デーブ・マルティネス

デビッド・マルティネス(David Martinez, 1964年9月26日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区出身の元プロ野球選手(外野手)。左投左打。2018年シーズンよりMLBのワシントン・ナショナルズの監督を務める。

デーブ・マルティネス
Dave Martinez
ワシントン・ナショナルズ 監督 #4
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
生年月日 (1964-09-26) 1964年9月26日(59歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1983年 1月MLB二次ドラフト3巡目
初出場 1986年6月15日
最終出場 2001年10月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
  • タンパベイ・レイズ (2008 - 2014)
  • シカゴ・カブス (2015 - 2017)
  • ワシントン・ナショナルズ (2018 - )

2019年に監督としてワシントン・ナショナルズを球団史上初のワールドシリーズ制覇に導いた。

経歴

プロ入り前

1982年のMLBドラフト40巡目(全体819位)でテキサス・レンジャーズから指名されたが、この時は入団せずにバレンシア・コミュニティカレッジへ進学した。

現役時代

1983年1月のMLB二次ドラフト3巡目(全体53位)でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。1986年6月15日にメジャーデビュー。1987年にはレギュラーとなり、打率.292の成績を残した。

その後も目立たないが着実に数字を残し、シカゴ・ホワイトソックスへ移った1995年に打率.307、1996年も打率.318・8三塁打(アメリカンリーグ3位)、自己最高の出塁率.393の成績を残した。

1998年には新球団タンパベイ・デビルレイズへ移籍すると、1999年にはともに自己最多となる146安打・66打点を挙げた[1]。2000年には4球団を渡り歩いた。アトランタ・ブレーブスでプレーした2001年を最後に引退した。

引退後

タンパベイ・レイズでのコーチ時代
(2012年5月11日)
シカゴ・カブスでのコーチ時代
(2017年7月15日)

引退後は2008年から2014年までタンパベイ・レイズのベンチコーチを務め、監督のジョー・マドンがカブスへ移ると、マルティネスも一緒に移籍して2015年から2017年までベンチコーチを務めた。

2018年シーズンからはワシントン・ナショナルズの監督を務める[2]。

2019年9月15日、本拠地でのアトランタ・ブレーブスとの試合中、胸の痛みを訴えて、病院に搬送された。その後、心臓カテーテル手術を受けた[3]。同20日に復帰した。チームはレギュラーシーズンを93勝69敗、勝敗.574で終え、ワイルドカードを獲得。ワイルドカードゲームに勝利すると快進撃を見せ、最終的にはヒューストン・アストロズを下して球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた[4]。

2019年にワールドチャンピオンとしてホワイトハウスを訪問し、ドナルド・トランプ大統領を会話するマルティネス(前列右から2人目)

2020年はMLBの監督の中で最も多くの故意四球を出した監督となった[5]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
1986 CHC 5311610813151112174201601221.139.190.194.384
1987 14252045970134188819236168115742964.292.372.418.790
1988 7528325627651014893473042152462.254.311.348.659
MON 6321119124493526812166211730481.257.316.356.672
'88計 13849444751114136615746239253882943.255.313.351.664
1989 1263963614199167313827234712720571.274.324.382.706
1990 1184213916010913511165391311322421488.279.321.422.743
1991 12442739647117185716642167532033543.295.332.419.751
1992 CIN 13544539347100205313931128644240546.254.323.354.677
1993 SF 9126824128581215872763002730395.241.317.361.678
1994 972602352358934852734202112226.247.314.362.676
1995 CWS 119349303499316451323782943221416.307.371.436.806
1996 146498440851402081020653157215213524.318.393.468.861
1997 145573504781441661220855126565573694.286.356.413.768
1998 TB 9034730931791103992087013542525.256.334.320.655
1999 143594514791462556199661361056035766.284.361.387.748
2000 291171041227421381214121010171.260.319.365.684
CHC 185654510110131100020080.185.214.241.455
TEX 381341191432412441221001421208.269.351.370.720
TOR 4720618029561012742242012401283.311.393.411.804
'00計 13251345760125195516947871350327312.274.346.370.716
2001 ATL 120259237336811329120330021014410.287.347.384.731
MLB:16年 191964805795795159923872912254580183945337567472889384.276.341.389.730

年度別投手成績

年

度
球

団
登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
ホ
丨
ル
ド
勝

率
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
1990 MON 10000000------50.1202000002254.0012.00
1995 CWS 10000000------51.000200000000.002.00
MLB:2年 20000000------101.1204000002213.504.50
  • 「-」は記録なし

年度別守備成績

投手守備
年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
1990 MON 10000----
1995 CWS 10000----
MLB 20000----
一塁守備
年
度
球
団
一塁(1B)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
1992 CIN 2115611420.977
1994 SF 2516915316.984
1995 CWS 4731123138.997
1996 231321238.980
1997 5225624623.979
1998 TB 110001.000
2000 CHC 965513.986
TEX 4110001.000
'00計 1376513.988
2001 ATL 10516061.000
MLB 19211529618114.986
外野守備
年
度
球
団
左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
1986 CHC 920001.0003967110.986120001.000
1987 1461001.000134276961.97930000----
1988 -70160351.970230001.000
MON 10000----44103110.99022161011.000
'88計 10000----114263461.97824191011.000
1989 -103182761.96938160001.000
1990 -103248531.98822110001.000
1991 3630210.9703067020.97158115810.992
1992 CIN 381001.000105212522.991661011.000
1993 SF 30000----43844011.00034492011.000
1994 352001.000370001.00053741011.000
1995 CWS 3022020.9175110001.00032492011.000
1996 30000----73164111.9947369320.973
1997 410001.000451013001.00075126313.992
1998 TB -230001.00085155911.994
1999 240001.0005291210.98993158631.982
2000 --28475011.000
CHC 9100001.000120001.000-
TEX --35842011.000
TOR --47101822.982
'00計 9100001.000120001.0001102321524.992
2001 ATL 27320001.000-28372011.000
MLB 144120630.977852177841288.9857351118531015.992
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別監督成績

年

度
球

団
地

区
年

齢
試

合
勝

利
敗

戦
勝

率
順 位 /
チーム数
備

考
ポストシーズン
勝敗
2018 WSN NL 東 54歳1628280.5062/ 5
2019 55歳1629369.5742/ 5WS優勝12勝5敗
2020 56歳602634.4335/ 5
2021 57歳1626597.4015/ 5
2022 58歳16255107.3405/ 5
MLB:5年 708321387.453-12勝5敗
  • 2022年度シーズン終了時
  • 順位の太字はプレーオフ進出(ワイルドカードを含む)
  • 太字年は最優秀監督賞受賞年
  • WS…ワールドシリーズ、LCS…リーグチャンピオンシップシリーズ、DS…ディビジョンシリーズ

背番号

  • 1(1986年 - 1988年途中、1989年 - 1991年、1993年途中 - 1994年、2000年途中 - 同年途中)
  • 3(1988年途中 - 同年終了)
  • 30(1992年)
  • 17(1993年 - 同年途中)
  • 14(1995年 - 2000年途中、2000年途中 - 2001年)
  • 4(2008年 - )

脚注

  1. 出野哲也『改訂新版 メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、593頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。
  2. Dave Clark (2017年10月30日). “Dave Martinez named Washington Nationals' new manager” (英語). cincinnati.com. https://www.cincinnati.com/story/sports/mlb/2017/10/30/dave-martinez-named-washington-nationals-new-manager/813310001/ 2017年11月19日閲覧。
  3. “ナショナルズ監督が心臓カテーテル手術、GM明かす”. 日刊スポーツ. (2019年9月17日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201909170000191.html 2019年9月17日閲覧。
  4. “崖っぷちからの世界一 ナショナルズが見せた執念のベースボール”. SPAIA. 2019年12月30日閲覧。
  5. “2020 Major League Baseball Managers” (英語). Baseball-Reference. 2021年4月11日閲覧。

関連項目

外部リンク

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