第八書簡
『第八書簡』(だいはちしょかん、希: Ἐπιστολή η'、羅: Epistula VIII、英: Epistle VIII, Eighth Epistle, Eighth Letter)は、プラトンの『書簡集』中の書簡の1つで、『第七書簡』を補足する内容となっている。
| プラトンの著作 (プラトン全集) |
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| 初期 |
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ソクラテスの弁明 - クリトン エウテュプロン - カルミデス ラケス - リュシス - イオン ヒッピアス (大) - ヒッピアス (小) |
| 初期(過渡期) |
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プロタゴラス - エウテュデモス ゴルギアス - クラテュロス メノン - メネクセノス |
| 中期 |
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饗宴 - パイドン 国家 - パイドロス パルメニデス - テアイテトス |
| 後期 |
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ソピステス - 政治家 ティマイオス - クリティアス ピレボス - 法律 第七書簡 - 第八書簡 |
| 偽書及びその論争がある書 |
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概要
紀元前352年、プラトンが75歳頃、シケリア島シュラクサイのディオン死亡後のディオン一派に対して、『第七書簡』を送った直後に、その内容を補足するものとして追送された書簡と考えられる[1]。
主な内容は、シュラクサイの僭主派と民主派(ディオン一派含む)の関係を和解させつつ、ディオンも望んだ善き国制としての「立憲王制」(法律によって統治された王制)へと移行させていくための具体的手順であり、ディオニュシオス1世[2]とヒッパリノス1世[3]のかつてのカルタゴとの戦争における護国的貢献を強調した上で、その子息・末裔であるディオニュシオス2世、ヒッパリノス2世[4]、ディオンの息子であるヒッパリノスの3名を王として迎え、法律を制定した上で共同統治させる提案をしている。

ディオニュシオス家とヒッパリノス家の複雑な関係。ディオニュシオス2世は異母妹と、ディオンはその妹で自身の姪と、それぞれ結婚している。
内容
脚注
- 『プラトン全集14』岩波書店p241
- ディオニュシオス2世及びヒッパリノス2世の父親で先代僭主。
- ディオニュシオス1世の義父であり、その長老役を務めた人物。ディオンの父親でもある。
- ディオニュシオス2世の異母弟。ディオン派に加勢。
関連項目
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