和束町
和束町(わづかちょう)は、京都府の南部に位置する町である。相楽郡に属す。
| わづかちょう 和束町 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
![]() 和束茶の茶畑 | |||||
| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 近畿地方 | ||||
| 都道府県 | 京都府 | ||||
| 郡 | 相楽郡 | ||||
| 市町村コード | 26365-6 | ||||
| 法人番号 | 3000020263656 | ||||
| 面積 |
64.93km2 | ||||
| 総人口 |
3,142人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 48.4人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
木津川市、相楽郡笠置町、南山城村、綴喜郡宇治田原町、井手町 滋賀県甲賀市 | ||||
| 町の木 | スギ | ||||
| 町の花 | 茶の花 | ||||
| 町の鳥 | キジ | ||||
| 和束町役場 | |||||
| 町長 | 馬場正実 | ||||
| 所在地 |
〒619-1295 京都府相楽郡和束町釜塚字生水14番地2 北緯34度47分44秒 東経135度54分18秒 ![]() 和束町役場庁舎 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
|
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||
地理



釜塚字前田で撮影
位置
京都府の南東側に位置する町であり、和束川沿いに市街地を形成している。
山地
- 主な山
- 正法寺山
- 湯谷山
- 鷲峰山
河川
- 主な川
- 南川
- 和束川
- 中村川
- 小瀬川
- 清水谷川
- 大淵川
- 小合谷川
人口
2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、10.30%減の4,483人であり、増減率は府下26市町村中23位、36行政区域中33位。
2024年(令和6年)、民間の有識者らで作る人口戦略会議は、各市町村における2020年から30年間の女性人口減少率を予想。和束町では、20歳から39歳の女性が77.9%減少する(府下最大減少値)とし、将来的に消滅する可能性が高い「消滅可能性自治体」であることを発表した[1]。
![]() | |
| 和束町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 和束町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 和束町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
和束町(に相当する地域)の人口の推移 | |
| 総務省統計局 国勢調査より | |
歴史
近現代
- 昭和
議会
町議会
- 和束町議会 定数:10人[7]
施設
医療
- 主な病院
- 和束町国民健康保険診療所
郵便局
- 主な郵便局
- 和束郵便局
木津警察署和束派出所
相楽中部消防組合相楽中部消防署和束出張所
和束町国民健康保険診療所
和束郵便局
対外関係
姉妹都市・提携都市
和束町には2015年現在、姉妹都市・提携都市は存在しない。
経済


農業
- 茶の生産
- 和束茶生産の歴史
海住山寺の高僧、慈心上人が鎌倉時代に、茶の栽培に適した土地として、原山は鷲峰山の山麓に茶の種をまいたのが始まりとされる。 急峻な山間の地形と町の中心を流れる和束川、昼夜の寒暖差により朝霧が発生しやすく、旨みのある、香り高い煎茶が生産される。鎌倉時代より続く高級煎茶の産地である。江戸時代には禁裏御領地となり、御所にも納められていた。しかし、明治時代においては宇治や宇治田原の茶よりも品質は下位とみられており、「山間地域にある茶産地のひとつに過ぎなかった」と和束町のウェブサイトには記載されている[8]。明治後期には府下でトップの生産を誇る地域になったものの、依然として品質面では後塵を拝していた[9]。その後、施肥の改善や品評会への参加、製茶機械の導入などにより、品質の改善が図られた。
町じゅう至るところ、山の斜面に広がる茶畑、連綿と受け継がれてきたその生業の景観は、全国的にも珍しいものである。 2008年1月24日には、「宇治茶の郷 和束の茶畑」が京都府景観資産登録地区の第1号に認定された[10]、 「茶源郷としての茶畑と瓦屋根の集落景観」と、「鎌倉時代から継承する茶文化」が評価され、2013年10月4日には和束町として「日本で最も美しい村連合」にも加盟している[11]。
- 生産量
古くは手摘みであったが、大正期にはさみ刈りが導入され、現在は二人刈りの機械刈りが主流である。 山の斜面が急峻なため、乗用型摘採機の導入はあまり進んでいない。機械刈りの導入とともに茶園の面積も拡大した。 和束で生産される大部分の茶は、茶問屋を通じて宇治茶として出回るため、「和束」の名は一般には広く知られていない。 しかし茶の生産量は京都府内でもっとも多く、煎茶についてはその47%を占める[12]。 近年は加工用抹茶の需要拡大により、碾茶の生産量が増加しており、全国トップクラスの生産量を誇る。
- 農業協同組合
- 京都やましろ農業協同組合和束支店
生活基盤
教育

小学校
- 公立
- 相楽東部広域連合立和束小学校
保育園
- 和束保育園
廃校
- 高等学校
- 京都府立木津高等学校和束分校(1989年3月31日廃止、農茶業科、家政科)
- 中学校
- 和束町立和束中学校湯船分校(1962年5月1日廃止、和束中学校へ統合)
- 小学校
- 和束町立中和束小学校(1992年3月31日廃止、和束小学校へ統合)
- 和束町立東和束小学校(1992年3月31日廃止、和束小学校へ統合)
- 和束町立西和束小学校(1992年3月31日廃止、和束小学校へ統合)
- 和束町立湯船小学校(1992年3月31日廃止、和束小学校へ統合)
交通

木屋字立花で撮影
鉄道路線
相楽郡では唯一、町内を鉄道が通過していない。鉄道を利用する場合、駅から町内への路線バスが通じている最寄り駅はJR西日本関西本線(大和路線)加茂駅である。町北東端部の湯船地区の一部は加茂駅より信楽高原鐵道信楽駅のほうが近く、また町南東端の木屋地区は加茂駅より関西本線笠置駅のほうが近い。
路線バス
- 奈良交通(和束木津線、平城営業所) - 加茂駅と和束町中心部を結んでいる。日中は概ね1時間に1便運行されている。時刻表・運賃表
- 加茂駅西口 - 奥畑口 - 白栖口 - 和束山の家 - 和束中学校 - 原山
- 相楽東部広域バス(JR関西本線サポートバス、キタモリ交通) - 関西本線に並行して加茂駅 - 月ケ瀬口駅間に運行されており途中にある笠置駅・大河原駅にも立ち寄るほか、関西本線の駅のない場所にも停車する。当町内では町域南端部の国道163号線上、木津川沿いの木屋地区に停車する(木屋地区の対岸には関西本線が通っているが駅はない)。
- 加茂駅西口 - 木屋 - 笠置駅 - 笠置町役場前 - 有市 - 大河原駅 - 南山城村役場前 - 月ヶ瀬ニュータウン - 月ケ瀬口駅
国道
観光



観光スポット
- 和束茶カフェ - 平成20年に和束町の茶農家直売のお茶や、地元主婦グループのお茶を使った佃煮やスイーツを販売する和束茶カフェができ、和束茶や和束町の情報発信の場となっている[13]。
- 和束町の茶畑 - 京都府景観資産第1号
文化・名物

祭事・催事
- 金胎寺大護摩法要(9月第1日曜日)
- お茶供養 護摩(同上)
- 和束天満宮大祭(10月)
- 鷲峯山金胎寺 紅葉祭り (11月23日の前後休日含む)
- 茶源郷まつり(11月頃 元産業祭、グリーンフェスタを経て現在に至る)
- 春を呼ぶ茶源郷からの灯り(2月頃)
脚注
- “「消滅可能性自治体」の一覧 近畿・中国・四国・九州の地域”. 毎日新聞 (2024年4月24日). 2024年4月27日閲覧。
- 竹村俊則「和束・笠置・南山城」『昭和京都名所図会』一九八九年、駸々堂出版、p393
- 日本歴史地名体系第二六巻『京都府の地名』柴田寛、高取正男 編集、平凡社、p61
- 図典 日本の市町村章 p151
- 和束町章条例
- 「公務で訪れた北海道で車にはねられ死亡、京都・和束町の堀忠雄町長…道道を横断中」『讀賣新聞ONLINE』(読売新聞社)、2023年6月30日。2023年6月30日閲覧。
- “議員名簿(令和3年3月24日現在)”. 2022年6月14日閲覧。
- 製茶品評会への挑戦(明治時代) - 和束町ウェブサイト(和束町茶業の歴史)
- 生産量で圧倒するも、品質が及ばず(明治30年~昭和初期) - 和束町ウェブサイト(和束町茶業の歴史)
- 和束の茶畑 京都府、2015年7月3日閲覧
- 和束町HP2015年7月3日閲覧
- 平成26年度京都府茶業統計 http://www.pref.kyoto.jp/nosan/documents/h26_chagyoutoukei_1.pdf 2015年7月3日閲覧
- 和束町発行『和束のなりわひ』
- 和束町史 1995年 和束町町史編さん委員会 157頁
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 京都府公式メディア(和束町観光)
- いいとこ和束~茶源郷~ホームページ
- 茶源郷まつりホームページ
- 和束茶ビール
和束町に関連する地理データ - オープンストリートマップ- 地図 - Google マップ







