丸山和郁

丸山 和郁(まるやま かずや、1999年7月18日 - )は、群馬県群馬郡倉渕村(現:高崎市)出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。

丸山 和郁
東京ヤクルトスワローズ #4
2022年8月9日 マツダスタジアム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県群馬郡倉渕村(現:高崎市
生年月日 (1999-07-18) 1999年7月18日(24歳)
身長
体重
174 cm
77 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2021年 ドラフト2位
初出場 2022年3月25日
年俸 1600万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入り前

高崎市立倉渕小学校1年生の時に軟式野球を始め、高崎市立倉渕中学校では軟式野球部に所属し、投手、捕手、遊撃手を務めていた[2]

前橋育英高等学校に進学し、中堅手のレギュラーに定着。投手も兼任した[3]。2年夏には5番打者として第98回全国高等学校野球選手権大会に出場し、嘉手納との初戦(2回戦)で1安打を放ち、9回表には救援登板したが、チームは敗れた[4]。同年秋からは1番打者を務め、3年春に出場した第89回選抜高等学校野球大会ではエースとリードオフマンを兼任。中村との1回戦で先発して6回途中無失点で勝利投手となった[5]報徳学園との2回戦では味方が初回に4失点し、自身は2回裏から救援登板して7回無失点の好投を見せたが、チームは敗れた[6]。同年夏は再び背番号8となり、第99回全国高等学校野球選手権大会に出場。明徳義塾との2回戦では西浦颯大に適時打を打たれて2点差とされた9回表二死の場面で救援登板し、6球で三振を奪い試合を締めくくった[7]西川愛也清水達也ら擁する花咲徳栄との3回戦では先発したものの3回5失点と打ち込まれ、チームも敗れた[8]。また、この大会では大会タイ記録となる8盗塁を記録した[9]。同年開催された2017 WBSC U-18ワールドカップの日本代表に選出された[10]。高校の1学年上には小川龍成がいる。

明治大学に進学後、1年春に右肩を脱臼して手術を受け、以降は投手を断念し野手に専念した[11]。2年春からレギュラーに定着し、同年の全日本大学野球選手権大会で優勝に貢献。夏には日米大学野球選手権大会の日本代表に選出された。4年時からは主将となり、2季連続でベストナインに選出された。その後、2021年9月16日にプロ志望届を提出[12]。10月11日に行われたドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズから2位指名を受け[13][14]、11月22日に、契約金7500万円、年俸1200万円で入団に合意(金額は推定)[15]。背番号は4[15]

ヤクルト時代

2022年、開幕一軍入りを果たすも4月に二軍落ち。再昇格後は6月30日の対広島東洋カープ戦で延長12回に勝ち越し打を[16]、7月4日の対横浜DeNAベイスターズ戦で初本塁打を放つなど[17]、打撃面で成長を見せた。9月25日の対横浜DeNA戦ではチームの優勝を決めるサヨナラヒットを放った。新人のサヨナラヒットで優勝が決定したのはプロ野球史上初の出来事であった[18]2022年の日本シリーズでは、セーフティーバントを決めている[19]

選手としての特徴

打撃

巧みなバッティングコントロールで広角に安打を放つ。犠打などの小技もそつなくこなす[20]

走塁

50メートル5.8秒の俊足が武器[21][22][23]

守備

俊足で肩も強く、守備範囲が広い[24]

人物

3人兄弟の末っ子として産まれた[25]。自然に囲まれた山奥の村で生まれ育ち、川遊びや木登りをして遊んでいた。そのおかげで非凡な身体能力と強い精神力が身についた[26]。高校時代の監督からは「野生児」という愛称が付けられている[27]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2022 ヤクルト 71979014214012892340102252.233.258.311.569
2023 671069713205002577330600271.206.252.258.510
通算:2年 138203187274190153169670702523.219.255.283.538
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績



外野












2022 ヤクルト 71500001.000
2023 6677110.987
通算 137127110.992
  • 2023年度シーズン終了時

表彰

記録

初記録

背番号

  • 4(2022年 - )

代表歴

脚注

  1. ヤクルト - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2023年12月8日閲覧
  2. 小さな村から育った走攻守三拍子揃う外野手 丸山和郁(明治大)【時は来た!ドラフト指名を待つ男たち 大学生編】」『BASEBALL GATE』2021年10月6日。2021年11月19日閲覧
  3. 『プロ野球カラー名鑑2022』ベースボール・マガジン社、25頁。
  4. 嘉手納 対 前橋育英 - スコア速報 - 夏の甲子園2016」『日刊スポーツ』2016年8月11日。2021年11月18日閲覧
  5. 中村 対 前橋育英 - スコア詳細 - 第89回選抜高校野球(2017)」『日刊スポーツ』2017年3月20日。2021年11月18日閲覧
  6. 前橋育英 対 報徳学園 - スコア詳細 - 第89回選抜高校野球(2017)」『日刊スポーツ』2017年3月26日。2021年11月18日閲覧
  7. 前橋育英・丸山、びっくり“6球セーブ” 試合後は足がけいれん、医務室へ」『スポニチ Sponichi Annex』2017年8月16日。2021年11月18日閲覧
  8. 前橋育英・丸山涙…大会タイ盗塁8個も「意味ない」」『日刊スポーツ』2017年8月19日。2021年11月18日閲覧
  9. 前橋育英・丸山、記録タイ8盗塁 群馬の山で培った健脚」『朝日新聞デジタル』2017年8月19日。2021年11月18日閲覧
  10. 【絆トーク】前橋育英・丸山がU-18侍でも存在感 甲子園で大会記録の8盗塁決めた直感が世界一に導く」『サンスポ』2017年9月8日。2021年11月18日閲覧
  11. 【東京ヤクルトスワローズ】上位で山下輝、丸山和郁と投打の即戦力候補に、156k右腕の柴田大地を指名 | ドラフト名鑑2021 | DAZN News 日本」『DAZN』2021年10月22日。2024年2月5日閲覧
  12. 17年センバツV早大・徳山壮磨 俊足強肩の明大・丸山和郁らプロ志望届 - アマ野球」『日刊スポーツ』2021年9月16日。2021年11月18日閲覧
  13. ヤクルト、2位指名の明大・丸山和郁にあいさつ/ドラフト」『イザ!』2021年10月14日。2021年11月19日閲覧
  14. ヤクルト、明大・丸山和郁を2位指名 明大選手12年連続ドラフト指名、史上最長記録伸ばす」『スポニチ Sponichi Annex』2021年10月10日。2021年11月18日閲覧
  15. ヤクルト2位丸山和郁に期待の背番号4「バレンティン選手のイメージ強い」」日刊スポーツ、2021年11月22日。2021年12月18日閲覧
  16. 【ヤクルト】ルーキー・丸山の勝ち越し打で広島に3連勝 長岡に一発」『スポーティングニュース』2022年6月30日。2023年2月11日閲覧
  17. 【ヤクルト】68年ぶり14カード連続勝ち越しでマジック51 小沢怜史プロ初勝利、丸山和郁プロ1号」『スポーツ報知』2022年7月3日。2023年2月11日閲覧
  18. 【ヤクルト】史上初!ルーキー丸山和郁が優勝決めるサヨナラ打 99年生まれ「村上世代」ドラ2」『日刊スポーツ』 日刊スポーツNEWS、2022年9月25日。2022年9月25日閲覧
  19. ヤクルト・丸山和、鮮やかバントで日本S初安打 高津監督「いいプレーをしている」」『サンスポ』2022年10月26日。2023年2月11日閲覧
  20. 明治大学・丸山和郁(まるやまかずや)とは。国際大会経験も豊富な六大学のスピードスター【ドラフト2021】」『ベースボールチャンネル』2021年9月28日。2021年11月19日閲覧
  21. 明大にいだてん!丸山和郁が快足飛ばし内野安打3本」『日刊スポーツ』2019年4月21日。2021年11月19日閲覧
  22. 明大のドラフト候補・丸山が3安打でアピール」『スポニチ Sponichi Annex』2021年9月10日。2021年11月19日閲覧
  23. 明大・丸山和郁は俊足&豪打 オリックス・早川スカウト「早くから戦力となる選手」」『サンスポ』2021年10月10日。2021年11月19日閲覧
  24. ドラフト候補の明大・丸山が2安打阪神スカウト「足と肩は魅力」」『サンスポ』2021年3月3日。2021年11月19日閲覧
  25. 【ヤクルト】ヤクルト2位・丸山和郁の両親を青ざめさせた「4歳の大冒険」ゲーセン目指し3km歩いた身体能力」日刊ゲンダイDIGITAL、2021年11月2日。2021年12月18日閲覧
  26. 前橋育英・丸山和郁外野手はブッ倒れるまで走って攻めて守る“昭和な男”」東スポ、2017年8月27日。2021年12月18日閲覧
  27. 9丸山 和郁(前橋育英3年・外野手)【悲願の世界一へ 侍ジャパンU18代表メンバー紹介 】」『BASEBALL GATE』2017年8月31日。2022年3月5日閲覧

関連項目

外部リンク

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