大尻沼

大尻沼(おおじりぬま)は、群馬県利根郡片品村にある湖沼日光国立公園に含まれる。別名「ひょうたん沼」[2]

大尻沼
地図
所在地 群馬県利根郡片品村
位置 北緯36度49分16.6秒 東経139度19分59.5秒
面積 0.19[1] km2
周囲長 2.6[1] km
最大水深 25.0[1] m
平均水深 13.2[1] m
水面の標高 1408[1] m
成因 堰止湖[1]
淡水・汽水 淡水[1]
湖沼型 中栄養湖[1]
透明度 4.6(第二回調査)、5.4(第三回調査)[1] m
プロジェクト 地形

成因

日光白根複合火山の螢塚火山の形成に伴い生まれた沼である[2]螢塚山頂から流れ出た溶岩が旧大滝川を埋め広く堆積。大滝川は北へ追いやられ、堰き止められた上流部に菅沼丸沼、大尻沼が誕生した[3]

概要

かつて隣の丸沼と共に一つの湖沼であったが、発電利用のため水位が下がり二つの沼に分かれたものである[4]。例年、12月中旬に結氷し、5月上旬に解氷する[5]。冬季の積雪は3mに達する[3]

流出入河川は、入りが1川、出が1川[1]。自然湖岸(樹林地)は100%で人工湖岸は0%である[6]。うち崖地が92.3%、非崖地が7.6%となっている[7]

動植物相

沼の周りは原始林がよく保存され、オオシラビソが主だがダケカバシラカバも混生している。トチノキサワグルミの巨木、シオジ林も見られ、高所の岩場にはハクサンシャクナゲアズマシャクナゲの群生も見られる[3]

交通アクセス

公共交通機関
JR沼田駅若しくは上毛高原駅から関越に乗車し鎌田下車、沼田駅より57分、上毛高原駅より1時間24分。鎌田からバスを乗り継いで29分、丸沼温泉環湖荘下車[8]
自家用自動車
国道120号金精道路沿い。関越自動車道沼田インターチェンジから自動車で85分。なお、毎年12月下旬から4月下旬にかけての間は冬期閉鎖により通行止めとなる。

参考文献

  • 『群馬県百科事典』(上毛新聞社、1979)
  • 『群馬の湖沼』(上毛新聞社、1980)
  • 『群馬県の地名』(平凡社、1980)
  • 『角川日本地名大辞典』(角川書店、1981)
  • 『日本の湖沼と渓谷 5関東』(ぎょうせい、1987)
  • 『日本の湖沼環境』(環境庁、1989) ISBN 4173191219
  • 『日本の湖沼環境Ⅱ』(環境庁自然保護局、1995)

脚注

  1. 『日本の湖沼環境』、p.116
  2. 『群馬県百科事典』1979、p.519
  3. 『日本の湖沼と渓谷 5関東』、p.47
  4. 『日本の湖沼と渓谷 5関東』、p.48
  5. 『群馬の湖沼』、p.74
  6. 『日本の湖沼環境』、p.117
  7. 『日本の湖沼環境Ⅱ』、p.137
  8. 関越交通ホームページ時刻表を参照(2020年7月30日Lastaccess)

関連項目

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