アラスカ航空

概要

アラスカ航空の本部
旧ロゴ

1932年アンカレッジ(Anchorage)〜ブリストル・ベイ(Bristol Bay)間の地域航空会社「マクジー航空」(McGee Airways)として創業、その後、合併を繰り返しアラスカ州最大の航空会社「アラスカ航空」となる。1960年代冷戦時代には、ソ連への定期便も運航していた。 また1980年代には、アメリカ航空業界の規制緩和を背景に、さらなる急成長を遂げた。ワシントン州シアトルハブとしている。

2016年4月、ヴァージン・アメリカを26億ドルで買収することが明らかにされた[4]

2016年5月には日本航空(JAL)との間でコードシェア便の運航とマイレージの提携を実施することが決定した。2016年6月29日からロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバー、サンフランシスコを発着するアラスカ航空の一部路線がJALとのコードシェアの対象になる。また、同日からアラスカ航空利用分もJALのマイル加算対象となる[5]

2021年3月31日ワンワールドに加盟した[6]

2023年12月3日、ハワイ諸島を拠点としているハワイアン航空を19億ドル(日本円で約2800億円)で買収することを同社と合意し[7]、統合後、本社はシアトル、ホノルルは重要ハブとすることも発表した[8]

機材

アラスカ航空が導入したボーイング製航空機の顧客番記号(カスタマーコード)は90で、航空機の型式名は727-290、737-990などとなる。

アラスカ航空保有機材(2023年現在)
機種 運用機数 発注機数 座席数 備考
F Y+ Y Total
アラスカ航空旅客機材[9][10]
ボーイング737-700 11 12 18 94 124
ボーイング737-800 60 12 30 117 159
ボーイング737-900 12 16 24 138 178 ローンチカスタマー
N302/3/5ASはWL未装着
ボーイング737-900ER 79
ボーイング737MAX 9 57 63 2021年から導入
アラスカ航空貨物機材
ボーイング 737-700BDSF 3
貨物機
IAIによる改修貨物機
ボーイング 737-800BCF 1
貨物機
N584AS
2023年10月改修
ホライズン航空及びスカイ・ウェスト運航機材
エンブラエル175 41 12 12 52 76 ホライズン航空運航機
32 スカイ・ウェスト運航機
306

アラスカ航空は、ボーイング737及びエアバスA320ファミリーの機材を運航している。ボーイング737に関しては、737ファミリーの中でも最新鋭のNGシリーズ(ネクスト・ジェネレーション)、その中でも主に-800型を投入しており、同社の保有する737の平均機齢は、全米の主要航空会社の中でも新しい。

アラスカ航空では、旧式化の進んでいるMD-83型機を段階的にボーイング737NGシリーズに更新していく計画を進めていた。しかし、2000年代初めの航空業界の不況に伴う財務の悪化によって、この機材更新計画の進行スピードを遅らせざるを得なくなり、それに伴ってMD-83も継続使用されていた。また、財務改善を目的とした無理な増便計画による機体点検期間の延長などがアラスカ航空261便墜落事故の原因となった。しかし、航空需要が徐々にではあるが復調してきたことや、燃料費高騰に伴って旧式機材での運航効率がさらに低下したこともあり、遅れの生じていた機材更新計画を再び推し進めている。2008年10月には、MD-83型機の退役が完了済み。さらにボーイング737MAXも発注している[11]

かつてはMD-80シリーズとボーイング737クラシックを多数運航して後継機としてボーイング737 ネクストジェネレーションボーイング737MAXを発注しボーイング737系列で保有機材の効率化を目指していたがヴァージン・アメリカ買収統合に伴いエアバスA320シリーズも保有する事となりエアバスA320neoも発注未受領機材があったが、2020年のCOVID-19流行による需要減退によってコスト削減の影響を受け737シリーズに機材統合の方針を発表し、737MAX9を追加契約しリース機も含め計68機の確定発注と52機のオプション契約、トータル120機の導入計画を発表した。移籍してきたA319は2020年に退役したほか、A320neoの発注を取り消した。A321neoに関しては受領済みの10機を2029年まで運用する計画もあったが2023年9月30日をもって退役、ボーイング737とエンブラエル175による機材効率化を達成[12]

サービス

アラスカ航空はアメリカ合衆国、カナダ、及びメキシコへ40都市以上に及んでいる。以前はロシア極東地域にも就航していた。ヴァージン・アメリカの統合により就航先は115都市に及び米西海岸最大の路線網を運航している。

機内誌は「Alaska Airlines Magazine」、マイレージサービスは「Mileage Plan」がある。

インターネット接続サービスを提供するGogoと提携し、保有するボーイング、エアバス機材の全てに、より速く接続が可能となる2Kuバンドを導入すると発表。2018年前半から737に導入開始し、2018年末までには40機から50機に装備が完了、残りの主流機材には2020年の早い時期までに衛星Wi-Fiが装備される予定。

提携航空会社

提携航空会社 航空連合
アイルランドの旗 エアリンガス[13] --
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 ワンワールド
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ ワンワールド
香港の旗 キャセイパシフィック航空 [14] ワンワールド
ドイツの旗 コンドル航空 [15] --
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 [16] --
フィジーの旗 フィジー・エアウェイズ [17] ワンワールド
フィンランドの旗 フィンエアー [18] ワンワールド
中華人民共和国の旗 海南航空 [19] --
アイスランドの旗 アイスランド航空 [20] --
日本の旗 日本航空 [21] ワンワールド
大韓民国の旗 大韓航空 スカイチーム
チリの旗 LATAM チリ --
アメリカ合衆国の旗 ペンエーア --
オーストラリアの旗 カンタス航空 ワンワールド
アメリカ合衆国の旗 レイヴンアラスカ --
シンガポールの旗 シンガポール航空 [22] スターアライアンス

航空事故

脚注

外部リンク

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