マルク・ファン・ボメル

マルク・ファン・ボメル(Mark van Bommel, 1977年4月22日 - )は、オランダ、マースブラフト出身の元サッカー選手。サッカー指導者。同国代表でもあった。現役時代のポジションはMF。現在はベルギー・ジュピラー・プロ・リーグのロイヤル・アントワープFCの監督を務めている。

マルク・ファン・ボメル
バイエルン・ミュンヘン時代(2010年)
名前
本名 マルク・ペーター・ヘルトルダ・アンドレアス・ファン・ボメル
Mark Peter Gertruda Andreas van Bommel
ラテン文字 Mark Van Bommel
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
生年月日 (1977-04-22) 1977年4月22日(47歳)
出身地 マースブラフト
身長 187cm
体重 85kg
選手情報
ポジション MF (DH)
利き足 右足
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1992-1999 オランダの旗 フォルトゥナ・シッタート 153 (13)
1999-2005 オランダの旗 PSV 169 (46)
2005-2006 スペインの旗 バルセロナ 24 (2)
2006-2011 ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン 123 (11)
2011-2012 イタリアの旗 ミラン 39 (0)
2012-2013 オランダの旗 PSV 13 (2)
通算 536 (78)
代表歴
2000-2012[1] オランダの旗 オランダ 79 (10)
監督歴
2018- オーストラリアの旗 オーストラリア (アシスタントコーチ)
2018-2019 オランダの旗 PSV
2020-2021 アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 (アシスタントコーチ)
2021 ドイツの旗 ヴォルフスブルク
2022- ベルギーの旗 アントワープ
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

略歴

選手

1992年、後に義父となるベルト・ファン・マルワイクが監督を務めるフォルトゥナ・シッタートへ入団。翌シーズンには当時エールディヴィジ史上最年少の16歳と23日でデビューを果たして頭角を表すと、中盤の中心選手として出場機会を増やし、当時2部だったチームの1部昇格へ貢献。1999年にPSVへ移籍。リーグ優勝に貢献する活躍を見せるとともに、2000年10月7日のキプロス戦でオランダ代表デビューを果たした。

2000-01シーズンにはPSVのキャプテンとして攻守にわたって活躍し、リーグ連覇に貢献。一方で2002年の日韓W杯はオランダ代表が出場権を逃し、EURO2004では自身の故障で出場を辞退するなど不運に見舞われている。2004-05シーズンには自身最多となる14得点を挙げてリーグ優勝を果たすと共にUEFAチャンピオンズリーグではベスト4入りを果たした。

2005年7月1日、FCバルセロナへ移籍。しかし、シャビ、デコ、ラファエル・マルケスがおもに起用されたためレギュラーに定着には至らなかった。しかし、UEFAチャンピオンズリーグでは12年ぶりに決勝に進出。決勝のアーセナル戦ではスタメン出場を果たし、14年ぶりの優勝を経験した。

バイエルン・ミュンヘン時代(2009年)

2006-07シーズンはシーズン前のチームのアメリカ遠征にも参加したが、監督であるフランク・ライカールトに起用法を聞いたところ、「昨シーズンと同じくらいの出場時間かもしれないし、減るかもしれない」と言われた為、2006年8月27日にドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍。移籍金は770万ユーロ。9月23日の対アーヘン戦でブンデスリーガ初ゴールを決めると、30試合に出場し6ゴールを記録するなど期待に応える活躍を見せる。2008-09シーズンよりオリバー・カーンの引退により、ドイツ人以外ではチーム初となるキャプテンに就任した。

ドイツW杯以降は監督のマルコ・ファン・バステンとの確執から「今のスタッフが総退陣しない限り代表ではプレーしない」とオランダ代表からの招集を拒否していたが、EURO2008後に義父であるベルト・ファン・マルワイクが代表監督に就任したことで代表に復帰した。

2009年、資金難でリーグライセンス発行に苦心している古巣フォルトゥナ・シッタートのためにバイエルン・ミュンヘンとのチャリティーマッチを企画した。7500人の観客が来場し、売り上げが20万ユーロに達するなどイベントとしては成功したが、当のファン・ボメルは左太腿を負傷していたために出場できなかった[2]。

2011年1月25日、ACミランへ移籍した。契約期間は5か月、また契約解除のため、移籍金は発生していない。ミランでは4-3-1-2の中盤の底を務め、堅実なプレーを披露してチームの7年ぶりの優勝に貢献した。シーズン終了後、契約を1年延長した。

2012年5月14日、2011-12シーズン限りでの退団を明言。古巣PSVへの7季ぶりの復帰が決定した[3]。

オランダ代表時代(2012年)

EURO2012ではまさかの3戦全敗に終わり、6月19日にオランダ代表を引退した [4]。

2013年5月12日のシーズン最終節FCトゥウェンテ戦では2枚目のイエローカードを受けて退場処分、試合後に引退を表明した[5]。

指導者

2018年6月22日、PSVアイントホーフェンの監督に就任した[6]。 2019年12月16日、リーグ戦での低迷やUEFAヨーロッパリーグでのグループステージ敗退など成績不振に陥り、解任が決まった[7]。

2021年6月2日、VfLヴォルフスブルクの監督に就任[8]。しかし、開幕4連勝後は不振が続き、10月24日に解任された[9]。

翌2022 - 23シーズンから、ベルギーリーグのロイヤル・アントワープFC監督に就任。初年度から好成績を収めプレーオフに進出し、チームを66年ぶりのリーグ優勝に導いた[10]。

人物

個人成績

クラブ シーズン リーグ カップ 国際大会 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
フォルトゥナ・シッタート 1992-931000010
1993-94130000130
1994-95317100318
1995-96270000270
1996-97190000190
1997-98311000311
1998-99315240357
通算1531334015716
PSV 1999-00336040376
2000-0132740112479
2001-022343072336
2002-032893060379
2003-042361081327
2004-053014311424717
通算1694614150723354
バルセロナ 2005-062423191364
バイエルン・ミュンヘン 2006-072963181408
2007-0827260131463
2008–092923091413
2009-102514091382
2010-111302030180
通算1231118142418316
ミラン 2010-111402000160
2011-122503060340
通算3905060500
PSV 2012-132863131348
総通算536784371141369398

試合数

国際Aマッチ 79試合 10得点(2000年-2012年)

オランダ代表国際Aマッチ
年出場得点
200030
200174
200250
200371
200482
200540
200660
200700
200861
200971
2010141
201160
201260
通算7910

監督成績

2021年10月23日現在
クラブ 国 就任 退任 記録
試 勝 分 敗 得 失 差 勝率
PSV オランダの旗 2018年6月22日 2019年12月16日 75 44 15 16 175 83 +92 058.67
ヴォルフスブルク ドイツの旗 2021年7月1日 2021年10月24日 13 4 3 6 11 18 −7 030.77
合計 88 48 18 22 186 101 +85 054.55

獲得タイトル

選手時代

バルセロナ時代のファン・ボメル
フォルトゥナ・シッタート
PSVアイントホーフェン
FCバルセロナ
FCバイエルン・ミュンヘン
ACミラン
個人

監督時代

ロイヤル・アントワープFC

脚注

  1. “Mark van Bommel - International Appearances” (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation. http://www.rsssf.com/miscellaneous/vbommel-intl.html
  2. “フォルトゥナ・シタルトのプロライセンスをはく奪”. スポーツナビ. (2009年5月20日). http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20090520-00000015-spnavi-socc.html 2009年7月25日閲覧。
  3. PSVがファン・ボメルの復帰を正式発表 Goal.com 2012年5月15日
  4. “ファン・ボメルがオランダ代表から引退”. UEFA.com (2012年6月20日). 2012年7月17日閲覧。
  5. ファン・ボメルが現役引退 最後の試合で退場 Goal.com 2013年5月13日
  6. psv新指揮官にクラブobファンボメルの就任を発表ロシアw杯では豪代表コーチ Goal.com 2018年6月22日
  7. 堂安の起用に影響は…PSV、ファン・ボメル監督の解任発表 ゲキサカ 2019年12月16日
  8. “ヴォルフスブルク、ファン・ボメル監督招聘を発表”. キッカー日本語版 (2021年6月2日). 2021年6月3日閲覧。
  9. “ブンデス最初の監督交代劇、ヴォルフスブルクがファン・ボメル監督を解任”. キッカー日本語版 (2021年10月25日). 2021年10月26日閲覧。
  10. “三好所属アントワープが66年ぶりベルギー制覇!! 最終節で終盤に劇的展開、陰の立役者は”他会場”1G1Aの本間至恩”. 講談社【ゲキサカ】 (2023年6月5日). 2023年6月5日閲覧。
  11. “18歳ながら2部で12ゴールの才能 オランダでレジェンドMFファン・ボメルの息子が躍動していた”. theWORLD(ザ・ワールドWeb) (2023年4月17日). 2023年4月17日閲覧。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.