セスルームニル
解説
フレイヤは主神のオーディンと戦死者を分け合う権利を持っていた。『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』によれば、ワルキューレを率いて戦場に赴いては死んだ戦士(エインヘリャル)をフォールクヴァングに運んで、このセスルームニルの広間で勇敢な戦士を選び取ったという。そこで選ばれなかった戦士がオーディンが住むヴァルハラに迎え取るといわれている[1]。
備考
このようにまるでオーディンの妻のような権限を持っていることから、フレイヤをオーディンの妻フリッグと同一視する解釈や、フレイヤと夫オーズがフリッグとオーディンの若い頃を指しているという解釈もある。また、戦死者をセスルームニルで選ぶことから、フレイヤをワルキューレの頭(かしら)と考える研究者もいる[2]。
脚注
- 『エッダ 古代北欧歌謡集』245頁。
- 『北欧の神話』125-126頁。
参考文献
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.
