住吉造
概要
住吉大社に代表とされる住吉造の特徴として、破風は古式の直線形であり、大嘗祭の際に造られる建物と似ていることが指摘されている。伊勢神宮に代表される神明造や出雲大社に代表される大社造と共に、神社建築の最古の様式とされる
建築形式

住吉造 平面図
回縁と心御柱はなく、内部は内陣・外陣に区切られる。間口は2間、奥行は4間(内陣・外陣各2間)の長方形である。
切妻造・妻入であり、破風や垂木には反りがなく、直線的な外観となる。
- 屋根
- 茅葺、杮葺、檜皮葺など幅広い。住吉大社の破風は直線形、妻飾りは交叉合掌型となっている。
- 柱
- 間口は2間、奥行4間とするが、中央の心御柱と正面中央の柱がない。
- 壁
- 正面中央の1か所に観音開きの扉による開口部が設けられる。
- 床
- 大社造や神明造に比べて、床は低い。
なお、建物周囲には上端を山形に切り揃えた板塀が巡らされるが、その姿には古墳祭祀における塀形埴輪との対応が指摘される[1]。
建築例
脚注
- 笹生衛 『神と死者の考古学 -古代のまつりと信仰-(歴史文化ライブラリー417)』 吉川弘文館、2016年、pp. 78-80。
- 住吉大社本殿(第一殿) - 国指定文化財等データベース(文化庁)
住吉大社本殿(第二殿) - 国指定文化財等データベース(文化庁)
住吉大社本殿(第三殿) - 国指定文化財等データベース(文化庁)
住吉大社本殿(第四殿) - 国指定文化財等データベース(文化庁) - 住吉大社摂社大海神社本殿 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 住吉神社本殿 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 住吉神社本殿(ふくおか社会教育ネットワーク「福岡県の文化財」)。
- 四条畷神社の産土神社
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