マーチステークス

マーチステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

マーチステークス
第18回マーチステークス
(優勝馬:テスタマッタ、鞍上:四位洋文)
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中山競馬場
創設 1994年3月12日
2024年の情報
距離 ダート1800m
格付け GIII
賞金 1着賞金3800万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)(指定)
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1][2]

競走名の「マーチ(March)」は、3月を意味する英語[3]

正賞は地方競馬全国協会理事長賞[1][2]

概要

1994年に行われた中央競馬のダート重賞路線整備で、ダート適性馬の目標となる競走を設置することを目的として創設された5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走[3][4]阪神競馬場で行われた2011年を除き、中山競馬場・ダート1800mでの施行が定着している[3][4]

創設時から外国産馬が出走可能なほか、地方競馬所属馬は1997年より、外国馬は2006年よりそれぞれ出走可能になった[5]

本競走は高松宮記念と同日に施行される。

競走条件

以下の内容は、2024年現在[1][2][6]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • 2023年3月25日以降2024年3月19日まで1回以上出走馬
  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(4頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2024年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円[1][2]

歴史

  • 1994年 - 5歳以上の馬による重賞(GIII[注 1])として新設[4]
  • 1997年 - 指定交流競走となり、地方競馬所属馬が5頭まで出走可能となる[5]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更。
  • 2006年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[7]
    • 地方競馬所属馬の出走枠を4頭までに縮小[7]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[8]
  • 2011年
  • 2020年

歴代優勝馬

コース種別の記載がない距離は、ダートコースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1994年3月12日中山1800mバンブーゲネシス牡51:50.0武豊武邦彦(有)バンブー牧場
第2回1995年3月11日中山1800mトーヨーリファール牡51:50.5松永昌博松永善晴(有)トーヨークラブ
第3回1996年3月9日中山1800mアミサイクロン牡61:53.3平目孝志浅野洋一郎(有)内藤牧場
第4回1997年3月8日中山1800mワイルドブラスター牡51:51.5橋本広喜新井仁林儀信
第5回1998年3月14日中山1800mワイルドブラスター牡61:51.9橋本広喜新井仁林儀信
第6回1999年3月13日中山1800mタヤスケーポイント牡41:51.3加藤和宏田所清広中村篤
第7回2000年3月25日中山1800mタマモストロング牡51:49.7小池隆生吉永忍タマモ(株)
第8回2001年3月25日中山1800mアイランドオオジャ牡51:50.8中舘英二境征勝嶋村二三男
第9回2002年3月24日中山1800mマンボツイスト牡71:51.3安藤勝己古川平田原源一郎
第10回2003年3月30日中山1800mスマートボーイ牡81:52.0伊藤直人伊藤圭三(有)グランド牧場
第11回2004年3月28日中山1800mアンドゥオール牡51:53.0松永幹夫長浜博之(有)社台レースホース
第12回2005年3月27日中山1800mクーリンガー牡61:52.0和田竜二岩元市三林進
第13回2006年3月26日中山1800mヒシアトラス牡61:51.4横山典弘中野隆良阿部雅一郎
第14回2007年3月25日中山1800mクワイエットデイ牡71:51.4角田晃一松元省一(有)サンデーレーシング
第15回2008年3月30日中山1800mナナヨーヒマワリ牡71:51.6小原義之小原伊佐美尾崎和助
第16回2009年3月29日中山1800mエスポワールシチー牡41:51.9松岡正海安達昭夫(株)友駿ホースクラブ
第17回2010年3月28日中山1800mマコトスパルビエロ牡61:51.9後藤浩輝鮫島一歩眞壁明
第18回2011年4月10日阪神1800mテスタマッタ牡51:50.0四位洋文村山明吉田和美
第19回2012年3月25日中山1800mサイレントメロディ牡51:51.0後藤浩輝国枝栄(有)社台レースホース
第20回2013年3月24日中山1800mグランドシチー牡61:52.6津村明秀相沢郁(株)友駿ホースクラブ
第21回2014年3月30日中山1800mソロル牡41:51.2蛯名正義中竹和也(有)サンデーレーシング
第22回2015年3月29日中山1800mマイネルクロップ牡51:52.7丹内祐次飯田雄三(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第23回2016年3月27日中山1800mショウナンアポロン牡61:52.7松岡正海古賀史生国本哲秀
第24回2017年3月26日中山1800mインカンテーション牡71:52.0勝浦正樹羽月友彦(有)ターフ・スポート
第25回2018年3月25日中山1800mセンチュリオン牡61:52.1幸英明田村康仁窪田康志
第26回2019年3月24日中山1800mサトノティターン牡61:52.3石橋脩堀宣行里見治紀
第27回2020年3月31日中山1800mスワーヴアラミス牡51:51.3藤岡康太須貝尚介(株)NICKS
第28回2021年3月28日中山1800mレピアーウィット牡61:51.0石橋脩堀宣行(株)金子真人ホールディングス
第29回2022年3月27日中山1800mメイショウハリオ牡51:50.2浜中俊岡田稲男松本好雄
第30回2023年3月26日中山1800mハヤブサナンデクン牡71:51.4津村明秀吉村圭司武田修
第31回2024年3月24日中山1800mヴァルツァーシャル牡51:50.7斎藤新高木登ウエスト.フォレスト.ステイブル(株)

同名の競走

重賞競走が創設される以前に、同名の競走が行われていたことがある。ただし、JRAではこれらの競走を前身としていない。

優勝馬

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

施行日競馬場距離条件優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師
1986年3月2日中山芝2200mオープンブラックスキー牡42:16.1田村正光矢野照正
1987年3月7日中山芝2200mオープンアサカツービート牡62:15.8的場均元石正雄
1988年3月27日東京芝1800mオープンランニングフリー牡51:50.1菅原泰夫本郷一彦
1989年3月26日中山芝1600mオープンケープポイント牡61:34.9柏崎正次奥平真治
1990年3月24日中山芝1600mオープンケープポイント牡71:34.9柏崎正次奥平真治
1991年3月23日中山芝1600mオープンタケデンビクトリー牡41:36.4蛯沢誠治秋山史郎
1992年3月28日中山芝1600mオープンマイネルヨース牡41:35.1篠原茂中島敏文

出典:netkeiba.com

脚注・出典

参考文献

  • 「マーチステークス(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』日本中央競馬会、2006年、547-570頁。

注釈

  1. 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. 重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF). 日本中央競馬会. p. 10. 2024年4月29日閲覧。
  2. 2024年第3回中山競馬番組 (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  3. 2024年度第3回中山競馬特別レース名解説 (PDF). 日本中央競馬会. p. 1. 2024年4月29日閲覧。
  4. 歴史・コース:マーチステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  5. 中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】
  6. 中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(令和6年度春季競馬) (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  7. 第3回 中山競馬成績集計表 (PDF). 日本中央競馬会. pp. 913-914 (2006年). 2016年3月23日閲覧。(索引番号:08023)
  8. 第3回 中山競馬成績集計表 (PDF). 日本中央競馬会. pp. 887-889 (2007年). 2016年3月23日閲覧。(索引番号:08023)
  9. 2011年の成績表参照。
  10. 3月28日(土曜)、29日(日曜)、31日(火曜)の中央競馬の開催等について”. 日本中央競馬会 (2020年3月26日). 2021年3月31日閲覧。
  11. 3月27日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(関東地区の発売再開・中山競馬の指定席ネット予約)”. 日本中央競馬会 (2021年3月21日). 2021年3月31日閲覧。
  12. 本日【3月29日(日曜)】の中山競馬の第3レース以降は中止となりました”. 日本中央競馬会 (2020年3月29日). 2021年3月31日閲覧。
  13. 本日【3月29日(日曜)】の中山競馬第3レース以降の取扱いについて”. 日本中央競馬会 (2020年3月29日). 2021年3月31日閲覧。

各回競走結果の出典

外部リンク

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