アペーモシュネー
アペーモシュネー (古希: Ἀπημοσύνη, Apēmosynē) は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してアペモシュネとも表記される。クレータ島の王カトレウスの娘で、アーエロペー、クリュメネー、アルタイメネースと兄弟。
父カトレウスが自分の子供に殺される運命であることを知ったとき、アペーモシュネーはアルタイメネースに従ってロドス島に去った。あるときアペーモシュネーはヘルメースに求愛されたが拒み、ヘルメースよりも足が速かったので逃げ去った。しかしヘルメースはアペーモシュネーが泉から帰る道に生皮を敷いておいたため、アペーモシュネーは皮を踏んで滑り、ヘルメースに穢された。アペーモシュネーはこのことをアルタイメネースに話したが、アルタイメネースは嘘だと考え、アペーモシュネーを蹴り殺してしまった[1]。
脚注
- アポロドーロス、3巻2・1。
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