ユーホーム

ユーホーム英称U-Home)は、ユニー株式会社が、かつて運営していたホームセンターのブランド名である。同社の関連事業本部内のユーホーム事業部が運営していた。2016年8月までに事業を撤退、大部分の店舗をDCMカーマ株式会社(現:DCM株式会社)に譲渡した。

ユーホームの店舗ロゴ。ユーホーム稲沢店(アピタタウン稲沢B館屋上駐車場店内入口/エレベーター機械室及び広告塔、現:DCM稲沢西店)
ユニー > ユーホーム

概要

ホームニーズ商品(家具収納・電気電材・インテリア)からハウスキーピング品(日用雑貨・家庭用品)まで、住まいに関する商品を幅広く品揃えしたホームセンターであった。撤退発表時点で、中京地区エリアにおいて、アピタ・ピアゴに併設した9店舗と、食料品スーパーを改装した都市型コンパクトタイプ1店舗、ピアゴ同居型コンパクトタイプ1店舗を展開していた。

ユニーは、1986年9月13日から1996年9月12日までの10年間、エンチョーと業務提携の契約をしており[1]、2016年6月までエンチョーの発行済み全株式を9%程度保有していたが、すてきナイスグループ(現・ナイス)に株式を譲渡。かつてはエンチョーの出向社員も受け入れており、同社のホームセンター運営のノウハウが生かされていた。

2016年3月、ユニーの親会社であるユニーグループ・ホールディングスがユニー・ファミリーマートホールディングスへの移行に伴う事業再編により、『ユーホーム』の事実上の身売りを発表。11店舗のうち8店舗(矢作店、阿久比店、安城店、稲沢店、各務原店、大和郡山店、桶狭間店、嬉野店)の事業を同業のDCMホールディングス傘下のDCMカーマに譲渡し、残る3店舗を閉店すると発表した[2][3]。同年6月から8月にかけて、順次全店閉店し、8月21日のユーホーム事業部廃止を以て、ユーホームの屋号は事実上消滅した。

沿革

最盛期計12店舗
  • 2006年 - 2011年 - 小牧店、新潟西店、新潟亀田店[15]、福井大和田店を順次閉店
  • 2011年8月3日 - 名古屋市緑区にユーホーム桶狭間店が、旧ピアゴ桶狭間店を改装して開店[16]
  • 2012年11月30日 - 滋賀県犬上郡豊郷町にユーホーム豊郷店が、ピアゴ豊郷店店舗内を一部改装し開店[17][18]
  • 2013年
    • 10月11日 - 奈良県北葛城郡上牧町にユーホーム西大和店が、隣接するアピタ西大和店(現:ラスパ西大和 / MEGAドン・キホーテUNY西大和店)と共に開店[19]
    • 11月11日 - 敷地内移転準備のため、ユーホーム稲沢店が休業
    • 12月14日 - ユーホーム稲沢店が、アピタタウン稲沢C館の映画館階下に敷地内移転して開店
  • 2014年
    • 6月20日 - ユーホーム松阪三雲店が閉店
    • 11月28日 - 三重県松阪市にユーホーム嬉野店が開店[20]
  • 2015年
    • 4月25日 - 愛知県新城市にユーホーム新城店が、旧ピアゴ新城店の跡地に開店[21]
    • 5月10日 - ユーホーム松任店が閉店[22]
  • 2016年
    • 3月17日 - ユーホームの8店舗(矢作店、阿久比店、安城店、稲沢店、各務原店、大和郡山店、桶狭間店、嬉野店)の事業をDCMホールディングス傘下のDCMカーマに譲渡、残る3店舗を閉店すると発表
    • 6月 - 7月 - 矢作店、各務原店、豊郷店、阿久比店、稲沢店、新城店、西大和店、桶狭間店、安城店を順次閉店
    • 8月14日 - 最後まで営業していた嬉野店、大和郡山店が閉店し、「ユーホーム」ブランド消滅
    • 8月21日 - ユーホーム事業部廃止

特筆性の高い店舗

特記事項のある店舗を述べる。

  • 大和郡山店(奈良県大和郡山市アピタ大和郡山店に隣接) - 前述の通り、ユーホーム事業廃止のリリースではDCMカーマに譲渡する店舗とされていたものの、実際にはDCMカーマではなく同じDCMホールディングス傘下のDCMダイキが営業することとなり、2016年9月16日より営業を開始した[23]
  • 嬉野店(三重県松阪市、ピアゴ嬉野店に隣接) - ユーホームとしては2014年11月28日に開店[24][25]し、2016年8月14日に閉店した店舗。2016年10月6日にDCMカーマとして営業を開始した[26]ものの、2018年10月21日に閉店[27]。跡地にはスギ薬局嬉野東店が2019年7月11日に開店。

補足

同社公式HP等では正規の店舗として公称されていないが[28]、「ユーホーム」ブランドを用いたガーデニング店をショップコーナーとして下記ピアゴ・アピタ店舗内に配置していた。

  • ユーホームガーデニング川辺店(岐阜県加茂郡川辺町、2013年(平成25年)3月15日開設 - 2016年(平成28年)5月15日閉鎖)
ピアゴ川辺店内のガーデニングコーナー。マクドナルド川辺ユーストア店の跡地に開設した。店舗面積約198m2
  • ユーホームガーデニング鈴鹿店(三重県鈴鹿市、2013年(平成25年)11月1日開設 - 2016年(平成28年)5月15日閉鎖)
アピタ鈴鹿店(現:MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店)内のガーデニングコーナー。店舗面積約331m2

脚注

  1. “HCのジャンボエンチョー、9月13日でユニーとの提携解消”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1996年7月22日)
  2. 連結子会社の一部事業譲渡に関するお知らせ (PDF)
  3. ユニー、ホームセンター事業撤退 大半をDCMカーマに売却”. 中日新聞 (2016年3月17日). 2016年3月17日閲覧。
  4. “ユニー、SC核店で「アピタ・ユーホーム松任」開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1995年9月27日)
  5. “ユニーが直営HC2号店のユーホーム小牧店を開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1996年12月9日)
  6. “ユニー「ユーホーム矢作店」開店 三河に初開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1997年10月22日)
  7. “ユニー「アピタ阿久比店」28日開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1999年5月24日)
  8. “オープンニュース ユーホーム安城店”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (1999年12月27日)
  9. 日経縮刷版2000年2月版より確認
  10. “ユニー「アピタタウン稲沢」開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2000年7月1日)
  11. “ユニー、アピタ各務原店9月29日オープン! 岐阜県各務原市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年10月23日)
  12. “「アピタ新潟亀田」11月10日開店 新潟県中蒲原郡亀田町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年12月18日)
  13. “「アピタ新潟西」四月二十五日開店 新潟県新潟市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年5月19日)
  14. “ユニー関西1号店 アピタ大和郡山 4月24日(土)オープン 奈良県大和郡山市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2004年5月13日)
  15. “ユニー ユーホーム新潟亀田店1月閉店 県内のHC事業撤退 新潟県新潟市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2007年1月4日)
  16. “「ユーホーム桶狭間店」 ユニー初の都市型HC”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2011年8月4日)
  17. “ユニー(株) 初のピアゴ併設型モデル店舗 ユーホーム豊郷店 滋賀県犬上郡 県内1号店”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2012年12月6日)
  18. これに伴い、ピアゴ豊郷店は減床している。(ユーホーム豊郷店開店のお知らせ (PDF)
  19. “ユニー アピタ西大和店 奈良県北葛城郡上牧町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2013年10月28日)
  20. ユーホーム嬉野店開店のお知らせ (PDF)
  21. ユーホーム新城店開店のお知らせ (PDF)
  22. ユーホーム松任店閉店致しました
  23. 「DCMダイキ大和郡山店」開店のお知らせ』(プレスリリース)DCMダイキ、2016年9月12日https://www.daiki-grp.co.jp/info/pdf/20160916.pdf2020年8月1日閲覧同記事ではユーホームからの転換店舗であるという記載はないが、所在地はユーホームと同一である。ユーホーム大和郡山店の開店について』(プレスリリース)ユニー、2004年4月9日https://www.uny.co.jp/upload/pdf/news_corporate_73.pdf2020年8月1日閲覧
  24. 11/28(金)「ユーホーム嬉野店」グランドオープン”. ユニーグループ・ホールディングス (2014年11月13日). 2020年11月14日閲覧。
  25. 【ユニー】三重県松阪市にホームセンター出店”. ダイヤモンド・リテイルメディア (2014年12月3日). 2020年11月14日閲覧。
  26. ホームセンター DCMカーマ 嬉野店 OPEN!”. DCMカーマ. 2020年11月14日閲覧。
  27. 嬉野店からのお知らせ”. DCMカーマ. 2020年11月14日閲覧。
  28. 但し、(株)日本ホームセンター研究所(HCI)の刊行物『ホームセンター名鑑』(2016年度版)には正式に店舗として掲載。

関連項目

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.