中野寛太

中野 寛太(なかの かんた、2000年9月30日 - )は、奈良県出身の日本柔道家。階級は100kg超級。身長182cm。体重125kg。組み手は左組み。得意技は払腰[1]

中野 寛太
基本情報
ラテン文字 Kanta NAKANO
原語表記 なかの かんた
日本の旗 日本
出生地 奈良県の旗奈良県
生年月日 (2000-09-30) 2000年9月30日(23歳)
身長 182cm
体重 125kg
選手情報
階級 男子100kg超級
所属 旭化成
段位 三段
獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
グランドスラム
2024 パリ100㎏超級
ユニバーシアード
2019 ナポリ90kg超級

経歴

柔道は5歳の時に櫻井市柔道連盟で始めた[1]。小学校5年の時に全国小学生学年別柔道大会の45kg超級で5位、6年の時には50kg超級で3位になった[1]天理中学2年の時には全国中学校柔道大会90kg超級の2回戦で敗れた。3年の時には決勝まで進んで生野中学3年の千野根有我と対戦すると、大内返で技ありを先取するも横四方固で逆転負けを喫して2位だった[2]。団体戦のマルちゃん杯では3位になった[1]

天理高校に進むと、1年の時にはインターハイ団体戦で3位になった[3]。2年の時には全日本カデの準決勝で国士舘高校1年の斉藤立大内刈で敗れて3位だった[1]。インターハイでは個人戦の100kg超級決勝で大成高校3年の東部直希を小外掛で破って優勝した[3]全国高校選手権の個人戦無差別では決勝で桐蔭学園高校2年の90kg級の選手である村尾三四郎GSに入った直後に大内返で破って優勝を飾った[4]。団体戦では準決勝の桐蔭学園高校戦で2人抜きの後に大将の村尾と引き分けて決勝に進むと、国士舘高校戦では副将で3人抜きをするも、相手大将の1年生エースである斉藤立に体落で敗れると、その後大将も斉藤に敗れて2位にとどまった[5]。なお、全日本選手権の近畿予選で5位に入り、高校生ながら本戦への出場権を得た。3年の時には全日本選手権の初戦で国士舘大学2年の山下魁輝に送襟絞で敗れた[6]金鷲旗では決勝の国士舘高校戦で、斉藤との大将同士による対戦において大外落で敗れて2位に終わった[7]。インターハイ団体戦決勝で国士舘高校と対戦すると、斉藤との代表戦を支釣込足の技ありで勝利してチームを27年ぶりの優勝へ導いた。個人戦では3回戦で斉藤に体落で敗れた[8][9]全日本ジュニアでは決勝で斉藤に技ありで敗れて2位だった[10]

2019年には天理大学へ進学した[1]。1年の時にはユニバーシアード90kg超級に出場すると、準決勝まで全て一本勝ちするも、決勝でロシアのルスラン・シャフバゾフにGSに入ってから隅落の技ありで敗れて2位だった[11]。無差別では初戦でアゼルバイジャンのゼリム・コツォイエフに反則負けするなどして9位に終わった[12]。団体戦では3位にとどまった[13][14]。2年の時には11月の講道館杯に出場すると、準々決勝で旭化成太田彪雅に反則勝ちするも、準決勝で日本製鉄佐藤和哉に反則負けを喫した。しかし、その後の敗者復活戦を勝ち上がって3位になった[15]。3年の時には体重別で3位になった[1]。4年の時には全日本選手権の2回戦で旭化成羽賀龍之介送襟絞で敗れた[16]体重別団体では天理大の全国大会29年ぶりの優勝に貢献した[17]。講道館杯では3位だった[18]

2023年4月からは旭化成の所属となった。体重別では初戦で世界ジュニアチャンピオンである東海大学3年の中村雄太に合技で敗れた[19]。続く全日本選手権では2回戦で100kg級の新鋭である東海大学1年の新井道大大内刈で敗れた[20]。6月の実業団体ではパーク24戦で小川雄勢に勝利するなどして、チームの優勝に貢献した[21]。講道館杯では準々決勝でリオデジャネイロオリンピック銀メダリストである長府工産の原沢久喜内股で破るなどして決勝まで進むと、会社の先輩となった太田に反則勝ちして、オール一本勝ちでシニアの全国大会初優勝を飾った[22]

2024年1月のグランプリ・オディベーラスでは準々決勝で中立選手として出場したロシアのタメルラン・バシャエフに技ありで敗れるも3位になった[23][24]。2月のグランドスラム・パリでは準決勝で韓国のキム・ミンジョンに技ありで敗れるも3位になった[25][26]。4月の体重別では初戦で綜合警備保障香川大吾隅落で敗れた[27]。続く全日本選手権では準決勝で旭化成の8年先輩である王子谷剛志を開始早々の小外刈で破ると、決勝では原沢を2-1の旗判定で破って全日本選手権初優勝を果たした[28][29]

戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

  1. 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
  2. 全国中学校柔道大会
  3. 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
  4. 天理・中野寛太、中村洸登が優勝 柔道高校選手権 - 柔道 日刊スポーツ 2018年3月20日
  5. 金メダリスト斉藤仁さん次男立2連続一本勝ちV貢献 日刊スポーツ 2018年3月21日
  6. 高校生・村尾&中野は2回戦敗退/柔道 サンケイスポーツ 2018年4月29日
  7. 金鷲旗大会、男子は国士舘が2年ぶりV/柔道 サンケイスポーツ 2018年7月24日
  8. 最重量級の優勝候補が激突 天理・中野「最後は気持ちしかなかった」/高校総体 サンケイスポーツ 2018年8月9日
  9. 中野は3回戦で斉藤に屈す「真っ向勝負で行った。自分の実力のなさ」/高校総体 サンケイスポーツ 2018年8月10日
  10. 平成30年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
  11. 柔道、手応えと反省の銀/夏季ユニバ サンケイスポーツ 2019年7月5日
  12. Universiade Naples 2019
  13. 体操女子の畠田瞳が4冠 柔道団体女子、ラグビーV/夏季ユニバ サンケイスポーツ 2019年7月8日
  14. Judo Documents
  15. 2020年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  16. 令和4年全日本柔道選手権大会
  17. 【柔道】天理大初優勝!全国大会29年ぶり日本一 穴井隆将監督男泣き 全日本学生体重別団体 日刊スポーツ 2022年10月16日
  18. 2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  19. 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  20. 令和5年度全日本柔道選手権大会
  21. 柔道男子1部・旭化成A連覇 次鋒・中野「少しでも自信になれば」 サンケイスポーツ 2023年6月5日
  22. 柔道講道館杯、天野開斗が初制覇 武岡毅・植岡虎太郎V2 日本経済新聞 2023年11月5日
  23. 椋木美希は2位、中野寛太3位 グランプリ大会/柔道 サンケイスポーツ 2024年1月29日
  24. Grand Prix Portugal 2024
  25. 東京五輪覇者のウルフ・アロンがV パリ代表内定へ大きく前進 サンケイスポーツ 2024年2月5日
  26. Paris Grand Slam 2024
  27. 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  28. 【柔道】23歳の中野寛太が初優勝!「ロス五輪目指す」決勝で五輪2大会の原沢久喜に旗判定勝ち 日刊スポーツ 2024年4月29日
  29. 令和6年全日本柔道選手権大会

外部リンク

  • 中野寛太 - JudoInside.com のプロフィール(英語)
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