コメットさん

コメットさん』は、国際放映制作の特撮テレビドラマ、および主人公である魔法使いの名称。本項目ではテレビドラマ(以下、テレビシリーズ)の他、漫画版や小説版などの派生作品についても併せて取り扱うものとする。

概要

全部で2期制作されたテレビシリーズは、いずれも毎週月曜19時30分 - 20時(JST)に、放送当時TBSの同時間帯に設けられていた「ブラザー劇場」にて放送された。

ストーリーの展開は下記に示した各期それぞれに異なるが、宇宙のかなたからやってきたヒロインコメットが地球に降り立って、「地球での困りごとを魔法を使って解決していこう」というコンセプトは共通である。アメリカ映画『メリーポピンズ』がヒントとされている[2][3]

魔法にはバトンを使用する、お手伝いさんとして住み込んでいる、歌が重視されている、そしてそれぞれ住み込んでいる家庭の父親または母親が歌う点も共通している。

第1期 (1967年)

コメットさん
(第1期。九重佑三子版)
ジャンル テレビドラマ
脚本 佐々木守ほか
監督 山際永三ほか
出演者 九重佑三子
声の出演
音楽
オープニング 『コメットさん』(九重佑三子)
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー
編集 池月正
制作
放送
放送チャンネルTBS系列
映像形式モノクロ放送(1967年7月3日 - 同年11月6日(第1~19話))、カラー放送(1967年11月13日 -(第20話以降))
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1967年7月3日 - 1968年12月30日
放送時間月曜19:30 - 20:00
放送枠ブラザー劇場
放送分30分
回数79回
番組年表
次作コメットさん(大場久美子版)

ブラザー劇場の5作目として、九重佑三子主演で初めてドラマ化された。ビデオなどでは後述の大場版との区別のため『九重佑三子のコメットさん』と表記されることもある。

第1話 - 第19話はモノクロ、第20話からカラー制作になった。また、第49話より主人公が住み込んでいる家庭の両親役(職業、家とも変更)が変更(子ども役2人は続投)され、これをもって前期と後期に区分される[2]。後年の地上波(主にTBS)での再放送はもっぱらカラー版のみで、長らく全話の再放送はされていなかったが、1990年代にはキッズステーションにて、2000年代にはチャンネルNECOにて再放送された。

第1回週刊TVガイド賞(現・テレビ大賞)最優秀バラエティ喜劇番組賞など数々受賞。日本以上にメキシコで根強いファンが多く、幼いころにこれを観て影響を受けた映画監督もいる。ギレルモ・デル・トロは、第75話を基に1992年に『クロノス』を制作し、翌年のカンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリを受賞した。またアルフォンソ・キュアロンは、1991年に制作した『最も危険な愛し方』に登場する日本人の役名に、本作品の住み込み先の家庭の子どもの役名を使用していた。

こうした事情から、「九重佑三子は、メキシコで最も有名な日本人」といわれるほどであり、2018年9月8日に放送された「陸海空 地球征服するなんて」(テレビ朝日)において、「あなたの知っている日本人は?」とメキシコの26ヵ所で1,000人に調査したところ、37票で3位にランキングされた[4]ことで改めて立証された。

本作品の特徴として、アニメと実写の合成パートもある[2]。アニメ部分(校長先生やオープニングなど)は、当時東京ムービー(Aプロダクション)に在籍していた芝山努椛島義夫が手がけていた。また、人形アニメの多用も特筆される。人形アニメートは当分野の第一人者である、真賀里文子[注釈 1]が担当している[5]。アニメ部分はモノクロ版とカラー版では、冒頭のコメットのいたずら(流星を大砲で飛ばす→モニュメントを天馬で壊す)、校長の「いたずらしてはいかんとあれほどいっていたのに!!」の台詞場面(コメットの目前で言う→コメットの場所に移動しながら言う)、OPでの星への落書き(ロケット自身で落書き→バトンの魔法で落書き)など、様々な点で相違点がある。さらにカラー版では第49話より、校長先生のキャラが「ラッキョウ顔で柄パンツを着用」から「丸顔でマントを着用」に変更されたため、冒頭場面は校長キャラと「天馬が壊したモニュメント」を変更した。

子供の視点(いたずらや学校のことなど)がドラマの中心となっており、主人公であるコメット自身も、校長からイタズラっ子として扱われている。ベータ星から地球へ追放されたのも、いたずらを戒めるためという理由付けがなされている。ベータン(第14話より最終話)、コメットの祖母(第35話より第44話)がレギュラーである点も特徴である。

主題歌(の一部)は寺山修司作詞・湯浅譲二作曲だが、その冒頭部では湯浅がメシアンより影響を受け、自身の初期作品『内触覚的宇宙』などでも多用した移調の限られた旋法第2番が用いられている。

放送終了後の展開

放送開始から40年を迎えた2007年7月6日 - 8日には、「『コメットさん』生誕40周年記念展」が番組のロケ地としても使用された、世田谷区の東京厚生年金スポーツセンター・ウェルサンピア東京(現・世田谷区立大蔵第二運動場)で開催された。ファン主催ながら国際放映の許可や関係者の協力も得て、ベータン実物人形を初め様々な秘蔵資料を展示。九重佑三子(コメット役)、芦野宏(順一郎役)、川田勝明、山際永三、香月敏郎、吉原幸栄、大野武雄、築地米三郎、真賀里文子などスタッフ・キャストも多数訪れ、大盛況であった。

2013年7月には、日本映画専門チャンネルの特別企画・『特撮国宝』(全6回放送)の第2回「真賀里文子」の放送作品に選ばれ、第14話・第20話が放送された(同時放送作品は「くるみ割り人形」)。ゲストとして、真賀里がベータン人形を連れて登場。企画監修・司会を務める樋口真嗣に制作秘話を披露した。また、樋口デザインのオリジナルベータンTシャツ100名プレゼントに対して1000名以上の応募があり、1967年の放送当時に行った非売品ベータン人形100名プレゼント以来の人気を博した。

放送開始50周年に当たる2017年には、7月22日に「『コメットさん』生誕50周年記念祭」が、翌23日に「秘密だワッショイ『コメットさん』16ミリフィルム秘密試写会」が、神戸市長田区内で開催された(22日は新長田勤労市民センター、23日は神戸映画資料館にて開催)。前述の生誕40周年記念展同様にファン主催ながらも、同様に国際放映の許可やブラザー工業などの協力も得たイベントであり、ベータン実物人形はもちろん過去最大級の秘蔵資料を展示。両日のメインゲストに山際永三監督を迎えた他、初日はスペシャルゲストに九重佑三子(コメット役)、サプライズゲストに河島明人(浩二役)が登場して、両名は山際監督と数十年ぶりに対面。さらに八木光生(星の校長先生の声)もビデオレターを寄せている。

2018年12月28日には、「コメットさん50周年同窓会」が原宿駅前の南国酒家迎賓館で開催された。前述の各イベントと同様にファン主催であり、50年前に打上げパーティーをした店に、スタッフ・キャスト・遺族など30名以上が再結集。参加者は、九重佑三子(コメット役)、西崎緑(ミドリ役)、田中春美、湯浅譲二、山際永三、香月敏郎、佐藤重直、中山和記。遺族では、佐々木守、芦野宏、中川信夫、築地米三郎。ほか同伴者、国際放映、主催ボランティア、ベータン実物人形など参加。マイク回し(各自一言)、テーブル対抗クイズ(賞品付)、八木光生による星の校長先生の新録短編アニメ、全79話の名場面集、香月監督誕生日祝、40周年記念展映像(築地米三郎、吉原幸栄、芦野宏ほか)、珍品インタビュー(蔵忠芳、梅村幹比古、橋本洋二、佐々木守、吉原幸栄、市川森一ら)再生など趣向を凝らし、大好評を博した。

スタッフ

キャスト

主題歌

「コメットさん」
作詞:寺山修司、作曲:湯浅譲二、歌:九重佑三子
「コメットさんが来てからは」
作詞:寺山修司、作曲:湯浅譲二、歌:芦野宏
「コメットさん」
作詞:川崎洋、作曲:中村八大、歌:九重佑三子

放送リスト

話数サブタイトル脚本監督
1星から来たお手伝い佐々木守山際永三
2ママ夢をもって山中恒大槻義一
3ボクは球拾い光畑碩郎山際永三
4怪盗ドロゴン退治奥山長春
5数字ムシャムシャ漢字はパクリ佐々木守
6地球人のわからんちん光畑碩郎大槻義一
7ワンちゃんバンザイ!西田一夫
8お化けなんか恐くない山際永三
9間抜けなお手伝い高久進
10パラソル空を飛ぶ光畑碩郎大槻義一
11ふしぎなふしぎな女の子松田暢子
12何でもかんでもハイ、ハイ山中恒山際永三
13S.O.S.危機一発柳沢類寿
14ヨットでゴーゴー西田一夫大槻義一
15金の卵みつけたぁ高久進
16ぼくたちの家を作った佐々木守山際永三
17強敵、現わる!!小宮敬
18いまにみていろ出口十三夫
19うそはだめ!!西田一夫
20オモチャの反乱高久進中川信夫
21正義の味方は辛い西田一夫
22もう子どもじゃない佐々木守大槻義一
23歯医者さんこわい松田暢子
24ドレイは嫌だ奥山長春中川信夫
25清き一票を!吉原幸栄
26来てよ、サンタクロース小宮敬
27お正月には凧あげて高久進
28ぼくたちの秘密佐々木守山際永三
29怒るのはナーシ光畑碩郎
30兄ちゃんイバルな!西田一夫中川信夫
31がんばれちびっこ007柳沢類寿
32留守番はまかせろ小宮敬
33いじわる合戦吉原幸栄山際永三
34ママなんてぇイヤー門田俊三
35星から来たおばあさん西田一夫中川信夫
36雪のおばけが出たぞ吉原幸栄
37ちびっこ戦争石川孝人山際永三
38春のクリスマス光畑碩郎
39クレヨンの夢大橋公威大槻義一
40家出バンザイ小宮敬
41卵泥棒は誰だ香月敏郎
42アヒルの行進曲西田一夫
43助け合い合戦大橋公威板谷紀之
44かけろ! メリーゴーランド吉原幸栄
45飛び出せ鯉ノボリ山際永三
46なまけものだぁれ佐々木守
47チェック・マンを捕えろ!!宮内婦貴子香月敏郎
48妖怪が出たぞ!大橋公威
49空へ飛んだ自動車佐々木守山際永三
50アリの国探険旅行市川森一
51ふしぎなふしぎな笹舟宮内婦貴子香月敏郎
52突撃てるてる坊主大橋公威
53怪物をやっつけろ!!市川森一山際永三
54ミクロ人間SOS!!大石隆一
55出たぞ! チビッコ・ギャング宮内婦貴子香月敏郎
56サンダー・コングの逆襲 -空巣をやっつけろ-小宮敬
内山順一郎
57悪魔・ノック・ダウン -虫歯をやっつけろ!-市川森一山際永三
58ベータン救出作戦 -誘拐犯をやっつけろ!-宮内婦貴子
59宿題をやっつけろ!!香月敏郎
60妖怪大行進大石隆一
61ニャン太郎三度笠市川森一大槻義一
62お見合い大作戦宮内婦貴子
大野武雄
山際永三
63妖怪の森市川森一
64ガイコツ砦の決斗高久進香月敏郎
65ハチの子を救え宮内婦貴子
大野武雄
66危機一発 Uターン市川森一山際永三
67世紀のスピードレース吉原幸栄
68買物珍道中香月敏郎
69ラブレターでガッポ、ガッポ!市川森一
70チャンスをねらえ!石川孝人山際永三
71すてきなすてきな大冒険吉原幸栄
72僕は挑戦者市川森一香月敏郎
73親孝行ってなんだい!宮内婦貴子
74おとぼけ叔父さん吉原幸栄山際永三
75わんぱく受験生市川森一
76小さい小さいものの魂吉原幸栄香月敏郎
77バイバイ落葉クン市川森一
78いつか通った雪の街山際永三
79大きな大きなプレゼント吉原幸栄

同時ネット

(特記以外TBS系)

時差ネット

(いずれも日本テレビ系)

漫画版

漫画版は、横山光輝によって「週刊マーガレット」に連載され、第1期の放送開始に先行して1967年第28号(6月10日発売)より連載を開始。第50号(11月11日発売)まで全23回が掲載された(各回扉込15頁)。あくまでも本作品の「原作」ではなく「原画」であるために、毎回の扉ページには「(C)TBS1967」の表記が明示されていた。第23回には「第1部おわり」とあるが、第2部は漫画としてではなく後述の小説版として制作された。作画担当の横山にとって、最後に描いた連載少女漫画となったことでも知られている。

長年、単行本化がされていなかったが、2005年5月に講談社より「原作完全版」として初出版され、2006年7月には文庫版も出版されている。

  • 『原作完全版 コメットさん』(2005年5月23日発売)ISBN 978-4-06-364622-1
  • 講談社漫画文庫『原作完全版 コメットさん』(2006年7月28日発売)ISBN 978-4-06-370308-5

また、2009年1月に講談社より出版された「KODANSHA Official File Magazine 横山光輝プレミアム・マガジン」の VOL.6にて、魔法使いサリーとともにメインで特集された。

小説版

ユーモアテレビ小説 コメットさん」のタイトルで、「週刊マーガレット」1968年第2号(前年12月16日発売)~第19号(4月20日発売)まで全18回連載された(各回5頁、第6話と第7話のみ4頁)。挿し絵は阪田希美子が担当した。漫画版と同様に、同作品でも毎回「(C)TBS1967」の表記が明示されている。

映像ソフト

  • ビデオ(VHS)は、1985年10月10日に『九重佑三子のコメットさん』(発売元:ジャパンホームビデオ、第1話・第28話・第63話収録)が、2000年4月17日に『懐かしのTVシリーズ傑作選 初回と最終回 九重佑三子のコメットさん』(発売:げんごろう・販売:セブンエイト、第1話・第20話・第79話収録)がそれぞれ発売された[12]
  • DVDは、2014年3月から4月ににかけて『昭和の名作ライブラリー 第18集 九重佑三子のコメットさん HDリマスターDVD-BOX』(発売:ベストフィールド・販売:TCエンタテインメント、全2巻、各巻4枚組)が、発売元の創立10周年記念企画として発売された。テレビシリーズ全話の初ソフト化であり、Part1は第1話~第40話、Part2は第41話~第79話を収録。
  • Blu-rayは、2023年9月29日に『昭和の名作ライブラリー 第123集 九重佑三子のコメットさん Blu-ray』(発売:ベストフィールド・販売:TCエンタテインメント、全1巻、3枚組)が、発売元の創立20周年記念企画の第7弾として発売された。

第2期 (1978年)

コメットさん
(第2期。大場久美子版)
原案 佐々木守
脚本 佐々木守ほか
監督 湯浅憲明ほか
出演者 大場久美子
音楽 平尾昌晃
オープニング 『キラキラ星あげる』(インストルメンタル→大場久美子)
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー
  • 神谷吉彦
  • 山本典助
編集 清水邦夫
制作
放送
放送チャンネルTBS系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年6月12日 - 1979年9月24日
放送時間月曜19:30 - 20:00
放送枠ブラザー劇場
放送分30分
回数68回
番組年表
前作コメットさん(九重佑三子版)

特記事項:
『ブラザー劇場』最終作。

「ブラザー劇場」の第19作目(最終作)として、大場久美子を主演に据えた第1期のリメイク作品。ビデオなどではこちらも前述の九重版との区別のため、『大場久美子のコメットさん』と表記されることもある。

第2期は、コメットの視点からドラマが描かれる。乙女座の女の子・コメットは、星の学校の卒業試験として行われる研修旅行で、「滞在先に選んだ星で『一番美しいもの』(花、宝石、音楽、そして愛など)を探すこと」という課題のため、UFOに乗って地球にやって来た[注釈 8]。そして、沢野家の家政婦として働きながら、時にはバトンで魔法を使って、UFOや「星のお母さん」から暗黙の叱咤や激励を受けつつ、人間同士の触れ合いの中で「美しいもの」(様々な愛の形)を見つけていく 。多くの回で特撮ヒーロー物の主役級がゲストとして登場し、新曲のリリースに合わせて大場の曲が挿入歌に使用される。

特撮に関しては、旧作のようなセルアニメ合成[注釈 9]や人形アニメの使用などは行われておらず、光学合成による特撮が多く用いられている。放送局であるTBSの意向から、前番組である『刑事犬カール』からカール号のカメオ出演や、同局にて放送されていた「ウルトラシリーズ」から、セブンタロウレオの出演があった。これらウルトラ戦士との共演は、脚本の阿井文瓶が本作品にも第2期より参加していた[注釈 10]ことや、国際放映が当時円谷プロダクションと撮影や事業面で協力関係が深かったことなどの経緯から実現した。厳密なウルトラシリーズの設定までは共有されていないが、ウルトラマンレオことおゝとりゲンはオリジナルキャストである真夏竜が出演し、『レオ』でのゲンと同一人物として描かれていた。

2012年3月に開催された第4回沖縄国際映画祭にて、特別上映の「リスペクト上映・リスペクトヒーロー&ヒロイン」の上映作品に『ウルトラマンタロウ』や『仮面ライダーV3』とともに選ばれ、第1話・第22話・第43話・第68話が上映された。その理由として、

  • 1.初代(第1期)を尊重し、その原作の世界観を継承(初回脚本はともに佐々木守)しながらも、今なお初代にも負けず劣らぬ支持を集めている
  • 2.番組放映後、作品に感化されて制作されたテレビシリーズが数多い

が挙げられた。

キャスト(第2期)

コメットさん:大場久美子
乙女座にある「星の学校」の生徒「星娘」で、学校の卒業試験のため、研修留学生としてUFOに乗って地球にやって来た少女。バトンを使い様々な魔法を使う。「記憶喪失の少女」として沢野家に住み込みのお手伝いとなり、「地球で一番美しい物」=「愛」を探す。ひどい音痴(第1話)だったが、すぐ歌を歌えるようになった(第2話)。純情で惚れっぽい。ミシンでの刺しゅう(第17話)、編み機での編み物(第29話)、テニス(第22話)、羽根つき(第30話)、木登り(第43話)が得意だが、水中での泳ぎ(第5話)とカエル(第2話)は苦手。なお、父親は第二次宇宙大戦で戦死している(第44話)ため、不在に寂しさを感じることがある。
ウルトラ兄弟とは親交があり、ウルトラセブンは親友(第17話)、ウルトラマンタロウが初恋の相手(第43話)で、ウルトラサインも読めてウルトラマンレオとは地球で知り合っている(第63話)。
沢野公平:五十嵐喜芳
自宅で音楽教室「サワノ音楽教室」を営み、全国各地に公演へ出かける声楽家。教え子は数多く、各方面で活躍している。コメットを沢野家の住み込みのお手伝いとして下宿させて、妻の佐和子ともども親代わりを自認している。コメットの結婚話には前向きだが、芸能デビューやコンテスト出場には反対する。ピアノ伴奏つき独唱で、みんなを慰め励ます。実は猫アレルギー(第55話)。
沢野佐和子:真屋順子
自宅で「沢野歯科医院」(「沢野デンタルクリニック」と書かれた看板もある)を開業している歯科医師。コメットが奥歯に隠したUFO(アダムスキー型)を珍しい虫歯と勘違いして抜き取り、研究資料として保管している。夫が不在がちのため、子どもたちには厳しい。最終話で妊娠がわかる。
沢野準平:西川和孝
沢野家の長男。コメットの魔法を見ても科学的に考えて納得しようとする性格(第4話)。泉小学校に通い(第31話)、城北学園の受験を控えるも成績が足らない(第48話)。父とは違い歌が下手(第54話)。だが、スポーツの実況が得意(第22話等)。
沢野強:佐藤健一
沢野家の次男。初期は兄と共にコメットにいたずらをしかけていた。舌足らずにもかかわらず、父ゆずりの歌唱力がある(第54話)。
花村洋子:木内みどり
沢野家の隣の家の奥さん。初期はコメットの秘密を探ろうとしていた。弟の哲夫(大和田獏)はカメラマンで旧姓は山川(第13話)。恩人に頼まれて画家をしている娘を下宿させ(第39話)、家には宮本武蔵の画(のレプリカ)を所蔵する(第66話)など文化的な家柄だが、噂好きで毎回ハイテンションで沢野家に来てはコメットの恋話や騒動を大きくする。夫の武夫(名古屋章)が貿易商社勤務で海外に単身駐在中(エジプト、のちローマ)のため、よく寂しがる。
花村ゆかり:松下実加
花村家の娘。強とは同級生で、よく沢野家の兄弟と一緒に行動する。最初のころは、父の不在に寂しさを感じていたが、じきに、母の大騒ぎをたしなめ寂しさをなぐさめることが多くなる。
江藤三吉:福崎和広
公平の指導を受けて歌手を目指す青年。山梨出身(第37話)で、典子という妹(第49話)と三平という従弟(第56話)がいる。山路クリーニング店に勤めるが(第65話)、初期にはラーメン店、酒店、新聞店など様々な店で配達のアルバイトをしながら登場している。コメットを想ってよく助けるが、終盤まで恋愛の対象外(あくまで楽友)だった。第67話でコメットの心をつかむも最終回で突然去られてしまい、一人夜空でコメットとの再会を待ち望む。なお、福崎は前作の第54話に出演している。
若杉明:森島一夫
名犬カール号の飼い主で、カールとともに登場することが多い。スイミングクラブのコーチもしている。両親を早くに亡しており(第5話)、若いころに新劇女優だった祖母のたつ(賀原夏子)と2人で暮らしている。
ミヨちゃん:今野弘子
歯科医院の看護婦。初期はチーちゃんと共にコメットに意地悪をしていた。給料のほとんどを3人の妹の学費に充てており、歯科医と婚約するも挙式は岩手の妹が結婚するまで延期した(第47話)。
チーちゃん:山口千枝
歯科医院の看護婦。第17話で2か月後に次郎(時本武)との結婚が決まり、第27話で退職する。なお、本名は「チエコ」。
良子さん:多田千香
第27話でチーちゃんの代わりに来た歯科医院の看護婦。関西出身のため、倹約家で関西弁で話す。「さん」で呼ばれるが、ミヨちゃんのことは「先輩」と呼ぶ(第48話)。
名犬カール号:クラッフォー・オブ・ツカサドール(通称:ジル)
明の家で飼われているジャーマンシェパード。コメットが地球に降り立った時に最初に出会った地球の生物(オープニング映像)。
星のお母さん:小山明子
星空に浮かび黙示でコメットを導き、時折その魔力を封じる(バトンを空回りさせるのがほとんどだが、第35話ではバトンを取り上げたことがある)。夫が戦死したため、1人でコメットを育てた。作法教授(第32話)。空に見える人もいるが(第39話)、第51話では降臨しても見えず、沢野家だけ姿を現し佐和子に声をかけた。コメットがペンダントを少女に与えた際は、新しいペンダントを授けている(第57話)。最終話ではコメットを連れ戻しに降臨し、佐和子に変身する。
ナレーター:石毛恭子(オープニング映像・第5話まで)

スタッフ(第2期)

主題歌(第2期)

「キラキラ星あげる」
作詞:伊藤アキラ、作曲:平尾昌晃、編曲:萩田光雄、歌:大場久美子
開始当初(第5話まで)は、歌詞のないインストゥルメンタル版を使用。また、『週刊現代』2020年5月2日・9日合併号の「僕らの『ドラマ主題歌』ベスト30を決めよう」で12位にランキングされた。

挿入歌(第2期)

「愛をみつけて」
作詞:伊藤アキラ、作曲:平尾昌晃、編曲:萩田光雄、歌:大場久美子

放送リスト(第2期)

話数サブタイトル脚本監督ゲスト備考
1愛ってなァに?佐々木守湯浅憲明小野寺昭 桜井センリ 桜むつ子コメットが地球に飛来して、沢野家のお手伝いとなる。
警官の大山(桜井)から助けてくれた恩人・園田(小野寺)のイタリア行きを見送る。
2地球で一番美しいもの中島千里下宿先の沢野家の主人・公平に恋心を抱いてしまう話。
3君のくれた目ざめ上條逸雄宮脇康之 和田一壮ボクサーの五郎(宮脇)に助けられ恋に落ち、田舎に来ないかと求婚される。
4お母さんステキッ!阿井文瓶佐和子の厳しい母親としての愛の話。途中「エトセトラ」を披露。
5結婚はダメッ!上條逸雄冨田義治賀原夏子水着回。川で助けてくれた若杉に恋をするが、若杉の祖母・たつ(賀原)に邪魔される。
6シンデレラのお見合い泊里仁美速水亮夏休み帰省していた北海大学獣医学部の助手・達彦(速水)に見初められ、見合いをする。
7雨降りお兄さん今井詔二湯浅憲明伊藤幸雄 小林伊津子画廊の御曹司・敏夫(伊藤)のモデルとしてお泊り。振り付きで「大人になれば」を披露。
8生命がけの愛布勢博一三ツ木清隆 桜井センリチンピラから助けてくれた新米警官の完太(三ツ木)に恋をする。
9とんでけ涙のラブレター阿井文瓶冨田義治志麻哲也 関敬六賭けの対象として恋文で簡単に口説き落とされ、訳を知って傷つく。
10恋の星占い泊里仁美潮哲也 井上高志インドネシアに妻子のある獅子座の男・水野(潮)に恋をする。潮は快傑ライオン丸の獅子丸の演者。
11ほんものはどっち?阿井文瓶湯浅憲明市川久信仕事が忙しくて魔法で2人に分裂。闇コメットがひと騒動を起こす。
12お母さんは どこ?泊里仁美倉石功妻と別れた子連れ男性に求婚される話。天の川の同級生に言及。
13帰れ! わが家へ上條逸雄冨田義治大和田獏洋子の弟のカメラマン・哲夫(大和田)にほだされ、モデルにあこがれて家出する。途中「キラキラ星あげる」を披露。
14愛をみつけて!秋田佐知子野上祐二南洋の国の王子・アーティ(野上)が音楽留学で沢野家に下宿し、帰国の際に「愛をみつけて」を捧げる。
15結婚指輪を追いかけろ!荒木芳久湯浅憲明奥田瑛二 遠藤真理子三吉が友人の結婚式用の指輪を落としてコメットを巻き込む。
16夢は正夢 お嫁にゆくの?上條逸雄佐野守茶道の師匠に見初められて騒動が起きる。お茶の手前と振袖を披露。
17わたしの親友 ウルトラマン阿井文瓶時本武ウルトラセブン登場。友情を口実に利用するな、恋人にとりつくろうな、とコメットが怒る話。
友人としてセブンが登場し、コメットが魔法でチーちゃんの婚約を助ける。「ウルトラセブン」主題歌を披露。
18こわれた壺と家族たち下村堯二永井秀和 柳谷寛ミヨちゃんの欠いた高価な壺をコメットが粉砕して家庭崩壊寸前となる。
19オーイ! 屋根の上の弟泊里仁美坂東正之助 佐久田修兄との見合いで弟に奪われて駆け落ちする。振袖を披露。
20乙女座のクラスメート阿井文瓶冨田義治シェリー 名倉良乙女座の同級生・ユーフォー(シェリー)が滞在先だった米国から傷心で来日。コメットは彼女に恋も仕事も譲ろうとまでする。
21劇画のなかの愛布勢博一神有介 篠田薫 加川三起コメットがウーマンリブの漫画家にかぶれて沢野家をかき回す。
22愛と涙のテニス湯浅憲明五十嵐麻利江 竹村洋輔 中里ひろみテニスで嫉妬と好敵手となった圭子(五十嵐麻利江)との友情を知る。カール号とのテニス[注釈 11]。久しぶりに星娘姿を披露。
23パパと呼びたい!上條逸雄永浜三千子 千葉裕子フランス帰りのユミが公平を父と思って騒動に。コメットも公平を慕う。
24土曜の恋よ 熱くなれ!今井詔二江木俊夫 久保晶「ディスコドリーム」のかかるディスコ「MilkyWay」を舞台にディスコダンスを披露。
25エジプト-日本 愛の絆阿井文瓶下村堯二名古屋章遠距離の夫婦愛。洋子をなぐさめに、武夫からの誕生日プレゼントをコメットが取ってくる。
26星に願いを秋田佐知子立花直樹 清水めぐみ望遠鏡を手に入れた準平とコメットが、星を見る会でそれぞれ恋に落ちる。
27やさしい男と女たち阿井文瓶湯浅憲明堀内正美 島本須美 時本武チーちゃんが歯科医院を辞め、代わりの看護婦として良子さんが来る。洋子以外のすべての女性に優しいナンパ師をめぐり「優しさ」を問う。
女優時代の島本須美が出演。
28恋のウルトラ・キック今井詔二保積ぺぺ純白のチアガール姿で華麗なバトントワリングを披露。公平もユニフォームを着て立つ。
保積は前作第65話にも出演。
29虫歯の痛いクリスマス阿井文瓶冨田義治内田喜郎 桑山正一クリスマス放映(前作第26話と同様)。編み機を駆使。佐和子は孤児たちの虫歯問題を見抜いて治療。
30魔法初め愛してるッ!上條逸雄元旦放映(前作第27話と同様)。盛装。カール号との羽根つき(第22話と同様の演出)。コメットは福笑いで顔に墨が塗られる(前作のオープニングなどを彷彿させる演出)。
31カールと勉強!湯浅憲明小野田真之受験もの。コメットが沢野家に三当四落を強いて反省。やる気の大切さを知る。
32ママはライバル!?泊里仁美小山明子 南条弘二 生田智子星のお母さんにそっくりな和装の女性に大人の装いで対抗。コメットの地球上での推定年齢が(この時点で)19歳と判明する。
生田のテレビデビュー作品。
33パリからの夢の使者丸田勉平田昭彦 清水章吾 秋谷陽子パリのデザイナーの家出娘と間違われたコメットが、父娘の仲直りに挑む。
34パパこそジャイアンツ黒土三男桑原一人コメットが魔法禁止の中、勇敢にも公平が非暴力でチンピラと対峙する。
黒土の脚本家デビュー作品。
35恋はやさし野辺の花よ下村堯二三遊亭圓之助老人の50年来の告解。皆がギャングと探偵、コメットが田舎娘の仮装を披露。
36愛は死を越えて阿井文瓶佐藤公彦 小松蓉子「通りゃんせ」を披露。薄命のシンガーソングライターとの悲恋。
37白い恋がいっぱい上條逸雄湯浅憲明鈴鹿景子 菅井きん 加藤大樹(加藤寿)「スプリング・サンバ」をBGMにスケートを披露。予告では「白い恋人」とも。
38私のロミオと ジュリエット黒土三男賀原夏子脇役の大切さを説く。ジュリエット姿を披露。たつ役の賀原(『ロマノフとジュリエット』の演出家)もジュリエット姿で演技指導するメタ演出。
39あァ、結婚泊里仁美冨田義治夏夕介 水島彩子 稲川善一偽装結婚のあと「フルーツ詩集」をBGMに悪女(ヤンキー)や彫刻の女神に変身。
40星で書かれた子守歌今井詔二庄司永健 由起艶子 牛山蕗子三吉が故郷に戻らぬよう「七つの子」を披露。楽友として握手を交わす。
41小人になって大きな愛を!阿井文瓶湯浅憲明大木富夫久しぶりにUFO登場。準平を諭すべく、小人になる魔法を使う。
42UFO=虫歯が盗まれた!布勢博一当銀長太郎 守屋俊志 麿のぼる 槙ひろ子父親探しの兄妹を助ける話。コメットはタロウ面子に乗って2人を見つける。
次回予告では、タロウがコメットの初恋の人と語られる。
43初恋の人ウルトラマン阿井文瓶下塚誠ウルトラマンタロウ登場。人間態は太郎(下塚)[注釈 12]で、コメットと子連れ若夫婦を演じるも、病気になった拾い子の宇宙人を救うべく最後の変身をとげ地球を去る。「ウルトラマンタロウ」主題歌を披露。コメットが留学先を地球に決めたのは、「太郎がいたからだ」と暗示する形で語られる。
44かもめとパパと風船と泊里仁美下村堯二新倉博遠距離恋愛に気兼ねして身を引く船医との恋の話。沢野家の兄弟やゆかりの学年が進級する(準平は5→6年、強とゆかりは2→3年)。また、武夫がエジプトからローマに転勤している。
45父うちゃんと新しいママ千野皓司荒井注 吉野佳子子持ちの男やもめと出戻りの合唱団員の仲を取り持つ話。
46輝け! 母子星(ははこぼし)上條逸雄湯浅憲明福田公子 鮎河有未 桑原大輔 柄沢英二 依田英助身代わりを演じた家出少女を実家に帰らせる話。
47ラブラブ大作戦!泊里仁美志垣太郎 原ひさ子コメットに惚れる若手歯科医を、三吉を使ってミヨちゃんと仲良くさせる話。原は前作第35~44話にも出演。
48星まで泳げ 鯉のぼり黒土三男下村堯二沢野夫婦が家庭内別居、コメットは魔法も効かず寝込む。子はかすがいとなる。
49金魚と妹荒木芳久宮崎達也 西願由美三吉の妹・典子(西願)が金魚に夢中の恋人を追って上京し、コメットが助ける話。
50夢です歌です大変身!泊里仁美湯浅憲明坂田修 高松しげお 三井恒公平の教え子のスター・星光男(坂田)とコメットが、星をしつこく追い回す芸能リポーターから逃避行をする話。
51誰にも見えないお母さん阿井文瓶長谷川諭見えない母を見えるふりをして付き合う沢野家一同の気づかいに心打たれる。
52わたしはかぐや姫上條逸雄石太郎(岡田洋介、現・石槙太郎)「星の国の検察官で、コメットを連れ戻しに来た」とうそぶき、子供たちに宙返りを披露する青年(実はパイロット)に、かぐや姫の衣装を披露。
53パンダが空からやって来た泊里仁美泉晶子週刊誌に載ってスカウトされた「母子家庭」でおばあちゃん子の心をほぐす。
54ぼくはみにくいアヒルの子?阿井文瓶冨田義治捨て子だと嘆く準平を、佐和子が帰宅するまで公平に化けてなだめすかす話。
55私の子猫は迷探偵黒土三男小島三児 久里みのる 信沢三恵子迷い猫と戯れるため沢野家の住み込みを止め、ラーメン屋で副業しながら長屋住まいまでするが、親猫と飼い主が見つかり手放す話。
56ふるさと恋し七夕祭り泊里仁美湯浅憲明木田三千雄 伍代参平七夕回。三平とその従弟で不動産開発業に就職した大吉との郷土愛の相克。浴衣姿を披露。
57泣かないで! 天の川の妹よ鈴木輝江コメットを姉と慕い「オリオン」と名乗る強のクラスメートの少女・千加(鈴木)に星のペンダントを与える。
ペアで星娘姿を披露[注釈 13]
581979年宇宙の旅黒土三男冨田義治ヨガの力で迷い込んだ鏡の中の四次元世界は文字だけ左右反転。虫歯に話しかける佐和子。愛とUFOの力で帰還。
59星からのたずね人泊里仁美重田尚彦星の国からカシオペアが来訪。コメットの乗ってきたUFOの正体が語られる[注釈 14]
60私のホームラン!上條逸雄湯浅憲明柏原貴 滝本圭三コメットがユニフォームを着てバッターボックスに立つ。
61別れがつらい旅立ち阿井文瓶宮坂正則星の国からケンタウロス(オープニングに登場する射手座)が来訪。コメットの地球留学があと二か月で終わることを告げる。一緒にヨットで世界旅行に出るも嵐のため中断。沢野家の家事分担もヨット生活と同じととらえ、残りの日々を沢野家で過ごすことに決める。
62幽霊のしあわせ上條逸雄立枝歩お盆回。10年前に沢野家にお手伝いとしていた後に白血病で若くして亡くなったユミ(立枝)が、幽霊(魔法を使うが、普通の人には見えない)として沢野家の兄弟に会いに戻って来る話。
63ウルトラマンと怪獣アカゴン阿井文瓶真夏竜ウルトラマンレオ登場。怪獣のような肌になった準平を助けたいとコメットがタロウに祈ると、ウルトラサインで返事があり、代わっておゝとりゲン(真夏)が登場。ゲンは最終手段としてレオに変身して、準平を救ってそのまま乙女座へ去る。なお乙女座にはM87星雲がある(M78星雲はオリオン座)。
64天使よ! パパを返して黒土三男冨田義治黒沢浩 増田順司突然倒れて天国に召された公平を救いに、幼馴染の天使アンジェロを訪ねる話。公平の美声に魅せられた長老が、佐和子と駆け引きをする。
古事記や杜子春の黄泉物語とは逆の結末を迎え、「夫婦の愛は天国の掟よりも強い」ことを星のお母さんと確認する。
65秋一番 飛んで来た謎の女泊里仁美初井言榮 稲川善一 益田愛子ソファから起きると周りの人がもコメットのことを知らず、UFOも星のお母さんも答えず別のお手伝いの照子(初井)が差配している。
照子の正体は星の文部大臣で、「あと一か月で戻らないと、地球人になってしまう」とコメットに警告に来た。
次回予告では、コメットが直ってカメラ目線となって視聴者に相談を持ち掛け、最終回が近いことを示唆するメタ演出が使われている。
66宮本武蔵とママのしあわせ布勢博一湯浅憲明天田俊明 松木路子 丹呉年克絵心もある宮本武蔵に憧れる小学生と絵描きの義父との仲を取り持つ。剣道着姿を披露、武蔵にも変身(三吉が小次郎)、茶屋娘にも変身。
次回予告では、カメラ目線のコメットが「あたしもおとうさんがいたらなあ」と言うシーンが挿入されている。
67ある晴れた日パパ帰る黒土三男名古屋章 飛田喜佐夫「ある晴れた日」とは歌劇『蝶々夫人』の曲名。武夫が三年ぶりに帰国し洋子が喜ぶ。三吉は一年間のマグロ漁に出るというが、船の事情で乗れずコメットが喜ぶ。待ち続ける愛の尊さを知る。心の声で「待つわ、三吉さん」に続き、公平が海軍服、コメットが着物で蝶々夫人の振りを披露。
次回予告では、カメラ目線のコメットが「あたしはもうすぐ乙女座に帰らなきゃいけないっていうのに」と言うシーンが挿入されている。
68さようなら星娘佐々木守
泊里仁美
木村豊幸 矢野間啓二降臨した星のお母さんに帰還を厳命されるも、佐和子の妊娠を理由に延期を望み逃げ回るコメットだが、星のお母さんの魔法で解放されたUFOに強引連行され、コメットは手紙一枚残して地球を去る。しばらくして、佐和子のお腹の子は女の子ではないかと公平が期待を寄せ、三吉や沢野家の兄弟が空に向かってコメットの名を呼び掛けると、「ハーイ」と返事が聞こえて物語が終わる。
次回予告では、沢野家のリビングで夫婦が視聴者に感謝を告げ、三吉が「来週で最終回」だと告げるメタ演出が使われている。


放送局(第2期)

映像ソフト(第2期)

  • ビデオ(VHS)は、1985年5月21日に『大場久美子のコメットさん』(発売:ジャパンホームビデオ、第1話・第2話・第68話収録)が、2000年4月17日に『懐かしのTVシリーズ傑作選 初回と最終回 大場久美子のコメットさん』(発売:げんごろう・販売:セブンエイト、第1話・第17話・第68話収録)がそれぞれリリースされた[12]
  • DVDは、2000年12月22日に『大場久美子のコメットさん 傑作選』(発売:パノラマ・コミュニケーションズ・販売:パイオニアLDC、第1話・第17話・第33話・第43話・第63話・第68話収録)[12]が、2013年6月から7月にかけて放送開始35周年企画として、『昭和の名作ライブラリー 第17集 大場久美子のコメットさん HDリマスターDVD-BOX』(発売:ベストフィールド・販売:TCエンタテインメント、全2巻・各巻4枚組)がそれぞれ発売された。後者はテレビシリーズ全話の初ソフト化であり、Part1は第1話~第34話、Part2は第35話~第68話を収録。また特典として封入されていた解説ブックレットを省いた「スペシャルプライス版」として、2018年2月から3月にかけて期間限定で再発売も実施された。
  • Blu-rayは、2024年5月31日に『昭和の名作ライブラリー 第137集 大場久美子のコメットさん Blu-ray』(発売:ベストフィールド・販売:TCエンタテインメント、全1巻、3枚組)が発売される(予定)。

他メディア展開

ラジオドラマ
コミカライズ
  • 小学六年生」1979年7月号の別冊付録「小六TVコミック」にて、第55話のコミカライズが掲載された。作画は山崎睦美が担当。

備考

脚注

注釈

  1. 夫の中村武雄との合名ペンネーム、「マガリたけお」名義でクレジットされている[5]
  2. 放送当時は事実上日本テレビ系・TBS系クロスネット局
  3. 放送当時は日本テレビ系単独加盟。
  4. 放送当時はTBS系。
  5. 当時の放送エリアは島根県のみ。
  6. 当時の放送免許エリアは岡山県のみ。
  7. 当時の放送エリアは鳥取県のみ。
  8. 企画当初の案は3つあり、A案は九重版をほぼ踏襲したもの、B案は宇宙教育大学の学生で教育実習として学習塾の先生をするもの、C案は婿探しというものであった。
  9. 旧作のイメージを踏襲する形でオープニング映像で用いられ、コメットがアニメから大場久美子にオーバーラップするシーンのみに使われた。
  10. 阿井は『ウルトラマンA』でフォース助監督を務め、『ウルトラマンタロウ』で脚本家デビュー。その後も『ウルトラマンレオ』『ウルトラマン80』にも参加していた。
  11. 圭子役の五十嵐麻利江は公平役・五十嵐の実娘。最高視聴率を記録(25.7%)。
  12. 東光太郎ではないが、回想シーンでは、下塚がZATの制服を着て登場。地球で長く暮らすため変身を禁じられているだけで、ウルトラバッジは保有している(光太郎は『ウルトラマンタロウ』の最終回で変身バッジを海に投げ捨てた)。
  13. 大場以外の出演者が星娘の服を着た唯一の回。
  14. オープニングに出て来るように、コメットが乗ってきたUFO(アダムスキー型円盤)は、第1話で奥歯にカモフラージュしていたが、佐和子に「珍しい虫歯」と言われて抜かれ、コメットの魔法では開かない戸棚に保管されている。星のお母さんの調べでは、カシオペアの恋人であった星娘マーメイドが罰を受けてUFOにされていた。
  15. 放送当時の本来の系列は日本テレビ系列であり、この枠では「ほんものは誰だ?!」を同時ネットするところであるが、「コメットさん」の同時ネットにより、19:00 - 19:30の30分先行で放送。
  16. 「サスケ」はいかりや長介、「オバケ」は荒井注、「フロク」は高木ブー、「ムシバ」は仲本工事、「ゼロ戦」は加藤茶が演じた。

出典

  1. コメットさん”. メディア芸術データベース. 2021年9月14日閲覧。
  2. 全怪獣怪人 上巻、勁文社、1990年3月24日、110 - 111頁。ISBN 4-7669-0962-3。C0676。
  3. 竹書房/イオン 編「Column 実写とアニメの合体『コメットさん』」『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、66頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。
  4. 陸海空 地球征服するなんて 2018/09/08(土)22:10 の放送内容 ページ1、TVでた蔵 - 2023年9月28日閲覧。
  5. 石橋春海『’60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー』コスミック出版〈COSMIC MOOK〉、2013年12月5日、111頁。ISBN 978-4-7747-5853-4。
  6. 『河北新報』1967年9月4日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
  7. 『北國新聞』1968年4月8日付朝刊、テレビ欄。
  8. 北日本新聞』1968年11月4日付朝刊、テレビ欄。
  9. 『河北新報』1967年9月1日 - 9月29日付朝刊、テレビ欄。
  10. 『河北新報』1967年9月6日 - 9月27日付朝刊、テレビ欄。
  11. 『北國新聞』1968年3月23日付朝刊テレビ欄より。
  12. 「2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2001』朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、2001年4月30日、66頁。雑誌コード:01844-04。
  13. 河北新報』1979年3月5日 - 5月28日付朝刊、テレビ欄。
  14. 日刊スポーツ』1978年6月21日付テレビ欄。
  15. 福島民報』1978年6月12日 - 1979年9月24日付朝刊、テレビ欄。
  16. 『日刊スポーツ』1978年6月12日付テレビ欄。
  17. 北國新聞』1978年6月24日付朝刊、テレビ欄。
  18. 『北國新聞』1978年6月12日付朝刊、テレビ欄。
  19. 愛媛新聞』1979年4月9日付朝刊、テレビ欄。

関連項目

  • Cosmic Baton Girl コメットさん☆ - 2001年 - 2002年にテレビ東京系列にて放送された、本作品を原案とするテレビアニメ。テレビシリーズ各期の主演である九重・大場の両名も、同作品にレギュラー出演している。

外部リンク

TBS系列 月曜19:30 - 20:00(ブラザー劇場
前番組 番組名 次番組
新吾十番勝負
(1966年10月3日 - 1967年6月26日)
コメットさん(第1期)
(1967年7月3日 - 1968年12月30日)
どんといこうぜ!
(1969年1月6日 - 6月30日)
刑事犬カール
(1977年9月12日 - 1978年6月5日)
コメットさん(第2期)
(1978年6月12日 - 1979年9月24日)
  • ※本番組までブラザー劇場
人生ゲームハイ&ロー
(1979年10月1日 - 1982年9月27日)
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