全国高等学校野球選手権和歌山大会

全国高等学校野球選手権和歌山大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんわかやまたいかい)は、和歌山県で開催されている夏の甲子園地方大会。第1回大会は関西大会で開催され、第2回大会から第59回大会(大会回数下1桁が0か5の記念大会を除く)までは紀和大会に参加していた。

全国高等学校野球選手権和歌山大会
競技 野球
大会形式 トーナメント
開始年 1979年
主催 和歌山県高等学校野球連盟
朝日新聞社
会場 和歌山県営紀三井寺野球場
開催期間 7月
参加チーム 36(2023年)
前回優勝 市和歌山(2023年)
最多優勝 智辯和歌山
公式サイト
和歌山県高等学校野球連盟

現在は、和歌山県高野連加盟39校で競われている。

概要

※ 2008年度より大成高校が統合により、海南高校大成校舎になったため、第90回記念大会は海南・大成連合チームとして参加。現在は海南高校として参加。一方、日高高等学校は本校と中津分校が別個に出場している。

使用球場

現在

過去

※県営向ノ芝球場は既に撤去されており、跡地が和歌山県立体育館となっている。

大会結果

年度(大会)校数優勝校(出場回数)決勝スコア準優勝校備考
1958年(第40回大会)海南(9年ぶり3回目)6 - 2田辺
1963年(第45回大会)南部(初出場)1x - 0向陽
1968年(第50回大会)星林(初出場)3 - 0県和歌山商
1973年(第55回大会)箕島(3年ぶり2回目)2 - 1和歌山工
1978年(第60回大会)箕島(5年ぶり3回目)5 - 0吉備
1979年(第61回大会)箕島(2年連続4回目)5 - 1田辺商
1980年(第62回大会)箕島(3年連続5回目)2 - 0伊都
1981年(第63回大会)和歌山工(初出場)4 - 1海南
1982年(第64回大会)南部(19年ぶり2回目)3x - 2新宮延長12回
1983年(第65回大会)箕島(3年ぶり6回目)3 - 1吉備
1984年(第66回大会)箕島(2年連続7回目)8 - 0和歌山工
1985年(第67回大会)和歌山工(4年ぶり2回目)2 - 1田辺
1986年(第68回大会)34桐蔭(25年ぶり20回目)5 - 3箕島
1987年(第69回大会)34智辯和歌山(初出場)2x - 1吉備
1988年(第70回大会)34高野山(初出場)6 - 2箕島
1989年(第71回大会)34智辯和歌山(2年ぶり2回目)2x - 1桐蔭延長13回
1990年(第72回大会)37星林(22年ぶり2回目)3 - 2南部
1991年(第73回大会)37智辯和歌山(2年ぶり3回目)8 - 4星林
1992年(第74回大会)37智辯和歌山(2年連続4回目)7 - 2日高中津
1993年(第75回大会)37智辯和歌山(3年連続5回目)2 - 1和歌山工
1994年(第76回大会)市和歌山商(27年ぶり2回目)5 - 4日高中津
1995年(第77回大会)田辺(初出場)7 - 1高野山
1996年(第78回大会)智辯和歌山(3年ぶり6回目)10 - 4伊都
1997年(第79回大会)36智辯和歌山(2年連続7回目)3 - 2日高中津
1998年(第80回大会)智辯和歌山(3年連続8回目)8 - 7星林
1999年(第81回大会)智辯和歌山(4年連続9回目)6 - 3南部
2000年(第82回大会)智辯和歌山(5年連続10回目)5 - 2南部
2001年(第83回大会)初芝橋本(初出場)3 - 2南部延長12回
2002年(第84回大会)智辯和歌山(2年ぶり11回目)8 - 2日高中津
2003年(第85回大会)智辯和歌山(2年連続12回目)10 - 1国際開洋二
2004年(第86回大会)市和歌山商(10年ぶり3回目)6x - 5日高延長12回
2005年(第87回大会)40智辯和歌山(2年ぶり13回目)12 - 6笠田
2006年(第88回大会)40智辯和歌山(2年連続14回目)6 - 1田辺
2007年(第89回大会)39智辯和歌山(3年連続15回目)4 - 1高野山
2008年(第90回大会)39智辯和歌山(4年連続16回目)5 - 3日高中津
2009年(第91回大会)39智辯和歌山(5年連続17回目)3 - 0南部
2010年(第92回大会)40智辯和歌山(6年連続18回目)6 - 3向陽
2011年(第93回大会)40智辯和歌山(7年連続19回目)7 - 1市和歌山
2012年(第94回大会)40智辯和歌山(8年連続20回目)4 - 2那賀延長14回
2013年(第95回大会)39箕島(29年ぶり8回目)10 - 1南部
2014年(第96回大会)39市和歌山(10年ぶり4回目)3x - 2智辯和歌山延長12回
2015年(第97回大会)39智辯和歌山(3年ぶり21回目)2 - 0和歌山商
2016年(第98回大会)39市和歌山(2年ぶり5回目)2 - 0箕島
2017年(第99回大会)39智辯和歌山(2年ぶり22回目)3 - 2紀央館
2018年(第100回大会)39智辯和歌山(2年連続23回目)7x - 6市和歌山
2019年(第101回大会)39智辯和歌山(3年連続24回目)12 - 1那賀
2020年(独自大会)39智辯和歌山10 - 1初芝橋本
2021年(第103回大会)39智辯和歌山(4大会連続25回目)4 - 1市和歌山
2022年(第104回大会)37智辯和歌山(5大会連続26回目)7 - 2桐蔭
2023年(第105回大会)36市和歌山(7年ぶり6回目)5x - 4和歌山北延長11回TB

和歌山代表の学校別データ

和歌山県代表は、夏の選手権大会では合計8回の全国大会(中等学校大会の優勝4回を含む)を誇る。

ここでは、和歌山県代表として全国大会で優勝・準優勝した回数、及び全国大会に出場した回数の多い学校順に列記する。また、出場回数及び勝利回数等も併記する。

赤字はその項目の最高成績、青字はその項目の次点を示す。

全国大会
優勝回数
全国大会
準優勝回数
校名県(旧関西・紀和)大会優勝・
全国大会出場回数
勝敗勝率備考
3回1回智辯学園和歌山高等学校25回43勝22敗(不戦勝含む)6割5分6厘
2回3回和歌山県立桐蔭高等学校(旧 和歌山中)20回32勝18敗6割4分大会2連覇達成
2回1回和歌山県立向陽高等学校(旧 海草中)7回14勝5敗7割3分7厘大会2連覇達成
1回0回和歌山県立箕島高等学校7回13勝6敗6割8分4厘
0回0回和歌山県立新宮高等学校5回5勝5敗5割
0回0回和歌山県立海南高等学校(旧 海南中)4回5勝4敗5割5分6厘
0回0回和歌山県立和歌山商業高等学校(旧 和歌山商→県和歌山商)4回4勝4敗5割
0回0回和歌山市立和歌山高等学校(旧 市和歌山商)4回4勝3敗5割7分1厘
0回0回和歌山県立和歌山工業高等学校2回3勝2敗6割
0回0回和歌山県立星林高等学校2回2勝2敗5割
0回0回和歌山県立南部高等学校2回1勝2敗3割3分3厘
0回0回高野山高等学校(旧 高野山中)1回0勝1敗-
0回0回和歌山県立田辺高等学校1回0勝1敗-
0回0回初芝橋本高等学校1回0勝1敗-
優勝大会
各高校別全国ランキング
  • 優勝回数
    • 智辯学園和歌山高等学校 - 優勝3回で全国6位タイ
    • 和歌山県立桐蔭高等学校 - 優勝2回で全国8位タイ
    • 和歌山県立向陽高等学校 - 優勝2回で全国8位タイ
    • 和歌山県立箕島高等学校 - 優勝1回で全国17位タイ
  • 勝利回数
    • 智辯学園和歌山高等学校 - 勝利42回で全国8位
    • 和歌山県立桐蔭高等学校 - 勝利32回で全国16位
    • 和歌山県立向陽高等学校 - 勝利14回で全国47位タイ
  • 勝率
    • 和歌山県立向陽高等学校 - 勝率7割3分7厘で全国27位
    • 和歌山県立箕島高等学校 - 勝率6割8分4厘で全国50位
和歌山県勢全国ランキング
  • 優勝回数
    • 優勝8回で全国2位タイ
  • 勝利回数
    • 勝利111回で全国6位
  • 勝率
    • 勝率6割2分7厘で全国3位

エピソード

  • 智弁和歌山、市立和歌山(旧 市和歌山商)、県和商、日高中津、南部、田辺、伊都(廃校)、和歌山工、和歌山東、箕島、桐蔭(旧 和歌山中)、向陽(旧 海草中)、新宮、初芝橋本などの強豪・古豪がひしめき合う、少数激戦区で知られる。また、甲子園出場経験のない高校が決勝に進出するケースも多く見られる。
  • かつて、戦後まもなくは三尾、古座が参加[2]、1980年から1990年に掛けては吉備清水が分校として初参加している[3]。
  • 大会回数の下1桁が0か5の記念大会時は、外野フェンスに出場校の校旗が張られていたが(90回記念大会時は外野席奥の壁に張られた)、91回大会から常時外野席奥の壁に張られている。
  • 2006年に紀三井寺球場のナイター設備が完成された事により、ナイター開催が可能となった。選手権和歌山大会でのナイター初開催は国際開洋二-田辺工戦。
  • 2007年の第89回大会は当初7月13日開幕だったが、折からの梅雨と台風の影響で開会式と開幕戦が中止となった(和歌山大会史上21年ぶりの中止)。続く14日も台風接近の為に中止(2日間連続中止は和歌山大会史上24年ぶり)、2日順延後の7月15日昼から開会式と開幕戦の1回戦2試合がようやく行われた。
  • 審判員の審判服は、第80回記念大会より現在のスタイル(球審は第80回記念大会までアウトサイドプロテクター)。第97回大会より、スラックスがチャコールグレーに変更。
  • 2010年の第92回大会は7月11日に開幕。開会式後に2試合を消化したが、翌日から雨により3日連続全試合中止。3日連続中止は1965年以来45年ぶり。
  • 2018年まで通常は外野席の開放を行っていないが、2013年の7月14日の智弁和歌山-市立和歌山は、内野席・アルプス席とも満席となり、急きょ外野席も途中開放して試合を行った。

放送体制

優勝校の監督・主将へのインタビューは3局持ち回りで担当する。

民放

テレビ和歌山とWBS和歌山放送(ラジオ局)が放送。テレビ中継にいたっては1971年から放送を開始(当時はモノクロで準決勝からの中継)、翌1972年からカラー放送に変わり、1974年からは全試合を生中継で放送されている。。

  • 第89回大会は開幕第2戦橋本-神島(午後5時20分開始)が延長戦にもつれ込み、延長14回裏神島の攻撃中の午後8時45分をもって実況中継が終了となった(新聞の番組欄には試合終了まで中継と記されていたが、この試合以後、最大延長午後8時45分までと記されるようになった)。結果は15回引き分け。翌7月14日第4試合に再試合となり、結果は7対1で神島が勝った[4]。
  • テレビ和歌山では、試合が行われた日の午後9時(日曜日は午後10時)から「高校野球ワイドニュース」を放送し[5]、試合のダイジェストや高校野球メモリーボックス(過去の和歌山大会の名場面やOBの思い出)を伝える。なお、2007年から「高校野球ワイドニュース」は、「めざせ甲子園」と番組名を改め、放送時間も月曜日から土曜日までは夜10時から、日曜祝日は夜10時半からにそれぞれ変更された。2018年からは月曜日から土曜日は午前0時から、日曜祝日は午前0時半からに再び変更となった。
  • 1回戦から決勝戦までの全試合、スタンドの応援席からリポートを行っていたが、2007年からは3回戦からに変更となり、2013年からは準決勝からに再変更され、2018年から再び3回戦からに変更された。
  • 和歌山放送では、午後7時に中継が打ち切られることがある。
  • 中継映像がセンターからホーム方向になったのは、1981年第62回大会から。それまではバックネット裏からセンターへの映像。
  • 前述のテレビ和歌山による中継を収録したDVD版が発売されている[6]。
  • 2018年は「バーチャル高校野球」内でテレビ和歌山制作の中継が1回戦から配信される。
テレビ実況アナウンサー
過去に実況をしていたアナウンサー
解説者
過去の解説者
ラジオ実況アナウンサー
  • 平井理弘
  • 北尾博伸(ここ数年は決勝戦担当のアナウンサーとなることが多い)
  • 林真一郎
  • 川井淳史(2012年デビュー)
  • 牛尾淳(元ラジオ関西)
  • 大前一樹
  • 中島原野
  • 藤原健一
  • 川村賢治
  • 滝口久
  • 村田匡輝
  • 桐山隆

NHK

NHK和歌山放送局では開会式および準決勝以降を生中継で放送する。2011年まで決勝は近畿地方全域に中継されていた。総合で準決勝が放送できない場合、ラジオ(FM放送)で中継する場合がある[7]。

脚注

  1. 最後の大会、没収試合で敗退 統廃合される和歌山・伊都 2016年7月17日、朝日新聞
  2. 古座は軟式に転換し、2度の全国大会出場を果たしている。
  3. 全日制で一度も参加していないのは、近大和歌山、開智、大成美里(現海南美里)と全日制だった時の南紀の4校だが、いずれも軟式野球部もなかった。
  4. 第89回大会 朝日新聞デジタル
  5. 第226回番組審議会議事録 テレビ和歌山公式サイト
  6. 第99回全国高等学校野球選手権和歌山大会 テレビ和歌山公式サイト
  7. 2021年は東京オリンピック中継と日程が重なり決勝のみサブチャンネルで中継した。

関連項目

外部リンク

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