2020年甲子園高校野球交流試合

2020年甲子園高校野球交流試合(2020ねんこうしえんこうこうやきゅうこうりゅうじあい)は、2020年8月10日から8月17日までの6日間(予備日を除く)にわたって阪神甲子園球場で開催された日本高等学校野球連盟主催の交流試合[1]。日本国内で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および感染症(COVID-19)が拡大している影響で第92回選抜高等学校野球大会が中止されたことを受けて、毎日新聞社と朝日新聞社による後援の下で、同大会への出場が決まっていた全32校を甲子園球場へ招待した[1]。

2020年甲子園高校野球交流試合
試合の様子
試合日程 2020年8月10日 - 8月17日
出場校 32校
試合数 16試合
選手宣誓 川瀬堅斗(大分商)
井上朋也(花咲徳栄)
大会本塁打 3本
タイブレーク 延長10回以降
日本の高校野球

開催までの経緯

開会式の様子

日本高野連は2020年に、日本国内における新型コロナウイルスへの感染拡大を理由に、阪神甲子園球場で開催を予定していた第92回選抜高等学校野球大会・第102回全国高等学校野球選手権大会および、全国選手権大会への出場校を決める全ての地方大会を相次いで中止した。選抜大会については出場32校を決定した後(開幕1週間前の3月11日)に中止を決めたが、当時会長だった八田英二は、この日の記者会見で代替案を講じることを示唆していた。そして、6月10日の常任理事会で、「選抜大会への出場32校を甲子園球場に招待する」として各校1試合限定の交流試合を同球場で8月中旬に開催することを決めた[1][2][3]。招待校への参加可否の確認を経て、7月8日にオンライン方式で抽選会を開催。

例年の選手権本大会と同じ時期(8月中旬)の開催に至った背景には、毎日新聞社(選抜大会の主催社・選手権大会の後援社)、朝日新聞社(選手権大会の主催社・選抜大会の後援社)、阪神甲子園球場などに加えて、日本プロ野球(NPB)の阪神タイガース(阪神甲子園球場を本拠地に使用する球団)も全面的に協力したことが挙げられる。

NPBでは、新型コロナウイルスへの感染拡大の影響でレギュラーシーズンの開幕を3月20日から6月19日に延期したことに伴って、延期前に決まっていたシーズンの日程を大幅に組み直した。阪神タイガースは日程の組み直しに際して、8月中旬に甲子園球場を(二軍を含む)主催公式戦(ホームゲーム)や練習に使用しないことを決定。一軍の試合日程については、例年の全国選手権大会期間前後の「夏季ロード」と同じく、「関西圏以外の球場でのビジターゲームの合間に京セラドーム大阪でのホームゲームをはさむ」という日程に変更した。このような措置によって、交流試合の会場に甲子園球場を充てることが可能になった。

招待校

試合結果

第1日

8月10日:第1試合(試合開始:10時4分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
大分商 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 5 2
花咲徳栄 3 0 0 0 0 0 0 0 X 3 8 1
  1. [大]:川瀬(8回)
  2. [花]:髙森(9回)
  3. 審判
    [球審]尾崎
    [塁審]前坂・中西・髙田
  4. 試合時間:2時間14分
大分商
打順守備選手
1[中]渡邊温人(3年)
2[右]井田航太(3年)
3[遊]岩﨑竜也(3年)
4[捕]末田龍祐(3年)
5[左]三代祥貴(2年)
打吉田海音(3年)
6[投]川瀬堅斗(3年)
7[一]上野英暉(3年)
8[二]千々和斗夢(3年)
9[三]神田泰佑(3年)
花咲徳栄
打順守備選手
1[中]南大輔(3年)
2[二]田村大哉(3年)
3[遊]浜岡陸(2年)
4[三]井上朋也(3年)
5[捕]中井大我(3年)
6[左]渡壁幸祐(3年)
7[右]飛川征陽(2年)
走右大里侑也(3年)
走廣澤瑠衣(3年)
右横溝文太(3年)
8[投]髙森陽生(3年)
9[一]栗島駆(3年)
打南雲壱太(3年)
一秋山貫太(2年)
8月10日:第2試合(試合開始:13時3分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
鳥取城北 1 0 0 0 0 0 0 4 0 5 11 1
明徳義塾 0 1 0 0 1 0 0 2 2x 6 3 0
  1. [鳥]:松村(6回)、阪上(2回)、中川(0回2/3)、阪上(0回0/3)
  2. [明]:新地(7回1/3)、代木(1回2/3)
  3. 審判
    [球審]大槻
    [塁審]永井・山本・金丸
  4. 試合時間:2時間27分
鳥取城北
打順守備選手
1[右]中畑中未来翔(2年)
2[二]岡本京太郎(3年)
3[左]右河西威飛(3年)
4[一]吉田貫汰(3年)
5[捕]安保龍人(3年)
6[三]構優人(3年)
7[遊]藤元和虎(3年)
8[投]松村亮汰(3年)
投右投阪上陸(3年)
9[中]石原夢也(3年)
打武元翔吾(3年)
投中川央(3年)
左山根琉滉(3年)
明徳義塾
打順守備選手
1[中]奥野翔琉(3年)
2[三]合田涼真(3年)
3[捕]鈴木大照(3年)
4[一]新澤颯真(3年)
5[右]元屋敷大誠(3年)
6[左]玉城琉(3年)
7[遊]米崎薫暉(2年)
8[二]今釘勝(3年)
9[投]新地智也(3年)
投代木大和(2年)
打竹下慶(3年)

第2日

8月11日:第1試合(試合開始:10時2分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
広島新庄 0 0 0 2 1 0 0 1 0 4 11 2
天理 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 6 0
  1. [広]:秋田(6回)、秋山(3回)
  2. [天]:庭野(8回)、達(1回)
  3. 審判
    [球審]北田
    [塁審]小林・大上・三宅
  4. 試合時間:2時間2分
広島新庄
打順守備選手
1[二]大可尭明(2年)
2[三]濵岡琉人(3年)
3[右]下志音(3年)
4[一]杉井秀斗(3年)
5[左]野﨑愛斗(3年)
6[中]明光竜之介(3年)
7[遊]瀬尾秀太(2年)
8[捕]賀谷夢斗(3年)
9[投]秋田駿樹(3年)
投秋山恭平(2年)
天理
打順守備選手
1[三]下林源太(3年)
2[捕]山元太陽(3年)
3[一]河西陽路(3年)
4[中]山地裕輔(3年)
5[右]河村拓民(3年)
6[左]田中勝大(3年)
7[二]田中輝希(3年)
8[投]庭野夢叶(3年)
走堀内太陽(2年)
投達孝太(2年)
9[遊]杉下海生(2年)
打山田孝徳(3年)
8月11日:第2試合(試合開始:12時46分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
平田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0
創成館 0 0 1 0 0 0 1 2 X 4 10 0
  1. [平]:古川(7回2/3)、高橋(0回1/3)
  2. [創]:白水(5回)、坂口(3回)、前田(1回)
  3. 審判
    [球審]吉岡
    [塁審]土井・黒羽・金岡
  4. 試合時間:2時間6分
平田
打順守備選手
1[遊]保科陽太(3年)
2[左]都田明日生(2年)
打福田祥平(3年)
3[中]坂田大輝(3年)
打岡楓斗(3年)
4[投]三古川雅也(3年)
走松本拓夢(2年)
5[三]投高橋大樹(3年)
打金山翔大(3年)
6[捕]三島毅輔(3年)
7[右]清水涼太(2年)
8[一]若林舜大(2年)
9[二]黒田泰司(3年)
創成館
打順守備選手
1[中]田中雄大(3年)
中松田一斗(3年)
2[遊]松尾力基(3年)
3[左]二日一涼介(3年)
4[右]猿渡颯(3年)
5[一]長田雄生(3年)
一上原祐士(3年)
6[捕]浦邊駿太郎(3年)
打捕中庭永勝(3年)
7[二]矢野流々希(3年)
二真鍋仁(3年)
8[三]照屋寧生(3年)
走三江原叶琉(3年)
9[投]白水巧(3年)
打江本景士郎(3年)
投坂口英幸(3年)
打岩﨑聖英(3年)
投前田泰志(3年)
8月11日:第3試合(試合開始:15時35分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
明豊 1 2 0 0 0 0 1 0 0 4 9 1
県岐阜商 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 7 5
  1. [明]:若杉(7回)、楠(1回)、太田(1回)
  2. [岐]:野崎(1回2/3)、松野(3回1/3)、森(4回)
  3. 本塁打
    [岐]:佐々木
  4. 審判
    [球審]美野
    [塁審]宅間・大屋・野口
  5. 試合時間:2時間15分
明豊
打順守備選手
1[右]狭間大暉(3年)
打右山田昭太(3年)
右古川達(3年)
2[遊]宮川雄基(3年)
3[中]布施心海(3年)
4[左]小川聖太(3年)
三竹本凪海斗(3年)
三川原颯起(3年)
5[一]廣次康生(3年)
一左野上真叶(3年)
6[三]中村洸斗(3年)
打為藤隆心(3年)
三幸修也(2年)
打一居谷匠真(3年)
7[二]中尾圭(3年)
8[捕]賀来竜馬(3年)
9[投]若杉晟汰(3年)
打奥城幹人(3年)
投楠周弥(3年)
投太田虎次郎(2年)
県岐阜商
打順守備選手
1[二]多和田尚旗(3年)
二山本晃楓(2年)
2[遊]服部圭吾(3年)
中神川真之介(3年)
3[三]佐々木泰(3年)
4[捕]髙木翔斗(2年)
5[右]佐竹秀也(3年)
6[中]左岩田涼(3年)
7[左]廣部嵩典(2年)
投森大河(3年)
8[一]宇佐美佑典(2年)
9[投]野崎慎裕(2年)
投遊松野匠馬(2年)
打塚原大河(3年)
走遊石原英弥(2年)

第3日

8月12日:第1試合(試合開始:10時2分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
智弁学園 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 5 3
中京大中京 3 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 4 7 2
  1. [智]:西村(9回1/3)
  2. [中]:髙橋(10回)
  3. 審判
    [球審]乗金
    [塁審]金丸・髙田・山本
  4. 試合時間:2時間26分
智弁学園
打順守備選手
1[遊]三田智也(3年)
2[中]白石陸(3年)
3[右]大橋誠斗(3年)
4[左]前川右京(2年)
走左植垣洸(2年)
5[一]今﨑圭秦(3年)
6[三]山下陽輔(2年)
7[二]浦谷直弥(3年)
走荒川翔太(3年)
二錦織拓馬(3年)
8[捕]佐藤尊将(3年)
打山﨑空雅(3年)
捕田上拓磨(3年)
9[投]西村王雅(2年)
中京大中京
打順守備選手
1[中]西村友哉(3年)
2[二]中嶌優(3年)
3[遊]中山礼都(3年)
4[捕]印出太一(3年)
5[一]吉田周平(3年)
6[左]南谷雅貴(3年)
7[右]杉浦文哉(3年)
打岩原悠馬(3年)
右前田識人(3年)
8[投]髙橋宏斗(3年)
9[三]村上遼雅(3年)
8月12日:第2試合(試合開始:13時10分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
鹿児島城西 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 9 1
加藤学園 0 0 0 0 0 1 0 2 X 3 7 2
  1. [鹿]:八方(7回2/3)、前野(0回1/3)
  2. [加]:肥沼(9回)
  3. 本塁打
    [加]:杉山
  4. 審判
    [球審]中西
    [塁審]西貝・井狩・永井
  5. 試合時間:1時間54分(中断:6分)
鹿児島城西
打順守備選手
1[二]林誠人(2年)
2[遊]乗田元気(2年)
3[中]板敷政吾(2年)
投前野将輝(3年)
4[投]中八方悠介(3年)
5[捕]池山聖悟(3年)
打上山黎也(3年)
6[左]古市龍輝(3年)
打砂川侑弥(3年)
7[一]原田高光(3年)
8[右]田代優晟(3年)
打上原渉扇(3年)
9[三]長隆稀(2年)
加藤学園
打順守備選手
1[遊]太田圭哉(1年)
2[三]杉山尊(3年)
3[二]大村善将(3年)
4[左]植田颯斗(2年)
5[一]勝又友則(3年)
一杉本陽哉(2年)
6[捕]雨宮快成(2年)
7[投]肥沼竣(3年)
8[中]佐野陸斗(2年)
9[右]杉本敏(3年)

第4日

8月15日:第1試合(試合開始:10時3分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
履正社 2 6 0 0 0 0 1 0 1 10 11 1
星稜 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 6 2
  1. [履]:岩崎(9回)
  2. [星]:荻原(2回)、野口(5回)、安土(2回)
  3. 審判
    [球審]美野
    [塁審]土井・前坂・大屋
  4. 試合時間:2時間10分
履正社
打順守備選手
1[二]池田凛(3年)
2[中]中田陽志(3年)
3[三]小深田大地(3年)
4[捕]関本勇輔(3年)
5[右]大西蓮(3年)
6[左]両井大貴(3年)
7[遊]一弓埜祥太郎(3年)
8[一]島野圭太(3年)
遊中原雄也(3年)
9[投]岩崎竣典(3年)
星稜
打順守備選手
1[遊]出村夢太(2年)
2[右]倉知由幸(3年)
3[中]中田達也(2年)
4[捕]内山壮真(3年)
5[三]知田爽汰(3年)
6[左]今井秀輔(3年)
走吉田竣希(2年)
左松本笙(3年)
7[二]街道陸(3年)
投安土慶(3年)
打笠井昴己(3年)
8[投]荻原吟哉(3年)
打田岡宏基(3年)
投野口練(2年)
打二林大陸(3年)
9[一]花牟禮優(3年)
一高木宏望(3年)
8月15日:第2試合(試合開始:12時57分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
磐城 0 2 0 0 0 1 0 0 0 3 9 1
国士舘 0 0 3 0 0 1 0 0 X 4 9 0
  1. [磐]:沖(8回)
  2. [国]:中西(9回)
  3. 審判
    [球審]金丸
    [塁審]山本・西貝・中西
  4. 試合時間:1時間56分
磐城
打順守備選手
1[右]竹田洋陸(3年)
走白土遥也(3年)
二今野颯良(2年)
打栁澤諄(2年)
2[左]清水真岳(3年)
3[遊]市毛雄大(3年)
4[捕]岩間涼星(3年)
5[一]小川泰生(3年)
6[二]中草野凌(3年)
7[三]首藤瑛太(2年)
8[投]沖政宗(3年)
9[中]馬上斗亜(3年)
打右樋口将平(3年)
国士舘
打順守備選手
1[左]水村颯一郎(3年)
2[二]伊藤優(3年)
3[三]清水武蔵(2年)
4[一]黒澤孟朗(3年)
5[右]齋藤光瑠(3年)
6[遊]鎌田州真(3年)
7[捕]吉田健吾(3年)
8[投]中西健登(3年)
9[中]門田朋也(3年)
8月15日:第3試合(試合開始:15時37分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
仙台育英 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 9 0
倉敷商 0 0 0 1 1 1 3 0 X 6 12 2
  1. [仙]:向坂(6回1/3)、伊藤(0回2/3)、阿部(0回0/3)、笹倉(1回)
  2. [倉]:福家(3回0/3)、永野(6回)
  3. 審判
    [球審]北田
    [塁審]黒羽・金岡・倉谷
  4. 試合時間:2時間46分
仙台育英
打順守備選手
1[二]田中祥都(3年)
2[左]一宮本拓実(3年)
3[中]佐々木涼(3年)
4[遊]入江大樹(3年)
5[一]投笹倉世凪(2年)
6[投]向坂優太郎(3年)
投伊藤樹(2年)
投阿部恋(3年)
左相澤諒(3年)
7[右]吉野蓮(2年)
右松本京太郎(3年)
8[捕]木村航大(2年)
打金子紫温(3年)
捕吉原瑠人(3年)
打石川汰一(3年)
9[三]鈴木誠達(3年)
倉敷商
打順守備選手
1[一]石川陸(3年)
2[遊]原田将多(3年)
3[左]淺野大器(3年)
右西村俊佑(3年)
4[中]福島大輝(3年)
5[捕]田村幸哉(3年)
6[投]三福家悠太(3年)
7[右]洙田大輝(3年)
打岸本晴斗(3年)
左森秀悟(3年)
8[三]山下周太(2年)
投永野司(2年)
9[二]山本完次(3年)

第5日

8月16日:第1試合(試合開始:10時3分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
桐生第一 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 5 0
明石商 0 0 0 0 0 2 0 1 X 3 7 1
  1. [桐]:宮下(6回)、蓼原(2回)
  2. [明]:中森(9回)
  3. 審判
    [球審]乗金
    [塁審]堅田・尾崎・野口
  4. 試合時間:2時間7分
桐生第一
打順守備選手
1[遊]飯塚一樹(3年)
2[中]曽我一瑳(3年)
3[三]廣瀬智也(3年)
4[一]中島優月(3年)
5[右]工藤ジョエル(3年)
打福士信晃(3年)
6[捕]星野綜汰(3年)
7[左]加藤真樹朗(3年)
打大澤直弥(3年)
左川端琉真(3年)
8[二]鈴木陵斗(3年)
二髙畑寛大(3年)
9[投]宮下宝(3年)
投蓼原慎仁(3年)
明石商
打順守備選手
1[中]来田涼斗(3年)
2[三]宮城光伸(3年)
3[左]河野佑哉(3年)
走嶋谷蒼(3年)
左川上桂慎(3年)
4[一]福本綺羅(2年)
5[遊]井上隼斗(3年)
6[右]植本拓哉(3年)
打右山口瑛史(3年)
7[二]福井雄太(3年)
8[捕]名村康太郎(3年)
走伊崎太玖翔(3年)
捕西田陸人(2年)
9[投]中森俊介(3年)
8月16日:第2試合(試合開始:12時52分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
帯広農 0 2 1 0 1 0 0 0 0 4 9 4
健大高崎 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 8 1
  1. [帯]:井村(6回)、水上(3回)
  2. [健]:下(4回)、長谷川(1回)、朝井(2回)、橋本拳(1回)、鈴木(1回)
  3. 審判
    [球審]吉岡
    [塁審]田中・小林・大上
  4. 試合時間:1時間50分
帯広農
打順守備選手
1[三]西川健生(2年)
2[遊]佐伯柊(2年)
3[投]右井村塁(3年)
4[一]前田愛都(3年)
5[右]投水上流暢(3年)
6[中]菅結汰(3年)
7[捕]村中滉貴(2年)
8[二]田中竜雅(3年)
打梶祐輔(3年)
二江森誠祥(3年)
9[左]谷口純也(2年)
健大高崎
打順守備選手
1[三]山畑陸(3年)
2[二]橋本脩生(3年)
3[中]戸澤昂平(3年)
4[一]木川玲(3年)
5[右]山本遼哉(3年)
右伊計清矢(3年)
6[左]古滝友哉(3年)
7[遊]中田隼哉(3年)
8[捕]戸丸泰吾(3年)
9[投]下慎之介(3年)
投長谷川秀(3年)
打玉榮優磨(3年)
投朝井優太(3年)
打安齋駿斗(3年)
投橋本拳汰(3年)
投鈴木威琉(3年)
打仲祐太(3年)
8月16日:第3試合(試合開始:15時24分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
鶴岡東 1 0 2 0 1 0 0 1 0 5 8 3
日本航空石川 2 1 0 0 0 0 0 0 0 3 6 2
  1. [鶴]:阿部(7回)、太田(2回)
  2. [日]:嘉手苅(5回)、田中(4回)
  3. 審判
    [球審]大屋
    [塁審]三宅・北田・井狩
  4. 試合時間:2時間25分
鶴岡東
打順守備選手
1[二]山路将太郎(3年)
2[中]野川大輔(3年)
3[一]馬場和輝(3年)
4[右]鈴木喬(3年)
5[左]吉田陸人(3年)
左齋藤翔太朗(3年)
6[遊]小林三邦(3年)
7[三]伊藤颯(3年)
8[投]阿部駿介(3年)
打折原登生(3年)
投太田陽都(3年)
9[捕]北原晴翔(3年)
日本航空石川
打順守備選手
1[二]井口太陽(3年)
2[三]天羽柊人(3年)
打中石井幸希(2年)
3[中]左中村京史(3年)
4[右]小川純明(3年)
5[一]毛利水樹(3年)
6[捕]中谷仁人(3年)
7[左]竹下樹(3年)
三渡邉直斗(3年)
打杉本真紀人(3年)
8[投]嘉手苅浩太(3年)
投田中颯希(3年)
打遠藤大志(3年)
9[遊]城田凌介(3年)

第6日

8月17日:第1試合(試合開始:10時1分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
東海大相模 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 3 2
大阪桐蔭 1 0 0 0 0 0 1 2 X 4 9 0
  1. [東]:石田(7回)、笠川(0回1/3)、諸隈(0回2/3)
  2. [大]:藤江(7回)、松浦(2回)
  3. 審判
    [球審]前坂
    [塁審]宅間・吉岡・金丸
  4. 試合時間:1時間56分
東海大相模
打順守備選手
1[中]鵜沼魁斗(3年)
2[遊]三山村崇嘉(3年)
3[二]加藤響(3年)
4[左]西川僚祐(3年)
5[三]吉沢悠佑(3年)
遊大塚瑠晏(2年)
6[捕]神里陸(3年)
7[一]茂谷光(3年)
8[右]河邉壮太(3年)
右松本陵雅(3年)
9[投]石田隼都(2年)
打門馬功(2年)
投笠川洋介(3年)
投諸隈惟大(3年)
大阪桐蔭
打順守備選手
1[中]池田陵真(2年)
2[二]加藤巧也(3年)
3[一]西野力矢(3年)
4[左]船曳烈士(3年)
走左浅野駿(3年)
5[捕]吉安遼哉(3年)
6[右]上野海斗(3年)
7[三]宮下隼輔(2年)
打仲三河優太(3年)
走野間翔一郎(2年)
三藪井駿之裕(3年)
8[遊]伊東光亮(3年)
9[投]藤江星河(2年)
打増田和希(3年)
投松浦慶斗(2年)
8月17日:第2試合(試合開始:12時39分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
智弁和歌山 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 9 0
尽誠学園 1 5 0 2 0 0 0 0 X 8 13 1
  1. [智]:大林(1回1/3)、池田(1回2/3)、矢田(2回)、小林樹(3回)
  2. [尽]:村上(7回)、谷口(1回)、仲村(1回)
  3. 審判
    [球審]髙田
    [塁審]大上・美野・黒羽
  4. 試合時間:2時間3分
智弁和歌山
打順守備選手
1[遊]細川凌平(3年)
2[二]綾原創太(3年)
3[中]宮坂厚希(2年)
4[右]德丸天晴(2年)
5[一]川上珠嵐(3年)
6[左]角井翔一朗(2年)
左小林白彪(3年)
7[捕]石平創士(2年)
捕宇井治都(3年)
8[投]大林優平(3年)
投池田泰騎(3年)
打髙嶋奨哉(2年)
投矢田真那斗(3年)
打大仲勝海(2年)
投小林樹斗(3年)
9[三]平田晃将(3年)
打三畑脩平(3年)
尽誠学園
打順守備選手
1[二]菊地柚(3年)
2[中]井脇将誠(3年)
3[右]福井駿(3年)
4[遊]投仲村光陽(3年)
5[三]宝来真己(3年)
6[投]一村上侑希斗(3年)
7[一]川﨑風汰(3年)
投谷口颯汰(2年)
遊杉山叶也(3年)
8[捕]橘孝祐(3年)
9[左]福島武颯士(3年)
8月17日:第3試合(試合開始:15時27分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
山梨学院 0 1 0 1 0 3 1 2 0 8 11 0
白樺学園 1 0 0 0 1 0 0 0 1 3 10 1
  1. [山]:川口(4回0/3)、古川(5回)
  2. [白]:片山(5回)、岩田(1回)、坂本武(1回1/3)、葛西(1回1/3)、奥村(0回1/3)
  3. 本塁打
    [白]:川波
  4. 審判
    [球審]永井
    [塁審]井狩・乗金・金岡
  5. 試合時間:2時間30分
山梨学院
打順守備選手
1[三]一橘田陸斗(3年)
2[二]功刀史也(3年)
3[左]岩田悠聖(1年)
打左役田翔(2年)
4[捕]栗田勇雅(3年)
5[右]才津紘大(3年)
6[遊]小吹悠人(3年)
7[一]河野修慈(3年)
三相澤秀光(1年)
8[中]外川温大(3年)
打中渡邉嵩馬(3年)
打山元丈輝(2年)
走志村佳樹(3年)
中松村駿(3年)
9[投]川口龍己(1年)
投古川秀将(1年)
白樺学園
打順守備選手
1[左]川波瑛平(3年)
2[右]細谷脩有(3年)
3[二]宮浦柚基(3年)
4[投]一片山楽生(3年)
投奥村柊斗(3年)
5[遊]二ツ森学(3年)
6[三]宍倉隆太(2年)
7[中]玉置健士郎(3年)
打中佐々木大成(2年)
8[捕]業天汰成(3年)
打青木剛人(3年)
9[一]投岩田拳弥(3年)
打菊地一成(1年)
投坂本武紗士(3年)
投一葛西凌央(2年)
打安藤優汰(2年)

実施概要

第92回選抜大会への出場を予定していた32校を日本高野連が招待したうえで、8月10日 - 12日および15日 - 17日の期間中に、招待校1校につき対抗試合を1試合ずつ(合計16試合)実施する(13、14、18、19日を予備日に設定)[1]。

  • 原則として無観客で開催[1]。招待校に対しては、新型コロナウイルスへの感染防止策(マスクの着用など)を講じることを前提に、控え部員、部員の保護者・家族(部員1人につき5人以内)、野球部指導者の家族(1人につき5人以内)、教職員に限って、自校の試合の観戦を認める。NPB球団のスカウトについても、「招待校の3年生部員の進路を保証する」との観点から、人数を制限したうえで入場を許可する[4]。
    • 招待校については、上記の条件に該当しない生徒の観戦を認めていないほか、該当する関係者にも大声や楽器による応援の自粛を求めている。
      • ただし、甲子園球場の外野スタンド下に設けられている甲子園歴史館は、交流試合の期間中も無休で開館。高校生が在学校の学生証を受付で提示した場合には、通常は「おとな料金」として扱われる入館料から半額を差し引く(「こども料金」を適用する)ほか、交流試合前後の期間(8月4 - 30日)に「高校野球特別展 甲子園をめざした球児たち」を開催している。
    • 上記の条件に該当する関係者の観戦場所については、内野スタンドで社会的距離を十分に確保したエリア(バックネット裏の銀傘の下など)を招待校ごとに指定。エリア内における校名入り横断幕の掲示も条件付きで認めているが、アルプススタンドや外野スタンドについては、例年の選抜大会・選手権本大会と違って一切開放しない。
      • このような事情から、選抜大会・選手権本大会では恒例になっているスタイルの応援(出場校・協力校の吹奏楽部・チアリーディングチーム・応援団によるアルプススタンドでの応援など)が、交流試合では一切認められなかった。一部の招待校(大阪桐蔭・東海大相模など)の吹奏楽部やチアリーディングチームは、自校の試合中に校内でアルプススタンドさながらの応援・演奏を披露するとともに、その模様を映した動画のライブ配信をYouTubeなどで実施している[5]。
    • ベンチ入りが可能な登録部員・指導者や上記の関係者から新型コロナウイルスへの感染が確認された場合には、主催者から緊急対策本部を設置することを決めていた[4]。上記の関係者に対しても、感染や感染者との濃厚接触が確認場合に追跡調査を実施することを前提に、入場券の裏面に氏名と座席番号を明記することを要請。退場時には、入場券を入場者からすべて回収する[6]。
  • 組み合わせについては、7月8日の抽選会で決定。ただし、例年の選抜大会・選手権本大会と違って、招待各校の主将は全員オンラインを通じて抽選会に参加した[1]。
    • 1日あたりの試合数を3試合以内、第1試合の開始時刻を午前10時以降に設定。中止となった第102回全国高等学校野球選手権地方大会の代替となる大会として、都道府県・地区高校野球連盟が主催する独自大会が全都道府県で開催されていることを踏まえて、交流試合と独自大会の期間が重複する都道府県・地区の招待校については、交流試合にも独自大会にも出場できるように試合の日程を調整した。
      • 招待校のうち、花咲徳栄と県岐阜商では、硬式野球部以外の学校関係者が新型コロナウイルスに感染していることが交流試合の開幕前(7月下旬)に判明した(県岐阜商のみ独自大会への出場を辞退)[7][8]。ただし両校とも、硬式野球部の責任教師(部長)から日本高野連への報告を経て、交流試合への参加が認められた[9]。なお、招待される32校から辞退校が出た場合には、第92回選抜大会の補欠校を、選考時点での候補順に招待することになっていた。
  • 最終学年である3年生部員を1人でも多く参加させることへの配慮から、招待校1校当たりのベンチ入り登録部員の上限を、例年の選抜大会・選手権本大会(いずれも18人)から20人に拡大[1]。その一方で、1校当たりの招待人数を合計30人以内(責任教師、監督、選手20人、記録員1人、ノッカー1人、補助員5人、校長または校長に準じる者1人)に限定する。
    • 第92回選抜大会の中止が決まった後に監督を交代している磐城と広島新庄については、前任(選抜大会への出場決定時点)の監督に「令和2年度大会参加資格規定」を適用することによって、以下の条件でチームへの帯同を認める。
      • 磐城の前任監督・木村保は、福島県教育委員会に採用された現役の数学教諭でもあるため、4月1日付の人事異動によって福島県立福島商業高等学校へ赴任した。赴任後は硬式野球部の顧問や福島県高等学校野球連盟の副理事長を務めているが、両校の校長による許可[10][11] の下で、対国士舘戦の試合前練習にノッカーとして7分間参加した[12]。ただし、試合中のベンチ入りまでは認められていなかったため、試合の指揮を後任監督の渡辺純(木村と同じ磐城高校硬式野球部のOB)に委ねていた[13]。
      • 広島新庄の前任監督・迫田守昭は、3月31日付で同校の監督を退任。在任中は教員として勤務していなかったが、同校の校長から交流試合限定でチームの指揮を委嘱された場合には、監督としてベンチに入ることを認める方針を日本高野連が示していた。前述した木村と同様に、試合前練習のノッカーを務める余地も残していた[10] が、実際には後任監督の宇多村聡(迫田監督時代のコーチ)が試合の指揮を執った。
    • 交流試合で県岐阜商と対戦した明豊は、「勝つための戦略」という監督の方針で、ベンチ入り部員20名を全員出場させた。選抜大会・選手権本大会を含めた甲子園球場での高校野球の試合では初めての事例[14] で、他の招待校でも、第92回選抜大会への出場決定時点ではベンチ入り(登録)を予定していなかった部員の登録や出場が相次いだ。
  • 大会の運営経費については、例年の選抜大会・選手権本大会ほどの入場料収入を見込めないことから、日本高野連の積立金を充てる[1]。
  • 例年の選抜大会・選手権本大会と同じく、第1試合では毎日、甲子園球場のある兵庫県西宮市内在住の小学生(少年野球チームに所属する選手)1名が始球式を務める。
  • 試合中に登板した投手については、日本高野連が2020年春の公式戦から投手への投球数制限(直近1週間の登板試合での総投球数が500球以内)を設けていることに伴って、登板中の投球数を甲子園球場の電光掲示板にリアルタイムで表示(同球場では第92回選抜大会からの開始を予定していた)。直近の6日間で公式戦に登板した投手を擁する招待校が臨む試合では、試合前のメンバー表交換の際に、当該投手が試合中に投球できる残りの球数を対戦校の監督・球審と共に確認する[15]。また、日本高野連が第92回選抜大会からの導入を予定していた申告故意四球制度(申告敬遠)を、甲子園球場を使用する高校野球の公式戦としては初めて適用する[注釈 1]。
  • 招待校の選手や指導者に向けた熱中症対策の一環として、日本高野連の主催による甲子園球場での公式戦では初めて、ホワイトカラー(白一色)のスパイクを使用することを認める(当初は第92回選抜大会から認める予定だった)。日本高野連および各都道府県・地区の高等学校野球連盟主催の公式戦で選手・指導者が使用するスパイクについて「表面は黒一色で、エナメルおよび光沢のある素材は使用できない」と定めていた高校野球用具の使用制限を、日本高野連が2020年度から緩和したことに伴う措置で、黒一色のスパイクを履く選手と白一色のスパイクを履く選手が同じチームで混在することも認める[17][18]。
  • 9回裏までに決着が付かなかった試合では、延長10回表の攻撃からタイブレークを適用する。当初は9回裏で試合を打ち切ったうえで引き分けとして扱う予定だった[19] が、6月17日開催の第1回実行委員会で「勝敗を決めたうえで(勝利校の選手に阪神甲子園球場のグラウンド上で)校歌を聞かせてあげたい」という意見が実行委員から挙がったことを受けて、引き分けを無くす方針に変更した[20]。
  • 招待校における新型コロナウイルスへの感染拡大を防止すべく、例年の選抜大会・選手権本大会と違って、以下の方針を立てている。
    • 招待校の宿泊については、試合前日・当日の2泊までにとどめる一方で、宿泊費を主催者が負担。阪神甲子園球場の近隣に在所する招待校に対しては、1泊や日帰りなどの対応も認める[1][21]。
      • 宿舎では可能な限り、1人につき1室を確保。ビュッフェ形式での食事の提供や、大浴場の利用を避けることも求める[22]。
    • 宿舎のある大阪地区への移動に際しては、次のように手段を限定する[21]。
      • 北海道と東北地区の招待校が、航空機や鉄道などの公共交通機関で移動した場合には、移動に要した運賃を主催者が支給。対象校が大阪へ到着した際には、主催者が貸切バスを用意したうえで、帰郷の途に就くまで配車する[21]。
      • 関東地区以西の招待校については、公共交通機関を使用せず、地元のバス会社から独自に借り切ったバス1台で大阪まで移動する[21]。
        • ただし、大分商業の選手・指導者は、同校から大阪までの移動に新幹線を乗り継ぐことが日本高野連から認められていた。開幕試合への出場を控えた選手が、同校から片道で9時間を要するバス移動で疲労する可能性に配慮したことによる[23]。
    • 招待校の選手には、練習や試合で屋外のグラウンドに出ている時間帯を除いて、マスクの着用を義務付ける。監督・部長・記録員については、自校の試合中にもベンチ内で着用させる[24]。
    • 交流試合に勝利したチームには、例年の選抜大会・選手権本大会と同じく、本塁付近にベンチ入りの全選手・記録員が整列しての校歌斉唱を認める。ただし、大声での斉唱を禁止するほか、整列中には隣の選手との間隔を例年より広く取ることを求める[25]。その一方で、選抜大会・選手権本大会と同じく、試合の1回裏終了後には先攻校、2回表終了後には後攻校の校歌を収録した音源を甲子園球場内に流している。校歌の音源については、選抜大会と同様に、招待校から提出された音源を使用。
    • 試合が終わるたびにベンチ内を消毒する関係で、試合間のインターバルゾーンを、例年の選抜大会・選手権本大会より長い40分間に設定。第2・第3試合に出場する招待校の関係者は、消毒作業が完了してから入場を認める。また、インターバルゾーンで消毒の時間を優先的に確保せざるを得ないことから、試合後にベンチ前で選手が土を集める行為を禁止。阪神甲子園球場のグラウンド整備を担当する阪神園芸からの協力で、試合を開催しない時間帯に土を採取したうえで、採取した土を閉幕後に招待校のベンチ入り部員全員へ贈呈している[25][26]。
  • 交流試合や招待校関連の取材を希望する報道陣に対しては、甲子園球場への入場口(関係者入場口)を通常の6号門(本塁後方)から8号門(三塁側付近)へ変更したうえで、8号門からの入場時にサーモグラフィーと検温で体温をチェック。受付で所属媒体と氏名を記録させるほか、運営関係者による検温で37.5度以上の体温が計測された場合には、入場を認めない。入場が認められた場合にも、マスクの着用を義務付けたうえで、以下の方法に沿った取材を求めている[27]。
    • 試合への観戦が認められた保護者やスカウトには、場内で直々に接触せず、電話を通じて取材する。
    • 試合後のインタビューについては、監督と(試合での活躍選手や主将から1校につき1名が指名される)選手に限って、従来の選抜大会・選手権本大会と同様に、1階の関係者通路内の一部を「インタビューゾーン」としてテレビ・ラジオ中継や報道素材向けに使用。試合の中継・ライブ配信を担当するNHK・朝日放送テレビ・毎日放送のアナウンサーが、社会的距離を保ちながら、報道陣を代表してインタビュアーを交互に担当する。
    • インタビューに指名されなかった選手や、「インタビューゾーン」での取材を終えた監督・選手への個別取材については、空調設備が整っている球場内通路(有観客試合の開催時に一般客へ開放される本塁後方の2階通路)のコンコースへ特別に設けた取材ゾーンでのみ、社会的距離の維持やマスクの着用などを条件に認める。新型コロナウイルスへの集団感染(クラスター)発生の一因とされる「三密」の環境を誘発しかねないほど「インタビューゾーン」の周辺が狭い一方で、球場内通路全体が「空気の通り道」と重なって換気しやすいことや、無観客での開催に伴ってコンコース沿いの売店・飲食店が休業していることによる[24]。
  • 8月10日の開会式には、開幕戦に出場する花咲徳栄と大分商の選手のみ参加。他の招待校による入場行進や参加が見送られたため、全招待校から寄せられた登録部員の集合写真を、試合の日程順による校名紹介のアナウンスに合わせてスコアボードへ映し出す演出を施した。その際の楽曲には、通常の選手権大会での「大会行進曲」(曲:山田耕筰)や歌謡曲のアレンジである選抜大会入場曲(当該年は「パプリカ」、曲:米津玄師)を使用せず「若い力」(曲:高田信一)が用いられた。
    • 実際には、入場行進以外にも、吹奏楽による演奏・伴奏や現役の高校生(選抜大会の場合には前年のNHK杯全国高校放送コンテスト優勝者)によるグラウンド上の司会・進行などが見送られた。その一方で、従来の選抜大会・選手権本大会と同じく、阪神甲子園球場のスコアボード上に国旗を掲揚する儀式を実施。主催者代表や来賓による挨拶については、交流試合実行委員長(日本高野連の八田会長)の挨拶のみ、ホームベースの後方に仮設された演壇で執り行われた[28]。
    • 開会式を締めくくる演壇付近での選手宣誓については、組み合わせ抽選会を通じて出場校の主将から1名が指名される選抜大会・選手権本大会と違って、花咲徳栄・大分商の主将が共同で臨んだ。
  • 閉会式の開催は見送られたが、最終戦(8月17日の第3試合・白樺学園対山梨学院戦)の終了後に、両校の登録部員・指導者による立ち会いの下でスコアボードから国旗を降納。降納の最中には、開会式と同様に、全招待校の集合写真をスコアボードへ映し出していた。

実際には、招待校や運営の関係者から、期間中に新型コロナウイルスへの感染や感染者との濃厚接触が確認されなかった。さらに、期間を通じて好天に恵まれたことから、予備日を一切活用することなく全日程を終了した。この結果を受けて、日本高野連の八田会長は、「新型コロナウイルスと共存する社会での高校野球(公式戦や大会の)運営に向けて、貴重な経験を積むことができました」というコメントを閉幕の当日(8月17日)に発表[6]。招待校の選手に対しては、「充実した交流試合」との表現でプレーを称賛するとともに、「第92回選抜大会の中止を発表した時に掲げた『何とか機会を見付けて甲子園(球場)の土を踏ませてあげたい』との約束を果たすことができました。決意を新たに、各自の次の目標に歩んで下さい」と呼び掛けた[29]。

脚注

注釈

  1. 第6日(8月17日)の第3試合・山梨学院 - 白樺学園戦で、初めて行われた[16]。

出典

  1. “日本高野連が今春センバツの代替試合を発表 無観客の甲子園で8月に各校1試合 リモート開会式も検討”. スポーツ報知 (2020年6月10日). 2020年6月10日閲覧。
  2. “センバツ出場予定だった32校を甲子園に 8月に交流戦:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. https://www.asahi.com/articles/ASN6B4R1HN69PTQP00C.html 2020年6月10日閲覧。
  3. “甲子園にセンバツ32校招待!8・10から対抗試合”. 日刊スポーツ. 2020年6月10日閲覧。
  4. "甲子園交流試合、部員の家族や教職員の入場認める". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 29 July 2020. 2020年8月6日閲覧。
  5. "リモート応援演奏 届け甲子園に 吹奏楽部も晴れ舞台". 産経新聞社. 17 August 2020. 2020年8月21日閲覧。
  6. "交流試合全6日間終了 日本高野連・八田会長「貴重な経験」来春センバツ開催の礎に". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 18 August 2020. 2020年8月18日閲覧。
  7. “花咲徳栄 学校関係者がコロナ感染、今月いっぱい休校&部活動停止”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2020年7月29日). 2020年7月29日閲覧。
  8. “県岐阜商コロナ感染で独自大会辞退 部員は全員陰性”. nikkansports,com. 日刊スポーツ新聞社 (2020年7月19日). 2020年7月19日閲覧。
  9. “県岐阜商、花咲徳栄は予定通り出場 8月の『甲子園高校野球交流試合』”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2020年7月29日). 2020年7月29日閲覧。
  10. "センバツ時に監督だった2人 交流試合参加の可能性". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 17 June 2020. 2020年8月6日閲覧。
  11. "悲願実現!磐城の前監督木村保氏が甲子園でノッカー". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 9 August 2020. 2020年8月9日閲覧。
  12. "「人生で最も濃密な7分間」磐城・木村保前監督が魂のノック 応えた選手が随所に好プレー連発". 中日スポーツ. 中日新聞社. 15 August 2020. 2020年8月16日閲覧。
  13. "「苦しみ残し去っていいのか」 磐城、2人の監督の思い". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 20 April 2020. 2020年8月9日閲覧。
  14. "甲子園史上初の1試合1チーム20人出場 明豊ベンチ入り全員起用". 中日スポーツ. 中日新聞社. 11 August 2020. 2020年8月19日閲覧。
  15. "甲子園電光掲示板に投球数表示 高校野球交流試合". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 9 August 2020. 2020年8月11日閲覧。
  16. “甲子園初の申告敬遠”. デジタル毎日. 毎日新聞社 (2020年8月17日). 2021年4月1日閲覧。
  17. "ホワイトカラースパイクについて". 日本高等学校野球連盟. 24 May 2019. 2020年8月15日閲覧。
  18. "甲子園交流試合 「白スパイク解禁」10度低い実験結果も、選手「黒には戻れない」". iza. 産経新聞社. 13 August 2020. 2020年8月15日閲覧。
  19. "甲子園交流試合10回からタイブレーク制に 高野連". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 17 June 2020. 2020年8月6日閲覧。
  20. "高野連 「甲子園交流試合」延長10回からタイブレーク制 引き分けなくし「校歌を聴かせたい」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 17 June 2020. 2020年8月6日閲覧。
  21. "甲子園で「交流試合」貸し切りバスで移動、感染防止に全力 ベンチ入り2人増". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 11 June 2020. 2020年6月11日閲覧。
  22. "土集め、大声斉唱、大浴場ダメ/交流試合の感染対策". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 10 August 2020. 2020年8月10日閲覧。
  23. 大分商は疲労考慮し新幹線で移動「バスだと9時間」 日刊スポーツ、2020年8月9日、2020年8月10日閲覧
  24. "各校、特注のマスク。そのファッションセンスに注目!?/2020甲子園交流試合リポートVol.8". 週刊ベースボールオンライン. 日刊スポーツ新聞社. 3 August 2020. 2020年8月16日閲覧。
  25. "交流試合「甲子園の土」集め禁止 校歌も大声ははNG". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 3 August 2020. 2020年8月6日閲覧。
  26. "甲子園の土集めを阪神園芸が代行 粋な計らいで球児のもとへ". デイリースポーツ. デイリースポーツ新聞社. 18 August 2020. 2020年9月3日閲覧。
  27. "密を避ける2020年甲子園高校野球交流試合、割を食ったのは…". VICTORY. 14 August 2020. 2020年8月16日閲覧。
  28. “交流試合、2校だけの開会式 他校は大型ビジョンの集合写真で「参加」”. デジタル毎日. 毎日新聞社 (2020年8月10日). 2020年8月16日閲覧。
  29. “日本高野連会長「約束を果たすことができました」甲子園交流試合終え安ど”. デイリースポーツ (2020年8月17日). 2020年8月18日閲覧。

関連項目

外部リンク

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