マッカンドレス (ペンシルベニア州)

マッカンドレス(英: McCandless)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州のアレゲニー郡にある町(タウンシップ)。人口は2万9698人(2020年)。ピッツバーグ郊外に位置している。

マッカンドレス
タウンシップ
McCandless
マッカンドレスの典型的な住宅地
マッカンドレスの典型的な住宅地
アレゲニー郡内の位置
アレゲニー郡内の位置
北緯40度34分35.44秒 西経80度1分45.45秒
国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
州 ペンシルベニア州の旗 ペンシルベニア州
郡 アレゲニー郡
入植 1796年
法人化 1851年
政府
 • 種別 立法委員会
 • マネジャー トビアス・M・コーデック
面積
 • 合計 16.6 mi2 (43.1 km2)
 • 陸地 16.5 mi2 (42.8 km2)
 • 水域 0.1 mi2 (0.3 km2)
標高
1,024 ft (312 m)
人口
(2020年)[1]
 • 合計 29,698人
 • 密度 1,800人/mi2 (690人/km2)
等時帯 UTC-5 (東部標準時)
 • 夏時間 UTC-4 (東部夏時間)
郵便番号
15237, 15090
市外局番 412,724
ウェブサイト McCandless official website

1975年1月1日にホームルール認証を取得し、名称を「マッカンドレス・タウンシップ」から「マッカンドレス町」に変更した[2]。マッカンドレスはペンシルベニア州の第1級タウンシップ法の下で運営されてはいないが、特定の目的では第1級タウンシップに分類される[3][4][5]。

名称の中にある「町」は、ペンシルベニア州では「町」が自治体ではないので混乱を生むことがある。ただし、コロンビア郡のブルームズバーグ町のみが例外であり、1870年に町として法人化され、ペンシルベニア州で「唯一の法人化された町」として法的に認められている。

マッカンドレスは北アレゲニー教育学区に属しており、多くの自治体に跨るノースランド公共図書館の体系に参加している。

雑誌「マネー」による「アメリカで住みたい場所」のリストでは、マッカンドレスが上位にランクされてきた[6][7]。

歴史

現在マッカンドレスとなっている地域では、インディアン、特にイロコイ族の人工物が発見されてきた。記録に残るものでは、1753年にジョージ・ワシントンが町を訪れたことになっている。

マッカンドレス・タウンシップの初期開拓者はジェイムズ・ダフであり、1796年に400エーカー (1.6 km2) の土地を購入した。この地域では農業が増え、1849年には地方政府を形成するための集会が開催されて、ダニエル・フォーゲルが議長になった。タウンシップとして1851年に設立され、当初は「テイラー・タウンシップ」と呼ばれた。町は1857年に第2級タウンシップとして法人化され、地区判事ウィルソン・マッカンドレスにちなんで「マッカンドレス・タウンシップ」と改名された。この時の公称人口は1,482人だった。

1800年代、マッカンドレス・タウンシップは主に農業の町だった。米英戦争のとき(1812年-1815年)、ピッツバーグからエリー湖のペリー代将の部隊まで軍需物資を運ぶ重要な供給線が地域を通っていた。

1908年、都市間通勤鉄道のハーモニー線が、地域の住民が容易にピッツバーグまで通勤することを可能にした。同時期におきた石油ブームによって、鉄道駅のあるハイランドとインゴマーの地域を中心に急速な発展を促した。

1931年までに自動車が普及し、それまでのハーモニー線に代わった。

アレゲニー郡のコミッショナー、E・V・バブコックが、アレゲニー郡のノースパーク建設を始めた。バブコックは土地を購入し、原価でそれを郡に売った。ノースパークは1927年にアレゲニー郡によって設立された。約1,600エーカー (2.5平方マイル、6.5 km2) の公園であり、マッカンドレスに入っている。その面積は町の15.2%に相当している。

1930年から1950年の20年間で、町の人口は2,653人から6,488人と2倍以上になった。その10年後の1960年には14,582人とさらに2倍になり、その後の50年間で、また2倍になってきた。2000年国勢調査時点での世帯数は11,159世帯だった。

増大する人口と交通によって、地域に多様な発展をもたらした。1950年代半ばにマックナイト道路が建設され、北の郊外地への主要道路となった。マックナイト回廊にそって小売業や企業が入った。アレゲニー郡コミュニティカレッジが1972年にキャンパスを置いた。町の中心として機能する新しい多目的開発地、マッカンドレス・クロッシングが現在開発中であり、2016年中に完成する予定である[8]。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、領域全面積は16.6平方マイル (43 km2)であり、このうち陸地16.5平方マイル (43 km2)、水域は0.1平方マイル (0.26 km2)で水域率は0.66%である。

アレゲニー台地の上にあり、全体に丘陵性の地形である。パイン・クリークの流域に氾濫原があり、町の中央に深い谷を刻んでいる。

マッカンドレスは、北にパイン・タウンシップ、東にハンプトン・タウンシップと接している。また南はロス・タウンシップ、西はフランクリンパークに接している。いずれも人口1万人を超える町である。

人口動態

人口推移
年人口%±
18601,482
—
1870957−35.4%
18801,0105.5%
1890985−2.5%
19001,0345.0%
1910987−4.5%
19201,46548.4%
19302,05340.1%
19403,49470.2%
19506,48885.7%
196014,582124.8%
197022,40453.6%
198026,19116.9%
199028,7819.9%
200029,0220.8%
201028,457−1.9%
202029,6984.4%
Sources:[9][10][11][12][13][14][15]

以下は2000年 の国勢調査による人口統計データである[15]。

基礎データ

  • 人口: 29,022 人
  • 世帯数: 11,159 世帯
  • 家族数: 7,922 家族
  • 人口密度: 677.5人/km2(1,754.4 人/mi2)
  • 住居数: 11,697 軒
  • 住居密度: 273.0軒/km2(707.1 軒/mi2)

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 23.6%
  • 18-24歳: 6.8%
  • 25-44歳: 27.8%
  • 45-64歳: 25.8%
  • 65歳以上: 16.1%
  • 年齢の中央値: 40歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 90.7
    • 18歳以上: 86.9

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 32.2%
  • 結婚・同居している夫婦: 62.8%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 6.1%
  • 非家族世帯: 29.0%
  • 単身世帯: 25.0%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 8.9%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.49人
    • 家族: 3.02人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 62,159米ドル
    • 家族: 73,482米ドル
    • 性別
      • 男性: 57,415米ドル
      • 女性: 33,319米ドル
  • 人口1人あたり収入: 31,792米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 4.0%
    • 対家族数: 2.2%
    • 18歳未満: 3.2%
    • 65歳以上: 9.1%

著名な出身者

脚注

  1. “Quickfacts.census.gov”. 2024年3月3日閲覧。
  2. McCandless Archived 2006年6月29日, at the Wayback Machine.
  3. The Pennsylvania Manual 117
  4. "Local Government Entities in Pennsylvania" and "Municipal Statistics" in Legislator’s Municipal Deskbook for Pennsylvania Archived 2006年12月11日, at the Wayback Machine.
  5. PENNDOT Type 10 highway map of Allegheny County
  6. http://www.bizjournals.com/pittsburgh/news/2011/08/15/mccandless-makes-best-places-to-live.html
  7. http://money.cnn.com/magazines/moneymag/bplive/2011/snapshots/PL4245904.html
  8. Parrish, Tory (2014年2月2日). “McCandless Crossing work to extend to 2016”. North Journal by Trib Total Media
  9. “Population of Civil Divisions Less than Counties”. 1870 United States Census. U.S. Census Bureau. 2013年11月25日閲覧。
  10. “Population of Civil Divisions Less than Counties”. 1880 United States Census. U.S. Census Bureau. 2013年11月24日閲覧。
  11. “Population-Pennsylvania”. U.S. Census 1910. U.S. Census Bureau. 2013年11月22日閲覧。
  12. “Number and Distribution of Inhabitants:Pennsylvania-Tennessee”. Fifteenth Census. U.S. Census Bureau. 2015年7月3日閲覧。
  13. “Number of Inhabitants: Pennsylvania”. 18th Census of the United States. U.S. Census Bureau. 2013年11月22日閲覧。
  14. “Pennsylvania: Population and Housing Unit Counts”. U.S. Census Bureau. 2013年11月22日閲覧。
  15. “American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.