ラーオドコス
アンテーノールの子
このラーオドコスは、アンテーノールとテアーノーの子の1人で、トロイア戦争におけるトロイア軍の武将の1人。パリスとメネラーオスがヘレネーをかけて一騎討ちの勝負をしたとき、トロイア軍とギリシア軍は休戦の協定を結んで勝負を見守ったが、不利になったパリスをアプロディーテーがさらって逃げた[1]。このため神々はトロイア側に休戦協定を破らせることにし、アテーナーはラーオドコスに化けてパンダロスに話しかけ、メネラーオスを攻撃するようそそのかし、協定を破らせた[2]。
デルポイを救った英雄
このラーオドコスは、前279年、ケルト人がデルポイを攻撃したとき、落雷とともに現れてデルポイを守ったとされる3ないし4人の英雄の1人。アマドコスとも。4人のうちラーオドコスとヒュペロコスはヒュペルボレオス人の英雄で、他の1人はアキレウスの子ピュロス(ネオプトレモス)、もう1人はデルポイの英雄ピュラコスであったという[3][4]。
その他のラーオドコス
脚注
- 『イーリアス』3巻。
- 『イーリアス』4巻(上巻p.115-116)。
- パウサニアス、1巻4・4。
- パウサニアス、10巻23・2。
- アポロドーロス、1巻7・6。
- ロドスのアポローニオス、1巻118行-120行。
- アポロドーロス、3巻6・4。
- アポロドーロス、3巻12・5。
- 『イーリアス』17巻(下巻p.190)。
- ヘーシオドス断片19。
- パウサニアス、8巻44・1。
参考文献
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