さきたま杯

さきたま杯(さきたまはい)は、埼玉県浦和競馬組合浦和競馬場ダート1400mで施行する地方競馬重賞競走ダートグレード競走JpnI)である。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は「農林水産大臣賞典 さきたま杯」と表記される。

さきたま杯
浦和競馬場を走る競走馬ホワイトフーガ。2017年5月31日 さきたま杯。
2017年さきたま杯
開催国 日本の旗 日本
主催者 埼玉県浦和競馬組合
競馬場 浦和競馬場
第1回施行日 1997年9月15日
2024年の情報
距離 ダート1400m
格付け JpnI / 国際LR
賞金 1着賞金8000万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上(指定交流)
負担重量 定量
出典 [1]

副賞は農林水産大臣賞、埼玉県浦和競馬組合管理者賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、サンケイスポーツ賞、また生産牧場賞がある(2023年)[2]

概要

1997年に、サラブレッド系4歳(現3歳)から10歳(現9歳)までの馬による中央・地方全国交流重賞(統一GIII・南関東G2)として創設された。

競走条件は2003年に3歳以上に変更、2005年からは4歳以上となっている。格付けは2011年よりJpnIIに格上げされた。

2024年より古馬ダート短距離戦線の上半期の最大目標として整備される一環で、6月中旬に移行したうえで再び3歳以上に条件を変更し、JpnIに格上げされることが発表されている[3]。これにより南関東公営競馬すべてに常設のGI級競走が設定されることになる[4]

条件・賞金等(2023年)

出走資格
サラブレッド系4歳以上。出走枠は、南関東所属馬6頭、地方他地区所属馬2頭以下、中央競馬所属馬4頭と定められている。
  • 東京スプリントで上位2着までに入った馬のうちの南関東所属最先着馬と、かしわ記念で上位3着までに入った馬のうちの南関東所属最先着馬に優先出走権が付与されている[1]
負担重量
別定で、56kg、牝馬54kg(南半球産4歳馬1kg減)を基本に、本年5月19日までのGI・JpnI競走優勝馬は2kg、GII・JpnII競走優勝馬1kgの負担増となる(2歳時の成績は対象外)。
賞金額
1着4000万円、2着1400万円、3着800万円、4着400万円、5着200万円。
優先出走権付与
上位5着までに入った南関東所属馬には、プラチナカップの優先出走権が付与される。

歴史

  • 1997年 - 浦和競馬場のダート1400mにおけるサラブレッド系4歳(現3歳)から10歳(現9歳)までの別定の中央・地方全国指定交流の重賞(統一GIII・南関東G2)競走、さきたま杯として創設。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳から10歳まで」から「3歳から9歳まで」に変更。
  • 2003年
    • 出走条件を3歳以上に変更。
    • 負担重量をグレード別定に変更。
  • 2005年 - 施行時期を5月に変更。出走条件をサラブレッド系4歳以上に変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
  • 2011年 - JpnIIに格上げ。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行及び改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法32条に基づいて日本国政府から発令された新型コロナウイルス緊急事態宣言により、客を入れない「無観客競馬」として開催(2021年も同様)。
  • 2024年 - 「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い、JpnIに格上げし、施行時期を6月中旬に、出走条件をサラブレッド系3歳以上に、負担重量を定量にそれぞれ変更。

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

すべて浦和競馬場ダート1400mで施行。

回数施行日優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1997年9月15日フジノマッケンオー牡6JRA1:25.8吉田豊中村好夫高橋文枝
第2回1998年9月2日テセウスフリーゼ牡6JRA1:25.8的場均新関力田口慶子
第3回1999年9月2日セタノキング牡8JRA1:23.8石崎隆之嶋田潤安藤忠代士
第4回2000年9月6日レイズスズラン牡6JRA1:24.7江田照男増沢末夫鈴木修平
第5回2001年9月5日ゲイリーイグリット牝6JRA1:25.7松永幹夫増本豊(株)東京サラブレッドビューロー
第6回2002年9月4日レイズスズラン牡8JRA1:26.1江田照男増沢末夫鈴木修平
第7回2003年9月24日ノボトゥルー牡7JRA1:25.5武豊森秀行(有)池ばた
第8回2004年9月8日ロッキーアピール牡6川崎1:25.5今野忠成山崎尋美金子真人
第9回2005年5月18日ニホンピロサート牡7JRA1:25.5小牧太目野哲也小林百太郎
第10回2006年5月31日アグネスジェダイ牡4JRA1:26.5武豊森秀行渡辺孝男
第11回2007年5月30日メイショウバトラー牝7JRA1:26.1武豊高橋成忠松本好雄
第12回2008年5月28日リミットレスビッド牡9JRA1:25.9岩田康誠加用正(有)社台レースホース
第13回2009年5月27日スマートファルコン牡4JRA1:26.4岩田康誠小崎憲大川徹
第14回2010年5月26日スマートファルコン牡5JRA1:26.2岩田康誠小崎憲大川徹
第15回2011年6月1日ナイキマドリード牡5船橋1:26.0戸崎圭太川島正行小野誠治
第16回2012年5月30日セイクリムズン牡6JRA1:25.8岩田康誠服部利之金田成基
第17回2013年5月29日テスタマッタ牡7JRA1:27.4戸崎圭太村山明吉田和美
第18回2014年5月28日ノーザンリバー牡6JRA1:26.7蛯名正義浅見秀一林正道
第19回2015年5月27日ノーザンリバー牡7JRA1:26.7蛯名正義浅見秀一林正道
第20回2016年6月1日ソルテ牡6大井1:25.9吉原寛人寺田新太郎(株)フロンティア・キリー
第21回2017年5月31日ホワイトフーガ牝5JRA1:25.7蛯名正義高木登西森鶴
第22回2018年5月30日サクセスエナジー牡4JRA1:26.2松山弘平北出成人高嶋哲
第23回2019年5月29日ウインムート牡6JRA1:25.3和田竜二加用正(株)ウイン
第24回2020年5月27日ノボバカラ牡8JRA1:25.8森泰斗森秀行(株)LS.M
第25回2021年6月3日アルクトス牡6JRA1:24.9田辺裕信栗田徹山口功一郎
第26回2022年6月1日サルサディオーネ牝8大井1:25.3矢野貴之堀千亜樹菅原広隆
第27回2023年5月31日イグナイター牡5兵庫1:25.3笹川翼新子雅司野田善己

脚注

    出典

    1. 令和5年度第2回浦和競馬競走番組【決定】 (PDF). 浦和競馬. 2023年5月29日閲覧。
    2. 浦和競馬出走馬一覧表令和5年度第2回浦和競馬第3日5月31日(水) (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2023年5月29日閲覧。
    3. 全日本的なダート競走の体系整備について - 地方競馬情報サイト(地方競馬全国協会)2022年11月28日
    4. GI級競走としては、2019年にJBC3競走が同場で開催されている実績はある。

    各回競走結果の出典

    外部リンク

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