1958年の読売ジャイアンツ

1958年の読売ジャイアンツ(1958ねんのよみうりジャイアンツ)では、1958年における読売ジャイアンツの動向についてまとめる。

1958年の読売ジャイアンツ
成績
日本シリーズ敗退
日本S 3勝4敗(対西鉄
セントラル・リーグ優勝
77勝52敗1分 勝率.597
本拠地
都市 東京都文京区
球場 後楽園球場
球団組織
オーナー 正力松太郎
経営母体 読売新聞社
監督 水原茂
« 1957
1959 »

この年の読売ジャイアンツは水原茂監督の9年目のシーズンである。

概要

前年まで3年連続でリーグ優勝しながらも日本一を逃したチームだが、この年は長嶋茂雄が入団したこともあり打線が若干強化された。水原監督は開幕の国鉄戦で長嶋を3番に据えるなど、攻撃型のオーダーで開幕に臨んだが期待の長嶋は金田正一の前に4打席4三振でプロ生活をスタート。長嶋の加入という明るい話題があったもののチームは4月を10勝12敗の借金2で終え、2年連続で開幕ダッシュに失敗。5月からの2か月間で30勝11敗で大きく勝ち越して首位を固め、8月までは毎月のように勝ち越した。9月以降は平凡な成績になったが、阪神の追い上げを振り切り4年連続でセ・リーグを優勝。西鉄との日本シリーズは長嶋をはじめ打線の活躍で第3戦まで3連勝するが、2度の雨天中止で西鉄に流れが傾くと第7戦を落として3連勝から屈辱の4連敗を喫し、水原監督の打倒西鉄は実らなかった。投手陣では2年目の藤田元司が30勝こそ逃したものの29勝をあげてMVPとなり、堀内庄安原達佳が14勝をあげたが、大ベテラン別所毅彦は9勝に終わり、衰えが見え始めた。カード別成績では3位中日と相性がよく18勝7敗1分と大きく勝ち越したが、阪神・国鉄には13勝13敗の五分に終わった。シーズン終了後長く4番を打った川上哲治が引退してヘッドコーチに就任し、オフには王貞治が入団するなど、世代交代も加速していく。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 与那嶺要
2 広岡達朗
3 長嶋茂雄
4 川上哲治
5 宮本敏雄
6 岩本尭
7 土屋正孝
8 藤尾茂
9 藤田元司
1958年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 大阪-- 巨人-- 巨人-- 巨人-- 巨人-- 巨人--
2位 国鉄2.5 国鉄1.0 国鉄5.0 大阪4.5 大阪5.5 大阪5.5
3位 中日4.5 大阪2.5 大阪5.0 国鉄12.0 中日15.0 中日9.0
4位 巨人5.0 中日8.0 大洋12.0 中日12.5 国鉄16.5 国鉄17.5
5位 大洋5.0 大洋9.0 中日12.5 大洋16.5 大洋22.0 広島19.5
6位 広島7.0 広島9.5 広島16.5 広島20.5 広島25.0 大洋23.5
期間
成績
10勝12敗
勝率.455
16勝4敗
勝率.800
14勝7敗
勝率.667
11勝6敗
勝率.647
14勝8敗1分
勝率.636
12勝15敗
勝率.444
1958年セントラル・リーグ最終成績
順位球団勝率
1位読売ジャイアンツ77521 .597優勝
2位大阪タイガース72580 .5545.5
3位中日ドラゴンズ66595 .5289.0
4位国鉄スワローズ58684 .46017.5
5位広島カープ54688 .44319.5
6位大洋ホエールズ51736 .41123.5

日本シリーズ

1958年 日本シリーズ
日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月11日(土)第1戦西鉄ライオンズ2 - 9読売ジャイアンツ後楽園球場
10月12日(日)第2戦西鉄ライオンズ3 - 7読売ジャイアンツ
10月13日(月)移動日
10月14日(火)第3戦読売ジャイアンツ1 - 0西鉄ライオンズ平和台球場
10月15日(水)第4戦雨天中止
10月16日(木)読売ジャイアンツ4 - 6西鉄ライオンズ
10月17日(金)第5戦読売ジャイアンツ3 - 4西鉄ライオンズ
10月18日(土)移動日
10月19日(日)第6戦雨天中止後楽園球場
10月20日(月)西鉄ライオンズ2 - 0読売ジャイアンツ
10月21日(火)第7戦西鉄ライオンズ6 - 1読売ジャイアンツ
優勝:西鉄ライオンズ(3年連続3回目)

[1]

オールスターゲーム1958

  • 選出選手及びスタッフ
ポジション名前選出回数
監督水原円裕
投手藤田元司2
捕手藤尾茂3
一塁手川上哲治8
三塁手長嶋茂雄
内野手広岡達朗5
外野手与那嶺要7
宮本敏雄3
坂崎一彦
  • 太字はファン投票による選出。

個人成績

投手成績

  • 色付き規定投球回(190イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手















































W
H
I
P
 
/藤田元司583624712913----.6901380359.0251111145519911075611.531.02
/堀内庄43338211413----.519903223.21731273112187078692.781.10
/安原達佳39227331410----.583743189.2151173053975065572.700.95
/義原武敏38900075----.583543134.11041135261112047402.671.03
/別所毅彦262051195----.643508126.111183321420047362.561.14
/大友工12200021----.66716041.228071011101091.940.84
/木戸美摸13200013----.25014032.2373801140124205.451.38
/小松俊広14200000--------14031.2201260023501371.971.45
/中村稔7300011----.5005713.1130800600421.291.58
/山田幸造5100000--------379.180100810332.700.96
/土岐道雄2000000--------92.020200000114.502.00
/後藤修1000001----.000142.131300100327.712.57

主な打撃成績

  • 色付きは規定打席(400打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
/長嶋茂雄13055050289153348292909237101636155533.305.353.578.931
/与那嶺要1285324676413721381885883745110779.293.360.403.763
/広岡達朗111479437691211821217941229713034704.277.328.410.738
/川上哲治1244804353410719291576645782515399.246.295.361.656
/藤尾茂115428399541132261118058148132411579.283.325.451.777
/岩本尭114363320397213341032882942703787.225.291.322.613
/宮本敏雄10732330223666169223103331312587.219.256.305.560
/坂崎一彦108330298307314351082855312414571.245.310.362.672
/土屋正孝100317281426911259924124413110447.246.321.352.673
/内藤博文601571391828623471220501122363.201.270.338.608
/藤本伸531059612182002051431500173.188.228.208.436
/加倉井実3577677101001153101702172.149.250.164.414
/森昌彦3066646196113060100200172.297.318.469.787
/難波昭二郎4047473123122350000000160.255.255.489.745
/岩下守道39363448110114430020070.235.278.324.601
/十時啓視2925240210030000010080.083.120.125.245
/竹下光郎914141310041000000010.214.214.286.500
/国松彰8870000000000010020.000.125.000.125

できごと

  • 9月19日 - 広島戦(後楽園球場)で長嶋茂雄がホームランを放ったが、一塁ベースを踏み忘れて、ホームランを取り消され、投手ゴロに変更される[2]

選手・スタッフ

[3]

表彰選手

藤尾茂(捕手、3年連続3度目)
川上哲治(一塁手、4年連続10度目)
長嶋茂雄(三塁手、初受賞)
与那嶺要(外野手、7年連続7度目)

出典

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