十字絞

十字絞十字絞め(じゅうじじめ)は、柔道絞技で、腕を十字にして、相手の頸部を絞める技の総称である。

2008世界柔術選手権大会で十字絞を試みるアンドリア・ガウバオ

概要

以下の3種類が存在し、および類似の技や派生技も記載する。

  • 並十字絞
    並十字絞は腕を十字にして、両手の甲が上になる様に、相手の両襟を掴んで、前腕で相手の頸部を絞める技。
  • 逆十字絞
    逆十字絞は腕を十字にして、両手の平が上になる様に、相手の両襟を掴んで、前腕で相手の頸部を絞める技。
  • 片十字絞
    片十字絞は腕を十字にして、片方の手が順手、もう片方の手が逆手になる様に、相手の両襟を掴んで、前腕で相手の頸部を絞める技。

以下の2種類に分ける分類もある。

  • 前絞
    前絞(まえじめ)[1]は相手の前方からの十字絞。ほとんどの十字絞は前絞である。
  • 後十字絞
    後十字絞(うしろじゅうじじめ)は相手の背後から仕掛ける十字絞である。古流柔術界や講道館固め技の分類を制定した昭和60年以前の柔道界では袖車絞(そでぐるまじめ)、袖車(そでぐるま)と呼ぶのが一般的である。書籍『高専柔道の真髄』では並十字絞での後十字絞が紹介されている[2]。また、書籍『柔道 固技教本』(著小室宏二)では片十字絞での後十字絞が紹介されている[3]。柔道界では後十字絞は昭和60年以降、十字絞あつかいされ、袖車絞は別の形態の絞め技を指すようになった。

脚注

出典

  1. 「十字絞(前絞)」 高専柔道技術研究会『高専柔道の真髄』第5刷 2003年11月 172ページ 原書房、 ISBN 4562037059
  2. 「袖車絞」 高専柔道技術研究会『高専柔道の真髄』第5刷 2003年11月 195ページ 原書房、 ISBN 4562037059
  3. 「幻の技術」 小室宏二著『柔道 固技教本』122ページ 晋遊舎
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