ワカンダ

ワカンダ(Wakanda)は、マーベル・コミックより出版されているアメリカン・コミックスに登場する、アフリカの架空の国[1]。アフリカ先住民の国々の中でも主要とされ、スーパーヒーローのブラックパンサーの本拠地およびヴィブラニウムの原産国でもある。

ワカンダ王国
Kingdom of Wakanda
作者スタン・リー(ライター)
ジャック・カービー(アーティスト)
種類アフリカ君主制
主な
キャラクター
ブラックパンサー
マン・エイプ
Vibraxas
ストーム
ジェントル
初登場ファンタスティック・フォー』#52(1966年7月)

スタン・リージャック・カービーにより生み出され、『ファンタスティック・フォー』#52(1966年7月)で初登場した[2]

語源

"Wakanda"(ワカンダ)の名称の語源には諸説ある。スー族"Wakanda""Wakonda""Waconda"ワカン・タンカ)と呼ばれる神にインスピレーションを受けたとする説、エドガー・ライス・バローズ1915年に執筆した小説(出版は死後の1957年)『The Man-Eater』に登場する架空のアフリカ部族 "Wakandas" を由来とする説[3]ケニアカンバ族"Akamba""Wakamba" を由来とする説[4][5]コンゴ語で家族を意味する "kanda" を由来とする説[6]がある。

所在地

MCUでは、ワカンダはトゥルカナ湖の真北で、ケニアエチオピアウガンダ南スーダンに隣接する架空の地点となっている。

ワカンダの位置は東アフリカと設定されているが、その正確な位置は出版時期によって様々となっている。タンザニアの真北に位置するとするものや[7]、『Marvel Atlas』#2[8]のようにトゥルカナ湖の北端に位置し南スーダンウガンダケニアソマリアエチオピアの間(かつ架空の国 Azania、Canaan、Narobia に囲まれている)に位置するとするものもある[9]マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、『Marvel Atlas』#2での位置が採用されている(詳細は後述)。タナハシ・コーツによる近年のストーリーでは、ワカンダは架空の国 Mohannda、Canaan、Azania、Niganda の近くのヴィクトリア湖に位置している[10]

原作上の歴史

信仰

主に古くからの伝説に登場するパンサーの神バースト、セクメトを信仰している。また、禁止された宗教にはホワイトゴリラ教が存在する。

MCU版

概要と歴史

中央アフリカの小国。国土の位置としてはトゥルカナ湖の北端で、エチオピア南スーダンウガンダケニアに隣接する架空の地点となっている[注釈 1][注釈 2]

表向きは農牧業が盛んで、古来の文化と歴史と伝統を有する発展途上国だが、実は太古の昔にこの地に隕石として落下した希少鉱石“ヴィブラニウム”の研究を進め、最先端の科学技術や高度な医療技術などの文明を急発達させており、現時点において地球上でもっとも発展した国家を形成している。

非常に高度な文明を有していることから、世界中からヴィブラニウムや先進技術をはじめとした本国の資産の盗難・悪用・争奪を想定して、大昔から国自体の存在を厳重に秘匿しており、国内に侵入者が現れたら決して生かしては帰さない姿勢を崩さず、同時にスパイを世界中に放って国際的動向を探り続けてきた。外界で起こっていた奴隷や戦争などの人類の残虐な歴史を認知しながらも歴代の国王は、本国を守護する戦士“ブラックパンサー”として本国の秘密とヴィブラニウムを守ることに徹し、外界に干渉せずに世界から本国の存在を隠す目的で、辺境の山々などの大自然に加えて、ジャングル丘陵に偽装した高度な光学迷彩エネルギーシールドで国境の周りを覆い、外部からの隔離を強固にした。そのため、本国は貧しい牧畜民の住む第三世界の小国に見せかけて、他国の支援を受けず、国民もスパイ以外は滅多に国外に出ないなど、厳格な鎖国状態を長年一貫してきた。

だが2016年、国王“ティ・チャカ”の“ソコヴィア協定”調印式への出席、その際のテロ攻撃に巻き込まれたティ・チャカの死、それに伴って彼の息子である王子“ティ・チャラ”への王位継承、本国と因縁を持つテロリスト“エリック・キルモンガー(ウンジャダカ)”による王位強奪に始まる本国の内乱など、前代未聞の事態が立て続けに起こり、これを機に新国王となったティ・チャラは、本国を全世界に開国することを決意した。

余談だが、国内から拝める朝日夕日は、この地に慣れ親しんだ国民たちをも飽きさせずにその心を奪うほど美しい。

地理

ゴールデン・シティ(Golden City)
ワカンダの首都で、別名“ビルニン・ザナ(Birnin Zana)”[11]。緑豊かな河谷、天然資源の豊富な山脈のほか、そびえ立つガラスの超高層ビルは耐震設計ながら[11]茅葺小屋の円筒形の屋根のような独特な形状をしているなど、最先端の技術と伝統的なデザインを融合した街並みを築いている。ビルの谷間にはバザーが開催されており、その雑踏の中を交通機関である磁気浮上式バスが運行している。“ステップタウン”という地区もあり、そこは多国籍アフリカ料理の匂いが漂い[11]、流行の最先端を行く民たちがアフロパンク風の服を着ているなど、ワカンダの行政教育芸術商業の中心である[11]
宮殿
ゴールデン・シティに位置する、ゴールデン族の御殿。国王と各部族の族長たちが集い評議会を開く謁見の間や、航空機の発着設備などが構えられている。
航空機の発着設備は、鎖国時代には専ら王族の専用機である“ロイヤル・タロン・ファイター”のためのものだったが、開国後には、本国に来訪したスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(初代)たち“アベンジャーズ”が乗ってきた“クインジェット”を着陸させている。
このほかにも、公共図書館や大学のタワー、コミュニティ・ホスピタル、屋外ショッピングプラザなどが都市の各所に点在している[11]
バシェンガ山(Mount Bashenga)
ワカンダの代表的な山岳で、その名はワカンダの歴史の中で最初にブラックパンサーとなった男“バシェンガ(Bashenga)”の名前に由来している。山頂には航空機の発着設備が、中腹には巨大な黒豹の像がそれぞれ構えられており、双方共に山岳の地下の“グランド・マウンド”へ繋がる空洞がある。
ウンジャダカにより、本国が一時的に支配され、ティ・チャラたちとの間で発生した内戦の舞台にもなった。
グランド・マウンド(Great Mound)
バシェンガ山の地下に位置する、太古にこの地に落下したヴィブラニウムの隕石によって形成された、世界で唯一のヴィブラニウムの巨大な鉱床。前述の2つの空洞とは複数のエレベーターで繋がっており、鉱床の所々が青色に妖しく光り、高速でヴィブラニウムを運ぶ目的で複数の“マグレヴ・トレイン”が走る線路が張り巡らされている。線路には加工前のヴィブラニウムを不活性化させて、安全に高速輸送させるために必要な“ソニック・スタビライザー”という光るパネルが多数備わっている。
ここの線路で、ティ・チャラとウンジャダカの最後の決闘が繰り広げられた。
シュリのラボ(Shuri's Lab)
バシェンガ山地下に建てられた、“ワカンダ・デザイン・グループ”の技術開発研究所。所内はシュリの発明品や医療設備が多数置かれており、ここから“リモート・アクセス・キモヨ・ビーズ”を取り付けたビークルを遠隔操作することも可能で、さらに壁際の巨大な窓からグランド・マウンドを見渡すことができる。窓は強化ガラスとなっており、ブラストを浴び続けても一定時間分は耐えられる。
ワカンダ・メディカル・センター(Wakanda Medical Center)
世界最先端の医療技術を誇る、ワカンダの医療施設。“アベンジャーズの内乱”後には、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーがここの冷凍睡眠装置を身を委ね、アベンジャーズの来訪時にはシュリがヴィジョンの額の“マインド・ストーン”を取り除くための手術を行った。
ウォーリアー・フォールズ(Warrior Falls)
ワカンダの王位継承の儀式の場となる一組の滝。滝の頂上の水中に隠されている装置に衝撃を与えることで流れ落ちる水を抑えて、儀式を見届ける各部族の人たちが立ち並ぶための岩肌を露出させる。
共同墓地
ワカンダの国民たちが崇拝する、彼らの先祖が眠る場所。同時にここでヴィブラニウムの影響で数百万年前から変異してきた原産植物の“神秘のハーブ”を貯蔵しており、ズリによってこの場所と共に管理されていた。
ボーダー族の村
ボーダー族が暮らす国境の草原に築かれた農村。ウカビたちによって戦闘のためのサイが複数飼育・訓練されている[注釈 3]
ジャバリ・ランド(Jabari Land)
ゴールデン・シティから遠く離れた雪に覆われる岩山一帯に、ジャバリ族が自分たちの土地として築き上げた孤立した領地。
ティ・チャラがウンジャダカに儀式で一度敗れた後に逃げ延びたナキアたちは、エムバクらジャバリ族の協力を得ようとこの地を訪ねた。
ゴリラ・シティ(Gorilla City)
ジャバリ族が住む町。雪山の中腹に築き上げられた集落は、広大で美しい木造建築の数々が立ち並ぶ。ウンジャダカに一度敗れて意識を失った状態のティ・チャラも、エムバクによってここに収容されていた。
ジャバリ族の宮殿
ジャバリ・ランドの山頂に構えられたエムバクの王宮。長大な橋が架かり、伝統的な儀式と近代的な創意工夫・堅木張りの床が混ざった建築物で、エムバクが腰掛ける玉座の間は、天井に多数の木材が吊るされ、美しいジャバリ・ランドの風景を見下ろすことができる。

このほかにも、バッキーが眠っていた村などが、ワカンダが登場するMCU作品で描写される。

部族

ワカンダの国民は、“ゴールデン族(王族)”を筆頭に、“リバー族(川族)”・“ボーダー族(国境)”・“マーチャント族(商人)”・“マイニング族(鉱山)”・“ジャバリ族”の計6つの小部族で構成される。豊かな文化と高い教育水準を誇り[12]、公用語は英語コサ語だが、前者は過去に他国によってワカンダが植民地化されたことがないため全てアフリカ訛りで、文字は独特の象形文字を使用している。また、国民には姓名がなく、親子であるティ・チャラとティ・チャカも“ティ”が姓字というわけではない。部族ごとに物事に対する見方が異なり各々の指針があるが、そのうちの4つ(リバー族、マイニング族、マーチャント族、ボーダー族[13])は1万年前にバシェンガ/初代ブラックパンサーの統治下で統一され、“バースト”と呼ばれる守護神の黒豹を信仰している。

彼らは挨拶や敬礼の表明などの際には、拳を握った両腕を身体の前にクロスしながらワカンダ・フォーエバー(Wakanda Forever)と発声し、母国を讃える。

ゴールデン族(Golden Tribe)
をイメージカラーとする、ワカンダの頂点に立ち、統率する部族。ティ・チャラや彼の家族が属する。
ボーダー族(Border Tribe)
をイメージカラーとする、ワカンダの国境を警備し、他国からの侵入を防ぐことを使命とする部族で、族長はウカビ。この部族に属する者たちの髪型は、男性が刈り上げ、女性は現代的なアップヘアとなっている。その使命から、攻守のバランスがとれた武器を装備し、国への忠誠心も高いため、たとえ他所者に王位が移行しても、ウカビが認めればその者に従う。
リバー族(River Tribe)
をイメージカラーとする部族で、ワカンダの河川を取り仕切る使命を持つ部族[14]。この部族に属する者は草花や貝殻で作られた髪飾りを装飾品として身につけている。この部族の族長は、下唇に円盤を埋めており、ナキアも属している。
マーチャント族(Merchant Tribe)
をイメージカラーとする部族で[14]、ワカンダの貿易や、衣服・工芸品の製造を行っている[14]
マイニング族(Mining Tribe)
をイメージカラーとする部族で[14]、ヴィブラニウムと、その鉱床であるグランド・マウンドの管理・採掘を行っている。この部族に属する者は、頭髪に赤土を塗る。
ジャバリ族(Jabari Tribe)
1万年前の初代ブラックパンサーの統治による統一を唯一拒否し、ワカンダの人里を離れて遠くの山奥で暮らしてきた部族。族長はエムバクで、彼らは独自の文化を築いただけあって、英語とイボ語の方言を言語とし、菜食主義で、ハヌマンと呼ばれるホワイトゴリラ神を信仰して、自らヴィブラニウムの使用を断ち、自然主義を表す毛皮と木を主な資源として活かすなど、他の部族とは異なる点を数多く有している。ワカンダの国民の一部ではあるが、彼らに対するブラックパンサーの支配は薄く、何世紀もの間国王に忠誠を誓わずにいたため、昔の取り決めにより王位継承の儀式への実質的な参加資格はない。この部族の戦士たちは皆、他の部族以上で大柄で屈強な体躯を誇り、木や毛皮を加工しただけの武装を用いる。さらに戦地に現れた際には、敵への威嚇としてゴリラのように吠える。

ゴールデン族

ティ・チャカ / ブラックパンサー[先代](T'Chaka / Black Panther[Predecessor])
演 - ジョン・カニアタンドワ・カニ(若年期)
日本語吹替 - 佐々木敏滝知史(若年期)
ワカンダの先代国王にして先代ブラックパンサーでもあったティ・チャラとシュリの実父。一国の主らしく誠実かつ思慮深い人物で、国民や家族から愛され、ティ・チャラにとって憧れの存在でもあったが、1992年のオークランド訪問で起こしてしまったウンジョブとの一件を、ワカンダのために隠蔽していた過去があった。
描写
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ラゴスの惨事を受けてアベンジャーズを辛辣に批判したが、ウィーンでのソコヴィア協定の署名式では、協定に賛成の立場で参加したナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウと快く挨拶を交わした。だがその後、演説を行っている際中に発生した爆破テロによって絶命し、ティ・チャラに看取られる。
『ブラックパンサー』
本作では回想シーンと、ティ・チャラがハーブを飲用して不可思議な空間に送られたシーンに登場し、後者では黒豹の姿から変化しながらティ・チャラの前に現れ、1度目は国王としての責務を全うできるかどうか不安になっている息子に激励の言葉を贈り、2度目は自身の過ちの真相を告げる。
ラモンダ(Ramonda)
演 - アンジェラ・バセット
日本語吹替 - 幸田直子
ティ・チャラとシュリの実母でワカンダの女王。夫のティ・チャカを亡くした悲しみにくれながらも、持ち前の慈悲深さでティ・チャラやシュリを優しく支え、リーダーシップと穏やかさで評議会の人々もまとめると同時に、危機的状況から避難するよう促されても、逃げる訳にはいかないと拒否して自身も最後まで立ち向かおうとする確固たる意志を持つ女性である。
描写
『ブラックパンサー』
儀式ではシュリと共に、前座で軽快に踊ったり、エムバクに苦戦するティ・チャラを激励しながら応援した。また、ウンジャダカにティ・チャラが一度敗れた際には、ナキアやシュリ、エヴェレット・ロスと共にジャバリ族の下へ赴いてエムバクに協力を頼み、彼らに救われたティ・チャラを復活させ、息子の決戦への出発を見送る。
事後は、ワカンダの評議会の面々と共にワカンダの国王に復位した息子を迎える。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
物語のラストに登場。“デシメーション”から復活したティ・チャラやシュリと共に、ゴールデン・シティの夜景を眺める。
ティ・チャラ / ブラックパンサー
ワカンダの主にして、戦士ブラックパンサーでもある現国王。母国を統治しつつ、国の秘密と平和を守るために戦う。
シュリ
ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。16歳にしてヴィブラニウム工学の天才科学者・発明家でもある。
ワカンダの国王である兄を、その前向きな心で支えていく。
ウンジョブ(N'Jobu)
演 - スターリング・K・ブラウン
日本語吹替 - 遠藤大智
登場作品 - 『ブラックパンサー』
ティ・チャカの弟で、ウンジャダカの父親。ティ・チャラやシュリの叔父でもある。
本編開始から30年前、アメリカでウォー・ドッグとしてスパイ活動にあたり、現地の特殊部隊に加入するが、そこで同じアフリカを故郷に持ち移民や浮浪者となった黒人たちが白人社会から不当に虐げられていることに憤って過激派組織に与し、支配者や有力者への反逆のためにユリシーズ・クロウと結託してヴィブラニウムを母国から盗み出していた。
そして1992年に、滞在先のオークランドに駆けつけた兄にその行いを咎められ、母国への連行を言い渡されるが、ズリに銃口を向けたことで彼を庇ったティ・チャカの行動により、事故的な形で死亡した。
後にハーブを飲用してかつて住んでいたオークランドのマンションの一室を模した不可思議な空間に送られたウンジャダカに声をかけて、「お前と一緒にワカンダに帰国するべきだった」と後悔の言葉を告げて涙ぐむ。
エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス(ウンジャダカ)
元アメリカの秘密工作員にして、アフリカ系アメリカ人の傭兵であるウンジョブの一人息子。父を殺害し、自分をオークランドに置き去りにした伯父一家への復讐と、父の悲願である黒人の社会的立場向上のため、ワカンダのテクノロジーによる世界征服を企んだ。一時はティ・チャラを倒して王位を強奪し、ワカンダを掌握したものの、再戦でティ・チャラに敗れ、絶命する。

その他の部族

オコエ(Okoye)
演 - ダナイ・グリラ
日本語吹替 - 斎賀みつき
ワカンダの国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長を務める、ティ・チャラのボディガード。ティ・チャラの幼馴染みでもあり、皆からの信頼は厚く、自らもワカンダ王族に絶対の忠実を誓い、自ら戦線に赴いてブラックパンサーとしてのティ・チャラをサポートしつつ、彼の成長を見守っている。海外の人間や他の現代文明の武器に対して毒づいたり、潜入先で怪しまれたら先制攻撃を仕掛けるなど、若干横暴な性質も持ち、ティ・チャラから注意されることも稀にあるも、ワカンダ開国と聞かされて、オリンピック誘致やスターバックス開店を想像する一面も見せる。
凛々しく威厳ある振る舞いを崩さない生粋の女性戦士で、男顔負けの戦闘能力を持ち、ハイテク武器やツールの操作まで数多くの技能をマスターしている。
描写
『ブラックパンサー』
冒頭のサンビサ森林では、ティ・チャラと共闘して任務中だったナキアを迎え、 ワカンダの王位継承の儀式でもティ・チャラの即位を祝福し、釜山でもユリシーズ・クロウの一味を相手に活躍するが、ウンジャダカが王位を乗っ取った際には、王族に忠実な立場ゆえに従わざるを得なくなってしまった。
しかし、ティ・チャラが復活して現れると、部下たちと共にウンジャダカへ反旗を翻して戦いを挑み、後に恋人であるウカビたちボーダー族を降参させる[注釈 4]
物語のラストでは、ティ・チャラたちと国際連合ウィーン事務局に趣き、ワカンダ開国宣言に立ち会う。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でもドーラ・ミラージュ隊長としてティ・チャラと共に戦線に立ち、“アウトライダーズ”の侵攻からワカンダを守るために戦う。
ワカンダに来訪したアベンジャーズをティ・チャラたちと迎え、アウトライダーズとの戦地に赴く際には“ハルクバスター”を装着しながら転倒したブルース・バナー/ハルクに冷たい視線を向けたが、決戦の際には、アウトライダーズ相手にも善戦しただけでなく、ナターシャ、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチと連携してプロキシマ・ミッドナイトと戦った。デシメーションの影響は免れたものの、ティ・チャラが塵と化して消滅する瞬間を目の当たりにしてしまう。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作では、ティ・チャラを喪ったワカンダを拠点に、治安維持活動を行い、ナターシャたちとも活動報告し合う戦友となっている[注釈 5]
クライマックスにおけるサノスの群勢との決戦の際に、ワカンダと繋がったゲートウェイからティ・チャラやシュリ、ワカンダ軍と共に登場し、アベンジャーズに参戦。大乱闘の中、コーヴァス・グレイヴを一突きで刺し倒したり、“ナノ・ガントレット”を運ばせるために多くの女性ヒーローたちとも共闘する場面も見せた。
トニー・スターク/アイアンマンによってサノスの群勢が消滅し、戦いが終わると、ティ・チャラやシュリと共にトニーの葬儀に参列する。
アヨ(Ayo)
演 - フローレンス・カサンバ
日本語吹替 - 織部ゆかり
ドーラ・ミラージュの隊員の一人で、部隊のNo.2的存在。オコエ以上に厳しい表情と態度で身構えていることが多く、ワカンダ国外の人物にやや高姿勢な物言いをぶつけることがあるが、亡命したバッキーのディプログラミングに自ら助力するなど仁心も秘めた女性で、外国の屈強な男性軍人も圧倒できるほどの戦闘能力まで有している。
描写
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
本作ではオコエに代わってティ・チャラの護衛を任されており、ティ・チャラのスカウトに現れたナターシャを睨むように見つめていた。
『ブラックパンサー』
本作の序盤では、帰国したティ・チャラたちを迎えるラモンダとシュリの横に立ち、王位継承の儀式(2回目)では、観戦中にティ・チャラが挑戦者であるウンジャダカに追い詰められた際に、オコエに指示求めてティ・チャラの方が王に相応しいと考えていた素振りを見せた。クライマックスでは、オコエの指示を受けてティ・チャラの援護へ数人の隊員と向かい、激戦の最中にナキア・オコエ・シュリと共にボーダー族に追い込まれるも、ジャバリ族に救われた。
物語のラストではティ・チャラたちに同行し、ワカンダ開国宣言に立ち会う。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でも、ワカンダを守るためにドーラ・ミラージュの一員としてサノスの群勢に戦いを挑む役割で登場。ティ・チャラやオコエたちと共にワカンダに来訪したアベンジャーズを迎えると、自身はマインド・ストーンの摘出手術を実行するヴィジョンとシュリの護衛に付く。サノスの群勢と自国の軍及びヒーローたちの激戦が開始されてから暫くすると、ラボに侵入してきたコーヴァスに挑むも、敗れてしまう。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
本作ではヘルムート・ジモの脱獄を知り、彼を捕縛する目的で登場する。リガの町中に“キモヨ・ビーズ”を置いてバッキーを呼び込み、前国王のティ・チャカを死に追いやったジモへの憤りを隠さずに彼をワカンダに引き渡すよう迫るが、ジモを脱獄・同伴させている理由を聞くと、バッキーに8時間の猶予を与えた。
そして8時間後に、ジモを連行しようとするジョン・ウォーカー/キャプテン・アメリカ(2代目)からの管轄権の主張と馴れ馴れしい振る舞いに怒って乱闘となり、完膚無きまでにウォーカーたちや途中で止めに入ったバッキーを制圧。彼らの左義手を取り上げなかった代わりに、ジモに逃亡されてしまう。この争いでバッキーとの間に溝が生じかけるも、後に“ソコヴィア”で結果的にバッキーからジモを引き渡され、彼に今回の件を懸念して「当分ワカンダに来るな」と忠告。去り際にバッキーからサム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ(3代目)の新装備開発の依頼を受け、了承する。
エムバク(M'Baku)
演 - ウィンストン・デューク
日本語吹替 - 木村昴
ワカンダの山奥に棲み、長い間ワカンダ王家とは距離を置いてきたジャバリ族の族長。
一見頑迷で好戦的な硬骨漢だが、母国や同族への愛は誰よりも強く、決闘で自分の負けを認める潔さと借りはきちんとした形で返す義理堅さも併せ持つ。また他者の話の傍らで退屈そうに欠伸をしながら待つやや呑気な顔も見せ、子どももいるらしい。木製の杖を武器として愛用し、ハーブの力を失った状態のティ・チャラを苦しめるほどの戦闘能力も持つ。以前は古来より他部族から不当に扱われたことから王家を嫌悪していた。
描写
『ブラックパンサー』
ティ・チャラの王位継承に反対の意向を示して、即位の儀式での決闘で彼と打ち合って善戦するが敗北し、ティ・チャラの温情で命は失わずに済んだ。
その後、ウンジャダカとの決闘で意識不明となったティ・チャラを、決闘で命を奪わなかった借りから介抱し、回復した彼らから援護を求められるも一度は拒否した。しかし、クライマックスでは部族総出で戦場に現れてナキアやシュリたちの窮地を救い加勢する。
事後は、ワカンダの評議会にジャバリ族の族長として参加し、ワカンダの国王に復位したティ・チャラを迎える。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でも物語の後半にジャバリ族を率いてティ・チャラに協力。ティ・チャラとは「兄弟」と呼ぶほどの仲になっていた。サノスの軍勢を相手に激戦を繰り広げるも、同族たちがデシメーションによって消滅する様子に直面してしまう。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
クライマックスのサノスの群勢との決戦において、復活したヒーローたちや彼らと所縁ある大勢の戦士たちと共にゲートウェイから現れて参戦する。
ナキア(Nakia)
演 - ルピタ・ニョンゴ
日本語吹替 - 皆川純子
登場作品 - 『ブラックパンサー』
ワカンダのスパイ“ウォー・ドッグ”の一員として世界各国で活動している、ティ・チャラの幼馴染みの女性。かつてはドーラ・ミラージュに属し、ティ・チャラと恋人同士だったが、世界で虐げられる弱者を見過ごせず、彼らを救うため国外でスパイ活動に励むようになり、母国には戻らなくなった。そのためティ・チャラとは別れたものの、彼からは今もなお恋心を寄せられ、自身もティ・チャラへの未練を断ち切れないでいる。
明朗快活な性格で、ティ・チャラにはワカンダの文明を世界に広めるべきだと勧めても受け入れられずに不満を募らせることもあるが、父を亡くした喪失感や国王としての責務に苦悩する彼を支えようと向き合う優しさを見せる。スパイとしての使命感も強く、母国語だけでなく韓国語を披露したり、自ら溶接で仕上げた愛用の武器であるチャクラムでの戦闘は勿論、銃器の取り扱いや自動車の運転まで、非常に優れた実力や、エムバクにハーブを託して、倒されたティ・チャラの代わりにウンジャダカと戦って貰おうと提案する奇抜な発想力を持つ。
アフリカの奴隷商人らの動向を探り、誘拐・拉致されて移送中の黒人女性たちを解放するための内偵中に、ティ・チャカの葬儀と王位継承の儀式への参加を希望するティ・チャラの願いを了承し、内偵を完了させてワカンダに戻る。その後はティ・チャラたちと行動を共にしていき、釜山でのクロウを追う任務から、ワカンダを掌握したウンジャダカとの戦いまで奔走し、後者ではドーラ・ミラージュ時代の赤い防護服に身を包んで参戦する。
事後はティ・チャラと再び恋仲となり、出向いたウィーンの国連事務所でも彼と2人で手を繋ぎながらスピーチの場へ向かう。
ウカビ(W'Kabi)
演 - ダニエル・カルーヤ
日本語吹替 - 中井和哉
登場作品 - 『ブラックパンサー』
ボーダー族の族長にしてティ・チャラの親友であり、オコエの恋人。国を脅かし、両親を殺したクロウに憎悪同然の激しい怒りを抱いて自らの手で処刑することを願ったり、ティ・チャカが一貫し続けてきたワカンダの世界に対する閉鎖的な姿勢を懐疑的に捉えるなど、強硬派的な立場の男である。
儀式では親友としてティ・チャラを応援して彼が勝利すると喜び、後にティ・チャラからクロウの連行を約束されたが、取り逃してしまったと知らされると失望し、ティ・チャラに従うことに抵抗を覚え始める。そして、国境に現れたウンジャダカが差し出したクロウの亡骸を見て、ワカンダの変革を目的に彼と結託し、王位を奪われたティ・チャラに見切りを付けてしまった。更に国が変わるためには死者が出たとしても戦争が必要だと主張し、ウンジャダカのやり方を疑問視するオコエと袂を分かってしまう。
クライマックスでは、ウンジャダカの命令で先陣を切り、ボーダー族を率いてティ・チャラやドーラ・ミラージュと大乱戦を繰り広げるが、エムバクらジャバリ族の加勢によって追い詰められてしまい、最後の足掻きとしてエムバクを葬ろうとしたものの、立ちはだかったオコエとは戦えずに降伏する。
ズリ(Zuri)
演 - フォレスト・ウィテカーデンゼル・ウィテカー(若年期)
日本語吹替 - 玄田哲章後藤光祐(若年期)
登場作品 - 『ブラックパンサー』
ワカンダの王位継承の儀式を取り仕切る高僧で、ティ・チャカの側近でもあった長老的存在。ティ・チャラの良き教育係にして相談相手でもあり、豊富な人生経験からくる知恵を以ってして、彼に王の心得など数多くのことを教えてきた人格者である。父親の名は“バドゥ”。共同墓地で神秘のハーブの管理も担当している。若い頃はウォー・ドッグの一人で、ティ・チャカの命令で“ジェームズ”と名乗り、ウンジョブの動向を報告していた。そのため、ティ・チャカのウンジョブに対する秘密を共有し、現在に至る。
儀式の際にはティ・チャラにハーブの力の抹消と授与も行い、彼の王位継承を祝福した。しかし後にティ・チャラに彼の父の秘密を打ち明け、ワカンダに現れたウンジャダカが申し込んできた儀式の決闘も取り仕切るものの、ティ・チャラが殺されそうになると規則違反を覚悟で「殺すなら私を殺せ」と止めに入り、怒ったウンジャダカの一撃を受けて絶命する。
コリスワ(Xoliswa)
演 - サイデル・ノエル
登場作品 - 『ブラックパンサー』
ドーラ・ミラージュの隊員の一人。クライマックスでは、オコエたちと共にウンジャダカに白兵戦を仕掛けたが、ウンジャダカに取り押さえられ、咽喉を斬られて絶命する。
グリオ
声 - トレバー・ノア
登場作品 - 『ブラックパンサー』
シュリのラボで起動する人工知能。

亡命者

ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ / ウィンター・ソルジャー / ホワイトウルフ
第二次世界大戦中に行方不明になり、ヒドラによって同組織の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”に改造・洗脳された、スティーブの相棒にして、子ども時代からの親友。アベンジャーズの内乱時に指名手配された一件から、ティ・チャラの温情でワカンダに亡命。洗脳を解くために冷凍睡眠などの処置を受け、“ホワイトウルフ”の称号を授かり、数年間滞在した。

役職

ウォー・ドッグ(War Dogs)
世界各地で諜報活動を行うワカンダの国際スパイ。ワカンダの秘密を狙う外敵の対処と、ワカンダが世界から隔絶しないように、国際的動向の調査を主任務とする。彼らの下唇の裏には、ワカンダ人の証明である青く光る象形文字のタトゥーが彫られている[注釈 6]
ナキアはこの役職に就いており、かつてはウンジョブとズリもスパイだった。
ドーラ・ミラージュ(Dora Milaje)
ワカンダ国王直属の親衛隊であり、本国最強の女戦士部隊。オコエが隊長を務め、隊員たちは皆スキンヘッドが特徴で、オコエに鍛えられた選りすぐりの戦闘能力を誇る者たちであり[15]、国王への忠誠心も厚い。赤い防護服を着用し、戦士を守り階級を表す首のリングとビーズで飾られた甲冑を身に付け[注釈 7]、“ヴィブラニウム・スピア”で武装する。海外で国王と行動を共にする際には、目立たない黒の衣装を着る[16]。ナキアもかつてウォー・ドッグに就く前には、この部隊に属していた。ダホメ王国に実在した女性軍団をヒントにしている[17]
ワカンダ・デザイン・グループ(Wakandan Design Group)
シュリのラボを活動拠点とし、シュリに率いられる世界最高水準の技術開発チーム。その技術力を活かして、ワカンダ国民の暮らしから業務にまで幅広い分野で使われる、ヴィブラニウム製のものを中心とした世界屈指の超高性能ツールやビークルなどを多数開発しており、今日でもシュリたちによって最新鋭の発明品が生み出されている。

アイテム・ツール・テクノロジー

ヴィブラニウム
遥か太古の昔に、宇宙からの隕石として地球にもたらされ、ワカンダの鉱床で採掘されるようになった、頑強で不可思議な性質を秘める鉱石。
ハーブ(Heart-Shaped Herb)
登場作品:『ブラックパンサー』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
紫色に光るハート形をした神秘のハーブで、太古の昔にアフリカ大陸に落着したヴィブラニウム隕石のエネルギーを受けて変異した特殊な植物。ワカンダでは女神“バースト”に与えられたと伝わり、ワカンダ国王/ブラックパンサーだけがこれを摂取することを許されているため[注釈 8]、ズリが共同墓地で管理している。液体状にすり潰して飲用すると、全身に数秒間神経状の模様が浮かびつつ若干の苦しみを負い、皮膚の一部が一瞬紫色に光るという過程を経て、超人的な筋力や俊敏さなどの身体能力と、研ぎ澄まされた認知能力を得ることができ、飲用した者の弱った生命力を強化させる作用もある。飲用した直後に砂や雪に全身を埋めて眠ることで、意識が不可思議な空間に送られ[注釈 9]、そこで自身の先祖たちとの邂逅・対話が可能となる[注釈 10]。また、これによって得た力を抹消する別の薬草も存在し、ワカンダの国王が即位する際の儀式で、現国王は王座に挑戦する者と公平に対決するためにこれを飲用して力を抹消しなければならない[注釈 11]
ティ・チャラやウンジャダカが飲用したが、ウンジャダカが儀式を終えた直後に、彼の指示で共同墓地にあるこの植物は全て焼き払われてしまった。しかしその直前に、ナキアが一欠片分だけ採取し、後に意識不明状態のティ・チャラを助命する。
シュリは重い病に侵されていたティ・チャラをこのハーブで人工的に再生させ治療しようと試みるが完成に至らず、ティ・チャラは亡くなる。

ツール・武器

ワカンダのツールや武器の大半は、ヴィブラニウムを素材に作られており、その幾つかは金属探知機を通過しても検知されない[注釈 12]

ブラックパンサーのツール
黒豹モチーフの戦闘服“ブラックパンサー・スーツ”を主武装とし、場合によって“EMPビーズ”なども行使する。
ロイヤル・リング[18]
ワカンダ国王の証である指輪。現代では、ティ・チャラとウンジャダカに受け継がれている。
キモヨ・ビーズ(Kimoyo Beads)
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
ワカンダの国民がブレスレットとして片腕にはめているヴィブラニウム製の数珠。一見何の変哲も無い数珠だが、通話相手の立体映像を投影できる[注釈 13]高性能の通信機であるほか、ワカンダ製の航空機の操作も可能で、外した珠1個のみでも、微弱な音を発したり、重傷者の傷口に埋め込んで一時的に容体を安定させる応急処置用の医療器具としても使用できる。但し、独自の文化を築いたジャバリ族のみは使用していない。
リモート・アクセス・キモヨ・ビーズ(Remote Access Kimoyo Beads)
登場作品:『ブラックパンサー』
派生改良型のディスク型キモヨ・ビーズ。ワカンダで造られたビークルに投げて張り付けるとシュリのラボ内に、貼り付けた対象と同型の単色の立体映像が出現する。立体映像のコクピットは対象のビークルと同等のもの若しくは別のものいずれかを選択して出現させることができ、これを操縦することでビーズが貼り付けられた対象を遠隔操作できる。
釜山で、クロウを追うティ・チャラがレクサス・LC500の1輌に貼り付けてシュリが遠隔操作し、ティ・チャラをサポートした。ワカンダの王位を奪ったウンジャダカによる内乱時には、ロイヤル・タロン・ファイターに貼り付けられてエヴェレットが遠隔操作する。
スニーカー(Sneakers)
登場作品:『ブラックパンサー』
ティ・チャカが観賞していた古いアメリカ映画をヒントにシュリが作った特殊な靴。普段は靴底の形状だが、その上に足を乗せると全自動で靴型となり履くことができる。これを履いて歩いても足音を吸収して響かせない特殊機能も有しており、その機能からシュリは“スニーカー(=sneaker=忍び足)”と名付けた。
通信用チップ
登場作品:『ブラックパンサー』
シュリが新開発した小さな通信装置。通信範囲は無制限であると共に、吸着機能や盗聴機能まで搭載されている。
釜山ではカジノでティ・チャラ、ナキア、オコエの通話と、ティ・チャラがエヴェレットによる一度身柄確保されたクロウへの尋問の盗聴、ウンジャダカによる内乱時にはシュリからエヴェレットへのアドバイスにと、多くの場面で使われる。
リング・ブレード(Ring Blades)
登場作品:『ブラックパンサー』
中央部にエネルギーが走っている、近接攻撃と投擲に使用される一対の大型チャクラム。シュリのラボのサンド・テーブルに、ナキアがドーラ・ミラージュ時代に着用していた赤い防護服と共に収納されていたが、ウンジャダカらに立ち向かうためにナキアが使用する。
ヴィブラニウム・スピア(Vibranium Spear)
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
オコエたちドーラ・ミラージュの隊員の主武装である長槍。伸縮機能と放電機能も有している。
ソニック・スピア(Sonic Spear)
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ボーダー族の戦士たちの主武装である長槍。穂先に「一発で戦車も吹き飛ぶ」と言われるブラストを放つ“ソニック・キャノン”が内蔵されている。
ウンジャダカが数千本量産させたこの武器を、最初に世界中の黒人たちに配ろうとして輸送させたが、エヴェレットが輸送機を撃墜したことで失敗。ティ・チャラやシュリも内乱で使用し、後者ではティ・チャラがドラゴン・フライヤーへ豪快に投擲して一発で撃ち落とす。
サノスの群勢がワカンダに侵攻した際には、アウトライダーズに対して効果を挙げている。
ヴィブラニウム・ガントレット
シュリが戦闘で愛用する、豹の頭部を模した一対のガントレット。
古代の剣と槍[19]
ティ・チャラとの挑戦の儀式でウンジャダカに提供された長槍との形をした
シールド・バリア
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ボーダー族が使用する防壁のバリア。青を基調色とし、多数の象形文字がプリントされたマントを前面に張ることで、マントに織り込まれたヴィブラニウムの作用で高さ数メートルのバリアを張る。
また、バリア機能は使用していないものの、内乱時にナキアたちがシュリのラボに潜入する際にも、バリア機能を持つものと同デザインのマントを羽織っている。
バシェンガの槍(Spear of Bashenga)
登場作品:『ブラックパンサー』
バシェンガが振るっていたと言われる長槍。現代ではズリが王位継承の儀式の際に携える。ティ・チャラとウンジャダカの最初の決闘でズリは、ティ・チャラが危機に瀕すると、これを用いてウンジャダカを一度制止したが、逆にウンジャダカに奪われて、自身が刺し殺されてしまう。
ワカンダの盾(Wakandan Shields)
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ワカンダの戦いの直前に、スティーブがティ・チャラから受け取ったヴィブラニウム製の盾。長年スティーブが愛用していた盾とは異なり、ベースカラーはチャコールで、形状も縦長且つ先端が刃のようで、伸縮機能も備わっている。2枚存在し、スティーブは両前腕に装着したが、その形状からか劇中では投擲攻撃はせず、打撃のみに使用する。

その他のテクノロジー・ビークル

サンドテーブル(Sand table)
登場作品:『ブラックパンサー』
シュリのラボや、ロイヤル・タロン・ファイターに置かれている特殊なテーブル型装置。内包されている砂で、リンクしているカメラに捉えられた対象を立体化したり[注釈 14]、怪我人用のベッドを形作ったり、アイテムを沈めて収納することまでできる。
ソニック・スタビライザー(Sonic stabilizers)
登場作品:『ブラックパンサー』
グランド・マウンドに構えられるハイパーループ内に多数備わった光るパネル。ヴィブラニウムの力を不活性化させる機能を有し、これを起動させることにより、後述のマグレヴ・トレインにヴィブラニウムを安全に高速輸送させる。
ティ・チャラがウンジャダカとの決戦で、戦いを有利に進めるためにこのパネルの機能を利用することを思いつき、ハイパーループ内に戦いの場を移してシュリにパネルを起動させ、互いのブラックパンサー・スーツの機能を無効にし、トレインが度々通過する中で最後の決戦を展開。このことがウンジャダカに致命傷を与える結果となる。
グリオ(Griot)
登場作品:『ブラックパンサー』
シュリによって造られ、ワカンダにある彼女のラボで起動する人工知能。ロイヤル・タロン・ファイターの遠隔操作を頼まれたエヴェレットを音声サポートする。
ブラックパンサーのジェット機
ティ・チャラがアベンジャーズの内乱の一件の際に操縦した、1人乗りの黒い小型航空機。
ロイヤル・タロン・ファイター(Royal Talon Fighter)
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ワカンダの王家専属航空機。“タロン”は“爪”を意味し、上下から見る外観はアフリカの民族仮面がモチーフである。機体の外装はヴィブラニウム製であるため、体当たりしても大破しないほど頑強。乗降は後部から下がる階段で行い、コクピットの操縦席は単座式で操縦桿が無い。コクピット中央にはサンドテーブルが設置され、ステンドグラスの床はカーゴハッチとなっている。機体後部に1基、底部に3基備わった磁気浮上式エンジンで高速飛行し、VTOLやホバリング、クローキング機能を有し、ワカンダ国民以外にその姿を見せることなく飛行・活動する。機首に備わった2門の砲口から発射するブラストを主武装とし、さらに操縦士が両腕をクロスしてほどく“ワカンダ・フォーエバー”と同様の動作を行うことで機体周囲の敵へ衝撃波を放つ“ソニック・オーバーロード”という機能まで発動できる。
基本的に国王たちの移動や戦闘といった活動に運用されるが、ウンジャダカによる内乱の際にはエヴェレットが遠隔操作により操縦し、ワカンダ開国前にはティ・チャラがオークランドの子どもたちに披露する。
2023年に勃発した最終決戦では、ワカンダと繋がって開いたゲートウェイから戦地に出現し参戦した。
マグレヴ・トレイン(Maglev Train)
登場作品:『ブラックパンサー』
ワカンダ製の磁気浮上式電車。他国のリニアモーターカーを上回るほどの規模と高速走行速度を誇る。ゴールデン・シティや、グランド・マウンドに備わったハイパーループを走り、それぞれ乗客やヴィブラニウムの運搬を主に行っている。シュリのキモヨ・ビーズで発進させることも可能。
レクサス・LC500&レクサス・GS F
登場作品:『ブラックパンサー』
釜山での活動のために、ティ・チャラの指示で現地に配備されたクーペセダン。一見すると市販のレクサス車だが、外装はヴィブラニウム製であるため、普通の銃弾なら受けても傷一つ付かない。
カジノから逃走したクロウを追跡するため、LC500はシュリがラボから遠隔操作してルーフの上にティ・チャラが搭乗。GS Fはナキアが現地で直接運転し[注釈 15]、助手席にオコエが座った。しかし激しいカーチェイスの最中、クロウの反撃で2両とも破壊される。
ドラゴン・フライヤー(Dragon Flyer)
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ワカンダに複数配備されている、トンボのような外観をした戦闘機。2人乗りのコクピットの操縦席は左右の複座式で、操縦士はキモヨ・ビーズをはめた腕で操縦する。機首は前方に曲がり込み、トンボの羽のような主翼を折り畳んで直立姿勢のままロイヤル・タロン・ファイターと同様にVTOLやホバリングが可能。武装は機首に備わった2門の砲口から発射するブラストと、機体下部から射出する電磁パルスケーブル。
ウンジャダカの指示で発進した輸送機の護衛として3機が、妨害に現れたティ・チャラやエヴェレットへの攻撃にも1機ずつ出撃するが、エヴェレットに直接攻撃を仕掛けた機体以外は全て撃墜される。
サノスの群勢との2度にわたる戦いでも複数機投入される。
輸送機
登場作品:『ブラックパンサー』
ウンジャダカが、ソニック・スピアの輸送に世界中の主要都市に派遣しようとした小型輸送機。コクピットは前後の複座式2人乗りで、座席は縦横並列式。本機も操縦士がキモヨ・ビーズをはめた腕で操縦する。
ウンジャダカの指示で3機が発進するが、最初の1機はティ・チャラに、残りの2機はロイヤル・タロン・ファイターを遠隔操作するエヴェレットにそれぞれ撃墜される。
兵員輸送車[14]
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ワカンダの戦士たちを移送するホバーカー。ワカンダの丘に落着したアウトライダーズを乗せたドロップシップに向かうために複数投入され、アベンジャーズやワカンダ軍を乗せて、現地へ向かう。

行事

王位継承の儀式
ワカンダで新国王就任の資格を持つ者が、その王位へ即位するために挑む伝統的な儀式。その儀式はウォーリアー・フォールズでの決闘と、共同墓地での神秘のハーブの飲用の2段階となっている。
ウォーリアー・フォールズでの決闘では、全ての部族の代表者たちが前座の踊りを披露して新国王候補者の入場を迎え、儀式を執り行うズリが、各部族へ儀式の“挑戦者”がいるかどうかを尋ねる。この時、新国王候補者が既に神秘のハーブの力を得ていたら、尋ねる直前にハーブとは別の薬草を飲用して力を一度抹消しなければならない。尋ねられた全部族の代表者は、挑戦の放棄を表明する若しくは挑戦者を名乗り出させる。後者の場合は、ここから新国王候補者と挑戦者の最小限の武装による1対1の決闘が開始され、浅い滝壺に両足を浸からせながら、どちらかが降参或いは死亡することで勝敗が決まり、挑戦者全てに勝利するまで戦い続けなければならない。また、決闘中は自身の仲間たちに武器を構えさせ、自身の背後を取り囲ませることも許可されている。戦いに勝ち続けた者は正式に王位継承者と認められ、その人物による“ワカンダ・フォーエバー”の発声でその場を閉幕する。
そして共同墓地での神秘のハーブの飲用に移り、王位継承者はズリたちによってハーブを飲用され、その直後に一定の時間だけ精神世界で亡くなった近親者を含めた自身の先祖と出会い、言葉を交わせる。これを終えると、王位継承者は晴れてワカンダの国王、そしてブラックパンサーに就任する。
以上が本儀式の流れであり、ティ・チャラは2度に渡ってこの儀式に臨み、1度目は実質的な参加資格を持っていないにもかかわらず挑戦してきたエムバクに苦戦しながらも勝利し、王位を継承したが、2度目はウンジャダカの挑戦に敢えて応えたものの敗北し、王位を奪われてワカンダを一時支配されることとなった。

各作品での描写

アイアンマン2
本作では直接の言及はないが、物語の終盤でトニーとニック・フューリーの背後のモニターに映し出された地図に本国の位置が大まかにマーキングされている。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
MCUにおいて初めて国名が登場。クロウが入手したヴィブラニウムの唯一の原産国と判明し、ブルースが初見で発音を間違えながらも国名を口にする。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
MCUにおいては初めて、ティ・チャカとティ・チャラ、その別の顔であるブラックパンサーが登場する。本作の終盤ではスティーブとバッキーの亡命先として国の内部も初めて描かれる。
本作ではティ・チャラとティ・チャカがコサ語で会話するシーンがあり、ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたボーズマンは「ワカンダがどこにあるかに基づいて地域的なアクセントを付けている。キャラクターの文化的側面を大量に調査し、たとえ架空の文化でも、実際のアフリカの文化と地続きになる方法を考えた」と述べている[20]
ブラックパンサー
本作でワカンダが顕著に描かれ、劇中でその背景と文化をさらに進展させた。原作同様、ブラックパンサーの超人的な強さは、神秘のハーブによって得られていることも描写されている。本作開始時点では国王は不在で、新しいブラックパンサーであるティ・チャラが、王として母国を隠し守り続けたい忠誠心と、国境を越えて混沌とした外界を助けたい良心との葛藤や、ウンジャダカとの王位の争奪戦が描かれる。最終的にティ・チャラはウンジャダカを打ち負かし、国連の演説にて真のワカンダを世界中に明らかにした。
本作の人気によって、現実での世界中の選手や有名人の間で、勝利後に“ワカンダ・フォーエバー”の敬礼を表明することが流行した[21]
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
本作では物語の後半から登場。サノスが“6つのインフィニティ・ストーン”を狙っていることを知ったアベンジャーズは、ヴィジョンの額から彼を殺さずにストーンの1つであるマインド・ストーンを取り除くため、本国を訪れる。そこにサノスの群勢の攻撃を受け、アベンジャーズはワカンダ軍に加勢し応戦するが、ストーンを6つ揃えたサノスによってデジメーションが発生。ティ・チャラやワカンダの多数の戦士と、数名のヒーローが塵と化して消滅してしまう。
アベンジャーズ/エンドゲーム
本作ではクライマックスの最終決戦時に、ゲートウェイで戦地と繋がった場所の1つとして登場し、アベンジャーズの尽力で消滅から復活したティ・チャラたちワカンダ軍やヒーローがここから戦地に駆け付けた。エンディングでは、ティ・チャラがシュリやラモンダと3人でゴールデン・シティの夜景を眺める。
ファルコン&ウィンター・ソルジャー
本作では、バッキーとアヨの回想シーンにのみ登場。サノスの群勢の攻撃を受ける以前の2018年に、夜の山奥で焚火を前にしたバッキーがアヨの協力の下、自身にかけられた洗脳が解けたことを実感する様子が描写される。

他のメディア

テレビ

OVA

  • Ultimate Avengers 2』では、エイリアンの侵攻の標的として登場。外部のすべての者を敵とみなす極度の孤立主義国家として描かれる。

ゲーム

その他

アメリカ合衆国農務省インターネット上に公開した自由貿易協定のリストに、架空の国家であるワカンダが記載されていたことがある(その後削除)。同省の報道官によると、システムの動作確認のためのテストファイルを誤って公開してしまったものだという[24]

脚注

注釈

  1. この地域は現実ではイレミ・トライアングルとして知られる国境地域で、周囲の国々が領有権を主張している。
  2. シビル・ウォー』では描かれた地図に加え、立地が海岸から遠く離れた中央山脈の中にある内陸国であることが裏付けられた。
  3. このサイは、戦闘時にウカビが角笛を吹いて呼び寄せ、地面を掘りながら現れる。
  4. 降参の直前に、ウカビが騎乗していたサイに、敬愛の意思表示のように頬を舐められた。
  5. ナターシャたちとホログラム通信する場面では、アフリカプレートの海底地震が発生したことと、その対策として今は様子見することを報告した。
  6. この役職に就いていないウンジャダカの下唇の裏にも彫られている。
  7. 設定では、このビーズはドーラの戦士たちが自分の娘へと引き継いでいく家族のお守りとしての役割も果たすと言われる。
  8. 但し飲用する際には、自分自身で直接飲用するのではなく、他者に飲用させてもらわなければならない様子である。
  9. ティ・チャラは1本の樹木が立った草原へ、ウンジャダカは幼少期に父と住んでいたマンションの一室を再現した空間へそれぞれ送られたが、いずれも紫色の空に覆われていた(ティ・チャラが2度目に送られた際には通常の太陽のような色の空に覆われていた)。
  10. 邂逅・対話を終えて目を覚ますと、数秒間だけパニック状態のように自我が不安定になる。
  11. 力を抹消させる薬草を飲用する際も他者に飲用させてもらわなければいけない様子で、これも飲用すると全身に数秒間神経状の模様が浮かび、若干の苦しみを伴う。
  12. ティ・チャラたちが釜山のカジノを来訪した際には、彼らがツールや武器を所持したまま通過した金属探知機が反応しておらず、ウンジャダカも“ソニック・スピア”が「探知機に発見されない武器」と明言している。
  13. 通信時には、通話相手の前面のみを着色した上半身を、砂によるホログラムで身体のサイズを除いて鮮明に再現し、数人の珠を合わせて同一の通話相手を投影させることも可能。
  14. 立体化した砂は、手にとった者の手元で崩れることなく保持することも可能。
  15. この時彼女は、カジノでハイヒールが脱げてしまったため裸足でペダルを踏んでいた。

参考

  1. GEORGE GENE GUSTINES (2016年7月22日). “Marvel’s World of Wakanda Will Spotlight Women, on the Page and Behind It”. NYT. https://www.nytimes.com/2016/07/23/books/black-panther-marvel-comics-roxane-gay-ta-nehisi-coates-wakanda.html 2016年7月26日閲覧。
  2. Cronin, Brian (2010年9月19日). A Year of Cool Comics – Day 262”. Comic Book Resources CSBG Archive. 2010年9月29日閲覧。
  3. The surprising religious backstory of ‘Black Panther’s’ Wakanda
  4. Kenya: The Kamba tribe, including its traditions and beliefs; the religion practised; and whether female genital mutilation is practised
  5. Black Panther: storia, cultura, geografia e religioni del Wakanda,
  6. Black Panther – Découvrez la vraie signification de Wakanda
  7. Fantastic Four vol. 3 #21
  8. Michael Hoskin, Anthony Flamini, Eric J. Moreels & Stuart Vandal (w). Marvel Atlas, no. 2 (2008年5月). Marvel Comics
  9. Searching for Wakanda: The African Roots of the Black Panther Story
  10. Conceptualizing the Black Panther
  11. ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 145
  12. ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 144
  13. Teen Vogue, Black Panther
  14. 超全集 2019, p. 157
  15. 超全集 2019, p. 156
  16. ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 151
  17. 映画のモデルとなった女性兵士軍団 ダホメ王国を守る”. 日本経済新聞 (2023年2月9日). 2023年12月14日閲覧。
  18. 超全集 2019, p. 151
  19. ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 153
  20. Russell, Scarlett (March 11, 2016). "Captain America: Civil War won't be visiting Black Panther's home country Wakanda". Digital Spy.
  21. Weaver, Hilary. “The “Wakanda Forever” Symbol Is Showing Up Everywhere” (英語). Vanities. https://www.vanityfair.com/style/2018/03/the-black-panther-wakanda-forever-symbol-is-showing-up-everywhere 2018年3月27日閲覧。
  22. Todd Spangler (2015年10月9日). ‘Marvel Battlegrounds’ Disney Infinity Play Set Features Revealed – Variety”. Variety.com. 2018年2月21日閲覧。
  23. Schmidt, Joseph (2017年7月21日). SDCC17 Marvel Vs. Capcom: Infinite: Live Blog”. Comicbook.com. 2018年2月21日閲覧。
  24. マーベルの架空の国「ワカンダ」、米自由貿易協定リストに、AFPBB News、2019年12月20日 11時53分。

参考文献

  • 『マーベル・スタジオ・ビジュアル・ディクショナリー』デアゴスティーニ・ジャパン、2019年。ISBN 978-4-8135-2270-6。
  • 『アベンジャーズ マーベルヒーロー超全集 (てれびくんデラックス愛蔵版)』小学館、2019年。ISBN 978-4-09-227211-8。

外部リンク

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