東海クイーンカップ

東海クイーンカップ(とうかいクイーンカップ)は、愛知県競馬組合名古屋競馬場で施行する地方競馬重賞競走(SPI)である。正式名称は「豊明市長賞 東海クイーンカップ」。

東海クイーンカップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 愛知県競馬組合
競馬場 名古屋競馬場
第1回施行日 1992年2月14日
2024年の情報
距離 ダート1700m
格付け SPI
賞金 1着賞金700万円
出走条件 サラブレッド系3歳牝馬オープン・全国地方交流
負担重量 別定(55kg
出典 [1]

GRANDAME-JAPAN3歳シーズンの対象レースである。

概要

1992年に名古屋競馬場のサラブレッド系4歳(現3歳)牝馬の東海(笠松・愛知)所属馬限定の定量の重賞競走「中京スポーツ賞 東海クイーンカップ」として創設で2月(1996年のみは1月)に開催。1997年からは東海地区重賞格付け制度施行によりSPII(スーパープレステージツー)に格付けされ、この年から中央競馬桜花賞のステップ競走の北陸・東海地区のブロック代表馬として優勝馬はチューリップ賞4歳牝馬特別(現・フィリーズレビュー)アネモネステークスのいずれかの競走に出走可能となり、更にこのいずれかの競走でチューリップ賞と4歳牝馬特別では上位3着までにアネモネステークスでは上位2着までに入賞すると桜花賞へ出走可能となった。

2000年から2002年の間は施行されなかったが2003年からは施行を再開され、施行時期を冬から夏に変更、並びに中央競馬のGIステップ競走を桜花賞から秋華賞に変更、中央競馬の秋華賞のステップ競走の北陸・東海・近畿地区(2007年からは中国地区を含む)のブロック代表馬として優勝馬はローズステークス紫苑ステークスのどちらかの競走に出走可能となる。更にこのどちらかの競走でローズステークスでは上位3着までに、紫苑ステークスでは上位2着までに入賞すると秋華賞へ出走可能となった。

2012年からはGRANDAME-JAPAN・3歳シーズンに指定となり、更にSPIIからSPIに格上げされたが施行時期が夏から春に変更された事に伴い秋華賞へのステップ競走は笠松競馬場で行われる重賞競走「クイーンカップ」に引き継がれる形となる。

2013年HITスタリオンシリーズ競走に指定され、トビーズコーナーの種付け権が副賞として送られた[2]2014年は対象から外れている[3]

2022年からは名古屋競馬場の移転に伴いダート1700mに変更される。

出走条件は、創設当初は東海所属馬、1997年からは北陸・東海地区、2003年からは北陸・東海・近畿地区、2007年からは北陸・東海・近畿・中国地区、2012年からは全国地方交流となっている。

条件・賞金(2024年)

出走条件
サラブレッド系3歳牝馬。全国地方交流。他地区所属の出走枠は5頭以内[1]
負担重量
別定(55kg)[1]
賞金
1着700万円、2着245万円、3着140万円、4着105万円、5着70万円、着外7万円[1]
副賞
豊明市長賞、トータリゼータエンジニアリング株式会社賞、愛知県競馬組合管理者賞、開催執務委員長賞[4]

歴史

  • 1992年 - 名古屋競馬場のダート1600mのサラブレッド系4歳(現3歳)牝馬の東海所属馬限定の定量(54kg)の重賞競走「中京スポーツ賞 東海クイーンカップ」として創設。
  • 1997年
    • 東海地区重賞格付け制度施行によりSPIIに格付け。
    • この年から北陸・東海地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)牝馬の北陸・東海所属馬」に変更。
    • 桜花賞へのステップ競走に指定され、優勝馬に桜花賞トライアルへの出走権が付与される様になる。
    • 負担重量を54kgから53kgに変更。
  • 2000年-2002年 - この間は休止。
  • 2003年
    • 馬齢表示の国際基準への変更及びこの年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行。それらに伴い、「サラブレッド系4歳牝馬の北陸・東海所属馬」から「サラブレッド系3歳牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
    • 施行時期を冬から夏に変更。
    • 中央競馬のGIステップ競走を桜花賞から秋華賞に変更。1着馬のみ、秋華賞トライアルへの出走権が付与されるようになる。
    • 負担斤量を53kgから54kgに戻す。
  • 2007年 - この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳牝馬の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
  • 2012年
    • この年から地方競馬全国交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳牝馬の地方所属馬」に変更。
    • GRANDAME-JAPAN・3歳シーズンに指定。
    • 施行時期を夏から春に変更。それに伴い、秋華賞へのステップ競走から除外。
    • SPIに格上げ。
  • 2013年 - HITスタリオンシリーズ競走に指定。
  • 2014年 - HITスタリオンシリーズから外される。
  • 2018年 - 施行距離をダート1800mに変更。
  • 2022年 - 名古屋競馬場の移転に伴い、施行距離をダート1700mに変更。

歴代優勝馬

馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。2021年以前の名古屋は旧・名古屋競馬場。全てダートコースで施行。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1992年2月14日名古屋1600mスノーボール牝3愛知1:45.6兒島真二荒木市雄三崎一夫
第2回1993年2月17日名古屋1600mツキハシレ牝3笠松1:42.0今井孝一神部幸夫水野俊一
第3回1994年2月2日名古屋1600mスリーコース牝3愛知1:44.0長嶋和彦地辺幸一スズカ商事(株)
第4回1995年2月1日名古屋1600mジュウノメガミ牝3愛知1:46.0宇都英樹斉藤弘光(有)ワイテイ商事
第5回1996年1月31日名古屋1600mゴーテンジョウ牝3笠松1:45.7川原正一山中敏彦青山眞澄
第6回1997年2月2日名古屋1600mミリオンチャーム牝3笠松1:46.2安藤勝己荒川友司水野恵吉
第7回1998年2月1日名古屋1600mスバルマドンナ牝3愛知1:45.2安部幸夫本村光男野田雅昭
第8回1999年2月3日名古屋1600mトラベラー牝3金沢1:45.2殿田倫之小原典夫白井民平
第9回2003年7月2日名古屋1600mディアブロメガミ牝3愛知1:42.4安部幸夫角田輝也中村敏明
第10回2004年7月2日名古屋1600mジャガーローズ牝3兵庫1:41.6田中学田中道夫松岡幸男
第11回2005年8月12日名古屋1600mハツネドオゴ牝3兵庫1:42.7吉村智洋橋本忠男山口春夫
第12回2006年8月9日名古屋1600mチヨノドラゴン牝3金沢1:40.8中川雅之鈴木正也岩崎僖澄
第13回2007年8月8日名古屋1600mシンメイジョアー牝3愛知1:44.4丸野勝虎竹地正樹織田芳一
第14回2008年8月8日名古屋1600mオグリオトメ牝3笠松1:43.5佐藤友則山中輝久小栗孝一
第15回2009年8月12日名古屋1600mダイナマイトボディ牝3愛知1:41.0倉地学角田輝也(有)畠山牧場
第16回2010年8月13日名古屋1600mエレーヌ牝3笠松1:42.2筒井勇介山中輝久(有)ホースケア
第17回2011年8月5日名古屋1600mナナクサ牝3兵庫1:42.6木村健平松徳彦泉一郎
第18回2012年5月1日名古屋1600mマーメイドジャンプ牝3笠松1:42.0東川公則後藤保山科統
第19回2013年5月3日名古屋1600mウォータープライド牝3笠松1:43.0兒島真二塚田隆男山岡良一
第20回2014年5月1日名古屋1600mトーコーニーケ牝3兵庫1:43.3川原正一吉行龍穂森田藤治
第21回2015年4月21日名古屋1600mトーコーヴィーナス牝3兵庫1:40.6田中学吉行龍穂森田藤治
第22回2016年4月19日名古屋1600mクラトイトイトイ牝3船橋1:46.1石崎駿矢野義幸倉見利弘
第23回2017年4月18日名古屋1600mメモリーミラクル牝3愛知1:46.7友森翔太郎塚田隆男(株)シンザンクラブ
第24回2018年4月17日名古屋1800mウォーターループ牝3愛知2:00.1友森翔太郎塚田隆男山岡良一
第25回2019年4月16日名古屋1800mゴールドリング牝3愛知1:58.8友森翔太郎塚田隆男(有)崇富商業
第26回2020年4月21日名古屋1800mビックバレリーナ牝3愛知2:00.8大畑雅章今津博之大西和子
第27回2021年4月21日名古屋1800mニジイロ牝3愛知2:00.6岡部誠川西毅石井輝昭
第28回2022年4月21日名古屋1700mグラーツィア牝3船橋1:51.1吉原寛人米谷康秀岩山博文
第29回2023年4月20日名古屋1700mセブンカラーズ牝3愛知1:50.4山田祥雄川西毅(株)グリーンファーム
第30回2024年4月11日名古屋1700mニジイロハーピー牝3愛知1:50.6大畑雅章今津勝之小林伸幸

脚注・出典

注釈

    出典

    各回競走結果の出典

    馬主の出典

    関連項目

    外部リンク

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