読売レディス杯

読売レディス杯(よみうりレディスはい)は金沢競馬場ダート1500mで施行される地方競馬重賞競走平地競走)である。読売新聞社から優勝杯の提供を受けて冠名が取られている。

読売レディス杯
開催国 日本の旗 日本
主催者 石川県(2023年)
競馬場 金沢競馬場
創設 1983年8月7日
2023年の情報
距離 ダート1500m
格付け 重賞
賞金 1着賞金400万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上牝馬オープン・地方全国交流
負担重量 別定(3歳52kg、4歳以上55kg)
出典 [1]

概要

1983年金沢競馬場サラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸(金沢)所属馬限定の重賞競走「読売杯」として創設。1993年から名称が現在の「読売レディス杯」に変更され、1997年から施行距離が現在のダート1500mに変更された上、北陸・東海地区交流競走となり愛知笠松所属の競走馬が出走可能になった。

2000年からは北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、さらに2003年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走となった。この年から1着馬のみ、中央競馬エリザベス女王杯トライアル競走の北陸・東海・近畿・中国地区のブロック代表馬としてエリザベス女王杯トライアル(府中牝馬ステークス)への出走権が与えられ、府中牝馬ステークスで上位2着までに入賞するとエリザベス女王杯へ出走可能となる。

2004年から負担重量が定量に変更、2005年は農林水産大臣賞の副賞が付き、「農林水産大臣賞典 読売レディス杯」として施行された。2009年からは負担重量が別定に戻る。

2010年からは地方全国交流競走となり、加えてGRANDAME-JAPAN・古馬シーズンに指定された。

条件・賞金(2023年)

出走条件
サラブレッド系3歳以上牝馬、地方全国交流で他地区所属馬の出走枠は6頭以下。
  • 金沢クイーン賞の優勝馬に優先出走権がある。
負担重量
別定。3歳52kg、4歳以上55kg。
賞金額
1着400万円、2着112万円、3着56万円、4着40万円、5着32万円、着外10万円[1]

歴史

  • 1983年 - 金沢競馬場のダート1900mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸所属馬限定の別定重量の重賞競走「読売杯」として創設。
  • 1987年 - 金沢のコンコードサニーが史上初の連覇。管理する伊藤清松は調教師として史上初の連覇。
  • 1990年 - 金沢の渡辺壮が騎手として史上初の連覇。
  • 1993年 - 名称を現在の「読売レディス杯」に変更。
  • 1997年
    • 施行距離を現在のダート1500mに変更。
    • この年から北陸・東海地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸・東海所属馬」に変更。
  • 2000年 - この年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系4歳以上牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」から「サラブレッド系3歳以上牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
    • 負担重量を「別定」から「馬齢」に変更。
  • 2003年
    • この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上牝馬の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
    • 1着馬のみ、エリザベス女王杯トライアルの出走権が付与される様になる。
    • 愛知の吉田稔が騎手として史上2人目の連覇。
  • 2004年
    • 負担重量を「馬齢」から「定量」に変更。
    • 愛知の吉田稔が騎手として史上初の3連覇。
  • 2005年 - 農林水産大臣賞の副賞が当年のみ付く。
  • 2009年 - 負担重量を「定量」から「別定」に戻す。
  • 2010年
    • この年から地方競馬全国交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上牝馬の地方所属馬」に変更。
    • GRANDAME-JAPAN・古馬シーズンに指定。
    • 創設以来、初めて他地区所属馬が掲示板を独占した[2]
  • 2012年 - 笠松のエーシンクールディが史上2頭目の連覇(騎手の岡部誠は同3人目、調教師の伊藤強一は同2人目の連覇)。
  • 2021年
    • 金沢競馬関係者の新型コロナウイルス感染症集団感染の影響で当初予定日の競馬開催が取りやめとなり、本年のみ地元所属牝馬限定戦(GRANDAME-JAPANから外れる)として11月に代替施行。
    • 吉原寛人が騎手として4人目の連覇。

歴代優勝馬

回数施行日優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師
第1回1983年8月7日シバフオスター牝5金沢2:03.4寺田茂勝田穂
第2回1984年8月12日キクノクイン牝5金沢2:05.8大瀬戸豊橋場憲正
第3回1985年7月14日フジアコー牝6金沢2:05.8中川雅之蝦名弘
第4回1986年7月20日コンコードサニー牝4金沢2:03.9渡辺壮伊藤清松
第5回1987年7月19日コンコードサニー牝5金沢2:05.9大黒田厚司伊藤清松
第6回1988年7月17日シヤルウイダンス牝6金沢2:05.6勝田浩勝田穂
第7回1989年7月16日トツプオリオン牝4金沢2:05.6渡辺壮黒澤四郎
第8回1990年7月15日サニーモレナ牝3金沢2:05.1渡辺壮青山義明
第9回1991年7月14日メイタカクイン牝4金沢2:06.3蔵重浩一郎黒澤四郎
第10回1992年7月19日モガミハヤブサ牝4金沢2:05.1吉井敏雄近藤襄
第11回1993年7月18日マツノガリバー牝4金沢2:04.2桑野等青山義明
第12回1994年7月17日サツマコムスメ牝5金沢2:06.3中川雅之蝦名弘
第13回1995年7月9日レディプロムナード牝6金沢2:06.1渡辺壮山田桓祝
第14回1996年8月25日ジュリアナミハラ牝4金沢2:04.7米倉知藤木一男
第15回1997年7月20日ユキノゴールド牝4金沢1:36.3蔵重浩一郎松野勝己
第16回1998年8月30日ビンゴビクトリー牝4金沢1:36.3端勝成藤木一男
第17回1999年8月29日マジックリボン牝6笠松1:35.7安藤勝己荒川友司
第18回2000年8月27日ツルギアンバー牝5愛知1:37.5安部幸夫安部弘一
第19回2001年8月28日シズノサンデー牝6金沢1:36.0蔵重浩一郎奥十一
第20回2002年9月2日ミスダイアン牝4愛知1:35.1吉田稔藤ヶ崎一男
第21回2003年8月26日キウィダンス牝4愛知1:34.4吉田稔角田輝也
第22回2004年8月10日ダイコーマリナ牝4愛知1:38.2吉田稔宮本仁
第23回2005年8月9日ロイヤルセランガー牝4愛知1:35.5安部幸夫角田輝也
第24回2006年8月1日ニッシングリン牝5笠松1:36.6東川公則藤田正治
第25回2007年7月30日リュウヨウ牝6金沢1:36.7中川雅之鈴木正也
第26回2008年7月29日シールビーバック牝6笠松1:36.6濱口楠彦伊藤強一
第27回2009年7月17日アウロラプラネット牝4金沢1:35.9岡部誠田嶋弘幸
第28回2010年7月27日キーポケット牝6兵庫1:35.0田中学吉行龍穂
第29回2011年7月19日エーシンクールディ牝5笠松1:33.8岡部誠伊藤強一
第30回2012年7月17日エーシンクールディ牝6笠松1:35.4岡部誠伊藤強一
第31回2013年7月2日センゲンコスモ牝6川崎1:35.6吉原寛人内田勝義
第32回2014年7月1日エーシンサルサ牝4兵庫1:35.8木村健橋本忠男
第33回2015年8月11日エトワールドロゼ牝4金沢1:36.4田知弘久金田一昌
第34回2016年8月9日トーコーヴィーナス牝4兵庫1:37.3大山真吾吉行龍穂
第35回2017年8月8日プリンセスバリュー牝7大井1:36.1吉原寛人村上頼章
第36回2018年8月14日エースウィズ牝4大井1:34.7赤岡修次松浦裕之
第37回2019年8月20日ジェッシージェニー牝4大井1:35.4藤田凌福永敏
第38回2020年8月18日アークヴィグラス牝4北海道1:34.3吉原寛人小野望
第39回2021年11月15日ハクサンアマゾネス牝4金沢1:32.8吉原寛人加藤和義
第40回2022年8月2日グランパラディーゾ牝4大井1:33.1本田正重渡邉和雄
第41回2023年8月8日クーファアチャラ牝6北海道1:33.4田中学田中淳司

※馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。

競走結果の出典

脚注

  1. 令和5年度石川県営第8回 金沢競馬番組 (PDF). 金沢競馬場 Official Website -KANAZAWA Horse park-. 2023年8月5日閲覧。
  2. 1着キーポケット(兵庫)、2着シルバーウインド(愛知)、3着エレーヌ(笠松)、4着アートオブロマンス(兵庫)、5着トウホクビジン(笠松)。
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