根岸 (台東区)

根岸(ねぎし)は、東京都台東区町名。現行行政地名は根岸一丁目から根岸五丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は110-0003[2]

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根岸
台東区立書道博物館
台東区立書道博物館
根岸の位置(東京23区内)
根岸
根岸
根岸の位置
北緯35度43分27.38秒 東経139度47分1.49秒
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 台東区
地域 下谷地域
人口
2020年(令和2年)12月1日現在)[1]
  合計 13,460人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
110-0003[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立

地理

上野の山の北の陰に位置し、西はJR山手線、北は荒川区東日暮里南千住、東は台東区三ノ輪竜泉下谷に囲まれた三角形の町域を持つ。関東大震災第二次世界大戦で罹災しなかった市街地も含まれ、昔ながらの町並み・建造物が残されている場所もある。

最寄駅はJR鶯谷駅、JR・京成本線日暮里駅東京メトロ日比谷線入谷駅・同三ノ輪駅(鶯谷駅のみ地内に所在)。

根岸は落語家の7代目林家正蔵一門(海老名家)の家があることでも知られ、特に7代目正蔵、当家出身の初代林家三平は当地名の「根岸(の師匠)」の名でも知られていた。また初代三平の長男である九代目正蔵、その長男(初代三平の孫)である林家たま平も同地出身である。

地価

住宅地の地価は、2017年平成29年)の公示地価によれば、根岸4-10-10の地点で47万6000円/m2となっている[4]

歴史

地名の由来

名前の由来は、上野の崖の下にあり、かつて海が入り込んでいた頃、木の根のように岸辺が続いていたためといわれる。

沿革

  • 室町時代に、武蔵国豊島郡根岸村という地名があったという説もあるが(長禄江戸図の記載に由来するものだが誤りとの見解が多い)、当時から金杉(金曽木)の地名が一般的であった。
  • 江戸時代は、武蔵国豊島郡金杉村の一部であり、正保3年に東叡山寛永寺領となった。金杉村の中央以南の地の字(あざ)名は、南部を「根岸」、西北と新田を「杉ノ崎」、東北を「中村」、更に東北を「大塚」と分けて呼ばれた。「根岸」が一番南側なので、江戸の方からはこれらの地をまとめて「根岸」と呼んだ。
  • 明治22年(1889年)5月1日:市制町村制施行に伴い、金杉村のうち石神井用水(音無川)より南の土地が下谷区内に編入され、明治24年に上根岸町、中根岸町、下根岸町となった。石神井用水より北の土地は東京府北豊島郡日暮里村字金杉となった。
  • 大正2年(1913年):日暮里村大字金杉は町制施行に伴い日暮里町金杉となり、昭和7年には東京市の区域拡大・荒川区制施行によって荒川区日暮里町一丁目から四丁目となった。更に1966年に住居表示の実施によって荒川区東日暮里四丁目および東日暮里五丁目となった。
  • 昭和22年(1947年):大東京35区は22区(後に練馬区板橋区から分区し23区となる)に再編され、これに伴い下谷区上根岸町、中根岸町、下根岸町は台東区の町名となる。

明治期の名所・旧跡・名産

根岸及近傍図(明治34年発行)には大空庵御行の松円光寺梅屋敷跡石神井用水笹乃雪おまじない横丁一本橋五本松台の下御隠殿跡水鶏橋貝塚・善性寺・羽二重団子古奥州街道雨華庵跡石稲荷神社火除二股榎世尊寺西蔵院札の辻大猷公廟跡鶯谷・桜川・元三島神社水鶏山茶花夏葱谷中生姜三河島菜根岸土万年青煮山椒が挙げられている。また、正岡子規旧宅子規庵が現在も残る。

世帯数と人口

2020年(令和2年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
根岸一丁目 680世帯 1,038人
根岸二丁目 1,341世帯 1,959人
根岸三丁目 2,144世帯 3,638人
根岸四丁目 1,504世帯 2,743人
根岸五丁目 2,152世帯 4,082人
7,821世帯 13,460人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

丁目番地小学校中学校
根岸一丁目1番台東区立大正小学校台東区立忍岡中学校
その他台東区立根岸小学校
根岸二丁目全域
根岸三丁目1~12番
14番
24〜25番
23番台東区立柏葉中学校
その他台東区立金曽木小学校
根岸四丁目8番台東区立根岸小学校
その他台東区立金曽木小学校
根岸五丁目1~15番
その他台東区立東泉小学校

交通

鉄道

道路

  • 国道4号(昭和通り、日光街道)
  • 東京都道58号台東川口線(尾久橋通り)
  • 東京都道306号王子千住夢の島線(明治通り)
  • 東京都道313号上野尾竹橋線(尾竹橋通り)
  • 東京都道319号環状三号線(言問通り)

施設

西蔵院(2018年1月31日撮影)

その他

出身・ゆかりのある人物

経済人

学者

文化人

芸能人

その他

脚注

  1. 町丁名別世帯・人口数”. 台東区 (2020年12月8日). 2021年1月2日閲覧。
  2. 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月29日閲覧。
  4. 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  5. 区立小学校・中学校の通学区域”. 台東区 (2016年9月5日). 2017年12月29日閲覧。
  6. 『人事興信録 第5版』を39頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年2月25日閲覧。
  7. 『人事興信録 第7版』い188頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年4月27日閲覧。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。

関連項目

外部リンク

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