上郡町
上郡町(かみごおりちょう)は、兵庫県の南西部にある町。兵庫県西播磨県民局管轄区域[1]。
| かみごおりちょう 上郡町 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
![]() 白旗城址 | |||||
| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 近畿地方 | ||||
| 都道府県 | 兵庫県 | ||||
| 郡 | 赤穂郡 | ||||
| 市町村コード | 28481-5 | ||||
| 法人番号 | 6000020284815 | ||||
| 面積 |
150.26km2 | ||||
| 総人口 |
13,079人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 87人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
赤穂市、相生市、たつの市、佐用郡佐用町 岡山県備前市 | ||||
| 町の木 | ツバキ | ||||
| 町の花 | ダリア | ||||
| シンボルキャラクター | 円心くん・エイトちゃん | ||||
| 上郡町役場 | |||||
| 町長 | 梅田修作 | ||||
| 所在地 |
〒678-1292 兵庫県赤穂郡上郡町大持278番地 北緯34度52分25秒 東経134度21分22秒 ![]() | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||
概要
兵庫県の西端に位置し、西は岡山県の備前市、南は赤穂市、東は相生市やたつの市、北は佐用郡の佐用町に面する[2]。町の北東部には、隣接するたつの市や佐用郡佐用町と一体になって形成される播磨科学公園都市が広がっている[3]。
町内に所在する主な公共機関としては西播磨県民局、兵庫県立先端科学技術支援センターがあり、大学は兵庫県立大学の播磨理学キャンパス(同大学の理学部)がある。
地理
姫路市への通勤率は11.5%、赤穂市への通勤率は10.5%である(いずれも平成22年国勢調査)。
隣接している自治体は以下のとおりである。
気候
| 上郡の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 19.4 (66.9) |
21.9 (71.4) |
25.3 (77.5) |
29.6 (85.3) |
32.8 (91) |
35.0 (95) |
37.1 (98.8) |
37.5 (99.5) |
36.0 (96.8) |
30.8 (87.4) |
26.0 (78.8) |
20.3 (68.5) |
37.5 (99.5) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 9.1 (48.4) |
10.2 (50.4) |
13.8 (56.8) |
19.5 (67.1) |
24.3 (75.7) |
27.2 (81) |
30.7 (87.3) |
32.4 (90.3) |
28.4 (83.1) |
22.9 (73.2) |
17.0 (62.6) |
11.4 (52.5) |
20.6 (69.1) |
| 日平均気温 °C (°F) | 3.2 (37.8) |
4.0 (39.2) |
7.4 (45.3) |
12.8 (55) |
17.9 (64.2) |
22.0 (71.6) |
25.9 (78.6) |
26.8 (80.2) |
22.7 (72.9) |
16.5 (61.7) |
10.5 (50.9) |
5.3 (41.5) |
14.6 (58.3) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −1.6 (29.1) |
−1.2 (29.8) |
1.4 (34.5) |
6.3 (43.3) |
11.9 (53.4) |
17.6 (63.7) |
22.2 (72) |
22.8 (73) |
18.4 (65.1) |
11.7 (53.1) |
5.5 (41.9) |
0.4 (32.7) |
9.6 (49.3) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −10.3 (13.5) |
−8.6 (16.5) |
−6.8 (19.8) |
−3.2 (26.2) |
1.5 (34.7) |
7.8 (46) |
14.3 (57.7) |
15.1 (59.2) |
6.3 (43.3) |
1.0 (33.8) |
−3.3 (26.1) |
−7.6 (18.3) |
−10.3 (13.5) |
| 降水量 mm (inch) | 37.5 (1.476) |
48.0 (1.89) |
91.6 (3.606) |
102.4 (4.031) |
135.8 (5.346) |
172.4 (6.787) |
201.4 (7.929) |
120.1 (4.728) |
177.9 (7.004) |
108.1 (4.256) |
58.0 (2.283) |
49.1 (1.933) |
1,302.2 (51.268) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.4 | 6.4 | 8.9 | 9.6 | 9.7 | 11.5 | 11.4 | 8.2 | 9.6 | 8.1 | 5.9 | 5.5 | 100.3 |
| 平均月間日照時間 | 142.1 | 140.3 | 177.2 | 193.0 | 198.0 | 145.6 | 150.8 | 203.1 | 157.4 | 170.0 | 153.9 | 146.9 | 1,984.7 |
| 出典:気象庁 | |||||||||||||
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、5.50%減の16,634人であり、増減率は県下41市町村中33位、49行政区域中41位。
![]() | |
| 上郡町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 上郡町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 上郡町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
上郡町(に相当する地域)の人口の推移 | |
| 総務省統計局 国勢調査より | |
2014年(平成26年)5月8日に「日本創成会議・人口減少問題検討分科会」が発表した2040年人口推計結果で、20歳から39歳までの若年女性の減少率が2010年(平成22年)比で65.1%。 さらに2024年(令和6年)、人口戦略会議が発表した数字では70.5%と悪化。将来的に消滅する可能性が高い「消滅可能性自治体」であることが示された[4]。
歴史
原始・古代
縄文時代中期末(約4,000年前)には、町内で人々の生活痕跡が確認されている。弥生時代後期(約1,800年前)には、高田・神子田遺跡[5]で西播磨最大級の竪穴建物が作られるなど、拠点的な集落が営まれる。
古代
古墳時代初頭(3世紀中ごろ~後半)には、千種川流域最大・最古の前方後円墳である中山13号墳が造営される。古墳時代末期(6世紀末~7世紀)には、西播磨最大級の方墳・與井1号墳が築造される。
白鳳期の7世紀後半には、赤穂郡唯一の古代寺院である與井廃寺が創建される。また、古代山陽道沿いに、掘立柱建物を中心とした初期の形態の駅家である高田駅家と野磨駅家が造営される。
奈良時代後半の8世紀中ごろに高田駅家と野磨駅家は、後期駅家として瓦葺礎石建物に建て替えられる。
平安時代の996年(長徳2年)、内大臣・藤原伊周が殿上籍を削られ、大宰権帥となり流される途中に播磨国に留められ野磨駅家に留まったとされる。
中世
鎌倉時代末期の1333年(元弘3年)、鎌倉幕府に反旗を翻した後醍醐天皇とその第1皇子である護良親王の令旨を受けて、赤松則村(円心)が挙兵。京都・六波羅探題を陥落させて建武の新政が始まる。
建武の新政では、則村は冷遇され、播磨国守護も召し上げられたため、播磨に戻り足利尊氏に与した。尊氏が京都で敗れ西国へ敗走する中、則村は尊氏に九州で勢力を回復することや北朝の光厳上皇を後ろ盾とすることなどの献策を行うとともに、白旗城を築き尊氏を追撃する宮方の新田義貞を釘付けにした。勢力を盛り返した尊氏が東上してくると、義貞は白旗城攻めを諦めて撤退し、尊氏と合流した則村はて、湊川の戦いで、新田義貞・楠木正成を破り、京都を奪還。室町幕府を成立させた。
室町時代の1441年(嘉吉元年)には、赤松満祐・赤松教康父子が恐怖政治を行う第6代将軍足利義教を謀殺するという嘉吉の乱を起こし、播磨で軍備を整えるが、幕府軍である山名持豊(宗全)に攻められ、赤松宗家は滅亡する。
戦国時代の1578年(天正6年)、天下統一を目指す織田信長の中国攻めに際して、羽柴秀吉が上月城攻防戦の際に、町内の別名城に陣を敷いたとされる。
近世
近代
行政
平成の大合併においては合併相手がひとつに定まらず、(1)赤穂市との合併、(2)相生市との合併、(3)相生市・三日月町との合併、の3種類が候補に上がり、それぞれ独立した合併協議会が設置されるという状態になっていた。三日月町が佐用郡合併を選択し、(1)と(2)は意見対立が大きく、旧・合併特例法の下ではいずれも合併に至らなかった。
相生市との合併協議会は事実上解散状態にある[7]。赤穂市との合併が新・合併特例法の下ですすめられていたが、2007年9月に赤穂市で行われた住民投票で合併反対票が賛成票を大きく上回り[8]、市長が合併断念を表明したため、他市町との合併は断念されるものと見られる。
交通

鉄道
主要な鉄道駅として、上郡駅がある。もともとはJR山陽本線のひとつの駅で、京阪神方面からの新快速・快速列車の終着駅に過ぎなかったが、平成6年に智頭急行が開業してからは、智頭急行線の始発駅としての顔も併せ持つようになり、現在では、毎日、鳥取県の倉吉駅(一部は鳥取駅)と京都駅を結ぶ特急「スーパーはくと」8往復(金、土、休日は7往復)、および鳥取駅と岡山駅を結ぶ特急「スーパーいなば」6往復が停車する駅になっている。上郡ー岡山間は、普通電車で55分程度であり、スーパーいなばでは、30分程度である。また、かつては、寝台特急「サンライズ出雲」・「サンライズ瀬戸」が停車していた時期(平成18年3月18日~平成22年3月12日)があった。
バス
道路
産業
立地企業
- ダイセル株式会社西播磨研修センター
- ハイポネックス株式会社 上郡工場・研究開発センター
- シーダム株式会社 上郡工場
- 光菱電機株式会社
- 加藤産業株式会社 上郡工場
- 株式会社大誠樹脂上郡工場
- 新光ナイロン株式会社兵庫工場
- 株式会社タナック兵庫工場
- シュッツ・コンテナ・システムズ株式会社赤穂工場
- 株式会社太陽商会上郡営業所
- 栗田工業株式会社
- 株式会社安田運輸
- 林一二株式会社
- 株式会社三日月運送 光都物流センター
- 株式会社イワサワ
- 日本エア・リキード株式会社
教育

小学校
- 上郡町立山野里小学校
- 上郡町立上郡小学校
- 上郡町立高田小学校
中学校
- 上郡町立上郡中学校
- 兵庫県立大学附属中学校※中高併設
高等学校
- 兵庫県立上郡高等学校
- 兵庫県立大学附属高等学校※中高併設
閉校された学校
- 上郡町立高田中学校(1960年3月閉校 現上郡町立上郡中学校へ統合)
- 上郡町立船坂中学校(同上)
- 上郡町立赤松中学校(同上)
- 上郡町立鞍居中学校(同上)
- 上郡町立船坂小学校(2010年3月閉校 現上郡町立山野里小学校へ統合)
- 上郡町立梨ヶ原小学校(同上)
- 上郡町立鞍居小学校(2012年3月閉校 現上郡町立上郡小学校へ統合)
- 上郡町立赤松小学校(同上)
名所・旧跡・レジャー・観光

神社
- 高嶺神社
- お田植祭
- 鞍居神社
- 八保神社
- 落地八幡神社
寺院
- 富満寺万勝院
- 金華山法雲寺
施設
- 上郡町立研修センター上郡ピュアランド山の里
- 赤松の郷昆虫文化館(播磨昆虫民俗資料館)
- 兵庫県立大学播磨科学公園都市学術情報館
著名な出身者
脚注
- “西播磨県民局”. 兵庫県. 2022年11月27日閲覧。
- “上郡町の紹介”. 上郡町. 2022年11月27日閲覧。
- “播磨科学公園都市”. 公益社団法人ひょうご観光本部. 2022年11月27日閲覧。
- “「消滅可能性自治体」の一覧 近畿・中国・四国・九州の地域”. 毎日新聞 (2024年4月24日). 2024年4月27日閲覧。
- “神子田弥生住居跡”. 上郡町郷土資料館. 2022年11月27日閲覧。
- 図典 日本の市町村章 p159
- “相生市・上郡町合併協議会の設置について、原案否決”. 相生市 (2009年1月27日). 2022年11月27日閲覧。
- 赤穂市・上郡町合併協議会、2007年(平成19年)10月31日付の廃止が確認 - ウェイバックマシン(2010年4月13日アーカイブ分)
- 議員 上郡町議会ウェブサイト
- 東備西播定住自立圏『圏域バス』ていじゅうろう
- 新たな圏域バスが運行開始
- 店舗案内
- 店舗案内
- 支店一覧
- 店舗・ATMのご案内
- 店舗・ATMのご案内
- “アクセスマップ | 教育・学生生活”. 兵庫県立大学. 2015年1月22日閲覧。
- 兵庫県ダム管理課
- 営業終了のお知らせ
- 日本郵政 上郡町内の郵便局一覧




