1977年の南海ホークス

1977年の南海ホークス(1977ねんのなんかいホークス)では、1977年の南海ホークスにおける動向をまとめる。

1977年の南海ホークス
成績
パシフィック・リーグ2位
年間2位:63勝55敗12分 勝率.534
前期2位:33勝26敗6分 勝率.559
後期3位:30勝29敗6分 勝率.508
本拠地
都市 大阪府大阪市
球場 大阪球場
球団組織
オーナー 川勝傳
経営母体 南海電気鉄道
監督 野村克也穴吹義雄(代行)
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このシーズンの南海ホークスは、野村克也選手兼任監督の8年目のシーズンである。

概要

就任8年目の野村監督は優勝を狙うべく、1973年のリーグ優勝時のパイレーツ型モデル(ホーム、ビジター共)を廃止し、アスレチックス型モデルをVネックから丸首に、また新たに赤ラインを施したマイナーチェンジしたモデルを採用。こうして臨んだ前期は阪急と首位を争うなど好調で、2位で終了。後期は8月までBクラス生活に甘んじ、終盤追い上げるも時すでに遅くロッテの優勝を許して3位に終わった。投手陣はそれまでの守護神だった佐藤道郎が先発に転向し、広島から移籍の金城基泰が先発入りし、山内新一とローテーションを形成するなど好調で、チーム防御率3.15はリーグ1位。一方の打撃陣は野村の衰えがあり108本塁打はリーグ5位で、盗塁数が78個でリーグ最少に終わった。巨人の優勝が決定した5日後の9月28日に野村監督が愛人の伊東沙知代による現場介入を理由に解任が発表され、2試合だけ穴吹義雄二軍監督が監督代行した[1]。野村監督の解任を受け、広瀬叔功が現役を引退して来シーズンからの監督に就任。広瀬新監督のもと、ユニフォームの一新が図られ、翌年から肩のラインが復活したが一方で明るい緑はそのまま継続使用された。シーズン終了後、野村に心酔していた抑え転向の江夏豊は広島に無償トレードで、一塁手の柏原純一日本ハムへ交換トレードで移籍。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 藤原満
2 新井宏昌
3 門田博光
4 ホプキンス
5 野村克也
6 ピアース
7 柏原純一
8 定岡智秋
9 桜井輝秀
投手 山内新一
1977年パシフィック・リーグ順位変動
前期
順位 4月終了時 5月終了時 前期成績
1位 近鉄-- 阪急-- 阪急--
2位 南海1.0 近鉄0.5 南海1.5
3位 阪急3.0 南海3.0 近鉄2.5
4位 日本ハム5.5 ロッテ6.0 日本ハム4.0
5位 クラウン6.5 日本ハム8.5 ロッテ8.0
6位 ロッテ8.0 クラウン9.0 クラウン14.0
後期
順位 7月終了時 8月終了時 後期成績
1位 クラウン-- ロッテ-- ロッテ--
2位 阪急2.0 クラウン2.0 阪急0.5
3位 ロッテ3.0 日本ハム2.5 南海4.0
4位 日本ハム 阪急2.5 日本ハム7.0
5位 近鉄4.0 南海5.0 クラウン7.5
6位 南海6.0 近鉄6.0 近鉄8.0
前期最終成績
順位球団勝率
1位阪急ブレーブス35255 .583優勝
2位南海ホークス33266 .5591.5
3位近鉄バファローズ31268 .5442.5
4位日本ハムファイターズ31295 .5174.0
5位ロッテオリオンズ27335 .4508.0
6位クラウンライターライオンズ20387 .34514.0
後期最終成績
順位球団勝率
1位ロッテオリオンズ33248 .579優勝
2位阪急ブレーブス34265 .5670.5
3位南海ホークス30296 .5084.0
4位日本ハムファイターズ27326 .4587.0
5位クラウンライターライオンズ29351 .4537.5
6位近鉄バファローズ28352 .4448.0


1977年パシフィック・リーグ最終成績
順位球団勝率
1位阪急ブレーブス695110 .575優勝
2位南海ホークス635512 .5345.0
3位ロッテオリオンズ605713 .5137.5
4位近鉄バファローズ596110 .49210.0
5位日本ハムファイターズ586111 .48710.5
6位クラウンライターライオンズ49738 .40221.0

*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定

個人成績

投手成績

  • 色付き規定投球回(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手








































W
H
I
P
 
/藤田学35311832161301004244.1237164989911100893.281.17
/佐藤道郎382071112100857202.221017618792089783.461.34
/山内新一2626110011120796191.118915477471080683.201.23
/金城基泰3125102210111779189.21492165151232072532.511.13
/星野修孝13950145037891.1848220443032242.371.16
/江夏豊413100421934684.0725215602028262.791.11
/佐々木宏一郎20730142132980.1809152140034313.491.18
/森口益光17700010020747.1494240301026234.401.54
/池之上格321101006216.010142500552.810.88
/村上悦雄10000000122.052100005522.503.00

打撃成績

  • 色付き規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
/門田博光12854347971150220252479155085254723.313.385.516.901
/柏原純一1295074626511819318197541242238035812.255.316.426.743
/野村克也1274934473395911615458040833554124.213.274.345.619
/新井宏昌12146940963931551121211431234015386.227.304.296.600
/ホプキンス113441402371071321617269121233432512.266.326.428.754
/藤原満1024414064612212241503915110428431914.300.350.369.720
/河埜敬幸11036433039881420106191042021101309.267.292.321.614
/定岡智秋101334309326712081033233022310694.217.271.333.604
/ピアース953282913066911311639110423110617.227.306.399.704
/桜井輝秀9726623715486036319921221104215.203.250.266.516
/広瀬叔功5012511913296103711101230091.244.262.311.573
/片平晋作4488852183002130000300162.212.239.247.486
/外山義明3176736226113340000300121.301.329.452.781
/米谷延夫195550613101178001120131.260.302.340.642
/阪田隆884738138010101433150071.211.302.263.565
/林俊宏384440191001020000301111.225.295.250.545
/堀井和人49292419600064312030050.250.333.250.583
/鶴崎茂樹3328256510192000030080.200.286.360.646
/望月充1425221220041000020181.091.200.182.382
/松本芳之3819183310171000010040.167.211.389.599
/和田徹1717160200021000010051.125.176.125.301
/黒田正宏8650100010000000110.200.333.200.533
/山本雅夫3330000000000000020.000.000.000.000
/久保寺雄二11221110020000000000.500.5001.0001.500

オールスターゲーム1977

  • 選出選手及びスタッフ
ポジション名前選出回数
コーチ高畠康真
投手金城基泰2
藤田学
捕手野村克也21
遊撃手定岡智秋3
外野手門田博光4
  • 太字はファン投票で選ばれた選手。

できごと

5月

8月

  • 8月13日 - 門田博光が対阪急戦でNPB史上103人目の通算1000安打

9月

12月

選手・スタッフ

  • 背番号変更
    • 平沢隆好 42→34(シーズン途中)
  • 守備位置登録変更
    • 岡本圭右 投手→外野手

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名タイトル成績回数
江夏豊 最優秀救援投手22SP初受賞
ベストナイン
選手名ポジション回数
門田博光外野手2年連続3度目
ダイヤモンドグラブ賞
選出なし

ドラフト

順位選手名ポジション所属結果
1位中出謙二捕手新日本製鐵堺入団
2位梅津茂美投手九州産業高拒否・門司鉄道局入社
3位中塚昌尚外野手竹原高入団
4位竹口昭憲投手人吉高入団
5位井上新一外野手九州産交拒否
6位竹内和憲投手東住吉工業高入団

出典

  1. 【9月28日】1977年(昭52) 一体何が?野村克也監督兼任捕手、電話で解任通告 スポーツニッポン 2009年9月1日
  2. ベースボールマガジン社刊「広島東洋カープ60年史 HISTORY 1950-2009」53ページ
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