メットライフ・スタジアム

メットライフ・スタジアム(MetLife Stadium)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州イーストラザフォードスタジアムナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のニューヨーク・ジェッツニューヨーク・ジャイアンツの2チームが2010年シーズンからスタジアムを本拠地としている。総工費16億ドルで建設された[2]。2020年にはXFLニューヨーク・ガーディアンズも本拠地とした。

メットライフ・スタジアム
MetLife Stadium
The Meadowlands
地図
施設情報
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
50 State Hightway 120
East Rutherford, New Jersey
07073
位置 北緯40度48分49秒 西経74度4分28秒
起工 2007年9月5日
開場 2010年4月10日 (2010-04-10)[1]
所有者 New Jersey Sports &
Exposition Authority
運用者 MetLife Stadium
Company, LLC(ジャイアンツとジェッツの子会社)
グラウンド UBU Sports' Speed Series S5-M (2013-present)
フィールドターフ (2010-2012)
建設費 16億米ドル[2]
設計者 360 Architecture
EwingCole
Rockwell Group
Bruce Mau Design, Inc.
プロジェクト
マネージャー
Hammes Company Sports Development
構造設計者 Thornton Tomasetti
総合建設者 Skanska AB[3]
旧称
ニュー・メドウランズ・スタジアム (2010–2011)
使用チーム、大会
ニューヨーク・ジェッツ (NFL) (2010–現在)
ニューヨーク・ジャイアンツ (NFL) (2010–現在)
ニューヨーク・ガーディアンズ (XFL) (2020)
2026 FIFAワールドカップ
収容人員
82,566人[4][5]

施設概要

スタジアム遠景(2014年)

本拠地にするチームは、いずれもチーム名に「ニューヨーク」という地名を冠しているが、場所はハドソン川の対岸に位置する、ニュージャージー州イーストラザフォードである。周辺一帯は、ニュージャージー・メドウランズと呼ばれている。

ジャイアンツ・スタジアムの老朽化に伴って新築されたスタジアムである。当初はジェッツがウェスト・サイド・スタジアムに移転予定だったが、五輪招致失敗で同スタジアムに本拠地を構えることになった。

スタジアム周辺はメットライフ・スポーツ・コンプレックス(メドウランズ・スポーツ・コンプレックス)と呼ばれており、メドウランズ競馬場などがある。

2010年4月10日に、大学ラクロスのコニカミノルタ・ビッグシティ・クラシックでこけら落としされた。[1]

2010年のNFLレギュラーシーズンの開幕週ホームゲーム開催をニューヨーク・ジェッツニューヨーク・ジャイアンツのそれぞれが希望していたが、ロジャー・グッデルコミッショナーのコイントスの結果、ジャイアンツが最初の公式戦を開催することとなり、ジェッツは翌日のマンデーナイトフットボールで初戦を行うこととなった[6]。コイントスの際に両チームの関係者が同席出来なかったことについてジェッツのオーナー、ウッディ・ジョンソンは不満をもらした[6]

2013年4月7日にはWWE最大のイベントレッスルマニア29が開催。2019年にも開催された。2014年2月2日に第48回スーパーボウルが行われ、シーホークスが43-8でブロンコスを下し優勝した。

命名権

本スタジアムも、近年建設された他のスタジアムと同様に、命名権を売却している。2008年に、アリアンツと交渉が行われたが、同社が過去にナチスとの関わりがあったことが明らかになり、ユダヤ系アメリカ人の多い地元ニューヨークの反発もあり、契約は結ばれなかった[2][7]

2011年6月27日、ニューヨークに本社を置く保険会社メットライフが命名権購入を示唆[8]。8月23日に25年間の契約によりメットライフ・スタジアムとなった[9][10]。但し、開催予定のFIFAワールドカップ26では、FIFA(国際サッカー連盟)による施設命名権行使禁止規定により、「NYNJスタジアム」の名称で使用される予定。

主な試合

NFL

2011年9月11日の試合前のセレモニーの様子

スーパーボウル

2010年5月25日、2013年シーズンの第48回スーパーボウルを当スタジアムで開催することが発表された。ニューヨーク都市圏では初のスーパーボウルであり、寒冷地の非ドーム型スタジアムで開催されるのも初めてとなる。通常、スーパーボウルは平均気温が摂氏10度以下の都市で開催される場合、屋内の空調管理されたスタジアムで開催されなければならないことになっていた。しかし、NFLのコミッショナーのロジャー・グッデルはこのルールを一時的に外し、「新しいスタジアムとニューヨーク地域におけるNFLの偉大な遺産と歴史を祝う機会に基づく、一度限りのユニークな状況」という理由を述べ、メットライフ・スタジアムでの開催を許可した。試合当日、キックオフ時の気温は華氏49度(摂氏9度)で、史上3番目に寒いスーパーボウルとなった。試合は、2014年2月2日に行われ、シアトル・シーホークスデンバー・ブロンコスを43対8で破り、スーパーボウル初優勝を飾った。

年度 試合 日程 AFCチーム スコア NFCチーム 観客動員数
2013 第48回スーパーボウル 2014年2月2日 デンバー・ブロンコス 8 - 43 シアトル・シーホークス 82,529

交通

2009年、メドウランズ・スポーツ・コンプレックスのアクセスに供するために、ニュージャージー・トランジットが運営する近郊電車パスカック・バレー線から支線を伸ばす形でメドウランズ・スポーツ・コンプレックスの中央部にメドウランズ駅(メドウランズ・スポーツ・コンプレックス駅)が開業した。その他、バス路線も存在する。

脚注

  1. Big City Classic”. 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月21日閲覧。
  2. ニューヨーク2チームの新スタジアム、命名権売却は2010年に?”. NFL JAPAN (2009年6月18日). 2010年3月17日閲覧。
  3. New Meadowlands Stadium, USA - About us - Skanska
  4. Your Stadium - Seating/Seat Views Archived 2011年7月13日, at the Wayback Machine.
  5. Your Stadium - Welcome Archived 2011年2月6日, at the Wayback Machine.
  6. NY新スタジアム開幕戦、ジャイアンツとジェッツ両方で開催”. NFL JAPAN (2010年3月16日). 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月17日閲覧。
  7. 渡辺史敏 (2009年5月19日). 超人気チームも苦戦、NFLの命名権ビジネス”. NFL JAPAN. 2010年3月17日閲覧。
  8. Lefton, Terry (2011年6月27日). “MetLife eyes the Meadowlands”. Sports Business Daily. http://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2011/06/27/Marketing-and-Sponsorship/MetLife.aspx 2011年6月27日閲覧。
  9. Ehalt, Matthew (2011年8月23日). “MetLife name unveiled at stadium”. ESPN.com. http://espn.go.com/new-york/nfl/story/_/id/6888145/new-york-giants-new-york-jets-announce-naming-deal-metlife 2011年8月23日閲覧。
  10. “MetLife announces it has bought the naming rights to New Meadowlands Stadium for 25 years”. The Washington Post. Associated Press. (2011年8月23日). http://www.washingtonpost.com/sports/redskins/metlife-announces-it-has-bought-the-naming-rights-to-new-meadowlands-stadium-for-25-years/2011/08/23/gIQA9cJ8YJ_story.html 2011年8月23日閲覧。

外部リンク

開催イベントとテナント
前本拠地:
ジャイアンツ・スタジアム
1976 - 2009
ニューヨーク・ジャイアンツの本拠地
2010 -
次本拠地:
現在
-
前本拠地:
ジャイアンツ・スタジアム
1976 - 2009
ニューヨーク・ジェッツの本拠地
2010 -
次本拠地:
現在
-
先代
サンライフ・スタジアム
メルセデス・ベンツ・スーパードーム
レッスルマニア会場
2013 (29)
2019 (35)
次代
メルセデス・ベンツ・スーパードーム
WWEパフォーマンスセンター
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