013年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、26試合に先発登板して8勝11敗、防御率5.19、126奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。

2014年、ロイヤルズ傘下ではAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーした。

ツインズ傘下時代

2014年8月11日にジョシュ・ウィリンガムとのトレードで、ミネソタ・ツインズへ移籍した[3]。移籍後は傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツへ配属され、移籍前を含めて3球団合計で29試合(先発19試合)に登板して5勝9敗、防御率4.70、103奪三振を記録した。この年のオフもアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。

2015年から2年間は右肘の疲労骨折などの故障及びリハビリのため、登板しなかった[4]。

2016年11月7日にFAとなった[5]。

パドレス傘下時代

2017年7月20日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。パドレス傘下では3年ぶりにマイナーでの公式戦登板を果たしたが、8月14日に自由契約となった[5]。

ロイヤルズ時代

2017年8月18日にプロ入り時の古巣であるロイヤルズとマイナー契約を結んだ[5]。AA級ノースウエストアーカンソーへ配属され、移籍前を含めて3球団合計で13試合に登板して1勝0敗、防御率4.80、25奪三振を記録した。

2018年は開幕をAA級ノースウエストアーカンソーで迎え、AAA級オマハを経て5月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4]。翌5日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー[6]。この年メジャーでは31試合に登板して0勝3敗、防御率6.12、37奪三振を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[7]後、12月17日にマイナー契約で再契約を結んだ[8]。

ブルージェイズ時代

2019年3月17日に金銭トレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[9]。開幕を傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで迎え、8月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[11]。

カブス時代

2020年1月14日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ[12]、30日に正式公示された[5]。8月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。この年は13試合に登板して2勝1敗、防御率3.29、21奪三振を記録した。

2021年5月25日にDFAとなり[14]、翌26日に自由契約となった。それから2ヶ月後の7月12日、再びカブスとマイナー契約を結んだ[5]。9月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。この年メジャーでは12試合に登板して1勝0敗、防御率5.91、19奪三振を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[16]。

レイズ時代

2022年3月17日にタンパベイ・レイズと1年契約を結んだ[17]。このシーズンはブルペンの一角として67試合に登板し、防御率1.56、2勝3敗8セーブ22ホールドを記録した。オフに年俸調停を行い、本人の希望額である177万5000ドルで契約を結んだ[18]。

2023年はシーズン開幕前の2月10日に第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表に選出された[19]。

選手としての特徴

平均94.1mph(約151.4km/h)のフォーシームを主体としており、それにカーブを交える投球を見せる[20]。

詳細情報

年度別投手成績

年

度
球

団
登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
ホ
丨
ル
ド
勝

率
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
2018 KC 3100000302.00014232.13091513374122226.121.39
2019 TOR 23000030041.0009121.215110131812872.911.15
2020 CHC 1300002100.6675813.2928002100753.291.24
2021 12000010021.0005010.21016031900775.911.50
2022 TB 67000023822.40023763.13151726752012111.560.76
2023 560000421211.66722254.13572009692021182.981.01
MLB:6年 20200001292041.571800196.013025764242399377703.211.05
  • 2023年度シーズン終了時

WBCでの投手成績

2023[21] アメリカ合衆国 40000164.01030500000.00

年度別守備成績

年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2018 KC 3102001.000
2019 TOR 233211.833
2020 CHC 130210.667
2021 1210001.000
2022 TB 6712001.000
2023 5645011.000
MLB 20291322.917
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

  • 50(2018年)
  • 48(2019年)
  • 60(2020年 - 2021年)
  • 47(2022年 - )

代表歴

脚注

  1. “Jason Adam Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年3月26日閲覧。
  2. Shaun Newkirk (2014年8月12日). “Jason Adam: Two First Names, One Pitcher” (英語). SB Nation. 2018年8月26日閲覧。
  3. Dick Kaegel (2014年8月12日). “KC adds pop, acquires Willingham from Twins”. MLB.com. 2018年8月26日閲覧。
  4. Jeffrey Flanagan (2018年5月5日). “Royals promote Adam; Barlow sent to Omaha”. MLB.com. 2018年8月26日閲覧。
  5. MLB公式プロフィール参照。2022年5月6日閲覧。
  6. “Detroit Tigers at Kansas City Royals Box Score, May 5, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年8月26日閲覧。
  7. Jeffrey Flanagan (2018年11月30日). “Starling among 4 players non-tendered by KC” (英語). MLB.com. 2019年2月10日閲覧。
  8. “Royals' Jason Adam: Back in Kansas City” (英語). CBS Sports (2018年12月17日). 2019年2月10日閲覧。
  9. “Blue Jays acquire pitcher Jason Adam from Royals for cash considerations” (英語). Sportsnet (2019年3月17日). 2019年8月2日閲覧。
  10. Mark Polishuk (2019年8月1日). “Blue Jays Activate Trent Thornton From 10-Day IL, Select Jason Adam’s Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年8月2日閲覧。
  11. Mark Feinsand (2019年12月3日). “These players just joined the free-agent pool” (英語). MLB.com. 2019年12月9日閲覧。
  12. Steve Adams (2020年1月14日). “Cubs, Jason Adam Agree To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月17日閲覧。
  13. George Miller (2020年8月16日). “Cubs DFA Jharel Cotton, Place Tyler Chatwood On IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月17日閲覧。
  14. Steve Adams (2021年5月25日). “Cubs Designate Jason Adam For Assignment, Place Matt Duffy On Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月26日閲覧。
  15. Steve Adams (2021年9月24日). “Cubs Select Jason Adam” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月6日閲覧。
  16. Anthony Franco (2021年11月30日). “National League Non-Tenders: 11/30/21” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月6日閲覧。
  17. Steve Adams (2022年3月17日). “Rays Sign Jason Adam” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月6日閲覧。
  18. “レイズ救援右腕アダムが年俸調停、希望額の約2億3000万円で決着 昨季67登板”. 日刊スポーツ (2023年2月12日). 2023年3月21日閲覧。
  19. “USA Baseball Announces 2023 World Baseball Classic Roster” (英語). USA Baseball: Home (2023年2月10日). 2023年6月6日閲覧。
  20. “Jason Adam Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年8月26日閲覧。
  21. 2023 WBC Player Pitching StatsMLB.com 2023年4月1日閲覧

関連項目

外部リンク

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