村井駅

村井駅(むらいえき)は、長野県松本市村井町南にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)篠ノ井線である[1]

村井駅
駅舎(2021年7月)
むらい
Murai
広丘 (3.0 km)
(2.0 km) 平田
地図
所在地 長野県松本市村井町]一丁目36-14
北緯36度10分30.12秒 東経137度57分23.35秒
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 篠ノ井線[1]
中央本線直通含む)
キロ程 59.9 km(篠ノ井起点)
電報略号 ムイ←ムヰ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,983人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1902年明治35年)12月15日[2]
備考 業務委託駅[3]
みどりの窓口
標高:628.8 m[4]

歴史

最盛期には石炭絹糸等の貨物が積卸しされていた。

年表

駅構造

島式ホーム1面2線と複数の側線を有する地上駅[4]。ホームと駅舎は跨線橋で連絡している。ホームの高さは、鉄道車両の変遷などで嵩上げや改築がされているが、基礎部分に開業当時のレンガ積みホームの名残を今でも側面から見ることができる。駅舎は1922年に建設された木造のものである[5]。しかし新駅舎の建設に伴い解体され仮設駅舎での営業になった。新駅舎は橋上型で西側にも駅前広場が整備されていく。また駅舎東側に上りホームが新設され従来の島式ホームは上り線側が閉鎖され下り専用となる予定。これは現在のホームが狭く島式ホームこそ故に拡張が困難だったことが要因である。

以前はまれにホッパ車が側線に留置され、バラストが保管されていたことがあった。

松本駅管理の業務委託駅で、ステーションビルMIDORIが駅業務を受託しており[3]、Suica対応の自動改札機、みどりの窓口が設置されている。

のりば

番線路線方向行先
1 篠ノ井線 上り 塩尻・諏訪・木曽方面
2 篠ノ井線
中央本線
下り 松本長野・大町方面

(出典:JR東日本:駅構内図

貨物取扱・専用線

荷役を終え着発線へ移動したタキ車(2009年1月)

JR貨物の駅は、通年休止駅車扱貨物臨時取扱駅)となっており、2014年3月時点で定期貨物列車発着は消滅している[10]

かつては、駅の東側にJX日鉱日石エネルギー松本油槽所があり、その荷役設備へ至る専用線(荷役線)が2本分岐していた。この専用線は油槽所への石油輸送に使用されているため、当駅には南松本駅からの1日2往復の専用貨物列車が停車し、貨車の連結・解放を行っていた。ただしタンク車の発駅は根岸駅で、南松本駅で別の列車から継走されていた。

2011年3月に貨物取り扱いが終了[4]。油槽所は解体され、跡地は松本国際高等学校となっている。

また共同石油大協石油松本油槽所荷役設備へ至る専用線も分岐していた。また、民営化前は駅舎南側に貨物ホームが設置されていた。

貨車の入換作業はJR貨物関連会社のジェイアール貨物・信州ロジスティクスが受託している。構内には同社松本営業所村井分室があり、コンテナを改造した小さな詰所が置かれていた。小屋状の貨車移動機用機関庫もあったが、2020年頃に撤去、残った側線も新駅舎建設に伴い、2022年3月までに全て撤去された。

利用状況

JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員1,983人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 2,271 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 2,221 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 2,222 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 2,145 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 2,098 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 2,047 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,980 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,773 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,744 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,665 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,670 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,709 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,708 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,746 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,701 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,776 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,776 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,783 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 2,014 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 2,019 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 1,741 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 1,846 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 1,983 [利用客数 1]

駅周辺

建物に囲まれている。かつては駅の東南に大きな2階建ての自転車置場があった。駅前に、若山牧水夫人であった若山喜志子塩尻市出身)の歌碑(村井駅の一駅一名物)がある[4]。駅前電話ボックス裏に築庭紀念が埋まっていた。松本空港牛伏寺の最寄り駅ではあるが、これらの利用者は少ない[5]。松本駅と塩尻駅のほぼ中間地点に位置し、通勤通学客利用が多い[5]

また駅舎前に立ち食い蕎麦屋「イイダヤ軒」があるが、駅舎工事に伴い休業している[11]


バス路線

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
中央本線・篠ノ井線
快速・普通(いずれも「みすず」含む)
広丘駅 - 村井駅 - 平田駅

脚注

記事本文

  1. 古川修司「昭和90年・信州:街かど温故知新/5 村井駅 鉄路が運ぶ繭と活気」『毎日新聞毎日新聞社、2015年1月7日。
  2. 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、205頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  3. 駅業務委託|駅ビジネス事業|事業紹介”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
  4. 信濃毎日新聞社出版部 編『長野県鉄道全駅』(増補改訂版)信濃毎日新聞社、2011年7月24日、77頁。ISBN 9784784071647。
  5. 「駅すてーしょん 村井(篠ノ井線)」『交通新聞』交通新聞社、1997年1月22日、2面。
  6. 「日本国有鉄道公示第142号」『官報』1982年10月30日。
  7. Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。 オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200214164402/https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf2020年3月24日閲覧
  8. Suicaをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2016年12月2日。 オリジナルの2019年3月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190327183848/https://www.jreast.co.jp/press/2016/20161203.pdf2020年3月24日閲覧
  9. 村井駅舎3月1日着工 松本市とJR 6年秋の完成予定」『市民タイムス』、2022年1月28日。オリジナルの2022年1月28日時点におけるアーカイブ。
  10. 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年。
  11. 駅そばイイダヤ軒 村井駅前店 【村井駅周辺整備事業に伴う一時閉店のお知らせ】』(PDF)(プレスリリース)イイダヤ軒、2021年3月31日http://www.iidayaken.co.jp/21.03murai_close.pdf2021年6月27日閲覧
  12. 一般路線バス 寿台線”. アルピコ交通. 2022年6月7日閲覧。
  13. 西部地域コミュニティバス”. 松本市. 2022年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月7日閲覧。

利用状況

  1. 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月11日閲覧。
  2. 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  3. 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  4. 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  5. 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  6. 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  7. 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  8. 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  9. 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  10. 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  11. 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  12. 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  13. 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  14. 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  15. 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  16. 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  17. 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  18. 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  19. 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月28日閲覧。
  20. 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  21. 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  23. 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。

関連項目

外部リンク

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