京田辺駅

京田辺駅(きょうたなべえき)は、京都府京田辺市田辺久戸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)のである。駅番号はJR-H24

京田辺駅[* 1]
駅舎(2020年6月)
きょうたなべ
Kyōtanabe
JR-H23 同志社前 (1.9 km)
(2.1 km) 大住 JR-H25
地図 右は新田辺駅
所在地 京都府京田辺市田辺久戸27
北緯34度49分14.80秒 東経135度46分7.84秒
駅番号 JR-H24
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 H 片町線(学研都市線)
キロ程 12.4 km(木津起点)
電報略号 キナ
駅構造 地上駅橋上駅[2]
ホーム 2面3線[2]
乗車人員
-統計年度-
5,748人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1898年明治31年)4月12日
乗換 新田辺駅近鉄京都線
備考
  1. 1997年に田辺駅から改称[1]

概要

京田辺市の代表駅の1つ。学研都市線の快速の各駅停車区間では同市内の松井山手駅に次ぐ利用者数がある。

駅東方約300mに近鉄京都線新田辺駅があり、徒歩7分程度で到着する。2015年頃から車内放送でも乗換駅として案内されるようになった(ただし近鉄側では新祝園駅のみJR乗換の車内放送を行う)。市の玄関口として両駅の周辺整備が行われている。

歴史

「田辺駅」時代の旧駅舎(1992年7月)
旧田辺駅 駅本屋(1980年)
旧田辺駅 駅本屋ホーム側(1980年)

駅構造

島式ホーム2面3線を有する地上駅[2]。2面4線への拡張も可能な構造で(ただ、今の所2面4線への拡張の動きはないがホームのないアルプラザ方面に線路が存在し、回送列車が使用することがある。)、7両編成に対応している。橋上駅舎を有し[2]、両ホームと、改札外・東西に2箇所、計4箇所にエレベーターが設置されている。東口は陸橋によってアル・プラザ京田辺店(平和堂)に直結している。ホームとは跨線橋で結ばれている。

ICOCA・提携ICカード利用可能駅。また、学研都市線の単線区間の途中駅では唯一の直営駅四条畷駅の被管理駅)である。自動券売機みどりの券売機プラスが設置されている[3]

旧駅舎は平屋建ての昔の民家のような造りで、元を辿れば明治時代からあったという話もある。旧駅は2面2線の対向式ホームで間に中線があり、貨物扱いも行われていた。駅舎は京橋方面側にあり、木津方面へのホームへは同志社前側にある踏切を渡ることになっていた。待合室は旧信号テコ扱い所であったため、その形跡がよく分かる駅だった。1972年昭和47年)頃から1992年平成4年)頃までの間は無人駅扱いで出札業務は行わず、運転要員だけ配置されていた。

のりば

のりば路線方向行先備考
1・2 H 学研都市線 下り 四条畷京橋方面[13] 一部3番のりば
3 上り 木津方面[13] 一部2番のりば

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。基本的に1番・2番のりばが京橋方面、3番のりばが木津方面となっている。

3線もありながら発車番線は2010年(平成22年)3月12日までは全時間帯に渡って固定されていなかった。これは構内に引上線がなく、切り離された増結用の車両がホーム上で待機しなければならないためである。昼間時の運用を例として挙げると、

  1. 2番のりばに増結用車両が待機した状態で、京橋方面行きが2番のりばに入り、増結用車両をつなぐ。同時に木津方面行きが1番のりばに入り、切り離した増結用車両を1番のりばに残して発車する。
  2. その次の京橋方面行きは1番のりばに入り、先ほど切り離された1番のりばの増結用車両をつなぐ。同時に木津方面行きが2番のりばに入り、切り離した増結用車両を2番のりばに残して発車する。
  3. 以上の流れを繰り返す。

という、ローテーション的な運用となっていた。木津駅 - 同志社前駅間のホーム延長工事を行った翌3月13日以降は朝の一部を除いて、四条畷・京橋方面は1番のりば、木津方面は2番のりばに固定された(京田辺駅配布の発車時刻表より)。2011年(平成23年)3月12日のダイヤ改正でほとんどが、四条畷・京橋方面の乗り場が2番のりば、木津方面の乗り場が3番のりばとなった。

配線上は2番のりばを上下本線とした一線スルーとなっている。

夜間滞泊が2本設定され、1番のりばと3番のりばに留置されている。3番のりばに夜間滞泊する車両は、翌朝に当駅始発の回送列車となり、松井山手駅の一番列車として運転される。

ダイヤ

1時間に4本の快速・区間快速が停車する。平日朝は本数が多くなる。

当駅を始発・終点とする電車が朝と夕方ラッシュ時以降に設定されている。停車する電車は、ドアの横のボタンで乗り降りする。ただし、当駅到着後に回送扱いの電車は自動で開く。

2002年(平成14年)3月23日から2010年(平成22年)3月12日までは、木津駅 - 当駅間は4両編成、当駅から京橋方面は7両編成で運行されていたため、当駅で列車の切り離し・増結作業が行われていた。翌13日からは全区間7両編成での運転となったため、当駅での列車の切り離し・増結作業は廃止された。

利用状況

「京都府統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度一日平均
乗車人員
1999年3,701
2000年3,753
2001年4,082
2002年4,995
2003年5,411
2004年5,633
2005年5,805
2006年6,063
2007年6,293
2008年6,510
2009年6,315
2010年6,060
2011年6,027
2012年6,044
2013年6,066
2014年5,964
2015年6,112
2016年6,134
2017年6,252
2018年6,304
2019年6,399
2020年4,964
2021年5,285
2022年5,748

駅周辺

駅のある京田辺市は、最高級茶葉である玉露の産地で有名。駅西方には一休さんこと一休宗純ゆかりの酬恩庵一休寺)、南方には田辺公園等の施設がある。

駅東側に国鉄C11形蒸気機関車の動輪1対とナンバープレートが置かれている。かつてここに静態保存されていた324号機のもの。なお、同機の運転室部分は梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)に移設された。

将来的に当駅から奈良線長池駅とを結ぶ「片奈連絡線」の建設構想があり、1989年5月に出された、運輸政策審議会答申第10号では、「2005年までに整備すべき路線」として挙げられていたが、2004年10月の近畿地方審議会答申第8号には盛り込まれておらず[14]、それ以後も建設へ向けた大きな動き・進展はみられていない[15]

田辺駅東隣に保存されていた C11324号機(1980年)
  • 京田辺市役所
  • 京都府田辺総合庁舎(山城北保健所綴喜分室・山城北農業改良普及センター・山城北土木事務所)
  • ハローワーク京都田辺(京都田辺公共職業安定所)
  • 京田辺市立中央図書館
  • JA京都やましろ
  • CIKビル(商工会館)
  • 田辺中央病院
  • 京都府立田辺高等学校

バス路線

京阪バス京都京阪バス奈良交通の停留所がある。

停留所は、駅東口のロータリーと、東の道路上3ヶ所にあるが、東口ロータリーは10時から16時までしか停車しない。

停留所名は、京阪バス・京都京阪バスは「JR京田辺」、奈良交通は「京田辺駅」(奈良交通)。

  • ロータリーの停留所を経由する便
    • 京阪バス67D号経路のうち10時から16時までの便(土休日は樟葉駅行きのみ)と椿本チエイン行き直通。
    • 京都京阪バス62号経路(緑苑坂)のうち、10時から16時までの便。
    • 奈良交通の京田辺市東部循環。
  • 駅東の交差点北の停留所を経由する便
    • 京阪バスのうち、松井山手駅発着・経由のもの(ロータリーの停留所を経由する時間帯及び、64号経路を除く)。
  • 駅東の交差点から南へ行ったところにある停留所を経由する便
    • 京阪バスの松井山手駅(64号経路のみ)・石清水八幡宮駅・京田辺市役所・茂ケ谷・穂谷・クレイン京都行き。
    • 京都京阪バスの維中前・工業団地・緑苑坂行き(62号経路のうちロータリーの停留所を経由する時間帯を除く)。
    • 奈良交通の同志社大学デイヴィス記念館行き。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
H 学研都市線(片町線)
快速・ 区間快速・ 普通
同志社前駅 (JR-H23) - 京田辺駅 (JR-H24) - 大住駅 (JR-H25)

脚注

  1. “奈良線桃山-藤森間 新駅名は「JR藤森」”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 5. (1997年1月20日)
  2. 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-123-6。
  3. 京田辺駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
  4. 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、354頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  5. 「日本国有鉄道公示第394号」『官報』、1970年9月28日。
  6. 「通報 ●片町線祝園及び田辺駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月28日、16面。
  7. 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1。
  8. “市の玄関口にふさわしい駅 京田辺駅 平成14年春の開業をめざす”. 広報京田辺 第424号 (京都府京田辺市): p. 1. (1999年11月1日). オリジナルの2022年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220512103528/https://www.city.kyotanabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000011/11344/H111101-424_2017071014364653.pdf 2022年11月10日閲覧。
  9. “JR京田辺駅 3月11日から仮駅舎で営業”. 広報京田辺 第428号 (京都府京田辺市): p. 1. (2000年3月1日). オリジナルの2022年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220512103445/https://www.city.kyotanabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000013/13991/H120301-428.pdf 2022年11月10日閲覧。
  10. 「新駅舎(JR片町線)完成祝う 橋上化、線路またぐ自由通路 京田辺」『京都新聞』京都新聞社、2002年2月3日、朝刊、25面。
  11. “学研都市線 高速化・輸送力増強工事など終わる さらに便利に”. 広報きょうたなべ (京田辺市): p. 1. (2002年3月1日). オリジナルの2022年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220512103511/https://www.city.kyotanabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/89/020301.pdf 2022年10月11日閲覧。
  12. 京田辺駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月27日閲覧。
  13. 京田辺駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月23日閲覧。
  14. 片奈連絡線(未来鉄道データーベース)
  15. 関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針 第8章 公共施設、公益的施設、住宅施設 その他の施設の整備に関する基本的事項(イ・鉄道の項参照)

関連項目

外部リンク

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