コスミ
コスミは囲碁用語のひとつで、すでにある自分の石から斜め隣に打つ手のこと。動詞では「コスむ」という。漢字では「尖み」と表記されるが、近年ではほとんど用いられない。
下の黒1に打つ手がコスミである。aやbの点に黒石や白石がある場合には「コスミ」とは言わない(黒石がある場合は「マガリ」、白石がある場合は「ハネ」という言葉を用いる)。 コスミは白がaに打ってくればb、bに打ってくればaとツゲば切断されることがない。このため足は遅いが確実に連絡しており、中央への堅実な進出手段となる。また、死活やヨセの手段としても頻出する。
コスミの活用
コスミダシ
黒1のように、コスんで相手の石の間から顔を出すような手を、「コスミダシ」と称することがある。
三羽烏
図のように、黒1から3と三本コスんだ形。隅へ白から侵入は難しく、黒は手堅く15目ほどの地を確保できる。しかし平成になり、一隅に3手もかけるのは効率が悪いという考え方の棋士が増え、打たれることは少なくなっている。
参考図書
影山利郎『コスミの戦法 (烏鷺うろブックス) 』
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