5年モノ

5年モノ』(ごねんモノ)は、福山雅治9枚目のオリジナルアルバム2006年12月6日に発売された[5]。制作はユニバーサルJ、発売・販売元はユニバーサルミュージック

5年モノ
福山雅治スタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
ジャンル J-POP
ポップ・ロック
時間
レーベル ユニバーサルJ
プロデュース MASAHARU FUKUYAMA
GOOFY MORI
AKIRA INOUE(Co-produced)
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2006年度年間56位(オリコン)[2]
  • 2007年度上半期28位(オリコン)[3]
ゴールドディスク
福山雅治 アルバム 年表
Fukuyama Masaharu ANOTHER WORKS remixed by Piston Nishizawa
(2006年)
5年モノ
(2006年)
ガリレオ オリジナル・サウンドトラック
2007年
『5年モノ』収録のシングル

解説

前作『f』から5年半ぶり[6]となり、オリジナル・アルバム発売期間としてはこれまでで最長となった。

初回限定盤と通常盤の2種類での発売で、初回限定盤のみ「Sandy」を収録したボーナスCD、スペシャル・フォトブックレット(40ページ)、ライナーノーツ、オリジナルステッカー、応募抽選券が付属され、通常盤(初回プレス分のみ)にはオリジナルステッカー、応募抽選券が付属されている。

本作には、2003年にリリースされた「虹/ひまわり/それがすべてさ」から本作からの先行シングル「milk tea/美しき花」までのシングル曲を収録したいわゆるシングル・コレクション的な内容になっている[6]。そのため、「Single Collection」というサブタイトルが付けられている。なお、収録曲のうち、初回限定盤のみに収録されている「Sandy」を含めても、未発表曲は3曲だけであり、タイアップやライヴ披露されていない書き下ろし曲は1曲のみとなっている。しかし、本作の発売形態を“オリジナルアルバム”にしたい製作者側の意図により、「東京」・「milk tea」・「LOVE TRAIN」以外の曲にトラックダウンリミックスコーラス・楽器の追加などを施している。

収録曲

  1. FREEDOM [4:59]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:福山雅治・服部隆之
    2005年に開催したアリーナツアー『WE'RE BROS. FREEDOM TOUR 2005 〜風〜』のテーマソングとして書き下ろされた[7]
    福山が作ったデモテープ(ドラム、ギター、ベースの音)を流しながら、60人を超える管弦楽オーケストラのレコーディングが行われた[7]
    2007年4月2日から、テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』エンディングテーマとして起用され、「FREEDOM WBSスペシャル・バージョン」が使用された。
  2. THE EDGE OF CHAOS 〜愛の一撃〜 [3:21]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:福山雅治・井上鑑
    テーマは、混沌と秩序の間で成り立つギリギリのものを、精神的なものに置き換えるとどうなるのか。主人公は、いつまでも自分を探し続けている“東京に出てきた青年”。
    Aメロ・Bメロは結構前からあり保留にしていたが、CM依頼があって完成させた。曲のスピード感は、バイクに乗るようになって体感した疾走感から生まれたという。
    最初はドラム、ベース、ギターのスリーピース形式で作られていたが、刺激的かつ革新的な何かがほしいということで、パコ・デ・ルシア風のフラメンコギターマイルス・デイヴィス風のトランペットが加えられた[7]。福山本人曰く、歌詞のテーマと曲のアレンジが一致した会心の出来だという。
    使用ギターはギブソン・J-50 '59、フェンダー・カスタム・ショップストラトキャスター '57(ゴールド)、フェンダーテレキャスターピンクペイズリー '69。間奏のギター・ソロは福山本人によるもの。
  3. [4:09]
    (作詞・作曲・編曲:福山雅治)
    • 18thシングル「虹/ひまわり/それがすべてさ」の1曲目
    • フジテレビ系ドラマ『WATER BOYS』主題歌
    本作に収録のニューミックスでは、音をソリッドに仕上げている[7]。また、ボーカルが歌い初めからスピーカーの中心から流れるようになっている。
  4. ひまわり [6:10]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:井上鑑)
    前川清に提供した楽曲のセルフカバー。ニューミックスでは、よりシンプルなアレンジでスタジオライヴに近い雰囲気になっている[7]
  5. それがすべてさ [5:12]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:井上鑑)
    本作に収録のニューミックスは、コンプレッサーが効いたミックスとなっている[7]。なお、シングル収録の音源では、曲が一度フェードアウトした後、フェードインして演奏が終わるという構成だったが、本作に収録の音源ではフェードアウト部分がなくなり、演奏時間が短くなっている。
  6. 泣いたりしないで [4:28]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:福山雅治・服部隆之)
    ストリングス・アレンジを依頼した服部隆之に「完成しているから付け足すものなどないんじゃないの」と言われたほどのギターアンサンブルであったという[7]。本作ではストリングスを控えて、福山のギターアンサンブルを押し出している[7]
  7. RED×BLUE [4:35]
    (作詞・作曲・編曲:福山雅治)
    • 19thシングル「泣いたりしないで/RED×BLUE」の2曲目
    • 2004年の大塚製薬「ポカリスエット」CMソング
    ニューミックスではよりパワフルな仕上がりになっている[7]
  8. 東京 [6:07]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:福山雅治・井上鑑)
  9. milk tea [5:01]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:福山雅治・井上鑑)
    • 21stシングル「milk tea/美しき花」の1曲目
    • TBS系バラエティ番組『恋するハニカミ!』テーマソング
  10. 美しき花 [5:27]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:井上鑑)
    • 21stシングル「milk tea/美しき花」の2曲目。
    • パナソニックデジタルビデオカメラ「愛情サイズ」CMソング。
    ニューミックスでは、ストリングスとホーンのバランスがよりタイトなリズムになっている[7]
  11. LOVE TRAIN [3:52]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:福山雅治・井上鑑)
    • 21stシングル「milk tea/美しき花」のカップリング曲
    明治製菓キシリッシュ」CMソング。
  12. あの夏も 海も 空も [5:26]
    (作詞・作曲:福山雅治 / 編曲:井上鑑)
    原曲に比べてストリングスのアンサンブルが強調されている。
  13. BEAUTIFUL DAY [5:06]
    (作詞・作曲・編曲:福山雅治)
    • 明治製菓「キシリッシュ」CMソング
    “東京3部作”の1作品[注釈 1]。歌詞には箱根ターンパイクスカイライン国道135号など、東京から伊豆半島最南部の下田まで行く道のりが描かれている。タイアップ当時は“歌ガム”と称して、ガムパッケージに記載されていたURLにアクセスすると曲の一部が聴ける企画があった。また、「SIDE STORY OF BEAUTIFUL DAY」と題したミュージック・ビデオも制作されている。
    2005年9月24日のニッポン放送福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ』で初オンエアされて以来、久しくラジオ番組のみで公開していたが、今回収録するに当たってサビにコーラスを足すなどのリミックスを施して音源化した。そのため、発売前にラジオなどでオンエアされていたものとはミックスが異なる。
    使用ギターはギブソン・J-50 '59、フェンダー・カスタムショップ・ストラトキャスター '57(ゴールド)。歌も演奏も一発録りで、ギター・ソロやイントロのフレーズ、前奏の電子ピアノ(ローズ)のフレーズも福山本人によるもの。
    なお、CM用に制作したピストン西沢によるリミックスバージョン(「BEAUTIFUL DAY 〜Polar Bear Surf Mix〜」)もあり、ラジオで何度かオンエアされているが、こちらは音源化されていない。
  14. わたしは風になる (LIVE VERSION) [5:11]
    (作詞・作曲・編曲:福山雅治)
    • 20thシングル「東京」カップリング曲のライヴ音源。
    2005年4月14日の『WE'RE BROS. FREEDOM TOUR 2005 〜風〜』大阪城ホール公演を収録している。アコースティック・ギターハーモニカによる弾き語りの演奏。

Bonus CD(初回限定盤)

  1. Sandy [4:46]
    (作詞・作曲・編曲:福山雅治)
    子を持つ親の気持ちを歌った曲。メロディーに導かれるまま詩を書いていった結果、親目線の歌詞になったという。アレンジなどは発売時期を考慮してかクリスマスを意識させるようなものであるが、厳密にはウインターソングである。
    使用ギターはギブソン・カスタムショップ ヒストリック・コレクションレスポール '59、フェンダー・テレキャスターピンクペイズリー '69、ギブソン・J-50 '59。

ミュージシャン

FREEDOM
THE EDGE OF CHAOS 〜愛の一撃〜
ひまわり
それがすべてさ
泣いたりしないで
  • Vocal & Guitar:MASAHARU FUKUYAMA
  • Guitar:HIROKAZU OGURA
  • Bass:KENJI TAKAMIZU
  • Keyboards:NOBUO KURATA
  • Programming:NOBUO MORIYASU
  • Strings:RUSH by TAKASHI KATO
  • Flute:HIDEYO TAKAKUWA / AKIKO OHSAWA
  • English Horn:SATOSHI SHOJI
  • Clarinet:MASASHI TOGAME / KIMIO YAMANE
  • Fagotto:MASAYUKI OKAMOTO / MASAMICHI SASAZAKI
RED×BLUE
  • Vocal, Guitar & Bass:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Guitar:HIROKAZU OGURA
  • Drums:HIDEO YAMAKI
  • Bass:CHIHARU MIKUZUKI

東京
  • Vocal & Guitar:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Bass:KENJI TAKAMIZU
  • Percussion:MATARO
  • Guitar & Bouzouki:HIROKAZU OGURA
  • Trumpet:OSAMU TAKAHASHI / TAKASHI NAKAYAMA
  • Trombone:YOICHI MURATA / SHINJI KOGA
  • Horn:OTOHIKO FUJITA
  • Strings:CHIEKO KINBARA STRINGS
milk tea
  • Vocal & Guitar:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Bass:CHIHARU MIKUZUKI
  • Percussion:MATARO
  • Guitar:HIROKAZU OGURA / MASATO ISHINARI
  • Drums:HIDEO YAMAKI
  • Flugelhorn:KOJI NISHIMURA
  • Scat Vox:KIYOSHI HIYAMA
美しき花
LOVE TRAIN
  • Vocal, Guitar & Blues Harp:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Bass:CHIHARU MIKUZUKI
  • Percussion:MATARO
  • Guitar:HIROKAZU OGURA
  • Drums:HIDEO YAMAKI
  • Saxophone:MASAKUNI TAKENO
  • Trombone:KANADE SHISHIUCHI
  • B. Vocal:YUIKO TSUBOKURA / MISA NAKAYAMA / MELODIE SEXTON
あの夏も 海も 空も
  • Vocal & Guitar:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Bass:CHIHARU MIKUZUKI
  • Percussion:MATARO
  • Guitar:HIROKAZU OGURA / MASATO ISHINARI
  • Drums & Percussion:HIDEO YAMAKI
  • Fagotto:MASAYUKI OKAMOTO
  • Strings:CHIEKO KINBARA STRINGS
BEAUTIFUL DAY
  • Vocal & Guitar:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Bass:CHIHARU MIKUZUKI
  • Guitar:HIROKAZU OGURA
  • Drums:HIDEO YAMAKI
わたしは風になる (LIVE VERSION)
  • Vocal, Guitar & Blues Harp:MASAHARU FUKUYAMA
(Bonus Disc) Sandy
  • Vocal, Guitar & Percussion:MASAHARU FUKUYAMA
  • Keyboards:AKIRA INOUE
  • Bass:CHIHARU MUKUZUKI
  • Drums:TOMO'O TSURUYA

脚注

注釈

  1. 他の2作品は「東京」と「東京にもあったんだ」。
  2. シンセベースについては本作では表記されていないが、シングル盤では表記されている。

出典

  1. 5年モノ”. ORICON NEWS. 2020年1月11日閲覧。
  2. オリコン年間 CDアルバムランキング 51位~60位”. ORICON NEWS (2006年). 2020年1月11日閲覧。
  3. 2007年上半期アルバムランキング”. ORICON STYLE. 2007年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月23日閲覧。
  4. 2006年12月度認定作品”. 日本レコード協会(RIAJ). 2015年2月23日閲覧。
  5. 福山雅治『5年の歳月を費やした極上のフルコースをお試しあれ!』”. ORICON STYLE (2006年12月6日). 2006年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月25日閲覧。
  6. “福山雅治、5年半ぶりとなるアルバムを発表!”. CDJournal ニュース (株式会社シーディージャーナル). (2006年11月2日). https://www.cdjournal.com/main/news/fukuyama-masaharu/13290 2019年5月11日閲覧。
  7. グーフィ森『5年モノ』(ライナーノーツ)福山雅治、ユニバーサルミュージック、2006年。
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