全国高等学校野球選手権奈良大会

全国高等学校野球選手権奈良大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんならたいかい)は、毎年夏に奈良県で開催される夏の甲子園の地方大会。なお第2回大会から第59回大会は紀和大会に参加していた(第40回・第45回・第50回・第55回の各記念大会を除く)。なお第104回本大会以降、雨天時続行不可能の場合のみ継続試合が適用されているが、この大会は適用されない。

全国高等学校野球選手権奈良大会
佐藤薬品スタジアム
競技 野球
大会形式 トーナメント
開始年 1979年
主催 奈良県高等学校野球連盟
朝日新聞社
会場 奈良県立橿原公苑野球場
開催期間 7月
参加チーム 35(2023年)
前回優勝 智辯学園(2023年)
公式サイト
奈良県高等学校野球連盟

概要

  • かつて奈良県勢は1971年・第53回大会から2012年・第94回大会の42年間、天理(23回)・智辯学園(15回)・郡山(4回)の合計3校だけが県大会を優勝し、その後夏の甲子園出場という状況が続いており、当時の3校は「奈良御三家」とも呼ばれていた(なお鹿児島県勢も、1981年の第63回大会から2005年の第87回大会の25年間、樟南<旧・鹿児島商工>・鹿児島実・鹿児島商の3校のみが、甲子園出場という状況が続いていた)。
  • 2013年の第95回大会で桜井が初優勝、春夏通じての甲子園初出場を果たし、1969年の第51回大会・御所工(現・御所実)以来44年ぶりに3校独占を阻止。さらに奈良代表の夏の甲子園への初出場校は、1968年・第50回大会の智辯学園以来45年ぶりの出来事だった。
  • 2017年・第99回大会まで奈良市内の高校は一度も優勝したことが無く、それまで都道府県庁所在地にある学校が夏の全国大会に未出場だったのは、47都道府県で奈良県だけであった。2018年・第100回大会で奈良大附が初優勝を果たし、初めて奈良市内の高校が夏の代表校となった。

使用する球場

現在

2007年までは複数の球場で開催されており橿原球場がメイン球場であったが、2008年の第90回大会以降、県内の学校再編により出場校が減少したために橿原球場のみで開催されている。

命名権の公募により佐藤薬品工業がこれを取得し、2010年7月1日から3年間(その後も2013年・2016年・2019年の7月に各3年間延長継続)の契約で「佐藤薬品スタジアム」の愛称が付けられている。

過去

但し天候不良等が続き試合日程が遅延した場合、メインの橿原球場と同時に郡山球場を使用する事もある。

大会結果

年度(大会)校数優勝校決勝スコア準優勝校備考
1958年(第40回大会)17御所工3 - 2天理
1963年(第45回大会)22高田商3 - 2御所工
1968年(第50回大会)29智辯学園5 - 1郡山
1973年(第55回大会)29天理1x - 0郡山
1978年(第60回大会)36天理6 - 4郡山延長14回
1979年(第61回大会)36天理11 - 1智辯学園
1980年(第62回大会)39天理2 - 0広陵
1981年(第63回大会)38智辯学園3x - 2畝傍延長12回
1982年(第64回大会)40智辯学園5 - 0郡山
1983年(第65回大会)43天理5 - 1斑鳩
1984年(第66回大会)47智辯学園6 - 0橿原
1985年(第67回大会)48智辯学園9 - 8天理
1986年(第68回大会)49天理6 - 3広陵
1987年(第69回大会)52天理6 - 3御所工
1988年(第70回大会)52天理7 - 0郡山
1989年(第71回大会)52智辯学園5 - 4斑鳩
1990年(第72回大会)52天理5 - 0香芝
1991年(第73回大会)52天理3 - 1高田商
1992年(第74回大会)51天理5x - 4智辯学園
1993年(第75回大会)52郡山4 - 1智辯学園
1994年(第76回大会)52天理1 - 0桜井商
1995年(第77回大会)52智辯学園4x - 3高田
1996年(第78回大会)52天理1 - 0郡山
1997年(第79回大会)52智辯学園2x - 1天理延長14回
1998年(第80回大会)52智辯学園6 - 3高田
1999年(第81回大会)52智辯学園6 - 1高田
2000年(第82回大会)52郡山5 - 3智辯学園
2001年(第83回大会)52智辯学園11 - 2片桐
2002年(第84回大会)52智辯学園9 - 3奈良大附
2003年(第85回大会)51天理8 - 3郡山
2004年(第86回大会)52天理5 - 1高田商
2005年(第87回大会)51天理7 - 2広陵
2006年(第88回大会)46天理4x - 3斑鳩
法隆寺国際
2007年(第89回大会)44智辯学園13 - 2奈良大附
2008年(第90回大会)44智辯学園3 - 1奈良大附
2009年(第91回大会)42天理7 - 2郡山
2010年(第92回大会)42天理14 - 1智辯学園
2011年(第93回大会)43智辯学園8 - 3桜井
2012年(第94回大会)43天理13 - 6畝傍
2013年(第95回大会)42桜井4 - 1奈良大附
2014年(第96回大会)42智辯学園8 - 6天理
2015年(第97回大会)42天理8 - 1大和広陵
2016年(第98回大会)41智辯学園6 - 5天理
2017年(第99回大会)40天理2 - 1奈良大附
2018年(第100回大会)39奈良大附10x - 9天理延長11回
2019年(第101回大会)38智辯学園12 - 5高田商
2020年(独自大会)37天理6 - 4奈良大附
2021年(第103回大会)37智辯学園6 - 4高田商
2022年(第104回大会)35天理21 - 0生駒
2023年(第105回大会)35智辯学園8 - 1高田商
  • 校数は連合チームを1校とする。

放送体制

  • 奈良テレビ放送は奈良県立橿原公苑野球場で行われる試合を生中継している。2010年から放送体制が変更され、開会式ならびに3回戦から決勝戦までの放送となり、2015年まで1回戦と2回戦についてはワンセグ2サービス「ならセグ」のワンセグ独自編成(S1→2013年よりS2)のみ放送された。詳細は「高校野球奈良県大会中継」を参照のこと。
    • 2011年は近鉄ケーブルネットワーク(HFC形式の「KCNファミリーチャンネル」向け。KCNグループのほかのCATV各局<KCN京都、こまどりケーブル、eo光テレビ=FTTH形式は対象外)[1]の中継も行う。
    • なお、2009年までは開会式から決勝戦までの全日程(2008年と2009年は大会期間中の全試合)を地上波放送で中継していた。
    • また、かつて橿原公苑野球場以外で行われた他球場の試合は、当日夜22:00から奈良テレビで放映するダイジェスト番組『ドラマティックナイン』内で流していた。(『ドラマティックナイン』が始まる以前の1980年代の一時期は試合当日の夜に録画ハイライトで放送されていたこともあった。)
    • 2017年は番組ホームページと「バーチャル高校野球」内で3回戦から配信を行う[2]。2018年は「バーチャル高校野球」内で開会式[3]と1回戦から配信。
  • NHK奈良放送局は、県内向けの総合テレビで、決勝戦が生放送されている[4]。2018年まではFMラジオで準々決勝[5]が放送されていた。

脚注

  1. 近鉄ケーブルネットワーク公式ホームページ
  2. ゆうドキッ!公式Twitter 奈良テレビ放送 2017年7月20日
  3. 特に案内はされなかったが、開幕試合をクリックすることで視聴できた。
  4. 2020年まで準決勝から、2021年は東京オリンピック中継と日程が重なり、決勝をサブチャンネルで中継する。
  5. 但し、総合で中継出来ない日はテレビの代わりにラジオで準決勝以降の試合も中継する場合がある(2012年準決勝第一試合、2015年決勝。両日とも国会中継と日程が重なったため)。

関連項目

外部リンク

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