戸塚道路
戸塚道路(とつかどうろ)は、神奈川県横浜市戸塚区柏尾町から同区戸塚町に至る全長4キロ (km)の国道1号のバイパスである。現在は道路の通称(道路名)が付けられていない。建設の経緯からワンマン道路とも呼ばれる。
| 一般国道 | |
|---|---|
![]() | |
| 戸塚道路 | |
| 起点 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
| 終点 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
| ■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 | |
| 接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
凡例
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

戸塚道路(矢沢立体付近)
並行する国道1号旧道(柏尾戸塚線)や藤沢バイパスに至る区間などについても述べる。
概要
- 起点:神奈川県横浜市戸塚区柏尾町(不動坂交差点)
- 終点:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町(大坂上)
- 全長:4.0 km
- 車線数:3車線(不動坂交差点 - 横浜新道戸塚終点)、4車線(横浜新道戸塚終点 - 大坂上)
歴史
| 一般国道 | |
|---|---|
![]() | |
| 横浜新道 戸塚支線 | |
| 戸塚道路 | |
| 路線延長 | 4.2 km |
| 制定年 | 1955年(戸塚道路) 1959年(横浜新道) |
| 開通年 | 1955年 |
| 廃止年 | 1964年 |
| 起点 | 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町 |
| 終点 | 神奈川県横浜市戸塚区汲沢町 |
| ■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 | |
変遷
戸塚道路は、1953年(昭和28年)に第4次吉田内閣のもとに建設決定となる[1]。
この道路は戸塚道路として1955年2月1日に開通し、1959年10月28日 に横浜新道へ編入され、この区間の償還が終わった1964年12月16日に無料開放された。
なお、大坂上 - 吹上交差点間は、戸塚道路建設に合わせて再整備した道路であり戸塚道路ではない。
建設に至る経緯
元々は、東京 - 御殿場間の弾丸道路の一部として計画していたが、大磯に私邸を構えていた当時の首相吉田茂が東京に向かう際に、国道1号と東海道本線が交差する戸塚駅の北側にある「戸塚大踏切」の渋滞に業を煮やし建設を指示したという逸話があり[1]、吉田のニックネーム「ワンマン宰相」から、「ワンマン道路」[2]あるいは「ワンマンバイパス」という異名をとった。
この戸塚大踏切は、平日の朝を中心に踏切が開かない「開かずの踏切」であったが、2015年3月にアンダーパスができて踏切は廃止された[2]。
「#柏尾戸塚線」も参照
年表
- 1952年(昭和27年)6月6日 : 道路整備特別措置法(旧)により計画される。
- 1953年(昭和28年)1月17日 : 閣議決定により建設を佐藤栄作建設相(当時)が表明する。
- 1955年(昭和30年)
- 1956年(昭和31年)
- 1959年(昭和34年)10月28日 : 戸塚道路の区間に、神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台から同市戸塚区上矢部町までの区間を追加して有料道路横浜新道とする[7]。神奈川県横浜市戸塚区柏尾町から同区汲沢町までの区間は横浜新道戸塚支線となる[4]。
- 1964年(昭和39年)12月16日 : 横浜新道戸塚支線の区間を無料開放する[8]。
- 1968年(昭和43年): 矢沢交差点の立体交差化が完成する。
路線状況
戸塚駅周辺
戸塚大踏切
- 国道1号旧道(柏尾戸塚線)の戸塚駅付近にあった踏切で、正式名称は東海道踏切(とうかいどうふみきり)[13]。JR東海道本線の東京駅から40.807キロメートル (km)の位置にあり、踏切の幅は15.3メートル (m)である[14]。JR東海道本線・横須賀線・貨物線の上下線6本の線路が通っており、交通ラッシュ時には1時間(60分)のうち57分間は遮断機が降りたままの状態になるという、日本国内有数のいわゆる「開かずの踏切」として知られた[15]。通勤・通学ラッシュ時間帯にあたる6時から9時までと、16時から21時までの1日あたりのべ8時間は、道路側の自動車通行は通行止めとなっていた[15]。
- 国道1号のボトルネック踏切にもなっており、戦後のモータリゼーションおよび、鉄道本数の増加に伴って、交通渋滞も深刻化していった[1]。国土交通省が2005年(平成17年)から本格的な「開かずの踏切」対策に乗りだし、2014年(平成16年)1月に人道橋「戸塚大踏切デッキ」が完成、2015年(平成17年)3月25日に踏切に代わって線路下をアンダーパスする自動車トンネルの完成をもって踏切は閉鎖され、128年間の歴史に幕を閉じた[2]。
通行止時間中の戸塚大踏切
午前6 - 9時、午後4 - 9時、車両通行止となっていた
戸塚駅東口が再開発される前の戸塚大踏切
戸塚大踏切デッキ(2021年8月)
不動坂交差点
交通量
平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
- 戸塚区矢部新田1419: 56,940台
- 戸塚区原宿687: 38,712台
- 戸塚区柏尾町560: 18,336台
- 戸塚区戸塚町3847: 9,492台
地理
交差する道路
- 国道1号旧道・県道401号瀬谷柏尾線(不動坂交差点)
- 横浜新道(戸塚終点)
- 県道22号横浜伊勢原線(矢沢立体・交差点)
- 国道1号旧道(大坂上立体): 戸塚道路はここまで(この付近に箱根駅伝の戸塚中継所がある)
- 横浜環状南線(戸塚IC予定 / 吹上交差点)
- 市道18号環状4号線・県道23号原宿六ツ浦線・県道402号阿久和鎌倉線(原宿トンネル・交差点)
- 神奈川県道402号阿久和鎌倉線(影取町交差点)
- 神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線(藤沢バイパス出口交差点): 藤沢バイパスに連絡
ギャラリー
不動明王堂と大山道の道標
大坂付近
脚注
- 佐藤健太郎 2015, p. 99.
- 佐藤健太郎 2015, p. 100.
- 同年3月7日、建設省告示第162号「一級国道一号線の改築工事の終了区間」
- JH日本道路公団『日本道路公団(JH)年報(平成15年版)』2003年
- 1956年(昭和31年)10月1日、道路公団公告第5号「戸塚道路料金徴収時間変更広告」
- 同年1月22日、建設省告示第45号「一級国道一号線に係る道路整備特別措置法の規定により改築した区間(横浜市)について徴収する料金の額及び料金徴収期間を定める件」
- 同年10月22日、日本道路公団公告第28号「横浜新道料金徴収(戸塚道路料金徴収変更)公告」
- 同年12月14日、日本道路公団公告第47号「横浜新道料金徴収公告」
- 戸塚駅前地区中央土地区画整理事業
- 開かずの「戸塚大踏切」解消へ
- 戸塚アンダーパスがついに開通
- 戸塚大踏切デッキ開通記念式典を実施し、一般供用を開始しました!
- 佐藤健太郎 2015, pp. 97–98.
- 佐藤健太郎 2015, p. 00.
- 佐藤健太郎 2015, p. 98.
- 横浜市会 一般国道1号不動坂交差点改良事業の見直しについて (PDF)
- 国道1号不動坂工区
- 神奈川県指定文化財 益田家のモチノキ
- 街道を見守って三百年/益田家のモチノキ(柏尾町)
- 神奈川県教育委員会 説明板
参考文献
関連項目
- バイパス道路
- 関東地方の道路一覧
- 日本のバイパス道路一覧
- 無料開放された道路一覧
- 箱根駅伝 - 2区および9区のコースに戸塚道路が含まれている。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.
