コウノトリの郷駅

コウノトリの郷駅(こうのとりのさとえき)とは、兵庫県豊岡市日撫[2] に所在する、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線である。駅番号はT25。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。

コウノトリの郷駅
駅舎(2010年2月)
こうのとりのさと
Kōnotori-no-sato
T24 久美浜 (8.6 km)
(3.0 km) 豊岡 T26
地図
所在地 兵庫県豊岡市日撫
北緯35度33分11.14秒 東経134度50分9.14秒
駅番号 T25
所属事業者 WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
所属路線 宮津線宮豊線)*
キロ程 80.6 km(西舞鶴起点)
電報略号 ミエ←ミヱ
駅構造 地上駅[1][2]
ホーム 1面1線[1][2]
乗車人員
-統計年度-
2人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1929年昭和4年)12月15日[2]
備考 無人駅[1][2]
* 1990年西日本旅客鉄道から移管[3]2015年北近畿タンゴ鉄道から移管、但馬三江駅から改称[4]

京都丹後鉄道のほとんどの駅が京都府内に所在する中で、当駅と豊岡駅の2駅のみが兵庫県に所在している。旧称は「但馬三江駅」(たじまみええき)で、但馬国域にある駅の中で唯一、駅名に「但馬」を冠した駅名であった。改称後も副駅名として使用されている。

歴史

改修前の駅舎(2009年6月)
  • 1929年昭和4年)12月15日[2]:峰豊線の豊岡駅 - 久美浜駅間開業により但馬三江駅として設置[3]
  • 1930年(昭和5年)3月:駅舎竣工[2]
  • 1932年(昭和7年)8月10日:舞鶴駅(現在の西舞鶴駅) - 豊岡駅間全通により峰豊線が宮津線の一部となり、当駅もその所属となる[3]
  • 1961年(昭和36年)3月1日:貨物の取り扱いを廃止[5]
  • 1970年(昭和45年)10月1日荷物扱い廃止[6]無人駅となる[7]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3]
  • 1990年平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[3]
  • 2009年(平成21年)5月10日:「コウノトリの郷駅」と、愛称が設定される[8]
  • 2010年(平成22年)
    • 2月6日:駅舎改修工事が竣工。「改築完成記念イベント」が開催される[9]
    • 3月:トミーテック『鉄道むすめ鉄道制服コレクションvol.10』のキャラクターの1人が、当駅名を由来とした「但馬みえ」として発売される[2]。さらに、同年4月1日には、KTR販売版として特別バージョンが限定1000個でKTRの有人駅と車販限定で販売された[10]
    • 9月25日:コウノトリの郷駅応援団が旧駅事務所にて「駅そば ぽっぽや」を開店[1][11]
  • 2011年(平成23年)4月:駅舎周辺に「旧円山川橋梁」記念モニュメント(橋脚モニュメントとレールモニュメント)が設置される[2][12]
  • 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となる[4]。同時に、駅名をコウノトリの郷駅に改称[4]
  • 2016年(平成28年)9月:「駅そば ぽっぽや」閉店。
  • 2020年令和2年)11月6日:「ぽっぽや」(カフェ・蕎麦屋)再オープン(基本はカフェ。月に数回そばを出す営業形態)。

駅構造

ホーム(2010年10月)

豊岡方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅[1][2]。かつては島式1面2線であったが、片側の線路が撤去されたため[2]分岐器絶対信号機のない停留所となった[1]

無人駅で宮津線で唯一開業時の駅舎が残る[2]。老朽化のため待合室以外は使用出来ない状態であったが、2009年(平成21年)度に豊岡市の負担[13]で駅舎の改修が行われた。駅舎はKTRの施設だが、豊岡市が借り入れ、地元地域のグループ「コウノトリの郷駅応援団」が管理している[1]

「コウノトリの郷駅応援団」は駅舎改修後、独自に旧事務所内装を改装し、2010年(平成22年)9月に旧駅事務所において「駅そば ぽっぽや」を開店させ[11](2016年(平成28年)9月、運営者のブログに閉店と掲載[14])、2020年(令和2年)11月にカフェ「ぽっぽや」としてリニューアルオープンした。

また、国鉄時代のトイレは老朽化のため撤去され、駅舎改修時新たに豊岡市が市の施設として別棟で新築された。

利用状況

1日平均の乗車人員は2人である(2019年度)[15]

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
19993
20003
20013
20026
20032
20045
20055
20066
20072
20085
20095
20106
20113
20123
20132
20141
20152
20162
20173
20181
20192

駅周辺

隣の駅

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
宮豊線(宮津線)
快速
通過
普通
久美浜駅 (T24) - コウノトリの郷駅 (T25) - 豊岡駅 (T26)

脚注

  1. コウノトリの郷駅”. 京都丹後鉄道. 2019年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  2. 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、234頁。ISBN 9784343006028。
  3. 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。
  4. “KTR 経営主体変わり再生 但馬三江駅 「コウノトリの郷」に”. 神戸新聞(朝刊) (神戸新聞社): p. 24(但馬W). (2015年4月1日)
  5. 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、324頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  6. 「日本国有鉄道公示第421号」『官報』、1970年10月1日。
  7. 「通報 ●宮津線但馬三江駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月1日、14面。
  8. 広報とよおか第99号 - 兵庫県豊岡市(平成21年5月25日発行)
  9. KTR 但馬三江駅改築完成記念イベント (PDF). 豊岡市. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  10. 読売新聞 2010年3月23日但馬版
  11. 神戸新聞 2010年9月26日但馬版
  12. 「旧円山川橋梁」記念モニュメントを設置しました”. 豊岡市. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  13. 平成21年度豊岡市補正予算の概要について”. 豊岡市. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  14. 「ぽっぽや」閉店のお知らせ - コウノトリの郷駅「ぽっぽや」情報(2016年9月22日)
  15. 令和2年版豊岡市統計書

関連項目

外部リンク

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