十日町駅

十日町駅(とおかまちえき)は、新潟県十日町市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・北越急行である[1]

十日町駅
東口(2014年8月)
とおかまち
Tōkamachi
地図
所在地 新潟県十日町市[1]
所属事業者

概要

十日町市の中心駅であり、JR東日本の飯山線と、北越急行のほくほく線が乗り入れ、接続駅となっている[1]

飯山線においては新潟県側の運転上の要衝で、当駅で運転系統が南北に分かれる場合が多い[1]越後川口方面は上越線との接続が重視され、森宮野原方面は、ほくほく線の乗換えおよび戸狩野沢温泉での接続を意識したダイヤとなっている。

当駅はその沿線の中心駅である。ほくほく線は北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業まで上越新幹線から北陸方面へ抜ける短絡ルートであったため、越後湯沢駅と北陸方面を結ぶ特急「はくたか」の一部も停車していた。延伸開業後は、2023年まで運行されていた超快速列車「スノーラビット」が停車していた。

歴史

駅構造

構内を両社で共用している。東口はJR東日本が、西口は北越急行がそれぞれ駅業務を行い、両者の駅業務を相互に委託している。西口にはエレベーターが設置されている。

JR東日本

JR 十日町駅
東口改札(2021年9月)
とおかまち
Tōkamachi
土市 (4.9 km)
(3.1 km) 魚沼中条
所在地 新潟県十日町市丑256-2[1]
北緯37度8分5.53秒 東経138度45分24.06秒
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 飯山線
キロ程 75.3 km(豊野起点)
長野から86.1 km
電報略号 トマ
駅構造 地上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
408人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1927年昭和2年)11月15日[1]
備考

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅[1]で、JR線ホームとほくほく線ホームおよび西口改札とは跨線橋(階段のみ)で連絡している[1]

JR東日本新潟支社が管理する直営駅(駅長配置)。長岡営業統括センター傘下で、管理駅として、飯山線の足滝駅 - 内ケ巻駅間を管理する。

駅構内にはみどりの窓口[1][13]・タッチパネル式自動券売機・屋内待合室が設置されており、かつてはキヨスクも出店していた[1]。駅舎外には化粧室と公衆電話が設けられている。

のりば

番線路線方向行先
1 飯山線 上り 戸狩野沢温泉長野方面
2・3
下り 越後川口長岡方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 2番線は、当駅始発の列車が発着する。
  • 「おいこっと」は1番線から発着

北越急行

北越急行 十日町駅
西口(2021年9月)
とおかまち
Tokamachi
しんざ (1.5 km)
(13.3 km) まつだい[* 1]
所在地 新潟県十日町市丑251-7
所属事業者 北越急行
所属路線 ほくほく線
キロ程 15.9 km(六日町起点)
電報略号 ホトマ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
1,599人/日
-2018年-
開業年月日 1997年平成9年)3月22日[8]
  1. この間に薬師峠信号場有り(当駅から7.9 km先)。

島式ホーム1面2線を有する高架駅で、北越急行の駅で唯一自社の社員が配置されている。ホームと改札階の間は階段のほかエレベーターでも結ばれている。かつては特急「はくたか」の一部が当駅を高速通過するために、ホームのない通過線1線を本線とする構造であったが、同列車の運行終了に伴い、通過線の使用を休止している。

駅舎2階にはきっぷ販売窓口(マルス端末[注 1]設置)・自動券売機・待合室・立食いそば店・売店[注 2]・化粧室などが設置されている。2015年に2階部分を中心に約1,000 m2を増床し、新たに十日町市の総合観光案内所が入居した[11][12]。同案内所ではレンタサイクルの貸出しも行われている[14]。北越急行の営業企画課も2階に置かれている。

西口2階コンコースの立食いそば店は、地元十日町を拠点とする日本そば店「小嶋屋」系列の「雪中庵」第1号店舗である。

この他、駅改札外には東西自由地下通路が設けられている[1]。通路にはショーウィンドーが設けられ、絵画などが飾られている。なお、当駅では補充券(出札補充券と特別補充券の二種類)が発売されている。

のりば

番線路線方向行先
11 ほくほく線 下り 犀潟直江津方面
12 上り 六日町越後湯沢方面

利用状況

JR東日本

JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は408人である[JR 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

JR乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 533 [JR 2]
2001年(平成13年) 532 [JR 3]
2002年(平成14年) 571 [JR 4]
2003年(平成15年) 531 [JR 5]
2004年(平成16年) 508 [JR 6]
2005年(平成17年) 502 [JR 7]
2006年(平成18年) 544 [JR 8]
2007年(平成19年) 602 [JR 9]
2008年(平成20年) 635 [JR 10]
2009年(平成21年) 624 [JR 11]
2010年(平成22年) 591 [JR 12]
2011年(平成23年) 505 [JR 13]
2012年(平成24年) 536 [JR 14]
2013年(平成25年) 547 [JR 15]
2014年(平成26年) 496 [JR 16]
2015年(平成27年) 530 [JR 17]
2016年(平成28年) 506 [JR 18]
2017年(平成29年) 505 [JR 19]
2018年(平成30年) 494 [JR 20]
2019年(令和元年) 481 [JR 21]
2020年(令和02年) 432 [JR 22]
2021年(令和03年) 403 [JR 23]
2022年(令和04年) 408 [JR 1]

北越急行

1日乗降人員推移 [15][16]
年度 1日平均人数
2011年 1,257
2012年 1,254
2013年 1,384
2014年 1,297
2015年 1,329
2016年 1,340
2017年 1,418
2018年 1,599

駅周辺

東口側

東口側は十日町市の中心街となっており、駅前の歩道には雁木型アーケードが設置されている。商店街の中心(本町)は国道沿いにあり、徒歩5分程で国道117号に達する。北側には道の駅クロス10十日町越後妻有里山現代美術館キナーレが、南側には新潟県立十日町高等学校がある。駅前すぐにはスーパーマーケットがある。

西口側

雁木をモチーフにした地下連絡通路入口

西口駅前には、地元出身の彫刻家・藤巻秀正による「大地の響」が駅前モニュメントとして建てられている。北側には西口公園が併設され[17]、高架下には有料駐車場がある[18]

また、西口側は主として住宅地となっているほか、新潟県立十日町総合高等学校新潟県立十日町病院がある。北側には十日町市博物館十日町情報館がある。

戦前に信濃川対岸の千手町に鉄道省水力発電所を建設する際、十日町駅から引き込み線が敷設され資材・人員運搬などに使われた。1954年昭和29年)の発電所二期工事完成後は運行を休止したが線路自体は1970年代半ばまで残されていた。現在は西口を出て越後川口寄りの稲荷町踏切から西本町、下島を経て信濃川東岸までの間が遊歩道として整備されている。

バス路線

越後交通・南越後観光バス東頸バスのバス停がある。路線の詳細は#外部リンクの「十日町市公共交通マップ」を参照。

  • 十日町駅前 バス停(東口)
    • 津南
    • 中里・田代行
    • 上沢・小千谷車庫行
    • 十日町車庫行
    • まつだい駅前・松之山温泉行
  • 十日町駅西口入口 バス停
    • 長岡駅・小千谷車庫行(朝夕のみ)
    • 菅沼・後山行(平日のみ)

六日町経由新潟駅行の【ときライナー 十日町線長岡駅前行のバスは、東口から徒歩約5分の商店街にある「十日町本町3丁目」から出ている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
飯山線
土市駅 - 十日町駅 - 魚沼中条駅
北越急行
ほくほく線
しんざ駅 - 十日町駅 - (薬師峠信号場) - まつだい駅

脚注

注釈

  1. JRとの連絡運輸区域内の乗車券類発売に使用。
  2. 開業当初は東日本キヨスクが運営する「ほくほくKIOSK」だったが撤退した。その後は、立ち食いそば店の店員が兼務する小嶋屋の売店となり[1]、土産物が中心の品揃えとなっている。

出典

  1. 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、27頁。
  2. 石野 1998, p. 594.
  3. 『十日町駅改築成る』昭和28年12月22日読売新聞新潟読売B
  4. 『貨車が事務室に』昭和28年11月15日読売新聞新潟読売B
  5. 『十日町駅に渡線橋』昭和33年1月29日読売新聞新潟読売B
  6. “日本国有鉄道公示第142号”. 官報. (1982年10月30日)
  7. 石野 1998, p. 595.
  8. 石野 1998, p. 458.
  9. JR時刻表 2001年10月号
  10. DCに向けて駅が新しく生まれ変わりました!』(pdf)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年2月26日https://web.archive.org/web/20150319125220/http://jrniigata.co.jp/press/20140226ekisyarinyuaru.pdf - WayBack Machineによるアーカイブ
  11. 観光立市めざし新観光案内所を同時開設 ほくほく線十日町駅と松代ふるさと会館に - 十日町新聞.2015年4月2日
  12. “ほくほく線十日町駅リニューアル 「芸術祭の里」発信に力 市総合観光案内所を新設”. 新潟日報: p. 24(朝刊). (2015年4月2日)
  13. 駅の情報(十日町駅):JR東日本”. www.jreast.co.jp. 2018年11月2日閲覧。
  14. 電動アシスト自転車「里チャリ」 - 十日町市観光協会.2019年6月13日閲覧。
  15. 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、統計情報リサーチ - 、2020年8月28日閲覧
  16. 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月12日閲覧
  17. ほくほく線十日町駅西口公園”. 十日町市. 2021年4月29日閲覧。
  18. ほくほく線十日町駅高架下駐車場”. 十日町市. 2021年4月29日閲覧。

利用状況

  1. 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月11日閲覧。
  2. 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  3. 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  4. 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  5. 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  6. 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  7. 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  8. 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  9. 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  10. 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  11. 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  12. 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  13. 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  14. 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  15. 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  16. 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  17. 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  18. 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  19. 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月10日閲覧。
  20. 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月14日閲覧。
  21. 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月29日閲覧。
  23. 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月1日閲覧。

参考文献

  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。

関連項目

外部リンク

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