宮津市
宮津市(みやづし)は、京都府北部にある市である。 丹後地方に含まれている。日本海の若狭湾に面しており、日本三景の天橋立で知られる。1954年(昭和29年)市制施行。

| みやづし 宮津市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 近畿地方 | ||||
| 都道府県 | 京都府 | ||||
| 市町村コード | 26205-6 | ||||
| 法人番号 | 2000020262056 | ||||
| 面積 |
172.74km2 (境界未定部分あり) | ||||
| 総人口 |
15,406人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 89.2人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 京丹後市、舞鶴市、福知山市、与謝郡与謝野町、伊根町 | ||||
| 市の木 | くろまつ | ||||
| 市の花 | みつばつつじ | ||||
| 宮津市役所 | |||||
| 市長 | 城﨑雅文 | ||||
| 所在地 |
〒626-8501 京都府宮津市柳繩手345-1 北緯35度32分08秒 東経135度11分44秒 ![]() | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||
概要
間に与謝郡与謝野町(旧岩滝町)を挟み、市域が南北に分かれている。この南北の飛び地を天橋立が繋いでいるが、自動車は天橋立を通行できないため、自動車で南北の飛び地間を移動するときは与謝野町を通過することになる。市の中心部は南部にあり、市街地が宮津湾に面している。天橋立の東側、栗田半島の西側の海が宮津湾、天橋立の西側が阿蘇海である。栗田半島にはリアス式海岸の入り組んだ地形が見られる。北部には世屋高原がある。
小説家の瀬尾まいこは宮津市内の中学校で教師をしていたことがある。『天国はまだ遠く』の映画版は宮津市内で撮影された。『男はつらいよ』シリーズ第29作は宮津市内で撮影された。『Y・O・U やまびこ音楽同好会』は宮津市内で撮影された。川井龍介の著書『大和コロニー フロリダに「日本」を残した男たち』(2015年、旬報社)は、宮津市出身でアメリカ合衆国のフロリダ州デルレイビーチに移民した森上助次らの人生を描いたノンフィクション作品である。
道路では京都縦貫道で京都市と結ばれ、山陰近畿自動車道で兵庫県豊岡市および鳥取県鳥取市と結ばれる予定である。
2021年(令和3年)1月に実施された大学入学共通テストの地理に宮津市を題材とした問題が出題された[注釈 1][1][2]。
地理

気候
| 宮津(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 18.3 (64.9) |
22.7 (72.9) |
24.4 (75.9) |
30.5 (86.9) |
33.1 (91.6) |
36.6 (97.9) |
37.8 (100) |
38.8 (101.8) |
36.9 (98.4) |
32.1 (89.8) |
26.9 (80.4) |
22.4 (72.3) |
38.8 (101.8) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 7.9 (46.2) |
8.6 (47.5) |
12.4 (54.3) |
17.9 (64.2) |
22.8 (73) |
25.9 (78.6) |
30.2 (86.4) |
31.9 (89.4) |
27.5 (81.5) |
22.2 (72) |
16.6 (61.9) |
10.8 (51.4) |
19.6 (67.3) |
| 日平均気温 °C (°F) | 4.1 (39.4) |
4.3 (39.7) |
7.4 (45.3) |
12.5 (54.5) |
17.4 (63.3) |
21.2 (70.2) |
25.5 (77.9) |
26.8 (80.2) |
22.7 (72.9) |
17.1 (62.8) |
11.8 (53.2) |
6.6 (43.9) |
14.8 (58.6) |
| 平均最低気温 °C (°F) | 0.9 (33.6) |
0.6 (33.1) |
2.7 (36.9) |
7.2 (45) |
12.4 (54.3) |
17.3 (63.1) |
22.0 (71.6) |
22.9 (73.2) |
19.0 (66.2) |
13.1 (55.6) |
7.7 (45.9) |
3.1 (37.6) |
10.8 (51.4) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −6.3 (20.7) |
−7.7 (18.1) |
−5.2 (22.6) |
−1.9 (28.6) |
3.5 (38.3) |
7.0 (44.6) |
13.6 (56.5) |
15.2 (59.4) |
8.8 (47.8) |
2.0 (35.6) |
−1.7 (28.9) |
−4.2 (24.4) |
−7.7 (18.1) |
| 降水量 mm (inch) | 202.9 (7.988) |
150.4 (5.921) |
136.4 (5.37) |
111.9 (4.406) |
132.8 (5.228) |
146.1 (5.752) |
199.9 (7.87) |
142.1 (5.594) |
226.9 (8.933) |
156.1 (6.146) |
124.0 (4.882) |
188.5 (7.421) |
1,917.8 (75.504) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 20.9 | 16.9 | 15.2 | 11.7 | 10.3 | 11.3 | 12.2 | 9.2 | 11.9 | 11.5 | 14.3 | 18.9 | 164.2 |
| 平均月間日照時間 | 70.6 | 84.3 | 132.5 | 180.6 | 194.5 | 142.6 | 156.0 | 200.9 | 136.7 | 137.6 | 106.4 | 81.9 | 1,621.9 |
| 出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
| 出典2:気象庁[3] | |||||||||||||
行政区画
市内は昭和の合併前の旧町村の区域が小中学校の校区とほぼ重なるため、これに基づき次のようないくつかの地区に分けられる。
- 北部
- 南部
- 吉津地区
- 宮津地区
- 上宮津地区
- 栗田地区
- 由良地区
市の中心部(宮津地区)の東側に栗田地区があり、さらに東の奈具海岸を超えると由良地区があり、舞鶴市につながる。宮津地区の南側が上宮津地区で、天橋立の西側、与謝野町に接する地域が吉津地区である。天橋立の北側(市の北部)には、海岸沿いには南から順に府中地区、日置地区、養老地区があり、日置地区の西側の山間部に世屋地区、養老地区の西側の山間部に日ヶ谷地区がある。養老地区・日ヶ谷地区は北の伊根町につながる。
なお、北部の府中地区と南部の吉津地区は、その間に挟まれた与謝野町の岩滝地区とともに、橋立中学校の校区を構成している[4]。
歴史
行政
施設



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国や府の機関
警察
- 警察署
- 交番
- 駐在所
- 栗田駐在所 - 宮津市上司
- 吉津駐在所 - 宮津市須津
- 府中駐在所 - 宮津市中野
- 日置駐在所 - 宮津市日置
- 由良駐在所 - 宮津市由良
- 養老駐在所 - 宮津市岩ケ鼻
医療・福祉
- 宮津市保健センター
郵便局
- 天橋立郵便局
- 宮津郵便局
- 岩ヶ鼻郵便局
- 郵便番号
2007年に変更された。
- 宮津郵便局(626、629-2231、629-2232、629-2233、629-2234、629-2241、629-2242、629-2243、629-2244、629-2251)
- 岩ヶ鼻郵便局(626-02)
文化施設
1967年には多目的ホールとして島崎公園に宮津会館が開館。1971年には宮津会館の南東に宮津市立図書館が開館し、1983年には宮津市立図書館の南に宮津市立前尾記念文庫が開館した。2000年には宮津会館の西にみやづ歴史の館が開館し、宮津会館と一体的に運用されている。2017年には宮津市立図書館がミップルに移転。
- 宮津市立図書館
- 宮津市立前尾記念文庫 - 2017年(平成29年)の宮津市立図書館移転に伴って休館し、2022年(令和4年)には跡地の建物内に前尾記念クロスワークセンターMIYAZUが開業した[8]。
- みやづ歴史の館
- 宮津会館
- 宮津市民球場
- 宮津市民体育館
経済



電気
才賀藤吉が1910年(明治43年)2月に事業許可を受け、6月に宮津電燈[9] を設立し発電所(瓦斯力、出力75kW)を建設。1911年(明治44年)1月に事業開始したが[10]、1912年(明治45年)7月に宮津電燈、丹波電気、丹後電気三社合併し、両丹電気へ社名変更した[11]。
拠点を置く主な企業
- 京都北都信用金庫(ほくとしんきん)本店営業部(店番号 001)現存する信用金庫で三番目に古い歴史がある。
- フクヤ本社
- 京都銀行(京銀 きょうぎん)宮津支店(両丹銀行、宮津銀行、丹後商工銀行および丹後産業銀行の4行合併による丹和銀行創立時よりの流れを汲む)
- 日本冶金工業大江山製造所(2003年、日本冶金工業の大江山製造所が分社化されYAKIN大江山となったが、2010年に再び日本冶金工業と統合された)
- 金下建設株式会社(本社)
- 株式会社三洋商事
- グンゼ(登記上本社は綾部市)
- さとう宮津店(宮津シーサイドマート ミップル)
- 北近畿タンゴ鉄道株式会社(本社・運行本部。本社は京都市・福知山市を経て2013年6月より)
交通
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鉄道
市の中心となる駅:宮津駅
鉄道路線
- 京都丹後鉄道(丹鉄)
一般路線バス
- 伊根線
- 蒲入線
- 経ヶ岬線
- 与謝線
- 橋北移送サービス
- 養老・日ヶ谷・日置・世屋地区と、周辺の医療機関・店舗・基幹路線停留所等を結ぶデマンドタクシー。
- 利用登録済の地区住民のみ乗車可能。祝日・盆・年末年始を除く平日・土曜に運行。
- 丹後海陸交通日置世屋線の代替となっている。
高速バス
丹後地域と京都市・大阪市を結ぶ昼行路線が運行されており当市を経由する。いずれも丹後海陸交通が運行するが、大阪線は阪急観光バスとの共同運行である。
- 京都駅・高速長岡京(西山天王山駅) - 宮津天橋立IC・宮津駅・キセンバ港館・天橋立駅
- 梅田(阪急三番街BT)・新大阪駅・千里NT・大阪空港・宝塚IC・西宮北IC - 宮津天橋立IC・宮津駅・キセンバ港館・天橋立駅
※太字は宮津市内の停車地。宮津市外の丹後地域の停車地は省略。
府道
道の駅
名所・旧跡・観光スポット
2007年度には約267万人が訪れた[12]。宮津市は京都府において京都市・宇治市に次いで3番目に観光入込客数の多い自治体である[12]。夏には多くの海水浴客で賑わう。
名所・旧跡
- 城郭
- 日ケ谷城
- 宮津城
- 上宮津城
- 宮津八幡山城(旧宮津城)
- 神社
- 寺院
- 成相寺 - 成相寺。真言宗の寺院。木造地蔵菩薩坐像などが国の重要文化財。
- 智恩寺 - 文珠。臨済宗妙心寺派の寺院。「智恵の文珠さん」として知られる。多宝塔や木造文殊菩薩・脇侍などが国の重要文化財。
- 金剛心院 - 日置。真言宗系単立寺院。後宇多天皇より下賜された本尊の厨子入木造愛染明王坐像(秘仏)は国の重要文化財。丹後最古の仏像とされる伝宝生如来も重要文化財。
- 如意寺 - 山椒太夫伝説に縁のある寺。
- 見性寺 - 小川。浄土宗の寺院。与謝蕪村が約3年間滞在した。
- 如願寺 - 宮町。真言宗の寺院。宮津藩主の祈願所となった。
- 妙立寺 - 中野。日蓮宗の寺院。厨子が国の重要文化財。
- 禅海寺 - 日置。臨済宗妙心寺派の寺院。木造阿弥陀如来及両脇侍像三体と千手観音立像が国の重要文化財。
- 妙円寺 - 日置。日蓮宗の寺院。八景園が京都府指定名勝。
観光スポット
- 天橋立 - 日本三景。雪舟『天橋立図』などに描かれる。
- 磯清水 - 名水百選。
- 廻旋橋 - 船が通るたびに90度旋回する橋。
- 金引の滝 - 日本の滝百選。
- カトリック宮津教会 - 現存の木造教会としては日本で2番目に古く、現役で使用されているものとしては日本で最も古い。
- 旧三上家住宅 - 国の重要文化財。廻船業を営んだ豪商の旧邸。庭園は「三上氏庭園」として京都府指定名勝。
- 滝上公園 - 桜の名所。
- 波せき地蔵堂 - 大宝地震の災害記念碑。
- 天橋立ビューランド - 天橋立の「股のぞき」で知られる遊園地。
- 傘松公園
- 天橋立海水浴場
- 丹後由良海水浴場
- 丹後魚っ知館 - 水族館。2023年(令和5年)5月閉館。
- 宮津市海洋つり場
廻旋橋
金引の滝
カトリック宮津教会
旧三上家住宅
天橋立ビューランド
丹後魚っ知館
文化・名物
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出身関連著名人
政治家
学者
脚注
出典
- “大学共通テストに天橋立や丹後ちりめん出題 地理Aと地理B”. 京都新聞. (2021年1月16日) 2021年1月17日閲覧。
- “2021年度 大学入学共通テスト 地理B”. 毎日新聞. 2021年1月17日閲覧。
- “宮津 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月11日閲覧。
- 橋立中学校は宮津市と与謝野町の設立による中学校組合立。
- 過疎地域市町村等一覧(総務省)
- 『京都大事典 府域編』淡交社、1994年、p.606
- 松島町
- ワーケーション中核拠点に 『前尾記念センター』開館 府内外9社がオフィス使用 宮津 毎日新聞、2022年5月8日
- 『帝国銀行会社要録 : 附・職員録. 大正元年(初版)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 『電気事業要覧. 第〔5〕回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 『電気事業要覧. 第8回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 昭文社地図編集部『なるほど知図帳日本 2009』昭文社、2009年、ISBN 9784398200402
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 京都府公式メディア(宮津市・天橋立観光)
- 宮津市 (MiyazuCity) - Facebook
- 宮津市 (@miyazu_kyoto) - X(旧Twitter)
- 宮津市 (@miyazu_kyoto) - Instagram
- 宮津市広報 (miyazu_city) - note
- 天橋立観光協会
- 地図 - Google マップ



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