ハルギタ県

ハルギタ県 (ハルギタけん、ルーマニア語:Judeţul Harghita [ˈʒudet͡sul.har'ɡita]、ハンガリー語:Hargita megye [ˈhɒrɡitɒˌmɛɟɛ])は、ルーマニア・東トランシルヴァニアセーケイ地方の県。県都はミエルクレア=チュク。東部はネアムツ県バカウ県、西部はムレシュ県、北部はスチャヴァ県、南部はブラショフ県コヴァスナ県に接する。

Judeţul Harghita

紋章

ハルギタ県の位置
地域 中央地域
歴史的な地域 トランシルヴァニア
県都 ミエルクレア=チュク
面積 6,639km²
人口 326,222人(2002年)
人口密度 52人/km²
ISO 3166-2 RO-HR

統計

2002年の調査では、人口は326,222人である[1]。人口密度は1平方キロメートルあたり52人である。

ハルギタ県はコヴァスナ県よりもハンガリー人の比率が高い。そのうちの主流はセーケイ人と呼ばれるハンガリー人で、県内の各自治体で人口の多数派となっている。ルーマニア人は県北部、特にトプリツァ(Topliţa)とバラン(Bălan)に集中している。

セーケイ人はほとんどがカトリック教徒で、ルーマニア人はルーマニア正教会信徒が最も多い。その他のハンガリー系は、改革派教会ユニテリアンに属する。信仰による人口比率は以下のとおりである。


地理

ハルギタ県の面積は6,639平方キロメートルである。

ハルギタはチュク山脈とハルギタ山脈のような、東カルパチア山脈に連なる山地が主流である。山地には火山性の高原、山麓の丘陵、さらに人口の密集した川を挟む谷がある。

山地は火山性で、一帯は水質の良い温泉で知られる。ハルギタは、夏期はほとんど暖かいものの、国内でも最も寒い地方の一つとして知られる。

県内にはルーマニアで重要な河川のうちの2つ、ムレシュ川オルト川が流れる。川の源はイズヴォル・ムレシュルイ村(Izvoru Mureşului)とスンドミニク村(Sândominic)で、2つの村はわずか数マイルしか離れていない。ムレシュ川は西のティサ川へ向かって流れていくが、オルト川は南のドナウ川へ流れていく。県西部は2つのトゥルナヴァ川(トゥルナヴァ・マーレ川とトゥルナヴァ・ミカ川)が、トランシルヴァニア高原の一部であるトゥルナヴァ高原へ向け流れる。

ハルギタには多くの自然景観があり、バイレ・トゥシュナド(Băile Tuşnad)近郊の火山噴火口跡のクレーター湖、スフンタ・アナ湖も含まれる。ラク・ロシュ湖は県北東の町ゲオルゲニ近郊にある。ビカズ峡谷は印象的で狭い峡谷で、ビカズの清流によって作られた。県は温泉リゾート施設とミネラルウォーターが有名である。

経済

県の主要産業は以下のとおりである。

  • 林業 - 30%以上を占める
  • 食品・飲料製造
  • 織物・製革
  • 機械部品製造

観光

ラク・ロシュ湖

政治

ハルギタ県議会は31名の議員で構成される。

政党名 議席
ハンガリー人民主同盟 22
人民行動党 3
社会民主党 3
民主自由党 2
無所属 1

行政区画

県は4つの都市、5つの町、58の小自治体からなる。

主な都市

参照

  1. National Institute of Statistics, "Populaţia la recensămintele din anii 1948, 1956, 1966, 1977, 1992 şi 2002"
  2. National Institute of Statistics, "Populaţia după etnie" Archived 2009年8月16日, at the Wayback Machine. ("Population by ethnicity")
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