第1回日本フットボールリーグ

第1回日本フットボールリーグは、1999年4月18日から同11月7日にかけて行われた日本フットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。横浜FCが初優勝した。

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第1回日本フットボールリーグ
シーズン 1999
優勝 横浜FC
昇格 水戸ホーリーホック
(J2加盟)
試合数 108
ゴール数 386 (1試合平均3.57)
得点王 マルクス(22得点)
最多観客動員
11,283人 - 横浜FC vs ジャトコ
(第2節・4月25日)
最少観客動員
113人 - 国士舘大学 vs ジャトコ
(第4節・5月8日)
平均観客動員 1,083人
2000 →

参加クラブ

当初は1998年度の第7回ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)に参加したチームのうち日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟しなかった7チームと、全国社会人サッカー連盟推薦で参加する横河電機サッカー部をあわせた8チームによるリーグ戦の予定だった。しかし、1998年限りで横浜マリノスに吸収合併された横浜フリューゲルスのサポーターが中心となって創設された横浜FCがJFLへ「準会員」資格で参加が認められたため、9チームによるリーグ戦となった。

なおこの年はJリーグ・JFLの再編に伴う処置として、前年の地域リーグ決勝大会における成績上位クラブの参入は行われなかった。

呼称正式名称監督主なホームゲーム会場前年度成績備考
本田技研本田技研工業株式会社サッカー部 本田技研都田サッカー場旧JFL5位
大塚大塚製薬サッカー部 徳島市球技場旧JFL9位大塚FCヴォルティス徳島より名称変更
デンソーデンソーサッカー部 刈谷市総合運動公園多目的グラウンド旧JFL10位
ソニー仙台ソニー仙台フットボールクラブ 仙台スタジアム旧JFL13位
水戸ホーリーホックフットボールクラブ水戸ホーリーホック ひたちなか市総合運動公園陸上競技場旧JFL14位
国士舘大学国士舘大学サッカー部 町田市立陸上競技場旧JFL15位
ジャトコジャトコフットボールクラブ 愛鷹広域公園多目的競技場旧JFL16位
横河電機横河電機サッカー部 武蔵野市立武蔵野陸上競技場関東1部1位全国社会人サッカー連盟推薦で加盟
(全国地域決勝大会優勝)
横浜FC横浜FC 三ツ沢公園球技場(新規結成)JFL準会員資格

レギュレーション

リーグ・試合形式

  • 年間3回総当り、1チーム24試合(全108試合)を行い、勝ち点により順位を決定する。所属チーム数が奇数のため、1節に1チームが試合の無い状態となる。よって全27節により行われる。全27節を9節ごとに3つのステージに分け、それぞれのステージ内の順位によって後述の強化費の支給及び天皇杯の出場権が与えられる。従って、ホームゲームは12試合であるが、対戦によって同じカードのホームゲームが2回行われた試合がある。
  • 試合は前後半90分で決着がつかなければVゴール方式の延長戦を行い、それでも決着がつかなければ引き分けとなる。90分終了時点での勝利には勝ち点3、延長勝ちには勝ち点2、引き分けには勝ち点1、敗北には勝ち点0が与えられる。
  • Jリーグ参入の成績面の条件は年間順位2位以上。その上でJリーグ臨時理事会の承認を得られれば次年度からJ2に参入することができる。
  • 地域リーグへの降格に関する規定はなし。

天皇杯への出場枠

第1ステージ終了時の上位3チームに第79回天皇杯の出場権が与えられる(ただし準会員の横浜FCと大学チームである国士舘大学を除く)。

強化費

各ステージごとの上位チームに以下の強化費が支払われる。

  • 1位-150万円
  • 2位-100万円
  • 3位-80万円
  • 4位-50万円

年間順位

順位クラブ勝点勝分負得点失点差備考
1横浜FC5518335732+25
2本田技研5018156934+35[1]
3水戸ホーリーホック4516084832+16
4デンソー3411494638+8[1]
5ソニー仙台2691142942-13
6大塚2582143547-12[1]
7ジャトコ2583134053-13
8横河電機2070172643-17
9国士舘大学1660183665-29
  1. 天皇杯出場権獲得

備考

Jリーグ参入ライン

得点ランキング

順 選手名 得点 所属
1ブラジルの旗 マルクス22本田技研
2日本の旗 有馬賢二19横浜FC
3日本の旗 薮田光教12
4日本の旗 井幡博康11本田技研
日本の旗 田島宏晃

表彰

賞 受賞者 所属
MVP日本の旗 安間貴義本田技研
得点王ブラジルの旗 マルクス
新人王日本の旗 林威宏大塚
敢闘賞国士舘大学
ベストイレブン
Pos 選手名 所属
GK日本の旗 本間幸司水戸ホーリーホック
DF日本の旗 渡辺卓
日本の旗 向島満本田技研
日本の旗 幸田将和横浜FC
日本の旗 高田昌明
MF日本の旗 安間貴義本田技研
日本の旗 徳重隆明デンソー
日本の旗 小野信義横浜FC
FW日本の旗 有馬賢二
日本の旗 薮田光教
ブラジルの旗 マルクス本田技研

入れ替え

JFL→J2

1999年11月16日に開催された日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の理事会において3位の水戸ホーリーホックのJリーグ加盟が全会一致で正式に承認された。なお本来のJ2昇格の成績上の条件は2位以上であるが、1位の横浜FCが準会員であるため、正会員8クラブの中で第2位であることを考慮してJ2昇格が認定された[1]。

地域リーグ→JFL

全国地域リーグ決勝大会で優勝したアローズ北陸と準優勝した栃木SC、全国社会人サッカー連盟の推薦により教育研究社、全日本大学サッカー連盟の推薦により静岡産業大学がそれぞれJFLへ昇格した。

横浜FCの処遇

横浜FCはこの年「準会員」としてJFLに参加していた。次年度については「4位以上で正会員、5位以下なら全国地域リーグ決勝大会に参加し、そこから改めてJFL昇格を目指す」ことになっていたが、優勝したため正式にJFLに参加することとなった。

海外遠征

JFL選抜チームを編成し、8月から9月までバングラデシュで開催されたバンガバンドゥカップ1999に出場した。

選手

Pos 選手名 所属
GK水原大樹本田技研
本間幸司水戸ホーリーホック
佐々木仁 横浜FC
DF武川勝徳ソニー仙台
井口博一デンソー
百武義成
小井土佳央大塚
渡辺卓水戸ホーリーホック
依田博樹横河電機
MF横瀬善行大塚
徳重隆明デンソー
安間貴義本田技研
片岡功二大塚
阿部裕二ソニー仙台
磯野修久水戸ホーリーホック
FW鈴木滋本田技研
高橋隆国士舘大学
松木秀樹ジャトコ

出典:[2]

グループD


JFL選抜 5 - 0 インドネシアの旗 セメン・パダンFC
松木秀樹 -分にゴール -分, -分, -分
鈴木滋 -分にゴール -分
渡辺卓 -分にゴール -分

 U-19クウェート代表 0 - 1 JFL選抜
松木秀樹 -分にゴール -分

準決勝


1999年9月5日
JFL選抜 3 - 2  U-19韓国代表
横瀬善行 -分にゴール -分
鈴木滋 -分にゴール -分
渡辺卓 -分にゴール -分
曺宰榛 -分にゴール -分
李天秀 -分にゴール -分

観客数: 10,000人

決勝


1999年9月7日
JFL選抜 3 - 2 ガーナの旗 ガーナオリンピック代表
片岡功二 -分にゴール -分, -分
高橋隆 -分にゴール -分
Razak -分にゴール -分
Amadu -分にゴール -分

観客数: 35,000人

この結果、JFL選抜がバンガバンドゥカップの初優勝を果たした。

脚注

  1. 「念願達成「やったー」ホーリーホック、サッカーJ2昇格」朝日新聞、1999年11月17日、2016年7月4日閲覧
  2. 「ニュース・スクエア」 『週刊サッカーマガジン』 ベースボール・マガジン社、1999年9月29日号 No.730、96頁。

関連項目

外部リンク


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