大相撲平成23年7月場所

大相撲平成23年7月場所(おおずもうへいせい23ねん7がつばしょ)は、2011年平成23年)7月10日から7月24日まで愛知県体育館で開催された大相撲本場所

幕内最高優勝大関日馬富士公平(14勝1敗・13場所ぶり2回目)。

場所前の話題など

番付発表は2011年(平成23年)6月27日

大関魁皇千代の富士のもつ歴代1位の1045勝まであと1つと迫った歴代通算勝ち星記録を達成できるかがこの場所の大きな焦点となった。

また、関脇琴奨菊の大関昇進の挑戦も注目された。

番付・星取表

成績結果番付西成績結果
白鵬12勝3敗横綱
把瑠都11勝4敗大関日馬富士14勝1敗優勝
魁皇3勝8敗引退大関琴欧洲9勝6敗
琴奨菊11勝4敗殊勲賞関脇稀勢の里10勝5敗
関脇鶴竜10勝5敗
豪栄道5勝10敗小結栃ノ心6勝9敗
土佐豊0勝4敗11休前頭1嘉風7勝8敗
旭天鵬2勝13敗前頭2豊ノ島9勝6敗
若荒雄5勝10敗前頭3安美錦2勝13敗
隠岐の海8勝7敗前頭4豪風8勝7敗
魁聖6勝9敗前頭5若の里9勝6敗
玉鷲5勝10敗前頭6阿覧10勝5敗
時天空8勝7敗前頭7臥牙丸5勝10敗
栃煌山10勝5敗前頭8雅山8勝7敗
豊真将11勝4敗敢闘賞前頭9朝赤龍6勝9敗
北大樹7勝8敗前頭10宝富士4勝11敗
髙安9勝6敗前頭11栃乃若8勝7敗
大道6勝9敗前頭12豊響8勝7敗
磋牙司8勝7敗前頭13翔天狼7勝8敗
高見盛3勝12敗前頭14栃乃洋6勝9敗
富士東10勝5敗前頭15木村山7勝8敗

優勝争い

横綱白鵬はいつものように初日から連勝し、大関日馬富士も同じく初日から連勝した。大関昇進を目指す関脇琴奨菊は初日に豊ノ島に敗れたものの中日までに1敗を守った。中日の時点で白鵬と日馬富士の2人が全勝で把瑠都と琴奨菊と豊真将と新入幕の髙安と同じく新入幕の富士東が1敗で追いかける展開となった。

10日目の時点で白鵬と日馬富士の全勝同士の争いとなったが11日目に白鵬が琴奨菊に敗れて全勝は日馬富士ただ1人となった。その後も日馬富士は白星を積み重ねていき14日目には白鵬との対戦を迎えた。日馬富士が白鵬に勝てば千秋楽を待たずに日馬富士の幕内優勝が決まるという日馬富士にとっては大事な取り組みであった。結果、日馬富士が白鵬を寄り切りで下し、14日目に2回目の幕内優勝が決まった。千秋楽は稀勢の里に敗れて惜しくも全勝優勝こそはならなかったが14勝1敗で2度目の幕内優勝を果たした。優勝次点は白鵬の12勝3敗であった。三賞では殊勲賞は琴奨菊に、敢闘賞は豊真将にそれぞれ贈られた。技能賞は該当者がいなかった。

各段優勝・三賞

  • 幕内最高優勝 日馬富士 14勝1敗(2回目)
    • 殊勲賞:琴奨菊(2回目)
    • 敢闘賞:豊真将(5回目)
    • 技能賞:該当者なし
  • 十両優勝 妙義龍 11勝4敗
  • 幕下優勝 直江 7戦全勝
  • 三段目優勝 阿夢露 7戦全勝
  • 序二段優勝 前乃富士 7戦全勝
  • 序ノ口優勝 佐久間山 7戦全勝

トピック

  • 魁皇が4日目に豊ノ島を下し千代の富士のもつ歴代通算勝ち星記録の歴代1位の1045勝に並ぶ。さらに5日目には旭天鵬を下し1046勝目となり歴代通算勝ち星記録を更新し歴代単独1位となった。7日目には安美錦を下し1047勝目となった。しかし、これが現役最後の白星となり10日目の琴欧洲に敗れた後現役引退を表明し、年寄浅香山を襲名した。
  • この場所より日仏友好杯の副賞がピエール・エルメマカロン(直径41cm、厚さ23cm)となった。この巨大マカロンは優勝力士に手渡すための式典用で食べられず、金箔でコーティングされた22個の黄金のマカロンが後に贈られる[1]

脚注

  1. 大相撲の優勝力士に贈られる「巨大マカロン」の正体”. ウィズニュース (2014年10月9日). 2015年4月26日閲覧。
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