山中竜也

山中 竜也(やまなか りゅうや、1995年4月11日 - )は、日本のプロボクサー大阪府南河内郡美原町(現・堺市美原区)出身。元WBO世界ミニマム級王者。元WBOアジアパシフィックライトフライ級王者。真正ボクシングジム所属。

山中 竜也
基本情報
本名 山中竜也
階級 ライトフライ級
身長 162.5cm[1]
リーチ 169.0cm[1]
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1995-04-11) 1995年4月11日(29歳)
出身地 大阪府南河内郡美原町
(現在の堺市美原区
家族 山中大貴(弟)
山中勇樹(弟)
山中菫(妹)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 23
勝ち 19
KO勝ち 6
敗け 4
引き分け 0

人物

1995年4月11日、南河内郡美原町(現在の堺市美原区[注釈 1])出身。6人兄弟姉妹(4男2女)で一番上の長男。堺市立美原西中学校堺市立八上小学校を卒業。

ボクシングを始めたのは小学6年の時、きっかけは漫画『はじめの一歩』(森川ジョージ)を読み、その影響を受けたからだという[2]。中学2年で憧れのボクサーで元世界3階級制覇王者の長谷川穂積が在籍した真正ボクシングジムに入門した[3]

弟(次男)の山中大貴も兄と同じ真正所属プロボクサーだったが2017年に引退。妹(次女)の山中菫も2020年12月13日に真正所属プロボクサーとしてデビューし[4]、2024年1月12日にIBF女子世界アトム級王座を獲得、日本初の兄妹世界王者となった。弟(三男)の山中勇樹も真正所属プロボクサーとして2023年12月17日にデビュー。6人兄弟姉妹のうち、上から竜也、大貴、勇樹、菫の4人がプロボクサーとなった。

来歴

2012年6月22日、神戸市立中央体育館で小柳一樹(倉敷守安)とフライ級4回戦を行い、4回3-0(3者共に40-36)の判定勝ち。デビュー戦を白星で飾った[5]

2014年8月22日、神戸市立中央体育館で行われた「REAL SPRITS vol38」でOPBF東洋太平洋ミニマム級3位のロケ・ラウロ(フィリピン)とミニマム級8回戦を行い、8回1-2(78-75、75-77、76-77)の判定負けを喫した[6]

2016年11月11日、神戸市立中央体育館で元WBO世界ミニマム級王者のメルリト・サビーリョ(フィリピン)とOPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦を行い、12回3-0(117-111、119-109、118-110)の判定勝ち。王座獲得に成功した[7][8]

2017年2月2日、OPBFは山中の王座返上に伴いOPBF東洋太平洋ミニマム級王座を空位とした[9][10]

2017年3月12日、神戸市立中央体育館で行われた「第55回リアルスピリッツ」でカノンメック・シットクルコン(タイ王国)とミニマム級8回戦を行い、初回1分39秒KO勝ちを収めた[11]

2017年3月18日、WBOは山中をWBO世界ミニマム級1位にランクインした[12]

2017年8月27日、熊本県芦北町の芦北町民総合センター「しろやまスカイドーム」でWBO世界ミニマム級王者の福原辰弥(本田フィットネス)に挑戦、12回3-0(115-113×2、116-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[13][14][15]。試合中に偶然のバッティングにより左眼窩底骨折をして手術を受けた[16]

2018年3月18日、神戸ポートピアホテル大輪田の間でWBO世界ミニマム級4位のモイセス・カジェロスメキシコ)と対戦、カジェロスが8回終了時に棄権した為、初防衛に成功した[17][18][19]

2018年7月13日、神戸市立中央体育館にて、WBO世界ミニマム級3位のビック・サルダール(フィリピン)と対戦、2度目の防衛を目指すも[20]、7回にダウンを喫し、0-3の判定負けで王座陥落した。

2018年8月24日、サルダール戦後の検査で硬膜下血腫が認められ、日本ボクシングコミッションの規則で、頭蓋内出血が認められた選手はライセンスが自動的に失効するため、現役を引退[21]

2019年4月19日、大阪北新地に、竜也が店主を務めるおにぎり専門店「おにぎり竜」がオープン[22]

2021年12月18日、JBCが同月9日付で、頭蓋内出血と診断された選手に関して条件をクリアすれば、ライセンスの再発行を認めると規則改定したことを受け、エディオンアリーナ大阪第2で行われた所属ジム興行で現役復帰を表明。[23][24]

2022年3月6日、約3年8ヶ月ぶりの復帰戦を神戸市中央体育館で行われた「第78回リアルスピリッツ」で須藤大介とライトフライ級6回戦で対戦し、5回TKO勝ちを収めた[25]

2022年5月16日、看護師の女性と結婚した[26]

2022年8月14日、神戸市立中央体育館でWBC世界フライ級15位のジョナサン・タコニンと50kg契約8回戦で対戦し、判定勝ちを収めた。しかし元々試合は10回戦で行われるはずだったが、JBC関西事務局のミスで8回で試合が打ち切られたため、山中とタコニン両陣営から抗議文が提出され、JBCは謝罪をした[27]

2023年5月6日、後楽園ホールにて行われた「WHO’S NEXT DYNAMYC GLOVE on U-NEXT」のメインでWBOアジアパシフィックライトフライ級3位の安藤教祐とWBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦を行い、12回3-0(117-110、118-109、120-107)判定勝ちを収め、WBO王座獲得に成功[28]

2023年12月17日、神戸ポートピアホテルにて行われた「WHO’S NEXT DYNAMYC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルでジェイソン・バイソンとWBOアジアパシフィックライトフライ級タイトルマッチを行い、2回1分14秒TKO負けを喫し王座から陥落した。

獲得タイトル

戦績

  • プロボクシング - 23戦19勝(6KO)4敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12012年6月22日4R判定3-0小柳一樹(倉敷守安日本の旗 日本プロデビュー戦
22012年9月15日4R判定3-0横江健太(駿河男児)日本の旗 日本
32012年11月2日4R判定3-0大森惇平(ウォズ)日本の旗 日本
42013年2月17日2R 2:36TKO寺次孝有希(ミサイル工藤)日本の旗 日本
52013年4月21日1R 2:22KO清水健太(渥美日本の旗 日本2013年度西日本ミニマム級新人王予選
62013年7月12日4R 1:57TKO平井雅樹(宮崎ワールド)日本の旗 日本
72013年9月22日6R判定3-0西川潤也 (グリーンツダ)日本の旗 日本
82014年4月6日8R判定3-0山本裕貴(江見)日本の旗 日本
92014年8月22日8R判定1-2ロケ・ラウロフィリピンの旗 フィリピン
102014年12月7日8R判定3-0村井貴裕(グリーンツダ)日本の旗 日本
112015年4月29日8R判定3-0ロネル・フェレーラスフィリピンの旗 フィリピン
122015年8月2日10R判定3-0若原義敬(協栄日本の旗 日本
132015年12月11日8R判定3-0成塚亮(ワタナベ日本の旗 日本
142016年5月16日3R 1:23TKOトードギャッド・ウィーラチョンタイ王国の旗 タイ
152016年11月11日12R判定3-0メルリト・サビーリョフィリピンの旗 フィリピンOPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦
162017年3月12日1R 1:39KOカノンメック・シットクルコンタイ王国の旗 タイ
172017年8月27日12R判定3-0福原辰弥(本田フィットネス)日本の旗 日本WBO世界ミニマム級タイトルマッチ
182018年3月18日8R 終了TKOモイセス・カジェロスメキシコの旗 メキシコWBO防衛1
192018年7月13日12R判定0-3ビック・サルダールフィリピンの旗 フィリピンWBO王座陥落
202022年3月6日5R 1:52TKO須藤大介(三迫日本の旗 日本復帰戦
212022年8月14日8R判定3-0ジョナサン・タコニンフィリピンの旗 フィリピン
222023年5月6日12R判定3-0安藤教祐(KG大和日本の旗 日本WBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦
232023年12月17日2R 1:14TKOジェイソン・バイソンフィリピンの旗 フィリピンWBOアジア太平洋王座陥落
テンプレート

脚注

注釈
  1. 2005年に大阪府堺市が政令指定都市に移行する際に、堺市と合併したことによる。
出典
  1. 神戸W世界戦予備検診、山中竜也&小西伶弥が闘志 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年3月15日
  2. 神戸のプロボクサー2人、世界タイトルマッチへ 前哨戦に勝利で 神戸経済新聞 2017年3月15日
  3. 山中竜也、初挑戦で世界獲る「気持ちを見せる戦いする」 SPORTS BULL 2017年7月3日
  4. “【女子ボクシング】山中竜也さんの妹・菫がデビュー「兄に続き世界目指す」”. BBM Sports. (2020年12月14日). https://www.bbm-japan.com/article/detail/12077 2021年4月3日閲覧。
  5. 2012年6月試合結果 日本ボクシングコミッション 2012年6月22日参照。
  6. 久保隼5連勝、日本フィリピン対決1勝3敗 8.22神戸 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月23日
  7. 山中竜也が東洋太平洋王座奪取 来年1月にも世界暫定王座決定戦へ デイリースポーツ 2016年11月11日付
  8. 山本隆寛TKO負けで王座陥落、山中竜也は初王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月11日
  9. OPBF January Ratings 2017 OPBF公式サイト 2017年2月2日
  10. 近藤明広が3.13参戦、香川大で福田直樹さん写真展 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月2日
  11. 今年の関西初興行、真正の川島、山中、小坂が勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年3月12日
  12. WBO RANKING MARCH 2017 WBO公式サイト 2017年3月18日
  13. Yamanaka dethrones WBO 105lb champ Fukuhara Fightnews.com 2017年8月27日
  14. 山中竜也がWBOミニマム級王者、福原辰弥はV1失敗 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月27日
  15. 山中竜也、判定勝ち 世界初挑戦でタイトル奪取 日刊スポーツ 2017年8月27日
  16. WBO世界ミニマム王者・山中竜也、左眼窩底骨折していた…タイトルマッチで負傷 スポーツ報知 2017年10月11日
  17. Yamanaka stops Calleros to keep WBO 105lb belt Fightnews.com 2018年3月18日
  18. 山中竜也 TKO勝ちで初防衛に成功 WBO世界ミニマム級 スポニチアネックス 2018年3月18日
  19. 山中竜也は8回TKO勝ち、WBOミニマム級王座V1 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年3月18日
  20. 7.13山中竜也がWBOミニマム級V2戦 小西は再起戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月21日
  21. ボクシング元世界王者の山中竜が引退へ 硬膜下血腫で 朝日新聞 2018年8月24日
  22. 元王者の山中竜、あだ名がつないだ第2の人生 日刊スポーツ 2019年4月17日
  23. 元世界王者の山中竜也が現役復帰 目標はライトフライ級で10回防衛「必ず自分を超えます」 - スポニチ Sponichi Annex 格闘技”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年12月21日閲覧。
  24. (日本語) 【再起(カムバック)だ!!】ボクシング元世界王者・山中竜也の前例なき復帰に密着, https://www.youtube.com/watch?v=y7SZb54f9eU 2021年12月21日閲覧。
  25. 元世界王者の山中竜也 3年8ヶ月ぶり復帰戦TKO勝ち 婚約者と5月入籍”. ボクシングニュース (2022年3月6日). 2022年11月11日閲覧。
  26. 【ボクシング】元WBOミニマム級王者の山中竜也が判定で復帰2戦目勝利 世界王座再奪取へ前進 (2022年8月14日). 2022年8月15日閲覧。
  27. 元世界王者・山中竜の10回戦“8回打ち切り問題”でJBCが謝罪 対戦の両陣営から抗議”. スポニチ (2022年8月23日). 2022年11月11日閲覧。
  28. 元世界王者の山中竜也がWBO・AP王座獲得 L・フライ級で世界2階級制覇へ第一歩 Boxing News(ボクシングニュース)2023年5月6日

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
熊朝忠
第19代OPBF東洋太平洋ミニマム級王者

2016年11月11日 - 2017年2月2日(返上)

空位
次タイトル獲得者
京口紘人
前王者
福原辰弥
WBO世界ミニマム級王者

2017年8月27日 - 2018年7月13日

次王者
ビック・サルダール
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