AMBITIOUS JAPAN!

AMBITIOUS JAPAN!」(アンビシャス ジャパン!)は、東海旅客鉄道(JR東海)が行っていたキャンペーン、およびそのキャンペーンソングとして制作されたTOKIOの楽曲。通算28作目のシングルとして2003年10月1日ユニバーサルミュージックから発売された[3]

AMBITIOUS JAPAN!
TOKIOシングル
初出アルバム『ACT II
B面 駅・ターミナル
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル ロック
時間
レーベル ユニバーサルJ
作詞・作曲
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[2]
  • 2003年10月度月間4位(オリコン)
  • 2003年11月度月間23位(オリコン)
  • 2003年度年間55位(オリコン)
  • 2004年度年間185位(オリコン)
TOKIO シングル 年表
ding-dong/glider
2002年
AMBITIOUS JAPAN!
(2003年)
ラブラブ♥マンハッタン/ALIVE-LIFE
2003年
ACT II 収録曲
VALE-TUDO
(3)
AMBITIOUS JAPAN!
(4)
for you
(5)

オリコンチャート初登場で、前作『ding-dong/glider』に続く通算3作目、かつ2作連続となる首位を獲得した。

概要

「AMBITIOUS JAPAN!」ロゴが貼られていた頃の700系(JR東海所有・C編成)、京都駅にて

JR東海とのタイアップにより制作されたシングルである。文学者中西進の紹介で作詞家なかにし礼と会った当時JR東海社長の葛西敬之が、その場でなかにしに「新しい鉄道唱歌を作って欲しい」と依頼したことが発端となり、なかにしのプロデュースで制作されることになった[4]

表題曲はリリースと同時に、JR東海による東海道新幹線品川駅の開業および東海道・山陽新幹線ダイヤ改正を記念したキャンペーンのCMソングに採用された[3]。また、同線を走る700系電車のうち、JR東海が保有する編成の先頭車側面に、シールによる「AMBITIOUS JAPAN!」の文字が掲出された(300系電車は中間車両の円形ステッカーのみ[注釈 1])。松岡昌宏が制作した本曲のミュージック・ビデオにも700系が頻繁に登場する[5]

キャンペーンは当初2003年末で終了する予定になっていたが、予想以上の反響があったことや、2004年に東海道新幹線が開業40周年を迎えること、また2005年には愛知県で「2005年日本国際博覧会」(愛・地球博)が開催されることなどから延長され、2005年9月25日まで続いた。なお、キャンペーンのキャッチコピーは当初「AMBITIOUS JAPAN! のぞみは、かなう」であったが、後に「AMBITIOUS JAPAN! のぞみはいつも、そこにある」に変更されている。

2003年11月24日からは、JR東海が保有する新幹線車両車内チャイムとしても使用されるようになり[注釈 2][6]、始発駅発車後と終着駅到着前に歌い出しの部分(約10秒)、途中駅到着前と発車後にサビの部分(約5秒)が流れていた[注釈 3]。2018年4月にメンバーの一人である山口達也の不祥事が発覚した際にはチャイムの継続使用の是非がJR東海社内で検討されたが、変更は行わないことになった[7]

2023年2月16日、JR東海は新たなキャンペーン「会いにいこう」の展開に伴い、本曲の車内チャイムとしての使用を終了することを発表した[8]。同年7月21日からは、同キャンペーンのテーマソングであるUAの「会いにいこう」に変更されている[9]

シングルについて

2003年10月1日にユニバーサルミュージックからジャケットが異なる初回限定盤と通常盤の2形態で発売されたのち[10][11]、2009年6月24日にJ Stormより通常仕様として再発売された[12]。これにより、ユニバーサルミュージックから発売された初回限定盤と通常盤は廃盤となった[10][11]

初回限定盤のジャケットはメンバーが走り抜ける横顔を模したものになっているが、当時短髪だった長瀬智也は躍動感を演出するためウィッグを被って撮影した。このジャケットと同じ写真が当時のJR東海の宣伝ポスターや2003年秋期の『東海道・山陽新幹線時刻表』の表紙などに使用された。また、2021年4月28日に発売された氣志團による筒美京平のトリビュート・アルバム『Oneway Generation』のジャケットは、同写真のパロディになっている[13][注釈 4]

本シングルがオリコン1位を獲得したことで、作曲した筒美京平は歌手・プロデュースを含めてオリコン史上初となる「1960年代から2000年代の5年代に渡ってのシングルチャート1位」を達成した[14]

ライブパフォーマンス

音楽特番に出演した際にはよく演奏されており、『NHK紅白歌合戦』では4回(第54回第64回[15]第66回[16]第68回[17])、『FNS歌謡祭』では3回(200320132015)、『テレ東音楽祭』では2回(2014・2015)披露されている。

エピソード

  • サビ直前のコーラス「I get a true love」は、音楽番組において披露する際には城島茂が単独で歌唱するが、この部分が「アヤヤトゥーヤー」に聞こえるとして2021年頃からネット掲示板SNSの間で話題になっており、2022年3月27日放送の日本テレビバラエティ番組ザ!鉄腕!DASH!!』で松岡が同フレーズに言及したに際にはTwitterでトレンド入りするなどの盛り上がりも見せた[18]

収録曲

CD(初回限定盤, 通常盤共通)
全作詞: なかにし礼、全作曲: 筒美京平
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.AMBITIOUS JAPAN!なかにし礼筒美京平船山基紀
2.駅・ターミナルなかにし礼筒美京平蔦谷好位置
3.「AMBITIOUS JAPAN!」(Backing Track)なかにし礼筒美京平 
4.「駅・ターミナル」(Backing Track)なかにし礼筒美京平 
合計時間:

収録アルバム

楽曲 アルバム 発売日 規格品番 備考
AMBITIOUS JAPAN! ACT II 2005年2月2日 UPCH-9171(初回盤) 9thアルバム[19]
UPCH-1404(通常盤)
HEART 2014年7月16日 JACA-5420(初回限定盤1) ベストアルバム[20]
JACA-5423(初回限定盤2)
JACA-5426(通常盤)

カバー

AMBITIOUS JAPAN!

関連項目

脚注

注釈

  1. 2001年に営業運転から外されて各種試験に供されていた試作車のJ1編成は除く。
  2. 同時に、西日本旅客鉄道(JR西日本)が保有する新幹線車両の車内チャイムは「DISCOVER WEST」キャンペーンソングの「いい日旅立ち・西へ」に変更された。
  3. 音源はオルゴール調にアレンジされたものを使用していた。
  4. ただし、本曲のカバーは同アルバムに収録されていない。

出典

  1. THE RECORD 2003年12月号 (PDF). 日本レコード協会. p. 14. 2022年6月25日閲覧。
  2. 【TOKIO】主なランキング記録とプロフィール”. ORICON NEWS. 2021年11月11日閲覧。
  3. AMBITIOUS JAPAN!”. ORICON NEWS. 2021年11月11日閲覧。
  4. TOKIO -AMBITIOS JAPAN!-”. ユニバーサルJ公式サイト. ユニバーサルミュージック. 2003年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月17日閲覧。
  5. 小沢由衣子「TOKIO・松岡昌宏、「あんなに愛情のある曲ない」——「AMBITIOUS JAPAN!」PV撮影秘話明かす」『サイゾーウーマン』(サイゾー)、2023年3月14日。2023年7月21日閲覧。
  6. 鉄道トリビア(10) 東海道新幹線は同じ形式でも2種類ある!”. マイナビニュース. 2021年11月11日閲覧。
  7. TOKIOの新幹線車内チャイム‥「変更の予定なし」(CBCテレビ)”. Yahoo!ニュース. 2018年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月25日閲覧。
  8. 「会いにいこう」キャンペーンの展開について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年2月16日https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042558.pdf2023年2月17日閲覧
  9. JR東海News【公式】 [@JRCentral_OFL] (2023年7月21日). "本日から、新幹線の新たな車内チャイム「会いにいこう」 放送開始です。". X(旧Twitter)より2023年7月21日閲覧
  10. TOKIO / AMBITIOUS JAPAN! [限定][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月24日閲覧。
  11. TOKIO / AMBITIOUS JAPAN![廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月24日閲覧。
  12. TOKIO / AMBITIOUS JAPAN![再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月24日閲覧。
  13. 氣志團の筒美京平トリビュート詳細発表、「強い気持ち・強い愛」や「Romanticが止まらない」をカバー”. 音楽ナタリー. 2021年11月11日閲覧。
  14. WOWOW「ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート」特集”. 音楽ナタリー. 2021年11月11日閲覧。
  15. 「第64回NHK紅白歌合戦」、出演アーティスト全51組の演奏曲目が決定”. rockinon.com. 2021年11月11日閲覧。
  16. 出場歌手・曲順 - 第66回NHK紅白歌合戦”. 日刊スポーツ. 2021年11月11日閲覧。
  17. 『第68回NHK紅白歌合戦』曲目・曲順発表! 安室奈美恵と桑田佳祐も特別出演決定!!”. ORICON NEWS. 2021年11月11日閲覧。
  18. TT (2022年3月28日). “「アヤヤトゥーヤー、まさかの公認」で大ウケ 「鉄腕DASH」で松岡昌宏が言及”. J-CAST. https://www.j-cast.com/tv/2022/03/28434022.html?p=all 2022年5月15日閲覧。
  19. ACT II”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
  20. HEART”. ORICON NEWS. 2022年6月25日閲覧。
  21. SWEETS! FROZEN HOUSE CHOCOLATE[デジパック仕様]”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。
  22. Bon Voyage〜タカラジェンヌと出かけよう〜”. CDJournal WEB. 2022年6月25日閲覧。

外部リンク

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