レオナルド・ボヌッチ

レオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci, 1987年5月1日 - )は、イタリア・ラツィオ州ヴィテルボ出身のサッカー選手。イタリア代表。スュペル・リグ・フェネルバフチェSK所属。ポジションはディフェンダー。

レオナルド・ボヌッチ
イタリア代表でのボヌッチ (2015年)
名前
ラテン文字 Leonardo Bonucci
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1987-05-01) 1987年5月1日(36歳)
出身地 ヴィテルボ
身長 190cm[1]
体重 82kg[1]
選手情報
在籍チーム トルコの旗 フェネルバフチェSK
ポジション DF (CB)
背番号 19
利き足 右足
ユース
2004-2005 イタリアの旗 ヴィテルベーゼ
2005-2007 イタリアの旗 インテル
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2005-2009 イタリアの旗 インテル 1 (0)
2007-2009 →イタリアの旗 トレヴィーゾ (loan) 40 (4)
2009 →イタリアの旗 ピサ (loan) 18 (1)
2009 イタリアの旗 ジェノア 0 (0)
2009-2010 イタリアの旗 バーリ 38 (1)
2010-2017 イタリアの旗 ユヴェントス 227 (13)
2017-2018 イタリアの旗 ミラン 35 (2)
2018-2023 イタリアの旗 ユヴェントス 130 (14)
2023-2024 ドイツの旗 ウニオン・ベルリン
2024- トルコの旗 フェネルバフチェ
代表歴2
2010- イタリアの旗 イタリア 118 (8)
獲得メダル
男子サッカー
イタリアの旗 イタリア
UEFA EURO
金2020 欧州11カ国
1. 国内リーグ戦に限る。2023年7月1日現在。
2. 2022年9月28日現在。
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クラブ経歴

ASヴィテルベーゼ・カルチョのユースでキャリアをスタートし、2005-06シーズンにインテル・ミラノへレンタル移籍し、シーズン終了後にインテルが保有権を買い取り完全移籍した。2007-08シーズンはトレヴィーゾFCへ、2009年1月27日にはピサ・カルチョへそれぞれレンタル移籍した。

2009年7月1日、ディエゴ・ミリート、ティアゴ・モッタのインテルへの移籍に伴い、フランチェスコ・ボルゾーニ、リッカルド・メッジョリーニらと共にジェノアCFCへ保有権を譲渡され、更に、ジェノアからASバーリへ共同保有の形で移籍。2009-10シーズンはバーリでアンドレア・ラノッキアとセンターバックでコンビを組み、堅固な守備でバーリの躍進を支えた。

ユヴェントス

2010年7月1日に移籍金1550万ユーロでユヴェントスFCと5年契約を結び、完全移籍することが発表された。移籍して1年半は不安定なプレーが多かったが、アントニオ・コンテ就任後3バックの中央に置かれてからは安定したプレーを見せた。

2015年1月25日のキエーヴォ戦でユヴェントスでの200試合出場を達成[2]。2015-16シーズンにはUEFAチーム・オブ・ザ・イヤー2016に選出され、セリエAベストイレブンとセリエA年間最優秀選手賞を受賞[3]。2016年12月にはユヴェントスとの契約を2021年まで延長した[4]。2017年2月17日のパレルモ戦ではセリエA300試合出場を果たした[5]。2017年5月17日に行われたコッパ・イタリア決勝のSSラツィオ戦ではチームの2点目となるゴールを決め、コッパ・イタリア連覇に貢献した[6]。

ACミラン

2017年7月20日、2022年6月までの5年契約でACミランへの移籍が発表された[7]。背番号はユヴェントスでも着用していた19番。リッカルド・モントリーヴォに代わって主将にも就任することが決定した。2018年1月6日のFCクロトーネ戦ではミランでの初得点を決め勝利に貢献した。3月に行われた古巣ユヴェントスとの対戦では、一時は同点となるゴールを決め喜びを爆発させたが、1-3で敗れた。

ユヴェントス復帰

2018年8月2日、ユヴェントスFCに1年ぶりに復帰することが発表された[8]。契約は5年間で移籍金は3500万ユーロであることも発表された[9]。同時にマッティア・カルダーラがACミランに同額で移籍しているため実質的なトレードであった。背番号は以前着用していた19番。2020-21シーズン、開幕節のサンプドリア戦でゴールを挙げ[10]、12月5日、トリノFCとのダービーでは決勝ゴールを決めた[11]。2021-22シーズン、13節ラツィオ戦ではPKで2得点を挙げた[12]。

2022-23シーズン、UEFAヨーロッパリーグ準決勝第1戦、セビージャ戦でユヴェントスでの通算500試合出場を果たした[13]。

ウニオン・ベルリン

2023年9月1日、1.FCウニオン・ベルリンへの移籍が発表された[14]。

フェネルバフチェ

2024年1月11日、フェネルバフチェSKへの移籍が決定[15]。

代表経歴

2010年2月28日、カメルーンとの親善試合に臨むイタリア代表メンバーに初選出。カメルーン戦では3バックの一角で先発出場を果たした[16]。

2010 FIFAワールドカップにも選出され、6月3日のメキシコとの親善試合では代表初得点を挙げるも、本大会での出場機会は訪れなかった[17]。

EURO2012では、アンドレア・バルツァッリとコンビを組みレギュラーとしてプレーし、イタリアの決勝進出に貢献した。

2014 FIFAワールドカップではグループリーグ最終節のウルグアイ戦で初めて出場したもののグループリーグ敗退に終わった。

EURO2016のメンバーにも選出され[18]、グループリーグ最終戦のアイルランド戦では、ジャンルイジ・ブッフォンの不在でキャプテンとしてプレー[19]。ラウンド16のスペイン戦では無得点に抑え勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[20]。

2021年3月25日、北アイルランド戦にて代表100試合出場を果たした[21]。

EURO2020のメンバーにも選出[22]。大会では準々決勝のベルギー戦でキエッリーニとの連携でルカクを抑え込むなど、準決勝進出に貢献[23]、準決勝のスペイン戦延長PK戦では3人目のキッカーとしてPKを成功させるなど決勝進出に貢献[24]、試合後観客席に上がりグランドに戻ろうとしたところグランドに侵入しようとしたファンと間違えられ警備員に取り押さえられるアクシデントが起きた[25]。決勝のイングランド戦でも守備での貢献のみならず、1-1の同点とする同点ゴールを決め、PK戦でもPKを成功させ、52年振りとなる大会優勝の立役者の一人となった[26]。また決勝における34歳71日でのゴールは大会最年長ゴール記録となった[27]。

人物・エピソード

  • 幼い頃からユヴェンティーノであり、ユヴェントス移籍により夢を叶えたことになった。1997-98のチャンピオンズリーグ決勝でユヴェントスがレアル・マドリードに敗れた際には涙が止まらなかったと語っている[28]。
  • 2013年2月、ジェノア戦での審判批判で2試合の出場停止処分になったときには、ホームのフィオレンティーナ戦でサポーターとともに応援を楽しんでいた[29]。
  • 2012年10月20日に家族と共に車を購入しにトリノにあるカーディーラーの元を訪れた際、強盗に襲われた。頭に銃を突きつけられ、「腕時計をよこせ」と脅されたが渡さず、逆に殴り倒した。そしてそのまま彼は強盗を取り押さえようとしたが、強盗は近くにいた仲間のスクーターに乗って逃亡した。その際強盗は「お前何してんだよ!?正気か!?撃つぞ」と言いながら逃げた[30]。
  • 2人の息子がいるが、うち1人であるロレンツォ・ボヌッチは父親が所属しているユヴェントスではなく、ライバルチームであるトリノの大ファンである[31]。

個人成績

クラブでの成績

2023年9月7日現在[32]
クラブ シーズン リーグ戦 カップ戦 国際大会 その他 通算
ディビジョン出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
インテル・ミラノ 2005-06 セリエA 1000000010
2006-07 0030000030
クラブ通算 1030000040
トレヴィーゾ (loan) 2007-08 セリエB 27200——272
2008-09 13210——142
クラブ通算 404100000414
ピサ (loan) 2008-09 セリエB 18100——181
バーリ 2009-10 セリエA 38110——391
ユヴェントス 2010-11 セリエA 342208[lower-alpha 1]1—443
2011-12 32250——372
2012-13 3304010[lower-alpha 2]11[lower-alpha 3]0481
2013-14 2921013[lower-alpha 4]11[lower-alpha 3]0443
2014-15 3434113[lower-alpha 2]01[lower-alpha 3]0524
2015-16 363408[lower-alpha 2]01[lower-alpha 3]0493
2016-17 2935111[lower-alpha 2]100455
クラブ通算 227152526344031921
ミラン 2017-18 セリエA 3525011[lower-alpha 1]0—512
ユヴェントス 2018-19 セリエA 2931010[lower-alpha 2]01[lower-alpha 3]0413
2019-20 353417[lower-alpha 2]01[lower-alpha 3]0474
2020-21 262206[lower-alpha 2]01[lower-alpha 3]0352
2021-22 245307[lower-alpha 2]000345
2022-23 161109[lower-alpha 5]1—262
クラブ通算 130141113913018316
ウニオン・ベルリン 2023-24 ブンデスリーガ
キャリア総通算 4893746311357065545

代表での成績

2023年9月7日現在[33]
イタリア代表国際Aマッチ
年出場得点
201082
201150
2012110
2013110
201481
2015100
2016141
201781
2018101
2019101
202040
2021151
202260
202310
通算1218
No. 日付 開催地 対戦相手国 スコア 結果 試合概要
12010年6月3日ベルギーの旗 ブリュッセル, ボードゥアン国王競技場 メキシコ1–21–2親善試合
22010年9月3日エストニアの旗 タリン, ア・ル・コック・アレーナ エストニア2–12–1EURO 2012予選
32014年9月9日ノルウェーの旗 オスロ, ウレヴォール・スタディオン ノルウェー2–02–0EURO 2016予選
42016年7月2日フランスの旗 ボルドー, ヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドー ドイツ1–11–1 (延長)
(5–6 p)
EURO 2016
52017年3月28日オランダの旗 アムステルダム, アムステルダム・アレナ オランダ2–12–1親善試合
62018年6月1日フランスの旗 ニース, アリアンツ・リヴィエラ フランス1–21–3
72019年6月8日ギリシャの旗 アテネ, アテネ・オリンピックスタジアム ギリシャ3–03–0EURO 2020予選
82021年7月11日イングランドの旗 ロンドン, ウェンブリー・スタジアム イングランド1–11–1 (延長)
(3–2 p)
EURO 2020決勝

タイトル

クラブ

インテル・ミラノ
ユヴェントス

代表

イタリア代表

個人

勲章

脚注

  1. Leonardo Bonucci - legaseriea.it
  2. “BONUCCI: "Orgoglioso delle 200 presenze in bianconero. Ora si guarda avanti con fame di altri successi"” [BONUCCI: "Proud of my 200 appearances with Juventus. Now I'm looking aheard with hunger for more successes"] (Italian). tuttojuve.com (2015年1月26日). 2015年4月27日閲覧。
  3. セリエA年間最優秀選手賞にユーヴェのDFボヌッチ「皆からのリスペクトを感じる」 - Goal.com 2017年1月31日
  4. “Bonucci extends contract until 2021”. Juventus F.C.. (2016年12月19日). http://www.juventus.com/en/news/news/2016/-bonucci-extends-contract-until-2021-.php 2016年12月19日閲覧。
  5. “Dybala at the double!”. Juventus F.C. (2017年2月17日). 2017年2月22日閲覧。
  6. “Coppa: Juventus Treble sinks Lazio”. Football Italia (2017年5月17日). 2017年5月17日閲覧。
  7. “OFFICIAL: BONUCCI IS NOW RED AND BLACK”. AC Milan (2017年7月20日). 2017年7月20日閲覧。
  8. “Bentornato, Leo!”. Juventus Football Club (2018年8月2日). 2018年8月3日閲覧。
  9. “ACCORDI CON IL MILAN”. Juventus Football Club (2018年8月2日). 2018年8月3日閲覧。
  10. “ピルロ初陣に手ごたえを感じるボヌッチ「サッカーの解釈を変えてくれた」”. ゴールコム (2020年9月21日). 2021年7月14日閲覧。
  11. “劇的な逆転でトリノダービーに勝利”. ユベントスコム (2021年12月5日). 2021年7月14日閲覧。
  12. “10番欠くユーベを救ったのはボヌッチ! 怒涛2連弾で強敵ラツィオを撃破「頼まれれば俺はやる男」”. ゲキサカ (2021年11月21日). 2023年3月7日閲覧。
  13. “「名誉であり誇りだ」36歳DFボヌッチがユーベで500試合出場を達成! デル・ピエロやブッフォンらレジェンドの仲間入り”. サッカーダイジェスト (2023年5月12日). 2023年5月19日閲覧。
  14. “LEONARDO BONUCCI SIGNS FOR UNION” (2023年9月1日). 2023年9月1日閲覧。
  15. https://www.fenerbahce.org/haberler/futbol/2024/1/ailemize-hos-geldin-leonardo-bonucci
  16. livedoorスポーツ(2010-3-4) 代表デビューのボヌッチ 「良い挑戦ができた」(2010-3-4閲覧)
  17. FIFA.com. “2010 FIFA World Cup South Africa™ - Teams - Italy” (英語). FIFA.com. 2019年1月5日閲覧。
  18. “OFFICIAL: Italy squad for Euro 2016”. Football Italia (2016年5月31日). 2016年5月31日閲覧。
  19. “Brady sends euphoric Ireland into the last 16”. Union of European Football Associations. (2016年6月22日). http://www.uefa.com/uefaeuro/season=2016/matches/round=2000448/match=2017958/postmatch/report/index.html 2016年6月22日閲覧。
  20. “Dominant Italy brush aside champions Spain”. Union of European Football Associations. (2016年6月27日). http://www.uefa.com/uefaeuro/season=2016/matches/round=2000744/match=2018002/postmatch/report/index.html 2016年6月27日閲覧。
  21. “Bonucci plays 100th match for Italy”. Showsports (2021-06-03-26). 2021年6月5日閲覧。
  22. “伊代表ボヌッチがEURO2020へ意気込み「W杯の黒歴史を乗り越えふさわしい場所へ」”. Goal.com (2021年6月8日). 2021年6月18日閲覧。
  23. “36歳&34歳が“代表最強CB”コンビ カテナチオの魂受け継ぐイタリアの番人”. ザワールド (2021年7月5日). 2021年7月9日閲覧。
  24. “俺史上最もきつい試合だった…スペインは凄い」イタリア代表ボヌッチが吐露”. コリー (2021年7月7日). 2021年7月9日閲覧。
  25. “喜!怒!!楽!!! 観客と間違えられ足止めされたボヌッチが不満露わ…最後は笑顔で和解!”. 超ワールドサッカー (2021年7月7日). 2021年7月9日閲覧。
  26. “Italy 1-1 England (aet, 3-2 on pens): Euro 2020 final at Wembley player ratings”. ガーディアン (2021年7月12日). 2021年7月12日閲覧。
  27. “34歳イタリア代表DFボヌッチ、EURO決勝で最年長ゴール!45年ぶりの記録更新”. サッカーキング (2021年7月12日). 2021年7月12日閲覧。
  28. ボヌッチ:「ずっとユーヴェを応援していた」 Goal.com 2011年1月22日
  29. https://sites.google.com/site/niconicalcio/report/matri_20130210
  30. 伊代表DFボヌッチが武装強盗を殴って撃退 強盗は「お前正気か?」と叫び逃走 スカパー 2012年10月21日閲覧
  31. ユーヴェ優勝セレモニーで涙目だったボヌッチの息子…憧れのトリノFWベロッティに会い笑顔にGoal.com 2017年5月27日配信
  32. レオナルド・ボヌッチ - Soccerwayによる個人成績
  33. レオナルド・ボヌッチ - National-Football-Teams.com

関連項目

外部リンク

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