リコール (地方公共団体)

リコールとは、有権者公職や役員の解職を求めることができる制度である。解職請求権ともいう。

黒い霧事件を受け、東京都議会の解散を求めて行われたリコール署名運動(1965年6月5日)

地方自治法におけるリコール制度

地方自治法では第76条から第88条まで及び第296条で定められた直接請求制度の一つである。

制度

都道府県知事市町村長の解職
選挙権のあるもの(有権者)の3分の1以上(有権者総数が40万人を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名を集めて選挙管理委員会に請求できる(地方自治法第81条第1項)[注 1]
例:(有権者数-80万)×1/8+40万×1/6+40万×1/3[1]
署名募集期間は都道府県及び政令都市の場合2か月、その他の市町村の場合は1か月に限られる(地方自治法施行令第92条第3項)。
請求が有効であれば、請求から60日以内に住民投票が行われる(地方自治法第81条第2項)。投票の告示は、都道府県知事については少なくとも投票日の30日前に、市町村長については少なくとも投票日の20日前にしなければならない(地方自治法施行令第116条の2)。
解職投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、その首長(都道府県知事・市町村長)は失職する(地方自治法第83条)。ただし、投票前に対象の首長が職を失い又は死亡した場合は解職投票を行わない(地方自治法施行令第116条の2)。
その首長の選挙から1年間(無投票当選を除く)又は解職投票日から1年間は解職請求をすることができない(地方自治法第84条)。
地方議会の解散
有権者の3分の1以上(40万を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名を集めて選挙管理委員会に請求できる(地方自治法第76条第1項)。[注 1]
請求が有効であれば、請求から60日以内に住民投票が行われる(地方自治法第76条第3項及び地方自治体施行令第100条の2条)。投票の告示は、都道府県議会については少なくとも投票日の30日前に、市町村議会については少なくとも投票日の20日前にしなければならない(地方自治法施行令第100条の2条)。
投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、解散となる(地方自治法第78条)。ただし、投票前に議員が全て欠けた場合は投票を行わない(地方自治法施行令第102条)。
その議会の議員選挙から1年間又は解散投票日から1年間は解散請求をすることができない(地方自治法第79条)。
財産区の議会も解散請求の対象となっている(地方自治法第296条第3項)。
地方議員の解職
対象の議員の選挙区の有権者(選挙区が無い場合は地方自治体の全有権者)の3分の1以上(40万を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名を集めると、選挙管理委員会に請求できる(地方自治法第80条第1項)。[注 1]
請求が有効であれば、請求から60日以内にその選挙区(選挙区が無い場合は全域)において住民投票が行われる(地方自治法第80条第3項及び地方自治法施行令第113条)。投票の告示は、都道府県議会議員については少なくとも投票日の30日前に、市町村議会議員については少なくとも投票日の20日前にしなければならない(地方自治法施行令第113条の2)。
解職投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、その議員は失職する(地方自治法第83条)。ただし、投票前に対象の議員が職を失い又は死亡した場合は投票を行わない(地方自治法施行令第112条)。
その議員に関して選挙から1年間(無投票当選を除く)又は解職投票日から1年間は解職請求をすることができない(地方自治法第84条)。
財産区の議員も解職請求の対象となっている(地方自治法第296条第3項)。
地方役員の解職
有権者の3分の1以上(40万を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名を集めると、副知事副市町村長選挙管理委員監査委員公安委員会委員、総合区長の解職を都道府県知事・市町村長に請求できる(地方自治法第86条)[注 1]
請求が有効であれば、首長が議会に付議し、議員の3分の2以上が出席し、その4分の3以上の多数による同意があれば職を失う(地方自治法第87条第1項)。
副知事・副市町村長の解職の請求は、就任から1年間及び解職請求に基づく地方議会の解職採決日から1年間はすることができない(地方自治法第88条第1項)。
選挙管理委員・監査委員・公安委員会委員の解職の請求は、就任から6ヶ月間及び地方議会の解職採決日から6ヶ月間はすることができない(地方自治法第88条第2項)。
罰則
上述の場合のいずれにおいても、威力を用いて署名に対する妨害行為を行った者や、署名において不正な行為を行った者については、地方自治法第74条の4条を準用し罰則が下される(地方自治法第76条第4項、第80条第4項、第81条第2項及び第86条第4項)。

実例

地方自治法の施行から2021年(令和3年)3月末までの間に、必要な署名数を集めて本請求に至ったのは、長の解職が193件、議員の解職が101件、議会の解散が193件である [2]。創設期から1960年(昭和35年)までの期間で大半を占め、その理由として、新設中学の設置や、自治体警察の存廃、昭和の大合併等によるものとされている[2]。その後は、解職、解散とも平成の大合併に伴うものが多い。

1940年代

1947年(昭和22年)5月3日から1950年(昭和25年)5月14日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は75件、議員の解職請求は18件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
1948年5月14日渡辺真之丞茨城県猿島郡幸島村[4]成立
1948年5月24日秋山金四郎山梨県北巨摩郡旭村[4]不成立
1948年6月30日岡部文治福島県安積郡大槻町[4]賛成多数・仙台高裁係属中[4]
1948年6月30日藤国治太郎山口県玖珂郡高森町[4]不成立
1948年6月30日[5]田上政行[5]熊本県阿蘇郡柏村[5][4]成立
1948年7月1日渡辺貞次郎福島県南会津郡伊北村[4]不成立
1948年7月14日安村正人山口県萩市[4]不成立
1948年7月20日加藤喜久雄埼玉県南埼玉郡柏間村[注 2][4]成立
1948年7月25日真野万穰北海道二海郡八雲町[4]不成立
1948年8月1日許斐親三郎福岡県田川郡糸田町[4]賛成多数・裁決(投票無視)[4]
1948年8月25日西真一岡山県上房郡高梁町[4]執行停止仮処分[4]
1948年9月4日丸岡久三郎北海道雨竜郡妹背牛町[4]不成立
1948年9月9日平川賢治埼玉県南埼玉郡三箇村[4]成立
1948年9月10日佐藤吉郎福島県耶麻郡豊川村[4]成立
1948年9月17日安藤弘熊本県球磨郡黒肥地村[4]成立
1948年9月19日渡辺清吾福岡県田川郡猪位金村[4]不成立
1948年9月24日安井仲右衛門福井県丹生郡糸生村[4]辞職[4]
1948年9月26日酒井沢喜大分県直入郡竹田町[4]不成立
1948年10月2日菅原源太郎宮城県加美郡色麻村[4]不成立
1948年10月18日寺田齊長崎県下県郡厳原町[4]成立下記の同町議会解散請求とのダブルリコールの成立。
1948年10月20日鶴岡一雄熊本県球磨郡木上村[5][4]成立
1948年10月30日山口知行茨城県新治郡下大津村[4]成立
1948年11月2日中田重稲高知県吾川郡伊野町[4]成立
1948年11月7日伊藤孫一秋田県仙北郡横沢村[4]不成立
1948年11月16日本田修大分県直入郡萩村長[4]成立
1948年11月21日小池宗次郎茨城県猿島郡古河町[4]不成立
1948年12月5日伊藤一愛媛県新居郡大保木村[4]不成立
1948年12月21日岩谷勇八秋田県北秋田郡綴子村[4]賛成多数・仙台高裁係属中[4]
1949年1月12日逆井信茨城県猿島郡逆井山村[4]成立
1949年1月24日粥川茂岐阜県加茂郡富岡村[4]不成立
1949年2月15日小山四三長野県北佐久郡北御牧村[4]成立
1949年2月16日稲田彪茨城県久慈郡機初村[4]不成立
1949年4月4日山田信春鳥取県東伯郡舎人村[4]辞職[4]
1949年4月27日五十嵐五郎右衛門福井県坂井郡木部村[4]不成立
1949年5月2日尾形甚治宮城県栗原郡築館町[4]賛成多数・仙台高裁係属中[4]
1949年5月8日西野仁兵衛茨城県那珂郡那珂湊町[4]成立
1949年5月14日酒井貞次郎茨城県猿島郡幸島村[4]成立
1949年5月21日渡辺八三郎千葉県匝瑳郡栄村[4]不成立
1949年5月31日民田梅一長崎県南松浦郡北魚目村[4]
1949年6月4日熊本県玉名郡坂下村[5]不成立
1949年6月21日中谷孫八郎青森県北津軽郡飯詰村[4]成立
1949年7月30日森山岩夫山口県熊毛郡田布施町[4]不成立
1949年9月25日八代智蔵大阪府守口市[4]成立市長に対する初のリコール成立。
1949年10月9日麻生寛道宮城県刈田郡白石町[4]
1949年10月14日相良義武大分県下毛郡下郷村長[4]成立
1950年1月15日日吉宗能石川県鳳至郡穴水町成立
1950年代

1950年(昭和25年)5月15日から1960年(昭和35年)5月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は52件、議員の解職請求は24件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
1951年1月15日高橋末治岩手県胆沢郡永岡村[6]不成立
1951年2月8日中村浩長野県埴科郡五加村[6]成立
1951年3月14日菅野栄峰岩手県江刺郡玉里村[6]成立
1951年4月10日柳ヶ水槌太郎鹿児島県出水郡江内村[6]成立
1951年9月19日竹本武鳥取県気高郡宝木村[6]成立
1951年11月27日佐藤一也茨城県稲敷郡源清田村[6]期日告示後辞職[6]
1951年12月16日石田鉄蔵神奈川県足柄上郡南足柄町[6]成立
1952年4月10日小沢正人長野県東筑摩郡塩尻町[7]不成立
1952年4月12日嶋本喜一和歌山県西牟婁郡串本町[7]成立
1952年7月16日木村真茨城県那珂郡山方町[7]成立
1952年11月4日荒木武熊鹿児島県熊毛郡上屋久村[7]成立
1952年11月28日早坂亀太郎宮城県加美郡色麻村[7]成立
1952年12月18日瀧澤弘毅新潟県古志郡北谷村[7]成立
1952年12月21日玉田尾治青森県中津軽郡駒越村[7]不成立
1953年1月13日島根県邇摩郡大森町[7]成立
1953年2月20日田中伝七新潟県北蒲原郡佐々木村[7]成立
1953年3月26日京谷仁左衛門秋田県南秋田郡天王町[7]成立
1953年4月30日佐藤健造東京都渋谷区[7]成立
1953年7月19日大分県南海部郡下堅田村[7]不成立
1953年9月10日黒田義夫岡山県久米郡久米村[7]成立
1953年10月27日布施川雄次群馬県多野郡吉井町[7]不成立
1953年12月17日山口県阿武郡須佐町[7]成立
1953年12月23日長崎県南松浦郡日島村[7]成立
1954年3月15日両坂清五郎北海道太櫓郡太櫓村[7]成立
1954年3月16日中野渡惣一青森県上北郡大深内村[7]不成立
1954年5月12日菅原利夫岡山県御津郡建部町[7]成立
1954年12月7日寺崎真円山形県北村山郡大高根村[7]不成立
1956年2月10日水口与三左衛門京都府中郡五十河村[7]不成立
1956年9月30日菊池豊茨城県下館市[8]成立その後下館市議2期。
1956年10月22日奈良県添上郡大柳生村[8]成立
1956年11月12日吉田敬一岩手県紫波郡都南村[8]不成立
1956年11月18日菅原惟一郎岩手県東磐井郡室根村[8]成立
1956年11月26日熊本県上益城郡河原村[8]不成立
1957年1月27日山下誠一山口県萩市[8]不成立
1957年6月11日村田喜一新潟県北蒲原郡佐々木村[8]不成立
横瀬花兄七茨城県下妻市[8]不成立
1957年7月28日有吉豊徳島県那賀郡羽ノ浦町[8]不成立
1958年7月22日林田実昇長崎県南高来郡有家町[8]成立
1959年2月7日山西きよ茨城県東茨城郡小川町[8]成立下記の同町議会解散請求とのダブルリコールの成立。
出直し選挙に立候補するも落選。
1959年4月17日蔵本恒之岡山県小田郡北川村[8]不成立
1959年4月19日長野県下伊那郡平谷村[8]不成立
1959年5月23日佐々木正身東京都青ヶ島村[8]成立
1959年7月12日山田悦美長崎県南松浦郡富江町[8]不成立
根本馨茨城県猿島郡猿島町[8]不成立
1960年6月8日加藤武雄宮城県栗原郡若柳町[8]成立
1960年代

1960年(昭和35年)6月1日から1970年(昭和45年)3月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は8件、議員の解職請求は11件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
1960年9月18日大阪府北河内郡四條畷町[9]成立
1961年4月9日高橋万作栃木県芳賀郡市貝村[9]不成立
兵庫県津名郡淡路町[9]1961年4月7日請求受理[9]
石崎克平秋田県仙北郡太田村[9]1961年9月1日請求受理[9]
1962年7月29日兵庫県三原郡三原町[9]
麓勇吉秋田県北秋田郡比内町[注 3]1962年5月16日請求受理[9]
1962年9月14日池上春雄熊本県玉名郡三加和村[9]不成立
1964年2月20日倉持義之茨城県猿島郡猿島町[10]不成立
1964年8月28日坂田勝喜熊本県八代郡千丁村[10]成立
1965年2月10日石崎克平秋田県仙北郡太田村[10]不成立
1968年5月15日鈴木重夫千葉県山武郡山武町[10]成立
1970年代

1970年(昭和45年)4月1日から1980年(昭和55年)3月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は8件、議員の解職請求は7件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
1970年7月29日斗賀重太郎青森県上北郡東北町[11]不成立
1970年8月2日神田喜一郎鹿児島県大島郡天城町[11]不成立
1971年6月20日薄井与兵衛茨城県那珂湊市[11]成立出直し選挙に立候補せず。
1972年12月24日荻原麟次郎秋田県秋田市[11]成立県庁所在地では初。出直し選挙に立候補せず。
1973年6月4日寺下力三郎青森県上北郡六ヶ所村[11]不成立むつ小川原開発[11]問題。
1977年3月27日北原義正熊本県玉名郡南関町[12]不成立
1978年3月5日山本清吉長崎県下県郡美津島町[12]成立
1978年3月26日主藤孝長崎県下県郡厳原町[12]成立
1980年代

1980年(昭和55年)4月1日から1989年(平成01年)3月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は16件、議員の解職請求は13件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
1980年10月26日吉田良治宮崎県児湯郡新富町[13]不成立
1981年1月18日村崎年幸熊本県八代郡東陽村[13]成立
1981年3月8日藤戸進高知県高岡郡窪川町[13]成立
1981年12月20日浜崎昌弘熊本県天草郡苓北町[13]不成立
1982年11月28日山本武夫奈良県北葛城郡香芝町[13]不成立
1983年3月20日植松義忠静岡県富士宮市[13]成立下記の同市議会解散請求とのダブルリコールの成立。
直後の統一地方選で行われた出直し市長選で落選。
1987年市長選にも敗れる[14]
1983年10月23日佐野小太郎宮城県黒川郡大衡村[13]不成立
1984年10月14日森川繁喜広島県竹原市[15]不成立建設工事に関連する不祥事[15]
1985年1月13日吉野都美男埼玉県北埼玉郡南河原村[15]成立業務上横領及び背任罪により逮捕起訴されたことによる[15]
同一人物による1回目のリコール。
1985年2月17日新開義喜福岡県山門郡三橋町[15]成立合併問題[15]
1985年8月25日三浦寅三山梨県南都留郡足和田村[15]不成立長期総合計画に反する施策を実行しようとしたことによる[15]
1986年3月23日富野暉一郎[16]神奈川県逗子市[15]不成立池子米軍住宅建設問題[15]
1987年4月26日吉田泰一郎奈良県大和郡山市[15]不成立
1989年3月19日中村太郎大分県別府市[17]不成立不詳
1989年4月29日森田稔夫青森県五所川原市[17]成立
1989年度から1998年度

1989年(平成01年)4月1日から1999年(平成11年)3月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は4件、議員の解職請求は12件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
1991年8月4日吉元実福岡県築上郡築城町[17]成立
1993年6月12日[注 4]中村勝人山口県宇部市本請求成立後辞職[14]
出直し選挙に立候補せず引退[14]
1993年11月4日高松隆三青森県北津軽郡市浦村[18]不成立
1999年1月31日吉野都美男埼玉県北埼玉郡南河原村[19]成立同一人物による2回目のリコール。
1999年度から2008年度

1999年(平成11年)4月1日から2009年(平成21年)3月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は23件、議員の解職請求は14件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
2003年2月16日関口隆正群馬県勢多郡富士見村[20]成立出直し選挙に立候補するも落選。
2003年3月9日大野和三郎滋賀県犬上郡豊郷町[20]成立出直し選挙で当選。
2003年8月31日北村正二滋賀県滋賀郡志賀町[21]成立
2004年1月11日徳永繁富長崎県西彼杵郡香焼町[注 5]成立出直し選挙で当選。
2004年8月29日辻嘉右エ門福井県鯖江市[21]成立出直し選挙に立候補するも落選[14]
2004年9月19日大久保司茨城県結城郡八千代町[21]不成立不詳
2004年10月31日倉田定宣香川県三豊郡三野町[21]成立次の選挙で敗れる。
2004年11月21日河野敏郎静岡県榛原郡川根町[21]成立不詳
2004年12月5日箱山好猷長野県小県郡真田町[21]不成立市町村合併の是非を問う解職請求がなされ、反対多数で否決[22]

真田町は2006年に上田市丸子町武石村と合併。

2004年12月26日加藤新吉青森県南津軽郡浪岡町[21]成立不詳
2005年1月23日尾崎忠信岡山県和気郡佐伯町[21]成立下記の同町議会解散請求とのダブルリコールの成立。
2005年1月23日岡本研一佐賀県東松浦郡七山村[21]成立
2005年1月30日庄司忠夫千葉県安房郡和田町議会議員成立不詳
2005年1月30日三重県南牟婁郡御浜町議会[21]不成立
2005年3月20日宮崎県東諸県郡高岡町議会[21]成立
2005年4月10日野髙貴雄茨城県稲敷郡河内町[21]成立出直し選挙で当選。
2005年8月21日辻本仁至和歌山県伊都郡高野口町[21]不成立
2005年8月21日浜川健沖縄県宮古郡伊良部町[21]不成立
2005年10月30日飯塚富雄茨城県結城郡石下町[21]不成立
2006年1月29日中尾嘉伸岡山県津山市[21]成立次の選挙で敗れる[14][23][24]
2006年2月19日小林正明神奈川県津久井郡城山町[21]成立次の選挙に立候補せず。
後に相模原市議会議員に立候補し当選。
2006年7月23日岡武男愛媛県北宇和郡松野町[21]不成立
2008年3月23日松尾國玄徳島県板野郡上板町[21]成立し尿処理問題[25]
2009年3月29日岡野俊昭千葉県銚子市[26]成立市立病院の休止[25]
次の選挙で敗れる[14]
2009年度から2017年度

2009年(平成21年)4月1日から2018年(平成30年)3月31日までの期間に、本請求に至った長の解職請求は7件、議員の解職請求は1件である[3]

住民投票日氏名役職結果備考
2009年8月9日谷育造栃木県下都賀郡岩舟町[26]成立市町村合併[25]
次の選挙に立候補せず[27]
後に岩舟町議会議員、栃木市議会議員に立候補し当選。
2009年8月23日津村孝司滋賀県蒲生郡安土町[26]成立市町村合併[25]
2009年12月27日小川利彦千葉県印旛郡本埜村[注 6][26]成立市町村合併[25]
2010年12月5日竹原信一鹿児島県阿久根市[26]成立市政の混乱[25]
次の選挙で敗れる(2011年阿久根市長選挙)。
2015年・2019年の同市長選にも敗れる[14]
2012年3月18日佐藤公敏静岡県榛原郡川根本町[26]不成立情報通信整備事業[25]
次の選挙で敗れる。
2012年10月21日石田寿一山梨県南都留郡西桂町[28]成立公職選挙法違反疑い[25]
下記の同町議会解散請求とのダブルリコールの成立。
2013年2月3日正木篤広島県議会議員成立無免許運転による有罪判決[25]
都道府県議会議員に対してリコールが成立した初の事例[29]
2017年10月8日相馬宏行静岡県賀茂郡河津町成立複合施設の建設[25]
次の選挙で敗れる[30][31][32]
2018年度以後
住民投票日氏名役職結果備考
2020年12月6日新井祥子群馬県吾妻郡草津町議会議員成立議員の言動[25]。失職のまま[33]
2023年9月24日松本一彦神奈川県足柄下郡真鶴町成立選挙人名簿の不正利用、町政の混乱[34]
次の選挙に立候補せず。
その他の事例
  • 西尾愛治 - 鳥取県知事1954年、長期間の海外視察が問題となり、県民からリコール運動が起き、住民投票の前に知事を辞職。出直し知事選で落選。
  • 幡谷仙三郎 - 茨城県小川町長。1957年、町内に航空自衛隊の基地(百里基地)を誘致したが、基地反対派の町民からリコール運動が起き、住民投票の前に町長を辞職。
  • 菅原康平 - 宮城県石巻市長。2002年、自身が社長を務める会社への架空工事事件が発覚し、市議会では事件に関する百条委員会が開かれ、石巻市役所も家宅捜索を受けた。市民からリコール運動が起き、住民投票を前に市長を辞職。
  • 増田実 - 埼玉県幸手市長。2003年、幸手市と茨城県猿島郡五霞町との越境合併を望んだが、市民の間に県内の久喜市鷲宮町との合併を望む声が起き、市議選でも県内合併派の議員が多数を占めた。増田は五霞町との合併に固執したため、県内の町村との合併派の市民団体からリコール運動が起き、住民投票の前に市長を辞職。出直し市長選で落選。
  • 樋渡啓祐 - 佐賀県武雄市長。2008年、武雄市内の自治体病院の経営形態を巡り、市民からリコール運動が起き、住民投票の前に市長を辞職。出直し市長選で当選。
  • 大山耕二 - 岐阜県中津川市長。2011年12月5日、リコールを問う住民投票が告示され[35]、25日に行われる予定だったが、22日に市長を辞任したため行われなかった[14][36]
  • 白戸仲久 - 茨城県古河市長。古河市に建設予定の図書館や大ホールなどを備えた文化施設の費用が高価であることや建設予定地が産業廃棄物の最終処分地の跡地であることが問題とされ、リコール運動が起き、解職を求める署名が住民投票に必要な有権者の3分の1(3万9451人)を超え、住民投票の実施が可能となったため、市長を辞職。出直し市長選で落選。
  • 大村秀章 - 愛知県知事。2020年11月4日(一部地域では12月まで)までを期限としてリコールを問う住民投票を行うための署名が集められたが、住民投票の実施に必要な署名数を集められなかった。また、期間終了後に署名の大規模な偽造が発覚し、後にリコール団体の事務局長を含む複数の関係者が地方自治法違反で逮捕される事態に至った[37][38][39][40]
  • 村上孝治 - 愛知県東栄町長。2021年5月までにリコールを問う住民投票に必要な数の署名が集まったが[41]、住民投票の実施確定前の6月30日に町長を辞職したため行われなかった[42]。8月8日に出直し町長選が行われ、村上が再選した[43]
  • 内藤佐和子 - 徳島県徳島市長。2022年3月4日、市民団体「内藤市長リコール住民投票の会」は内藤のリコール署名7万1551筆の名簿を徳島市選挙管理委員会に提出[44]。同年3月24日、市選管は、有効署名が6万6398筆だったとの審査結果を発表した。住民投票実施に必要な有権者(21万1980人、3月1日現在)の3分の1にあたる7万660人には達しなかった[45]。3月28日、内藤は記者団に対し、署名の一部に偽造があるとして、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで徳島県警に被疑者不詳で刑事告訴する意向を表明した[46][47]
1940年代

1947年(昭和22年)5月3日から1950年(昭和25年)5月14日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は66件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1948年6月30日岩手県気仙郡高田町議会[48]
1948年7月7日石川県江沼郡山代町議会[48]成立町側が提訴したので解散は凍結され、任期満了まで至った。
全国初の地方議会のリコール成立。
1948年7月14日山口県萩市議会[48]不成立
1948年7月20日鹿児島県曽於郡恒吉村議会[48]成立
1948年7月23日秋田県南秋田郡天王村議会[48]不成立
1948年7月29日新潟県南蒲原郡福島村議会[48]成立
1948年8月9日岡山県小田郡稲倉村議会[48]不成立
1948年8月29日広島県安芸郡府中町議会[48]総辞職[48]
1948年9月19日福岡県田川郡猪位金村議会[48]不成立
1948年10月5日北海道虻田郡豊浦町議会[48]成立
1948年10月18日長崎県下県郡厳原町議会[48]成立上記の町長とのダブルリコールの成立。
1948年10月26日福島県安積郡大槻町議会[48]不成立
1948年10月29日長崎県南高来郡有家村議会[48]成立
1948年11月1日青森県北津軽郡相内村議会[48]成立
1948年11月1日福井県丹生郡糸生村議会 [48]成立
1948年11月10日長野県南佐久郡岸野村議会[48]不信任決議により解散[48]
1948年11月15日鳥取県八頭郡智頭町議会[48]総辞職[48]
1948年11月23日茨城県猿島郡古河町議会[48]不成立
1948年11月24日埼玉県大里郡花園村議会[48]不成立
1948年12月2日広島県賀茂郡竹原町議会[48]成立
1948年12月5日新潟県刈羽郡中里村議会[48]不成立
1948年12月5日愛媛県新居郡大保木村議会[48]不成立
1948年12月7日山梨県南都留郡道志村議会[48]総辞職[48]
1948年12月15日茨城県久慈郡黒沢村議会[48]成立
1948年12月18日高知県幡多郡大田町[注 7]議会[48]成立
1948年12月20日宮城県玉造郡一栗村議会[48]成立
1949年1月30日千葉県匝瑳郡八日市場町議会[48]成立
1949年2月1日広島県豊田郡忠海町議会成立
1949年2月13日東京都南多摩郡堺村議会[48]不成立
1949年3月15日福島県大沼郡永井野村議会[48]総辞職[48]
1949年3月17日青森県西津軽郡出精村議会[48]成立
1949年4月2日長崎県南高来郡西郷村議会[48]不成立
1949年4月4日鳥取県東伯郡舎人村議会[48]総辞職[48]
1949年4月9日埼玉県南埼玉郡太田村議会[48]不成立
1949年4月14日大分県南海部郡下入津村議会[48]成立
1949年4月22日熊本県天草郡二江町議会[48]不成立
1949年4月25日北海道美国郡美国町議会[48]成立
1949年4月27日福井県坂井郡木部村議会[48]不成立
1949年5月1日山口県玖珂郡高森町議会[48]成立
1949年5月2日宮城県栗原郡築館町議会[48]成立
1949年5月18日島根県美濃郡二川村議会[48]
1949年5月28日岩手県西磐井郡油島村議会[48]成立
1949年6月25日東京都北多摩郡清瀬村議会[48]賛成多数・異議申立[48]
1949年7月12日岐阜県稲葉郡厚見村議会[48]成立
1949年10月5日山口県下松市議会[48]成立
1949年10月14日大分県下毛郡下郷村議会[48]
1950年代

1950年(昭和25年)5月15日から1960年(昭和35年)5月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は48件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1951年3月14日岩手県江刺郡玉里村議会[49]成立
1951年3月16日新潟県東頸城郡大島村議会[49]不成立
1951年11月27日茨城県稲敷郡源清田村議会[49]投票前に総辞職[49]
1952年10月24日鹿児島県日置郡伊集院町議会[50]成立
1952年12月26日茨城県稲敷郡柴崎村議会[50]不成立
1953年1月23日北海道積丹郡余別村議会[50]成立
1953年2月7日栃木県足利郡菱村議会[50]成立
1953年3月31日長野県北安曇郡会染村議会[50]不成立
1953年7月14日滋賀県坂田郡大原村議会[50]成立
1953年7月19日大分県南海部郡下堅田村議会[50]不成立
1953年11月12日三重県鈴鹿郡白川村議会[50]不成立
1954年1月14日岡山県真庭郡二川村議会[50]成立3月1日に県選挙管理委員会裁決により不成立となる[50]
1954年1月20日北海道上磯郡上磯町議会[50]成立
1954年1月30日徳島県麻植郡三山村議会[50]成立
1954年5月12日岡山県御津郡建部町議会[50]成立
1954年7月26日京都府中郡五十河村議会[50]成立
1954年9月13日長崎県南松浦郡日島村議会[50]不成立
1954年9月26日山形県北村山郡袖崎村議会[50]成立
1954年10月3日山形県東置賜郡糠野目村議会[50]成立
1954年11月10日山口県熊毛郡伊保庄村議会[50]成立
1954年12月7日山形県北村山郡大高根村議会[50]不成立
1954年12月8日岩手県東磐井郡奥玉村議会[50]成立
1955年1月5日茨城県東茨城郡河和田村議会[50]成立
1956年4月19日京都府竹野郡網野町議会[50]不成立
1956年11月26日熊本県上益城郡河原村議会[51]成立
1957年3月24日大阪府泉北郡信太村議会[51]成立
1957年4月14日三重県桑名郡木曽岬村議会[51]成立
1957年7月28日徳島県那賀郡羽ノ浦町議会[51]成立
1957年11月25日和歌山県南牟婁郡神志山村議会[51]不成立
1958年1月18日栃木県那須郡湯津上村議会[51]不成立
1958年3月1日熊本県球磨郡岡原村議会[51]不成立
1958年3月29日千葉県君津郡小櫃村議会[51]成立
1958年4月30日広島県佐伯郡大野町議会[51]成立
1958年6月28日島根県能義郡布部村議会[51]不成立
1958年11月24日徳島県那賀郡羽ノ浦町議会[51]成立
1959年2月7日茨城県東茨城郡小川町議会[51]成立上記の町長とのダブルリコールの成立。
1959年2月20日岡山県小田郡北川村議会[51]成立
1960年代

1960年(昭和35年)6月1日から1970年(昭和45年)3月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は14件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1961年6月20日北海道千歳市議会[52]成立
1961年8月13日岩手県下閉伊郡新里村議会[52]成立
1962年6月29日東京都立川市議会[52]成立
1962年7月29日愛知県碧海郡知立町議会[52]成立
高知県幡多郡大正町議会[52]縦覧期間中異議申立1963年7月19日地裁決定[52]
1963年2月16日佐賀県三養基郡基山町議会[52]成立
1965年4月18日北海道空知郡中富良野町議会[10]成立
1965年6月20日静岡県引佐郡三ケ日町議会[10]成立
1966年2月11日宮城県栗原郡瀬峰町議会[10]成立
1966年7月31日佐賀県神埼郡神埼町議会[10]成立
1966年10月12日熊本県阿蘇郡阿蘇町議会[10]成立
1966年10月26日新潟県中頸城郡吉川町議会[10]成立
1968年9月20日鹿児島県姶良郡栗野町議会[10]成立
1968年12月26日愛媛県宇摩郡新宮村議会[10]成立
1969年1月26日秋田県南秋田郡八郎潟町議会[10]成立
1969年8月7日北海道中川郡風連町議会[53]成立
1970年代

1970年(昭和45年)4月1日から1980年(昭和55年)3月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は9件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1970年8月4日高知県吾川郡吾北村議会[53]不成立
1971年4月11日新潟県直江津市議会[53]不成立
1973年5月13日青森県上北郡六ヶ所村議会[53]不成立むつ小川原開発[53]問題。
1973年8月26日神奈川県津久井郡藤野町議会[53]不成立
1973年12月9日青森県上北郡天間林村議会[53]成立
1975年11月16日岡山県勝田郡勝央町議会[12]不成立
1978年3月26日栃木県下都賀郡壬生町議会[12]成立
1978年4月9日福岡県小郡市議会[12]成立
1978年9月10日広島県賀茂郡豊栄町議会[54]成立
1979年4月1日群馬県高崎市議会[54]成立
1980年代

1980年(昭和55年)4月1日から1989年(平成01年)3月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は5件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1981年3月1日北海道虻田郡喜茂別町議会[54]不成立
1982年12月19日宮城県栗原郡築館町議会[54]成立
1983年3月20日静岡県富士宮市議会[54]成立上記の植松義忠同市長とのダブルリコールの成立。
1986年3月2日神奈川県逗子市議会[55]成立池子米軍住宅建設問題[55]
1988年11月6日沖縄県国頭郡金武町議会[56]成立
1989年度から1998年度

1989年(平成01年)4月1日から1999年(平成11年)3月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は7件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1989年12月3日鹿児島県阿久根市議会[56]不成立
1993年11月21日新潟県佐渡郡佐和田町議会[57]成立
1997年7月6日静岡県田方郡修善寺町議会[58]成立
1998年7月12日岡山県和気郡佐伯町議会[58]不成立
1999年5月30日茨城県鹿島郡旭村議会[58]成立


1999年度から2008年度

1999年(平成11年)4月1日から2009年(平成21年)3月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は39件である[3]

住民投票日議会名結果備考
1999年10月17日岐阜県揖斐郡藤橋村議会[59]成立
2000年5月14日新潟県刈羽郡小国町議会[59]成立
2002年4月21日宮崎県西臼杵郡北浦町議会[59]成立
2002年6月23日高知県長岡郡本山町議会[59]成立
2002年10月6日山口県熊毛郡熊毛町議会[59]成立不詳
2002年12月22日愛媛県伊予郡砥部町議会[59]成立
2003年8月3日広島県庄原市議会[60]成立
2003年9月14日新潟県両津市議会[60]不成立
2003年10月26日香川県東かがわ市議会[60]成立不詳
2004年5月16日山口県周南市議会[60]成立不詳
2004年7月11日佐賀県東松浦郡七山村議会[60]成立
2004年9月5日兵庫県赤穂郡上郡町議会[60]成立
2004年12月12日福岡県嘉穂郡桂川町議会[60]成立
2005年1月23日山形県東田川郡三川町議会[60]成立
2005年1月23日岡山県和気郡佐伯町議会[60]成立上記の同町長とのダブルリコールの成立。
2005年1月30日山口県熊毛郡田布施町議会[60]成立不詳
2005年1月30日長崎県五島市議会[60]成立不詳
2005年2月6日青森県下北郡大畑町議会[60]成立
2005年2月20日愛知県海部郡十四山村議会[60]成立
2005年2月27日京都府北桑田郡美山町議会[60]不成立
2005年3月20日長崎県南松浦郡新上五島町議会[60]成立
2005年4月24日徳島県吉野川市議会[60]成立不詳
2005年5月22日滋賀県滋賀郡志賀町議会[60]不成立
2005年5月29日茨城県猿島郡境町議会[60]成立
2005年6月5日福岡県三池郡高田町議会[60]成立
2005年6月12日神奈川県津久井郡相模湖町議会[60]不成立
2005年7月17日長崎県壱岐市議会[60]成立
2005年8月28日岡山県総社市議会[60]成立不詳
2005年9月18日長野県木曽郡王滝村議会[60]成立
2005年9月25日鹿児島県熊毛郡上屋久町議会[60]成立
2005年10月16日山口県美祢郡秋芳町議会[60]成立
2006年1月22日群馬県群馬郡榛名町議会[60]不成立
2006年2月12日茨城県東茨城郡城里町議会[60]成立不詳
2006年7月2日茨城県常陸太田市議会[60]成立不詳
2006年7月2日茨城県常陸大宮市議会[60]成立不詳
2006年7月2日熊本県下益城郡富合町議会[60]成立
2006年8月20日茨城県桜川市議会[60]成立不詳
2007年2月4日福岡県飯塚市議会[60]成立
2009年度から2017年度

2009年(平成21年)4月1日から2018年(平成30年)3月31日までの期間に、本請求に至った議会の解散請求は5件である[3]

住民投票日議会名結果備考
2010年2月14日滋賀県蒲生郡安土町議会[61]成立市町村合併[25]
2011年2月6日愛知県名古屋市会[61]成立市長公約の実現[25]
同年3月13日に選挙が実施された(2011年名古屋市議会議員選挙)。
2011年2月20日鹿児島県阿久根市議会[61]成立市政の混乱[25]
2012年3月18日静岡県榛原郡川根本町議会[61]不成立情報通信整備事業[25]
2012年10月21日山梨県南都留郡西桂町議会[62]成立町長の公職選挙法違反疑い[25]
上記の石田寿一同町長とのダブルリコールの成立。

地方自治法以外のリコール制度

地方教育行政法第8条や漁業法第99条などに制度がある。

教育委員の解職
有権者の3分の1以上(40万を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名を集めると、教育委員の解職を都道府県知事・市町村長に請求できる(地方教育行政法第8条第1項)。
選挙管理委員の解職の請求は、就任から6ヶ月間及び地方議会の解職採決日から6ヶ月間はすることができない(地方教育行政法第8条第2項)。
請求が有効であれば、首長が議会に付議し、議員の3分の2以上が出席し、その4分の3以上の多数による同意があれば職を失う(地方教育行政法第8条第2項)。
1956年9月30日までの教育委員は公選制であり、地方自治法に定める普通地方公共団体の議会の議員の解職の請求の例によると規定されていた(教育委員会法第29条)。
海区漁業調整委員会公選委員の解職
海区漁業調整委員会公選委員の有権者の3分の1以上の署名を集めると、都道府県選挙管理委員会に請求できる(漁業法第99条第1項)。
請求が有効であれば、請求から60日以内に、その委員の選挙区(選挙区が無い場合は地方自治体全域)において住民投票が行われる(漁業法施行令第22条・地方自治法施行令第100条の2第1項)。解職投票の告示は、少なくとも投票日の30日前にしなければならない(漁業法施行令第22条・地方自治法施行令第100条の2第2項)。
解職投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、その委員は失職する(漁業法第99条第4項)。ただし、その委員が投票前に職を失い又は死亡した場合は投票を行わない(漁業法施行令第22条・地方自治法施行令第112条)。
選挙から6ヶ月間(無投票当選を除く)又は解職投票日から6ヶ月間は解職請求をすることができない(漁業法施行令第19条)。
旧農業委員会公選委員の解任
2016年3月31日までは農業委員会公選委員選挙の有権者の2分の1以上の同意を得て、選挙された農業委員会の委員の解任を市町村の選挙管理委員会に請求ができた(旧農業委員会法第14条第1項)。
請求が有効であれば、農業委員会公選委員は解任された(旧農業委員会法第14条第2項・第3項)。
選挙から6ヶ月間(無投票当選を除く)は解任請求をすることができなかった(旧農業委員会法第14条第4項)。

脚注

注釈

  1. 地方自治法第13条により、有権者は日本国民であることが要件とされている(国籍条項)。
  2. 原典「埼玉県南埼玉郡柏間村」ママ 栢間村柏崎村
  3. 『選挙年鑑 昭和35~38年』p.346には「北秋田郡北間町」と記載
  4. 辞職日。投票日を含め(選挙年鑑 平成4~7年 1998, p. 209)に記載なし
  5. (選挙年鑑 平成16~19年 2018, pp. 230–232)に記載なし。掲載もれ。
  6. 地方自治月報第56号・(選挙年鑑 平成20~23年 2018, p. 181)ともに「印西市」と誤記。
  7. 原典「高知県幡多郡大田町」ママ

出典

  1. 都民の権利と義務東京都議会
  2. 福田 2022, p. 37.
  3. 総務省研究会資料 2021.
  4. 改正地方制度資料第6部 1951, pp. 205–213.
  5. 『熊本県史』 第5 (現代編)、熊本県、1964年、63頁。全国書誌番号:49002062 NDLJP:3015860/48
  6. 地方自治年鑑 昭和28年版 1953, pp. 283–285.
  7. 選挙年鑑 昭和28~32年 1960, p. 344.
  8. 選挙年鑑 昭和33~34年 1960, p. 238.
  9. 選挙年鑑 昭和35~38年 1964, p. 346.
  10. 選挙年鑑 昭和39~43年 1969, p. 202.
  11. 選挙年鑑 昭和44~48年 1975, p. 151.
  12. 選挙年鑑 昭和49~54年 1981, p. 202.
  13. 選挙年鑑 昭和55~58年 1987, p. 157.
  14. 平野 2019.
  15. 選挙年鑑 昭和59~62年 1990, p. P115.
  16. 基地対策 > 池子の歴史 > 住宅建設反対運動(1980年~1994年)”. 逗子市 (2023年2月28日). 2023年6月25日閲覧。
  17. 選挙年鑑 昭和63~平成3年 1994, p. 128.
  18. 選挙年鑑 平成4~7年 1998, p. 209.
  19. 選挙年鑑 平成8~11年 2002, p. 174.
  20. 選挙年鑑 平成12~15年 2018, p. 225.
  21. 選挙年鑑 平成16~19年 2018, pp. 230–232.
  22. 広報さなだまち No.377”. 上田市 (2005年1月). 2023年9月24日閲覧。
  23. 「アルネ再建手法に間違いなし」 中尾嘉伸・前津山市長に聞く”. VISION OKAYAMA. 2021年8月6日閲覧。
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  25. 福田 2022, p. 38.
  26. 選挙年鑑 平成20~23年 2018, p. 181.
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参考文献

関連項目

外部リンク

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