1996年の韓国シリーズ
1996年の韓国シリーズ
概要
1996年の韓国シリーズは、公式戦1位のヘテ・タイガースと同4位のプレイオフ勝者現代ユニコーンズの間で2-2-3の7戦4勝制で行われ、ヘテ・タイガースが4勝2敗で優勝した。これでヘテは3年ぶり8度目の優勝になった。
準プレイオフ、プレイオフでは、太平洋からチーム買収間もない現代ユニコーンズの快進撃が話題の中心だった。当時、韓国で三星グループと1、2を争っていた大手企業グループの現代は、球団を買収してから以前とは違うスケールの支援の他、社会人球団の現代フェニックスと契約していた選手たちを有効に活用して、戦力強化に乗り出した。そうして獲得した有望選手の1人がこの年最優秀新人の朴栽弘(パク・ジェホン)だった。朴栽弘は新人でありながら、史上初の30本塁打、30盗塁の記録を樹立する他、106打点で最優秀新人のタイトルを獲得するなど、打線の中心として活躍。貧弱だった打線に勢いをつけて、チームの公式戦での快進撃に大きく貢献した。投手陣も鄭珉台(チョン・ミンテ)、魏在永(ウィ・ジェヨン)の先発陣に故障から復活した抑えの鄭明源(チョン・ミョンウォン)の活躍で、後半戦にやや失速しながらも2年ぶりのポストシーズン復帰を果たした。
準プレイオフの相手であったハンファ・イーグルスは、具臺晟(ク・デソン)1人の力に頼ったチームだった。具臺晟は公式戦で中継ぎと抑えを問わず登板、最多勝利と最優秀救援のタイトルを同時に受賞するほどの大車輪の活躍でチームを3位に引き上げたが、準プレイオフでは初戦から味方投手陣の大量失点で登板のチャンスを掴めないまま落とし、王手をかけられた第2戦で現代の勢いを止められず負け投手になり、下位チームの現代に苦汁をなめさせられた。
| ステージ | 勝利チーム | 成績 | 星取表 | 敗戦チーム |
|---|---|---|---|---|
| 準プレーオフ | 現代ユニコーンズ(公式戦4位) | 2勝 | ○○ | ハンファ・イーグルス(公式戦3位) |
| プレーオフ | 現代ユニコーンズ(公式戦4位) | 3勝2敗 | ●●○○○ | サンバンウル・レイダース(公式戦2位) |
| 韓国シリーズ | ヘテ・タイガース(公式戦1位) | 4勝2敗 | ○●○●○○ | 現代ユニコーンズ(公式戦4位) |
準プレイオフ
第1戦 10月1日・大田ハンバッ運動場野球場
プレイオフ
第1戦 10月7日・全州公設運動場野球場
第2戦 10月8日・全州公設運動場野球場
第3戦 10月10日・仁川公設運動場野球場
第4戦 10月11日・仁川公設運動場野球場
韓国シリーズ
第1戦 10月16日・光州無等総合競技場野球場
第2戦 10月17日・光州無等総合競技場野球場
第3戦 10月19日・仁川公設運動場野球場
第4戦 10月20日・仁川公設運動場野球場
第5戦 10月22日・蚕室野球場
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