田渕久美子
田渕 久美子(たぶち くみこ、1959年6月28日[1] - )は、日本の脚本家、作家。島根県益田市出身[2]。
| 田渕 久美子 たぶち くみこ | |
|---|---|
| プロフィール | |
| 誕生日 | 1959年6月28日(64歳) |
| 出身地 |
|
| 主な作品 | |
| テレビドラマ |
『彼女たちの結婚』 『ニュースの女』 『殴る女』 『さくら』 『女神の恋』 『篤姫』 『江〜姫たちの戦国〜』 『同窓生〜人は、三度、恋をする〜』 『美女と男子』 『定年女子』 |
| 映画 | 『恋する彼女、西へ。』 |
| 受賞 | |
|
第11回橋田賞(2003年) 第31回放送文化基金賞 テレビ作品賞(2005年) 韓国より『篤姫』に功労賞(2009年) | |
| その他 | |
|
島根県益田市名誉市民受章(2009年) 岐阜県飛騨市観光大使(2019年 - ) | |
矢島聰子事務所→プロダクション尾木所属。
経歴
1959年、島根県益田市生まれ。
島根県益田中学校、島根県立益田高等学校、共立女子短期大学出身[3]。雑誌社勤務、塾講師などを経験した後、プログラマーとして働きながら[3]、半年間、シナリオ専門学校(シナリオ作家協会主催のシナリオ講座)に通う。その卒業時の作品「緑」が、新藤兼人(映画監督・脚本家)に評価される。その直後の1985年、26歳の時一色伸幸から依頼を受けて、科学アニメ『ミームいろいろ夢の旅』でデビュー[3]。以来、『ニュースの女』『殴る女』などの脚本を多数執筆[3]。
2003年放送のNHK連続テレビ小説『さくら』で第11回橋田賞受賞[2]。
向田邦子新春ドラマスペシャル『冬の運動会』が第31回放送文化基金賞・テレビドラマ番組賞を受賞。その他、映画、舞台、ミュージカル、落語、狂言など多方面で活躍。
2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』は日本のみならずアジア各国(特に台湾)で大ヒットする。『朝日新聞』2019年2月2日付のbeランキング「忘れられない大河ドラマ」アンケート結果では第1位となり、韓国より『篤姫』に功労賞が贈られる。
2009年、島根県益田市名誉市民賞受賞[2]。
2011年の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の原作・脚本を手がける[2]。
2009年より2019年まで5期10年間、TBS番組審議委員を務める。
2017年より、女性の生き方を支援する『女塾』の塾長を務める。
脚本家生活33年目を迎えた2018年、作品を生み出す傍ら、新しい才能を育てることを目的に『田渕久美子脚本塾』を設立。
2019年に朝の連続テレビ小説『さくら』の舞台の一つであった岐阜県飛騨市の観光大使に就任[4]。
執筆の他、脚本塾や講演会など、多岐にわたって活動。
エピソード
- WEBマガジンエッセーの中で、自分は物忘れが激しく、ついさっき会った人の顔や、自分で書いたドラマの登場人物の名前、ドラマで取り扱った幕末や戦国時代の歴史的事実もすっかり忘れてしまうと書いている[5]。
家族
- 前夫との間にもうけた1男1女の母である。
- 1992年に結婚した最初の夫と、1999年のクリスマスイブに離婚したが、その後3年間は同居していた。
- 2006年に再婚した2番目の夫とは、大河ドラマ『篤姫』放送中の2008年10月に死別した。
作品
テレビドラマ
- ポニーテールはふり向かない(1985年、TBS)
- 女教師 伊豆の踊子殺人事件(1986年、CX)
- 恋する時間です(1986年、日本テレビ)
- おじさん改造講座(1988年、TBS)
- いのち輝いて(1989年、読売テレビ)
- 女流作家シリーズ ラブレター(1990年、TX)
- ナースステーション(1991年、TBS)
- 彼女の嫌いな彼女(1993年、日本テレビ)
- ドラマ結婚式場 花嫁介添人がゆく(1994年から1996年、関西テレビと共同テレビの共同製作)
- 勝利の女神(1996年、関西テレビ)
- 八月のラブソング(1996年、読売テレビ)
- 彼女たちの結婚(1997年、フジテレビ)
- ニュースの女(1998年、フジテレビ)
- 殴る女(1998年、フジテレビ)
- 夫についての情報(2000年、NHK)
- ブランド(2000年、フジテレビ)
- 定年ゴジラ(2000年、NHK)
- スタイル!(2000年、テレビ朝日)
- ルージュ(2001年、NHK)
- さくら(2002年、NHK連続テレビ小説 第66作)
- 女神の恋(2003年、NHK)
- 離婚弁護士(2004年、フジテレビ)
- 妻の卒業式(2004年、NHK)
- 冬の運動会(2005年、日本テレビ)
- ダイヤモンドの恋(2005年、NHK)
- 篤姫(2008年、NHK大河ドラマ 第47作)
- 江〜姫たちの戦国〜(2011年、NHK大河ドラマ 第50作)
- 同窓生〜人は、三度、恋をする〜(2014年、TBS)
- 美女と男子(2015年、NHK「ドラマ10」)[6]
- 定年女子(2017年、NHK)
- 路〜台湾エクスプレス〜(2020年、NHK 日台共同制作ドラマ)
テレビアニメ
- ミームいろいろ夢の旅(1985年、TBS)
映画
- 恋する彼女、西へ。(2008年)
舞台
落語
- 春風亭小朝落語舞台『嗤う伊右衛門』
狂言
- 耳なし芳一
作詞
- 「きみだけの道」(島根県益田翔陽高等学校校歌)
- 「つながる心」(ドラマ『路~台湾エクスプレス~』主題歌、2020年)
出演
著書
脚注
- “田渕久美子”. プロダクション尾木. 2020年11月19日閲覧。
- “田渕久美子氏に「益田市名誉市民称号」を贈呈”. 益田市ホームページ. 益田市 (2016年3月25日). 2020年11月19日閲覧。
- “対談 21世紀の「和」で人づくり地域づくり”. 島根県 (2002年). 2020年11月19日閲覧。
- “広報ひだ 2019年3月 No.182”. 飛騨市 (2019年3月). 2020年11月19日閲覧。
- Webマガジン幻冬舎: 田渕久美子 毎日が大河 第6回「忘却とは忘れ去ることなり」
- “脚本家・田渕久美子氏、ドラマ『美女と男子』の結末は「原作と違います」”. ORICON STYLE (2015年6月4日). 2015年6月7日閲覧。
- 同23日も出演予定であったが、田渕のインフルエンザ発症のためキャンセル
- 田渕脚本の大河ドラマ連動企画。『江』のあらすじ・見所を自らが語る。
外部リンク
- プロダクション尾木内プロフィール
- 田渕久美子(@kumiko_tabuchi) - Instagram
- 田渕久美子 公式ブログ - ウェイバックマシン(2016年4月23日アーカイブ分) - LINE BLOG
- 田渕久美子 OFFICIAL (@Kumiko_Tabuchi) - X(旧Twitter)